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2018年12月31日

2018年総括

2018 世の中的ニュース

今年の漢字は「災」だそうだが、本当に災害が多かったな。東京は被害が少なかったと思うが、9月末の台風で植木鉢が壊れたし、猛暑のせいか塩害のせいか、冬でも咲いていたゼラニウムがすっかり元気をなくしてしまった。北海道も関西も中国地方もどこも大変だったよね。来年は「普通の」年でありますように。

2018 AJ的ニュース

フルタイム勤務をやめたこと。60まではフルタイムで働きたいと思ってたんだけど、やめてみると、まぁこれはこれでいいかと言う気が(笑)。ここまで働けてきたことに感謝。しかし余りに暇すぎるのもどうかと思い、12月からは週勤2日でパートを開始しました。のんびりゆったりで月掃除完全完了は勿論、おうちの整理や編み物・読書も捗っています。

2018 ラッキーだったこと

今年の家族旅行は奄美大島まで遠征。遠くに行くのはなかなか難しくなりつつあるなぁ。行けるうちに行けて良かった。

2018 アンラッキーだったこと

けど、その奄美大島行きでは悪天候のため、羽田から直通の筈の飛行機が熊本上空で折り返し、福岡空港に到着・・・(泣)。ま、当日には行けたので不幸中の幸いではあったけどさ。海を見る時間が少なくなって寂しかったな。

2018 ベスト食べ物

今年もいろいろ美味しいものを食べたのだが、奄美大島の鶏飯(けいはん)をベストにあげておくことにする。シンプルな料理だけど美味しかったな。ツアーでは専門店に連れて行ってくれた(写真はひさ倉のもの)が、ホテルの朝食バイキングで食べたのも美味しかった。

2018 ベストお買い物

1月に買ったロンシャンのトート。
ロンシャンの折り畳みトートは、黄色いショートハンドルを20代の頃に機内持込バッグ用に購入して、長い間旅行の時だけ使っていたのだけど、転職してバッグが小さくなってからは、サブバッグとして重宝していた。通院にも使っていたのだけど、手足症候群予防のために、肩から下げられるロングハンドルが欲しくなった。買うなら黒と決めていた。デパートのロンシャン売り場には持ち手が茶色いのしかないんだけど、街では持ち手も全部黒のを見掛けるんだよな。あれはどこで買えるんだろう? と思っていたら昨年末に近所の鞄屋で発見!1月のセール開始を待って入手したのでした。
買ってみたら折り畳みじゃなかった。でもロングハンドルはどうせ折りたためないのでペタンコに出来るだけで良しとする。黒一色なので面接とかちょっとフォーマルな場所にも使えて大変便利。良い買い物をした。

2018 ベストお買い物 Made In Japan部門

毎年頭が痛い本部門・・・今年の夏はかまわぬの手ぬぐいが大活躍で一枚新調したんだけど、2015年にも選んだからなー。買い始めたのは去年だけど、大塚食品のマイサイズにしとこうか。
大塚食品のマイサイズは、1袋100kcalのレトルトフード。大塚得意のカレーに加え、丼ものやリゾットもある。本来の使い方は、同シリーズの150kcalご飯(パスタもある)に乗っけて、1食250kcalでダイエット!なのだが、ダイエット効果はともかく、レトルトバッグが良く出来ているのさ。普通レトルト食品は、湯煎で温めるか、中身を出してレンチンしなくてはいけない。でもマイサイズは袋のままレンチンできる。しかも紙の外箱の蓋をあけて斜めに設置してレンチンするようになっており、レンジから取り出したり中身をご飯にかけるのに熱い思いをしなくて済む。前の職場ではランチ用に人気でした。レンジが苦手のAJ父でも作れた。良く出来ている日本らしい製品だと思っています。

2018 ベスト読書

「銃・病原菌・鉄」も面白かったんだけど、「戦う操縦士」にしとく。感動的な場面あり、考えさせられる場面ありで、夜間飛行よりこっちの方が好きかも。星の王子様には負けるけど。

2018年12月17日

栃木県代表:味噌パン(都道府県お菓子最終回)

かなり無理があってもいいから今日絶対何か買って帰る!と固い決意のもとに出掛けた栃木県アンテナショップ@ソラマチ。しかし本当に何もないよう・・・
いや栃木県にも美味しいお菓子はありますよ。でも羊羹も最中もアップルパイも、いくら有名でも他の県のと変わらないし、栃木らしくもないと思う。
しかしいくら栃木オリジナルでも、レモン牛乳は「お菓子」じゃないし。宇都宮餃子じゃさらにお菓子から遠いし。大して広くもないお店をぐるぐる何回も回って、もうこれでいいや・・・と買って帰ったのが味噌パン。

味噌パンも栃木県銘菓というわけではない。他県にもある、ていうか他県の方が有名。wikiでは味噌パンは3種類あって、(1) 菓子パンタイプ(北海道、宮城県仙台市、山形県、長野県安曇野市)、(2) 蒸しパンタイプ(福島県福島市)、(3) 総菜パンタイプ(群馬県)が紹介されている。栃木県は参加もしていないが、複数店舗で売られてはいる模様。

こんなの。wiki分類では「菓子パンタイプ」ですね。菓子パンていうか「駄菓子パン」。玉子パンとか甘食とか黒棒とか、ああいう類の少しパサパサ目の食感、味噌味もかなり甘めの甘塩っぱさ。「昔ながらの素朴な味」とパッケージには書いてある。AJは食べるの初めてでしたが、まぁ想像の付く味ではあります。

宇都宮には昔親戚が住んでいたので子供の頃には行ったことある。でも他には栃木県って行ったことあるんだっけ?と思ったが、日光も那須も栃木なんだな。湯西川温泉も行ったことある。しかしどこも連れられて行った系で自分で企画していったことはないな。海なし県につれないAJ。
でもあしかがフラワーパークの藤は一度見に行きたいな。栃木市の「蔵の町」も素敵そうだ。問題がやっぱり食べ物なんだよな。とちおとめは東京でも食べられるし、佐野ラーメンとか宇都宮餃子じゃいまいち・・・ぶつぶつ。

さて、今回の栃木県でようやく47都道府県が出揃いました。やれやれ。
地味な印象の県は銘菓にも困ることが多いとわかった。他県に真似されないストーリー性のある美味しい銘菓があれば、他の食べ物も美味しいんだろう、と観光客が増えると思いますぜ。無理のあった各県関係者の皆様、地元をよくよく発掘してしっかり売り出してください。ちゃっかり県に負けるなー!これはと思うものを見つけたら、更新していくからねー(本当かなぁ)

2018年12月14日

腕時計が壊れた

携帯電話を持つようになってから腕時計はしなくなっていたんだけど、今度の職場には壁時計がなくて、時間がわからないので久々に腕時計をしてみた。

もう四半世紀近く前に買った時計は、早めのエコ・ドライブ。アナログとデジタルのデュアル表示で世界時計機能付きのごつい男性用。現地時間でセット出来るアラームが便利で旅行用に買った。海外に仕事仲間が出来たり、製品試験にストップウォッチが便利だったりで毎日付けていた時代もあった。が、古い&多機能だけあって重いのよね。電池は入ってないので、しばらく付けてないと窓辺に置いても止まってしまう。でも付けさえすれば動くので、他の腕時計は電池を取り換えるのが面倒でみんな手放してしまったが、これだけは捨てずに持っていたのだった。

でもー。久々に付けてみるとやっぱり重い。今となってはアラームもストップウォッチもスマホ(正確にはiPod)に付いてるし、お出掛けにも付けられる小さいのを買おうかなぁ、とネット検索して、アレかコレあたりでどうだろう、とほぼ買う気になったところで。

通勤前にふと腕時計を眺めると、デジタル表示が消えている!なんでー?先週は問題なく動いてたのに―!次の購入を検討したためとしか思えない。まだ買ってないんだよう、なんで今壊れるんだよー!!

ゼロ年代の50冊(3)

今回は8分冊があったけどマンガなら楽勝。第5位の14分冊はまだ半分も読み終わってないが先に進む。

(11) シズコさん(佐野洋子/新潮文庫):母親との確執。施設に入れた罪悪感と許しの時。洋子さんってこういう子供時代を送っていたのかぁ。ううむ。

(12) カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー/光文社文庫):光文社文庫で済み。このリストを読もうと思ったのは、この本が選ばれていたのが一つの理由だったりする。読みやすくていい本だった。

(13) PLUTO(浦沢直樹/小学館):これが8分冊のマンガ、現代版鉄腕アトム。湾岸戦争も今は遠くなりにけり。ロボットはどこまで人間に近づいて「いい」のか。悩ましい。人間は正義じゃないからな。こっちはもう待ったなしの課題かも。

(14) 本格小説(水村美苗/新潮文庫):素直に面白くて一気に読んだ。嵐が丘というより金色夜叉・・はひどいか。グレートギャッビー?たろちゃんは可哀そうだが雅之ちゃんはもっと可哀そうだ。しかしレッドウッドシティの中華屋さんってもしかしてあのお店かなぁ?

(15) 江戸演劇史(渡辺保/新潮社):江戸時代初期から明治直前までの能・狂言・歌舞伎、浄瑠璃から派生する様々な演劇について。歌舞伎ファン必読。逆に全然興味ないと辛いかも。AJは仲蔵狂乱(松井今朝子)を読んでたから多少はついていけたけど、細かい部分はサッパリ。でもいろいろ面白いエピソード満載で、松井今朝子に小説化して欲しいと思った。とても勉強になったのは浄瑠璃系統。常磐津とか清元とか文楽とかみんな浄瑠璃の派生だったのね。区別はつかないままだけど。

2018年12月6日

高輪ゲートウェイ

虎ノ門ヒルズ駅は何の違和感もありませんが、高輪ゲートウェイ駅って。

朝日新聞の12/5朝刊では深沢JR東日本社長の説明として『この地は江戸時代の玄関口として栄え、明治期には国内初の鉄道が走った由緒あるエリア。過去と未来、日本と世界をつなぐ結節点としてふさわしい名だと考えた』と書いてあった。

「江戸時代の玄関口として栄えた」のも「国内初の鉄道が走った」のも品川駅にふさわしい名前だと思うんですけど。確かに高輪に関所的なもの(高輪大木戸)はあるけど、朱引で品川駅周辺まで/墨引なら大井町直前まで江戸に入ってしまうので、高輪が玄関口は苦しい。品川を含めてエリアだというなら、そもそも「エリア」に対して「ゲートウェイ」はおかしいよ。ゲートウェイは点じゃないと。

恐らくJRとしては前半は単なるゴタクで、実際には「日本と世界をつなぐ」=現在の浜松町駅経由モノレールではなく、新駅から羽田空港へのアクセスを主流としていきたい、と言いたいのだろう。
確かに浜松町駅からモノレール乗換は結構不便だもんね。モノレールがJR配下になって多少は改善したとはいえ、浜松町駅での改修には限界もある。新駅なら羽田空港へのアクセス専用として周辺含めた開発が可能な訳で、京急に追いつき追い越せの気持ちはよくわかる。

だからって、「高輪ゲートウェイ」って。

山手線と羽田空港を結ぶだけじゃ、せいぜい「高輪スイッチングハブ」じゃん。「ゲートウェイ」はおかしいよ。今からでもシンプルに「高輪」にするべきだと思うぞ。

ゴミ箱がなくなった

つい先日、「毎回手でゴミ箱を空にしてから同期を待たないとね。ぶつぶつ。もうやだー(泣)」と書いた。すると、その声がどこかに届いたのか、今日見たら、ローカルのゴミ箱がなくなってた。削除するといちいちGmail側のゴミ箱に捨てに行く模様。まぁいいけど。

2018年12月5日

グロブリン、A/G比

血清タンパク質は、アルブミンとグロブリンの2種類と前回書いた。硫酸アンモニアに混ぜて沈殿するかどうかで、沈殿するのがアルブミン、しないのがグロブリン、と分けているからで。「グロブリン」と言っても実際にはいろんな「グロブリン」がある。今の既定では4つ。

有名&重要なのがγグロブリンの一種である「免疫グロブリン」。以前、リンパ球の時に免疫(獲得免疫)についてちらっと書いたけど、抗原(ばい菌の出す毒素とか、なんか「悪い」ような気がするやつ)を見つけたリンパ球(正確にはヘルパーT細胞)から指示を受けて、リンパ球(正確にはBリンパ球から変身した形質細胞)が抗体(抗原とくっついて悪さをできなくするやつ)を作る。この「抗体」=免疫グロブリン(immunoGlobulin、Ig)です。Igにもいくつか種類があって、花粉を悪いやつだと思って花粉症を引き起こしたりするIgEが最近注目を集めてますね。他にもIgGとかIgAとかある。

血液検査では、グロブリンの値は直接は測らない。総タンパク質とアルブミンの2種類を測定して、総タンパク質からアルブミンを引いたものがグロブリン、と計算で求める。

検査値は「総タンパク、アルブミン、アルブミンとグロブリン(総タンパク ー アルブミンの計算値)の比率(A/G比)」の三基準。やっぱり「総タンパク、アルブミン、両者の比率」でも良かった気がするんですけど。「グロブリン」と言う言葉を入れたかったらしい。

A/G比は正常(基準値は1~2位)だけど、総タンパクが低い→タンパク質をちゃんと取ってない(低栄養)やネフローゼ(腎臓が壊れてタンパク質が尿中に出て行ってしまう)とかを疑う。
総タンパクは正常(基準値は6~8g/dl位)だけどA/G比が高い(アルブミンが多いかグロブリンが少ない)→アルブミンを生成する肝臓が頑張りすぎているかも。
総タンパクは正常だけどA/G比が低い(アルブミンが少ないかグロブリンが多い)→アルブミンを生成する肝臓が壊れているか、免疫が働き過ぎているかも。
アルブミンが多い時は、グロブリンは変わらない=総タンパクも多くなっていることが多いんだけど。グロブリンが多い場合は、どのグロブリンが多いのかを特定していくことになる。

グロブリン関係では、TTT(チモール混濁試験、Thymol Turbidity Test)、ZTT(硫酸亜鉛混濁試験、Zinc sulfate Turbidity Test)というのもある。どちらもグロブリン(ZTTでは特に免疫グロブリン)が多いと混濁が強くなる。AJはこれは測定されてない。人間ドックでは測ったことあるけど。これだけ見てもねーな値であるらしい。察するに、アルブミンやグロブリンの値を直接測るのが難しかった時代の検査値なのではないか。違うかな。

2018年12月4日

IMAPに変えてみたら

先日、待っていたメールが届かないことがあって。
問い合わせてみたら先方からは、何月何日何時に送りましたけど!と嫌味な感じで再送された。
こんなに自信をもって書いてるんだから送信はされてるんだろうな、どこに行ったんだろう?と思ったけどまぁいいや、と謝っておいた。

しばらく経って今度は全く別の会社から「早く回答してください!」とお怒りのメール。
これも受信した形跡なし・・・短期間に2度目なので、きっと自分側の「問題」なんだろう。迷惑メールフィルタに引っ掛かってるのでは、とGメールをwebで開いてみると、迷惑メールフォルダにあった。やっぱり。

会社のOutlookでは時折こんなことが起きた。Gメール+Thunderbirdでは初めて。Thunderbirdの迷惑メールフォルダは・・・ない!!
デフォルトでは存在しなくて、作らないといけないらしい。どれどれと作ってみる。で、自分の別アドレスを「ブロック」に設定してから送ってみる。

が・・・Gメールでは迷惑フォルダに入れられたけど、メーラーには来ないんですけど。うーん、と暫く悩んで気が付いた。POPだからだ。
そりゃそうだ。IMAPに変更すればいいんだな、よしよし。と変更してみる(正確に言うと変更というよりも、IMAPでアカウントを新設して、POPアカウントを削除)。

IMAPにしたら無事、迷惑フォルダは同期された。でもー。Gメールにあったメール全部が同期されたので、今までローカルで捨てたのも山のように来た(泣)。
そりゃそうだ。ま、時間的には短かったからいいや。とりあえず、明らかに広告メールなやつをガシガシ削除して5000通以上あったのを500通程に減らす。「メーラー終了時にゴミ箱を空にする」を設定して、さてスッキリだ。確認のために起動してみよっと。

メーラーを起動したらいきなり大量の同期が発生。さっき空になった筈のゴミ箱の中身が復活していく・・・。
そりゃそうだ。メーラー終了時じゃなくて、毎回手でゴミ箱を空にしてから同期を待たないとね。ぶつぶつ。もうやだー(泣)

2018年11月24日

街はすっかりクリスマス

いつまでも暖かだったけど、AJ家でもとうとう炬燵が登場。昨日はクリスマス飾りも出しました。そろそろコートも出そうかね。すっかり冬らしくなってきた。

「ゼロ年代の50冊」は5冊/月のペースで何とか進んではいるのだが、重たい(物理的にも内容的にも)本が多くて、先が思いやられる。そうして、前に途中で挫けた光文社文庫のカント(7分冊)に再挑戦することにしたので、更にペースが落ちそうな予感。いいんだけど、別に。

こう読書がつらいと、面白い本が多いガーディアンを並行して始めちゃおうかな、新規ネタも書きたい気がするな、と落ち着かないのだった。まぁでも今年はこの調子で進めておこう。リストにあるから読まねばと言う気になっているけど、実際には読まなくたって誰も困んないんだしな(笑)。

バタバタしていた昨年にうってかわって、のんびり毎日を満喫していて幸せだ―。師走に走り回っている皆様には申し訳ないが。皆様がんばってね。応援くらいはするぞー。

ゼロ年代の50冊(2)

恐ろしくアカデミックな本が含まれるゼロ年代の50冊。さすが朝日新聞。読みにくい上に超厚い本が多くてなかなか進めないんですけど。ぶつぶつ。

(6) 木村蒹葭堂のサロン(中村真一郎/新潮社):幕末浪花の商人かつ文化人かつ画人の木村蒹葭堂が作ったコレクションとサロン。大阪っぽい。蕪村は大阪ではなく摂津なんだそうだ。ふーん。大阪は商都だったのがよくわかって面白いのだが、厚すぎるし内容が専門的過ぎてついていけないよう。

(7) 東京骨灰紀行(小沢信男/ちくま文庫):東京のお墓とか慰霊碑とかを巡る紀行。知っている場所が多かったこともあり、なるほどーと興味深かった。執筆当時の風景は既に失われつつあり、さらに変わっていくのだろう。著者は日本橋の生まれだそうだ。

(8) 孤独なボウリング(ロバート・D・パットナム/柏書房):副題は「米国コミュニティの崩壊と再生」。社会関係資本が鍵。豊富なデータで裏打ちされており、論文にしては読みやすいし、重要な問題提起だとは思うんだけど・・・量が多すぎ&例証がローカル過ぎ。例えば題名の「孤独なボウリング」の反対概念は、友達や職場仲間とのボウリングではなく、「地域のボウリングリーグ」に参加すること。米国人か米国文化に詳しい人ならいいのだろうけど全くピンとこないよう。一般人はこれを解説した本、或いはこれを元に日本の現状を分析した本を読むのがいいような気がする。

(9) トランスクリティーク(定本 柄谷行人集3/岩波書店):これも厚い&アカデミックで最初は辛かったが、後半は面白くなった。貨幣のフェティシズム。アソシエーションの可能性。資本主義=ネーション=ステートの三位一体。マルクスよりエンゲルスが分かりやすく感じたのはそういうことだったのか。放り出したままのカントも頑張って読まなくちゃと言う気になれたぞ。しかし一番びっくりしたのは、お気に入りパン屋の店名「シニフィアン・シニフィエ」が哲学(言語学)用語だったこと!

(10) 釋迢空ノート(富岡多恵子/岩波書店):「死者の書」(M075)の折口信夫の話だった。こういう背景があった(かもしれない)のか。なるほどと思う反面、本人が秘匿してたなら知りたくなかった気もする。否定する意味ではなくて。

2018年11月19日

総タンパク/アルブミン

総タンパク(Total Protein、TP)とは、血清中に含まれる全てのタンパク質の総量。全て、っていうけど、アルブミンとグロブリンの2種類と考えてイイ(硫酸アンモニアに混ぜると沈殿するものをアルブミン、しないのをグロブリンと呼ぶことになっているので)。基準値はだいたい6-8g/dl。

アルブミン(Albumin、Alb)は卵白を語源とするタンパク質。 albのところが白って意味だもんね。
待てよ、蛋白質って漢字は、卵の白身の質=アルブミンのことなのか?そうとは言えないらしい。卵白はタンパク質が主成分で、タンパク質の内の6割がアルブミンだけど、アルブミンじゃないタンパク質もある。英語(他)のProteinの方には、「卵」も「白」も含まれないのだが、Proteinの例として卵白があると書かれたのを、あー卵白の成分ねと思い込んで蛋白質という字を当ててしまったらしい。間違っているわけではないし、実体を思い浮かべやすくていいのかも。

アルブミンは血清タンパク質の5割から7割を占める主成分なのだが、肝臓に障害があると減ってしまう。なんでかというと、アルブミンは肝臓で合成されているから。アルブミンだけ多すぎる場合は肝臓が働き過ぎ(脂肪肝)を心配しなくてはならない。
タンパク質を食べると胃とか腸とかで消化されてアミノ酸に分解され、それが肝臓までやってきてアルブミンに合成されるわけだ。アルブミンは血液中で、いろいろ運搬したり、浸透圧やPH調整に役立っているのだそうだ。前回書いたビリルビンも、脾臓で出来た間接ビリルビンが肝臓に行くのに、アルブミンにくっつけて運搬してたりする。アルブミンの基準値は概ね、4-6g/dl。

アルブミンの量を測るだけでは、低い=肝臓が悪いのか?と思ってしまうが、そもそも原料であるタンパク質をちゃんと食べてない(=低栄養)と合成も出来ないわけで、総タンパクも測る必要がある。

すると、総タンパク、アルブミン、両者の比率、と言う三基準になりそうなものだが、そうではなくてグロブリンとの比率なんだよ。なんでかなー。
グロブリン及びA/G比については次回。

2018年11月16日

ビリルビン

ビリルビン(Bilirubin)は、赤血球に含まれるたんぱく質であるヘモグロビンの代謝物です。
より正確に言うと、古くなった赤血球からヘモグロビンが取り出され、ヘムとグロビンに分解されて、グロビンから鉄が切り離されたりしてビリルビンになる。ビリルビンは鉄を持ってないので赤くなくて黄色い色素。痣が赤や紫から黄色になるのは、ヘモグロビンが分解されてビリルビンになるから。血液中のビリルビンが多すぎると「黄疸」と言って、顔に限らず全身黄色っぽくなる。

検査値としては、「総ビリルビン(Total Bilirubin, T-Bil)、直接ビリルビン(Direct Bilirubin, D-Bil)、間接ビリルビン(Indirect Bilirubin, I-Bil)」という数値で表される。
赤血球からビリルビンへの分解は脾臓で行われるけど、この時点でのビリルビンを「間接ビリルビン」と呼ぶ。間接ビリルビンは肝臓に送られ、肝臓でグルクロン酸と抱合した状態のを「直接ビリルビン」と呼ぶ。「間接」と「直接」を足したものが「総ビリルビン」。

ビリルビンは肝臓の状態を表す値に分類されているけど、それはたいてい「直接ビリルビン」が多い場合の話。「直接ビリルビン」は本来、胆汁として肝臓から消化管側に排出される(回り回ってリサイクルされる)のですが、胆管が詰まったりしてうまく胆汁が出ていかないと、血液中(或いは尿中)の直接ビリルビンが多くなってしまう。肝炎とか肝臓がんとか。
「間接ビリルビン」が多い場合は、肝臓とか脾臓とかの病気よりもむしろ、赤血球の壊れすぎ(=溶血)が原因である場合が多い。

要するにどっちが多くてもダメ。少ないのは?いちおう下限値があるんだけど病名が出てこないな。これだけじゃ判断できないってことかな??
基準値は、総ビリルビンがだいたい1mg/dl、直接ビリルビンと間接ビリルビンは0.5mg/dl位。

2018年11月2日

光文社古典新訳シリーズ(20)

祝200タイトル読破!
今回は再読が結構多い。昔読んだものは勿論、最近読んだものでも光文社古典以外で読んだものについては光文社古典で読み直すのを、マイルールとしています。光文社古典は解説や後書きが充実しているので、解説を読んで読後の印象が変わる場合もあったりするのだった。

(191) 幸福について(ショーペンハウエル):哲学書というより人生訓。断然読みやすいのでお勧め!若い頃に読みたかった。でも若い頃読んでも納得できなかったかも・・。「幸せな生活とは、生存していないよりは明らかにマシな状態」。不幸じゃない状態を目指す。完全な幸せなんて夢の中にしかない。今となっては深くうなづけるのだが。

(192) 人生の短さについて(セネカ):幼いネロの家庭教師として知られる後期ストア派哲学者による人生訓。これも読みやすい。言ってることは限りなくショーペンハウエルに近いような・・・。理想は「自然」で、それって過不足がない感じなのかな。

(193) ゴリオ爺さん(バルザック):成り上がりのゴリオ爺さんは、女といっても実の娘達に全てをつぎ込んで極貧で人生を終えるのだった。姉妹とも不実&不身持。「人間喜劇」って大ドラマの一部にあたるのだそうだ。素直に面白く読みやすい。ゴリオ本当に可哀そう。

(194) マノン・レスコー(プレヴォ):恋に落ちて破滅まっしぐらの二人・・・なんでこうなるかな、破滅する必然性は客観的にはないのに。マノンは馬鹿だが性悪女ではないと思う。デ・グリュは輪をかけて馬鹿。どちらかがもう少し大人ならこうはならんのだが。まぁ物語なんだからいいのか。しかし恋に溺れてはいけないという教訓には全然なってないよ、プレヴォ神父さんよ。

(195) デーミアン(ヘッセ):H009(新潮文庫)の再読。印象はあまり変わらないな。BLかと思ったと訳者も書いていて笑った。やっぱりそう見えるよねー。でも違うんだって。

(196) 君主論(マキャヴェッリ):マキャヴェッリ語録(塩野七生)は読んだけど、君主論として読むのは初めて。当時の情勢も一緒に解説してくれるのがしみじみ親切な光文社古典。

(197) トニオ・クレーガ―(マン):H030(新潮文庫:トニオ・クレエゲル)の再読。印象は変わらないのになぜか評価が上がる(笑)。これ自伝を少しベースにしてるのね。リザヴェータさんいいな。こういうお友達いたらいいよね。

(198) 世界を揺るがした10日間(ジョン・リード):H016(岩波文庫)の再読。印象変わらず。解説でスターリンの影が薄いと書いてあって、やっぱりねと思った。この本のせいもあってトロツキーは追われたんだろうね。かっこよすぎだもん。

(199) 若草物語(オルコット):子供の頃に読んだきりで超久しぶり。やっぱりジョーが好き。これ南北戦争の銃後だったのね。「風と共に去りぬ」の敵、北軍の女性たちの肖像。

(200) ロビンソン・クルーソー(デフォー):子供の頃に読んだかな?初めてかも。船が難破して無人島に流れ着き、30年近いサバイバル生活を送る。読み物として面白くはあるけど、面白いだけかも。ロビンソンはドイツ系イギリス人の設定だがイギリス人にもドイツ人にも見えないぞ。

2018年10月28日

ゼロ年代の50冊(1)

ゼロ年代の50冊は、単なるリストではなく順位が付いているのだった。考えなしに上から読み始めたけど、だんだんつまらなくなるより逆に読んだ方が良かったな、ぶつぶつ。でも読み始めちゃったからいいや。当然のように面白い本が多い今回の5冊。問題の14分冊はハードカバーでなかなか進まないので、一つ飛ばして書き始めます。一覧表はこちらだよん。

(1) 銃・病原菌・鉄(ジャレド・ダイアモンド/草思社):銃と病原菌と鉄で欧米は帝国を築きました、と言う話かと思いきや。そうでもあるんだけどむしろ、なぜ勝ったのが欧米で逆ではなかったのかを読み解く。面白いし読みやすい!これは文句なく第一位だろうな。地力って大事なんだな。やっぱり食料自給率はもっと着目されるべきなんだと思った。

(2) 海辺のカフカ(村上春樹/新潮文庫):以前単独で掲載済み

(3) 告白(町田康/中公文庫):文庫本1冊だけど厚過ぎ。実際の事件ベースで河内音頭の演目になってるんだって。河内音頭ってそんな歌詞だったのか!赤坂千早村って金剛山ロープウェイのとこじゃん。世間に合わせられないのって大変だ。だからってお薬で治療すればいいってもんでもないしな。

(4) 磁力と重力の発見(山本義隆/みすず書房):眼に見えない磁力と重力(と電力)はいかに説明され定義付けられてきたか。ニュートンやケプラーやらの発見と限界。面白いのだが特に後半は数式が多くて閉口。数式で表すことが大事な変革だというのはわかるんだけどさー。眠かったよう。物理学好きのアナタにはお勧め。

(5) 博士の愛した数式(小川洋子/新潮文庫):二度目。これ面白いよね、止まらなくなる。登場人物も魅力的な変人が多いし、数学と阪神にからめた展開もすごく素敵。AJは数学はキライだが数学が好きな人は好きだったりする。

2018年10月25日

LDH

LDHは、Lactate DeHydrogenase(乳酸 脱水素 酵素)の略。LDと略す場合もある。これも「出てきちゃった」酵素のひとつ。
大抵は肝機能を示す値に分類されているけど、肝臓以外の多くの臓器にも含まれているので、LDHだけ高い場合は肝臓以外の臓器を検査する必要がある。

正常値は概ね100-250。AJの最新値は210だけど、いつもは基準値近辺を行ったり来たりしている。だいたいAST/ALTと同じような動き。でもAST/ALTと違う動きをしていたことが過去にはあって。
その1は、治療開始前。AST/ALTは基準値ギリギリ、γ-GTは少し高めという程度なのに、LDHは500近い値。これは腫瘍由来のLDHだと思われる。抗がん剤開始直後の700を最後に、順調に下がって1か月後には200台に落ち着いた。
2回目は先日の肺炎の時。緊急入院時のLDHは450弱。AST/ALT、γーGTは全部基準値内で、肺由来のLDHだったってことだね。退院時には300台、1か月でいつもの200台(まだ高いけど)まで降りてきたのだった。

あと肝臓関係の酵素仲間としては、ChE(コリンエステラーゼ)と言う項目もある。
AJは通常はこれを測定されていない。治療前と治療開始後に肝機能の数値が一気に悪化して病状悪化が疑われた時の2回だけ。治療前は正常値、肝機能低下の時は基準値ギリギリの高め。
注意すべき点は、ChEは「酵素」ではあるけど、逸脱酵素(細胞が壊れて出てきちゃった)ではなく、もともと血清で働く酵素であること。従って製造元の肝臓が壊れてる場合は、他の酵素と異なり、値は低くなる。じゃあ高ければ安心かっていうとそうでもなく、肝臓が働き過ぎの病気(脂肪肝、ネフローゼ等)を心配しなくてはならない。ふうむ、ややこしいな。

2018年10月22日

鳥取県代表:二十世紀

少し無理があってもいいから今日絶対何か買って帰る!と決意のもとに出掛けた鳥取県アンテナショップ。しかしいくら何でも、二十世紀梨は、果物であってお菓子じゃないだろ!という声が聞こえてきそうですが、お菓子の二十世紀というのがあるんだよ。完全に登録商標お菓子ですけど(涙)。他に有名なのは普通の団子とか饅頭とかだし、あとは梨××とラッキョウ××、砂丘××に鬼太郎××・・・。困った挙句に、登録商標だけど二十世紀梨なら鳥取県らしくていいか、ということになりました。

梨の砂糖漬けと思うかもしれないけど、直径5cm程で梨にしちゃ小さいね。これは梨の形に作った梨の寒天ゼリー。梨と同じく優しい甘さで美味しいけど、食品成分表には絶対載らないな(泣)。
もっと鳥取らしいお菓子を見つけたら、別途更新します・・・。

鳥取も行ったことがない。通ったこともない。お魚は期待できるんだろうな。鳥取県ショップ(正確には岡山+鳥取のももてなし)には蟹××もあったもんね。で、砂丘の他には何があるんだろ(愛用の地図帳を眺める)→ううむ、ほぼ砂丘しかないような気が・・・連れ回しツアーで行かないと効率が悪いかなぁ?


2018年10月15日

ALP

ALPはアルカリ ホスファターゼ(Alkaline Phosphatase)の略。これも「出てきちゃった」酵素で、いろいろな臓器に含まれるけど、血液中に出てきちゃうのは肝臓か骨由来と言われている。

AJの場合、ALPもAST/ALTに連動して高くなる。要はお薬で肝臓が疲れてしまってるのだけど、ALPは(とγ-GTも)肝臓組織の他に、胆汁(肝臓で作られる消化液)にも含まれているので、AST/ALTはそうでもなくてALPとγーGTが高い場合は、何らかの理由で胆汁が消化管の方に出ていけなくなっていると推測される。胆汁鬱血てやつ。胆汁については別の項で書くことにする。

基準値はだいたい100~300U/L。AJの最新値は300を越していて基準値ギリギリだな。AJの場合、上がり方/下がり方はγ-GTに似ていて、AST/ALTより遅く下がってくる感じ。

同じ肝臓系の検査項目で、LAPというのもある。AとLの順序が入れ替わっているだけでALPと同じもの、だったりしないので注意。LAPはロイシン アミノ ペプチターゼ(Leucine AminoPeptitase)の略で、同じく逸脱酵素ではあるけど、LもAもPも意味が違う。紛らわしいんだよ!
AJの場合、LAPの方は測定されてない。ALPやγ-GTと同じような動きをすると書いてあるから、今の所は測らなくても足りているってことなのかな?

2018年10月11日

γ-GT

γ-GTは、ガンマ グルタミル トランスフェラーゼ(γ-Glutamyl Transferase)の略。
昔はγーGTP(ガンマ グルタミル ペプチターゼ)と呼ばれていた。変更の理由はたぶんAST/ALTと同じで、「外国ではそう呼んでるのに気がついたから」なんだろう。

AST/ALTと同じく、血液中に「出てきちゃった」酵素の量を測るもの。γーGT自体はいろんな臓器に存在し、腎臓に一番たくさん含まれるが、血液中に出てきちゃうのは肝臓由来と考えられる。腎臓だとたぶん尿中に出ていくのかね。

γーGTはお酒の飲み過ぎにより高値になると良く言われているけど、正確には肝臓の解毒作用がフル回転して疲れている指標なので、薬剤による肝機能障害でも上がる。もちろん肝炎など肝臓の病気でも上がる。γーGT「だけ」が「少しだけ高め」なら、あまり心配しなくても良い(遺伝的に元々高めの人もいる)ものらしい。ただし他の肝臓系数値も高い/基準よりうんと高い場合は心配しなくてはいけない。

基準値は男女で異なり、男性で10~70、女性で10~30位。ははん。前の病院と今の病院で基準値が違うなと思ってたんだけど、そーゆーことか。AJの最新値は70弱で、今の病院ではギリギリ「正常」なのだが、前の病院の基準ではお薬をやめて相当経たないと「正常」(30未満)にならなかった。
でも、今の病院ではうっかり男性の基準値が適用されている、とは一概に言えなくて、閉経とかでエストロゲンが少なくなると高値になることがわかっているので、その辺の事情を斟酌しての基準値が適用されてるのかもしれないな。前の病院でもこの数値が高いですねとか言われたことはなかったし。
AJの認識としては、この数値はAST/ALTに準じて上がったり下がったりするけど、AST/ALTの方がお薬をやめた時に下がるのが早い。γ-GTは少し遅れて下がってくる感じ。3桁になってもさほど気にならない(おいおい)。私の場合は連動してるけど、もちろん病気や症状によっては、AST/ALTと違う動きをする場合もありますので念のため。

大分県代表:やせうま

大分県のお菓子も相当悩んでいたのだが、郷土料理で検索していて「やせうま」を見つけた。大分アンテナショップでも売っていると書いてある。何度か行ってみたんだけど気づかなかったな、と思いながら再訪。確かにあった。前に行った時にはお菓子だとは思わなかったんだな。

こんなの(左)。 これじゃ麺類に見えますよね?作ってみたのが右。
短いほうとうみたいな小麦粉麺に同封の砂糖入り黄粉をまぶして食べる。味としては、黄粉餅ならぬ黄粉うどん。これじゃたぶん食品成分表には載せてもらえないな(笑)

パッケージには「やせうま」の名前について、Wikiの由来欄に書いてあるのと同様、平安時代に乳母の八瀬が作ったおやつを気に入った若君が「やせ!!」「うま、うま!」と言ったのが語源と書いてある。が。
なんか怪しい(笑)。黄な粉も小麦粉も平安時代にはあったと思われるので、ありえない話とは言えないけれど、まだまだ一般的な食べ物ではない。大分県に雅な乳母と若君がいたのはいいとしても、「やせうま」が大分のおやつとして引き継がれたことには無理がある気がする。

Wikiには大分以外にも「やせうま」と呼ばれる食べ物があって、新潟・福島・長野では涅槃会で供えると書いてある。他の地方では単にある種の団子の名前だったりもする。たまたま似た名前になった可能性もあるけど、AJとしては元は同じものであった説に一票。こちらのやせうまは、形が痩せた馬に似ているから説をWikiは採用しているけど、わざわざ痩せた馬をお供えするのはどうだろう?何か別の意味だったのが、音が似ている「痩せ馬」になったのではないかな。

大分県も行ったことない。別府温泉とか行ってみたいと思ってはいる。お魚も美味しそうだし。

2018年10月7日

AST/ALT(GOT/GPT)

今回から肝機能系の検査値に移ります。

ASTはAspartate Transaminase(アスパラギン酸 アミノ基 転移酵素)、ALTはAlanine Transaminase(アラニン アミノ基 転移酵素)の略。
昔はGOT(Glutamic Oxaloacetic Transaminase グルタミン酸オキサロ酸アミノ基転移酵素)、GPT(Glutamic Pyruvic Transaminase グルタミン酸ピルビン酸アミノ基転移酵素)と呼ばれていた。今でもGOT/GPTと表すこともある。
なんで名前が変わったのかというと・・・AST/ALTと呼ぶのが世界の主流だから、であるらしい(笑)。アスパラギン酸からグルタミン酸へ、グルタミン酸からアスパラギン酸へ「相互変換」する酵素なので、意味としてはどっちでも間違ってはいない。最初からAST/ALTにしとけばよかったのにね。

この酵素が血液中で何をしているかというと・・・何もしてない。本来は組織の細胞中で相互変換酵素として働いているのだけど、細胞が壊れた時に「出てきちゃった」ものを測っているのだ。
だったら片方だけ測ればいいのではと思うけど、ALTは主に肝臓、ASTは肝臓にも多いけど心臓や赤血球など他の臓器にもある。従って「肝機能系数値」とはいうけど、ASTが異常に高くてもALTが正常なら、肝臓じゃないかも、と考える必要がある(他の検査値も見ないといけない)。ALTも高いけどASTがすごく高い場合はアルコール性肝障害が疑われる、とか、二つ測るには意味があるんだね。

正常値はだいたいどちらも10-30位。単位はU/L。リットル当たり何ユニットあるか、ってことね。ちなみにユニット=酵素の個数ではありませんよ。だったら血液を何リットルも採取しなくてはならないよ(笑)。ある時間内(1分)にある量(1μモル)の物質を変化させることができる(AST/ALTの場合はアミノ基を転移できる)酵素の量が「1ユニットの酵素」と定義されているのだ。

AJの最新値は30/20位でASTがちょっと高め。抗がん剤が肝臓を傷めつけてしまうのだった。でも2桁ならまぁしょうがないや、って感じ。3桁になると肝臓のお薬を飲むことになり、飲むとちゃんと数値が下がる。
厄介なのは、肝臓が壊れるのが副作用なのか病気のせいなのかわからないこと。最初に抗がん剤治療を始めた時は、肝臓系の数値が急に跳ね上がって、元々肝臓への転移を疑われていたために、急遽CT撮ります!ということになったのだった。画像診断の結果、単なる副作用とわかってウルソを渡されて治療続行。良かった良かった。その後、肝臓君はお薬慣れしたのか、同じ薬を使っても数値は2桁で収まっています。えらいぞ肝臓君。お酒も他のお薬も飲まないように頑張るから、この調子で頑張ってくれよ!

2018年10月5日

福島県代表:麦煎餅

福島のお菓子っていうと、ままどおると薄皮まんじゅうが代表格でしょうね。デパートやスーパーの東北お菓子大会でもほぼ代表を務めている。でも明らかに登録商標だし福島っぽさもいまいち。
知名度や手に入れやすさでは、かんのやの柚餅子という案もあった。餡子入りで形も変わっている。でも餡入り柚餅子は福島オリジナルというより、かんのやオリジナルであるようだ。困っていろいろ検索していたのだが、Wikiで「麦煎餅」というのを見つけた。福島県アンテナショップに行ってみたらあった。なんか怪しいけどもうこれでいいや。

何が怪しいかというと、どうみても南部せんべい(ピーナツ)に見えること。Wikiにも南部せんべいとの共通点が多いと書いてはあったのだが。
食べてみると・・・やっぱり南部せんべいだよ、これ(泣)。
味はクッキータイプ寄りだが、一般的な南部せんべいより少し硬い。でもバリエの範囲内だと思う。
福島は「南部」ではないので、「麦煎餅」て名前にしたのかね。まぁいいけど。

福島はあんまり行ってない。常磐ハワイ・・じゃなかった、スパリゾートハワイアンズには行ったけど。楽しかったのでまた行くつもり。でもあそこが福島らしいかっていうと、ちょっとね。施設内から全然出てないので余計に福島らしさを味わっていない。
会津とか喜多方とか良さそうだが、海があるのに魚はないのか?そういえばあまり聞かない。今はフクシマのせいでダメなんだろうけど、 でも元々名物料理は海っぽくないんだな・・・。震災前の漁獲高はそこそこあった(全国で17位)のになんでだ?ラーメンとか焼きそばとかバーガーとか言われてもあまり行きたい気がしないような。まぁいいか、とにかく応援はするので美味しいものをよろしく。

2018年10月1日

10月になりました

毎月書いている気がするけど(笑)。2018年も残り1/4だよう。でも今年はお仕事してないせいで家仕事が捗っている。ずっと懸案だったあれもこれも案外片付いてきているので、この調子で続けたいものだ。

昨晩の東京は久々の台風直撃。きっと夜中はうるさいんだろうと早めに眠ったのだけど、やっぱり日付が変わったころから3時近くまで暴風雨で眠れず。朝見たら、飛ばされないように床に下ろしておいたベランダの植木鉢が転がっていました。AJ家の被害は植木ひとつだけ。皆様はご無事でしたかね。通過が夜中だったのが不幸中の幸いだったかな。
台風一過は30度超えで慌てた(クーラーも扇風機も先週しまっちゃった!)けど、夏とは違って日の当たらない家の中ではさほど問題なく過ごせた。良かった。もう夏服もすっかり片付いて、早くも冬のお布団が出てきている我が家です。

今日は光文社古典でトニオ・クレーガ―を読み直し。マンは本当に旅が好きだな。読んでいる内に旅に出たくなった。コペンハーゲンのクルーズ船かー、いいな、行きたいなぁ。でも実際に行ったらマナーにオドオド、言葉にアワアワするんだろう。海の上で退屈を持て余すかもしれない。とりあえずいつものカフェに出掛けて紅茶を飲みながら、ここは船内のカフェ、ガラス窓の向こうには水平線が広がっていて・・・と想像してみたら案外うまくいって旅気分満喫。我ながら安上がりな性格だなー。

2018年9月26日

(読書メモ)新シリーズは2000年代の50冊

「若人のための100冊」が無事に完了したので、次シリーズを読み始めました。次は2000年代の50冊。朝日新聞書評欄に2010年4月に掲載されていたもので、2000年から2009年に刊行された本から50冊を選んだもの。文庫化されていない本が多かったので、暫く寝かせて文庫化を待つつもりだったのだが、そのうちに2010年代の50冊が発表されちゃうよ、ということに気が付き、読み始めることにしました。50冊しかないので5冊ずつアップする予定。14分冊があるので10月はちょっと無理かな?

実は、これが終わっちゃったら(今度は50冊しかないし)、次は「新潮文庫の100冊」にしようと思っていたのだった。昨今の「新潮文庫の100冊」のガイドブックには、本文中の一文が抜粋されているんだけど、えっこんな文章あったか?なものも多く、新潮文庫を読み返しながら、AJならこっちの文章を取るけどなーと言うのを読書メモ化しようかな、と思ったのだ。

が。新潮45+ 10月号は余計だったな。昔はいい雑誌だったのに終わっちゃったな。ところが、新潮社の対応もダラダラで、これは新潮社も終わっちゃうのかしら・・・と思い始めた。廃刊の措置は取るらしいが、なんかやめりゃいいんだろ感が満載でちょっとねー。とりあえず新潮文庫の100冊はやめておくことにしよっと。始める前で良かった。

で、本読みさんたちのブログを眺めていたら面白そうなのを見つけた。それはガーディアン紙が選んだ1000冊ていうリスト。1000冊は遠いなぁ・・・と思ったんだけど、とりあえずエクセルに入れてみたら、50冊は既に読書メモで網羅されていることが判明。あと少なくとも50冊位は推理小説を筆頭に読んだことがあってもう一度読んでもいいと思える。だったら残りも結構読めるかも。1000冊は無理(そもそも翻訳されていない本も多いらしい)としても、目標としてはいいな、ということになった。先の楽しみがたくさんでうれしい。

徳島県代表:阿波和三盆

少し無理があってもいいから今日絶対何か買って帰る!と決意のもとに出掛けた徳島県アンテナショップ。美味しそうだけどどこでもありそうな、ういろうや小麦粉煎餅やお饅頭が並ぶ。鳴門金時を使った砂糖漬けも考えたけど、和三盆が目に入った。AJの認識では和三盆=香川なんだけど、隣の徳島でもやってるんだな。wikiにも香川県と徳島県と書いてある。食品成分表的には、和三盆は「和菓子」ではなく「砂糖類」に分類されているんだけど、もうこれでいいや。

AJにとっての決め手は和三盆に「鳴門秘帖」って書いてあったこと。これなら香川県銘菓には見えない(笑)。
要は砂糖の塊ですから、砂糖の味ではあるんですが、柔らかくて優しい甘さ。これは和三盆だけで作られているので、角砂糖替わりにも使えますね(AJは角砂糖を使わないけど)。
たいていの場合は和三盆糖と書いてあっても、和三盆+つなぎになるαで作られていることが多い。それはたぶん和三盆だけじゃもろい(エッジがキレイに出ないし崩れやすい)せいと、着色がキレイに出来ないからなのかな。


シンプルで飾らないお菓子。岡田製糖所の説明書には文末にこんなことが書いてある。『其製法は古来のまゝ複雑微妙を極め、独特の技術操作を経たもの故、値も高価に精白糖に数倍するも又止む得ぬ次第。自讃と共に宥恕を乞う霰は祖彦太郎より数代今に至る粗野な土産砂糖であるが敢て江湖に見参ご批評を願う次第である。』
粗野な土産砂糖ってくだりが気に入ったね。徳島県ってマジメで謙虚な飾らないお国柄なのかしら・・・イヤそう決めつけてはイケナイらしい(笑)

徳島県も行ったことない。淡路島までは行ったのでもう少しだったんだけど。
鳴門の渦はみてみたい。食べ物は何があるんだ?えっと・・ラーメン?うどん?バーガー??海の幸はずいぶん下にランクされてるんだな。なんで??徳島はお魚食べないのか?
漁獲高は四国の中では最低、全国では35位。海なし県は参加しないからかなり下の方だ。(H25年海面漁業漁獲量)お隣の高知は14位なのに。潮の関係なのかな。残念だ。まぁ鳴門の渦だけでも見に行くつもり。

2018年9月20日

血小板

赤血球・白血球ときて、残るは血小板。英語ではplatelet。-letが「小さい」ので血「小」板なんだな。検査値だとPLTとかPLATと書かれる。「小」と言われるだけあって赤血球や白血球よりうんと小さい。

血小板は血を止める働きがある。怪我をして出血しても血が止まるのは、血小板が傷口にやってきてもろもろの組織と一緒にくっついてカサブタを作ってくれるから。血小板が少なくなると血が止まりにくくなる=出血しやすくなる。

血小板(血小板数)の基準値は、15万~35万/μL。AJの最新値は180。あれ?なんか桁が違うぞ。ウチの病院の単位は×10^9/Lになってる。すると×10^3/μLと同じだから180*1000=18万になるな。

今の病院では、血小板数以外に、平均血小板容積・血小板クリット・血小板分布幅という項目もあるんだけど、前の病院では後ろの3つはなかった。マイナーな項目なのかな。意味は赤血球に準拠で、それぞれ平均赤血球容積(MCV)・ヘマトクリット・赤血球分布幅に相当する。AJの最新値は血小板容積が基準より少し低いんだけど、ほんの少しで誤差の範囲だな。気にしないことにしよ。

山口県代表:夏蜜柑の砂糖漬け

少し無理があってもいいから今日絶対何か買って帰る!と決意のもとに出掛けた山口県アンテナショップ。でもどこにでもありそうな、ういろうや羊羹や小麦粉煎餅じゃちょっとね。悩んだ挙句に、これでいいことにする!と買ってきたのが夏蜜柑の砂糖漬け。萩土産と書いてあった。萩は夏蜜柑の栽培で有名だったよね。ブラタモリで言ってた。

食品成分表では、砂糖漬けはお菓子じゃなくて果実類の項目に含まれているのだが、採用されているのは、文旦とパイナップルのみ。普通、砂糖漬けっていえばオレンジピールじゃないですかね。いいけど。

普通に黄色いオレンジピールぽいのもあったけど、あえて緑のものを選びました。酸っぱそうな感じが夏みかん!て感じするので。夏みかんの花は山口の県花だそうで、県代表にしても怒られないだろう。

東京(というか山口以外?)で「夏みかん」という名前で売られているのは、たいてい「甘夏」のことなのだそうだ。甘夏は夏みかんの変種で甘くなったもの。確かに昔の夏みかんってもっと酸っぱかった。ミカンという名前が付いているけど、そんなに美味しいものではなかったよな。

そして、夏みかんが「ミカン」になったのは明治以降で、元々は「夏ダイダイ」と呼ばれていたんだって。ダイダイかー。あれは甘くはないなー。鏡餅のために買ってもミカンのようには食べないな。
「夏ダイダイ」は、ダイダイと同じく長期間木にくっついていられる。柑橘酢として使われてきたけど、いつまでも木にくっつけておいたのを夏になって食べてみたら、生食出来る範囲まで酸味が落ち着くことを発見したのだそうだ。スーパーに出て来るのは、「夏」っていうか「春」の気がするけど、初夏と言えなくはないか。

山口も行ったことない。新幹線で通ったことはあるけど。
行ってみたいとは思っている。お魚美味しそうだし。錦帯橋も歩いてみたいです。

2018年9月19日

光文社古典新訳シリーズ(19)

古典新訳は前回から1年半ぶりの更新・・・。おかげで未読がたくさん貯まってしまいました。もうすぐ200冊だし頑張って読まなきゃ。読みやすい本が多くて好きな本も多かった今回の10冊。

(181) 論理哲学論考(ヴィトゲンシュタイン):言いたいことは良くわかんないけど、これ面白いぞ(笑)。まずなんと横書き!章立てからして論理的!論理的だとは思うがこれが哲学なのか?心理学や宗教に近くなってしまった哲学が多いのでアンチテーゼなのはわかるのだが。AIの哲学というか思考方法はこんなだろうなと思う。上手く説明できないけどなんか面白いよ。薄いし読むべき。

(182) 戦う操縦士(サン=テグジュペリ):戦闘機乗りとしての実話ベース。飛行士だと操縦士じゃない人も含むのね。確かに宇宙飛行士って操縦士だけじゃないもんね。敗北濃厚のフランス、偵察飛行に何の意味があるのかと思いながら飛ぶが敵機に囲まれて戦う意味を見出す。「わたしは戦う。『人間』のために。」 『国家』でも『大衆』でも『集団』でもなく、『人間』のために。『人間』は個々人ではないが、個人の総和でもない。大聖堂を語るのに石材を語っても意味がないように。ううむ、確かに。石材あっての大聖堂ではあるが、大聖堂により石材が生かされるってのはあるよなー。窮地の最中に、顔も覚えていない子守のポーラと会話するシーンが秀逸。しかし、ドイツってそんなに強かったのな。アメリカが参戦しないと怪しかったのか。真珠湾攻撃って誰が決断したんだ、責任者出てこい!

(183) ケンジントン公園のピーター・パン(バリー):ピーターは永遠の7日歳!こういうの好き―。パンはパン神のパンという解説も目テン。ちなみにウェンディが出て来るのは「ピーターパンとウェンディ」で別物(後日譚)。スティックボートの実態が謎。海まで行ってしまうステッキ―なボート。気になる。筏のことかな?

(184) ボートの三人男 もちろん犬も(ジェローム):前に丸谷訳で読んだ。こんな本だった。たぶん丸谷訳の方が好き。でもかなり古い訳だから新訳が出るのはいいことだ。光文社古典は解説が充実してるしさ。カワイイ地図もある。出て来るお店やなんかが2017年現在営業してます。とかの情報もあって、新訳はこうじゃなくちゃね、と思う。でも副題はどうかなぁ。オリジナルに近いとは思うが、「犬は勘定に入れません」の方がユーモアがあって好き。

(185) ヒューマン・コメディー(サローヤン):第二次大戦中の家族を描いたもの。電報配達で家計を支えるホーマーは健気、ちびのユリシーズは可愛い。アメリカにはいろんな国の人がいて、そしてみんなアメリカ人だ。サローヤンは「我が名はアラム」を松丸文庫で読んだんだな。しかし一番びっくりしたのは、カモナマイハウスがアルメニア民謡にサローヤンと従兄弟が作詞したものだという解説。ホーマーはよくキャンディーをもらってるがアルメニアってそういう文化なんだね。いいな。

(186) オリエント急行殺人事件(クリスティ):二度目か三度目。解説のダメ出しが親切。こんなに国際的なのはアメリカだからか。なるほどね。トリックとしては今一つだが映画にしたくなる気持ちは良くわかる。

(187) にんじん(ルナール):子供の頃読んだと思う。でもこんなに暗い話だったか?母親にいじめられる末っ子のにんじん。姉兄もいじめる。両親の不和が原因の哀しい家庭。ルナールはやっぱり博物誌がイチ押し!

(188) この人を見よ(ニーチェ):なぜ私はこんなに賢いのか、利口なのか、良い本を書くのか。ちょっと閉口してしまう見出しだけど、書いてあることはそんなに高圧的じゃない。必然を必然のまま受け入れる。人間の幸せは哲学やキリスト教じゃなくて健康であること。うーむ、なんか病人らしい発想かも。哲学よりも健康な生活が人生を救う。まーねー。

(189) 薔薇の奇跡(ジュネ):少年院から刑務所へ。非行青少年群像同性愛付き。思考が行ったり来たりというかグルグルして、章立てもなくて一緒にグルグルしてしまう。これ一気に書いてるのかね。意図して書いていたらすごいのだが、わかりにくいだろ。

(190) 芸術論20講(アラン):音楽、演劇、ダンス、建築、彫刻、絵画・・全てに共通する芸術の基本、みたいなこと。「芸術の体系」よりはマシだけど、何を言いたいのかわかりにくいことに変わりなし。

2018年9月11日

福井県代表:羽二重餅

福井県は羽二重餅と決めたのは早かったんだけど、なんか買いそびれていて。今週には福井県ショップまで行かなくちゃと思っていたら、成城石井で羽二重餅を発見。ラッキー。

やわやわの薄甘いお餅。求肥の一種ではあるがとても柔らか。引っ張るとぐーんと伸びるけど、噛み切れなかったりはしない。
やわやわ感が、絹織物の羽二重(これも福井名産)に似ているので名付けられたのだそうな。もち米の中でも粒子の細かいもの(羽二重粉ともいう)を使うことで、このやわやわが出るんだって。
ちなみに、羽二重「団子」は東京銘菓(登録商標)だよ。羽二重のようなきめの細かさだそうだが、団子は団子だ。羽二重餅の方が、羽二重らしい感じがする。やっぱり本家!な感じ。

富山もそう思ったのだが、福井のお菓子もシンプルで上品な感じだな。水ようかん(冬季限定)も、福井の名物なんだよね。あれも美味しくて好きだな。


福井もまだ行ってない。AJにとって地図上で示すのに時間がかかる県の一つ。時間はかかるけど間違えることはない。越前・越中・越後の順で並んでいるから。越後=新潟は形も位置も分かっていて、なぜかその間にある加賀は能登半島の形で排除できる。その西にあるのが、越中→越中富山の薬売り→富山県で、その次が越前=福井県。と、最後に特定されるのが福井県なのだった。ただし、県境表記がない状態で、この辺が福井、って示せるかというと自信ない(ごめんよう)。

新幹線が出来たのでぐんと近くなったね。 お魚美味しそうだし、行きたいとは思っているんだ。公園切手シリーズに福井県もあるし。でも国定公園は車がないと不便そうなんだよなぁ。水仙の時期を狙ってツアーに乗れば行けるかしら。悩み中。

単球

白血球仲間の最後を飾る単球。単なる球ってずいぶんなネーミングな気もするが、そうでもないのさ。
単球は、血管の中では単球なんだけど、必要時には各器官(血管の外)でマクロファージや樹状細胞とかに変身して、免疫機能を発揮するのだ。

マクロファージ(=大食細胞)に代表されるように、細菌とかを捕食(自然免疫)もするけど、捕食した細胞の特徴をリンパ球に伝えるという点で、獲得免疫でも重要な役割を果たしている。
ちなみに、マクロファージ(大食細胞)があるということは、小食細胞もいるわけで、昔は好中球(とか)のことをミクロファージ(小食細胞)と呼んでたんだって。

単球の基準値については前回も書いたけど、白血球仲間内のパーセンテージで表され、1-10%程度。数としては100-900個位? 単球だけが増加したり減少したりすることは、あんまりないみたい。AJ自身も、好中球の激減により単球のパーセンテージが基準値を上回ることはしょっちゅうだけど、絶対数はそんなに変わらないです。

2018年9月7日

リンパ球

ほんとはリンパ球について書く前に、リンパ系について書こうと思ったんだけど、するとなかなかリンパ球にたどりつかなそうなのでパス。リンパ球はリンパ系と関係ある、とだけ書いて終わりにしておく。リンパ系については別途(いつになることやら)。

リンパ球も好中球とかと同じく、体に入った異物を退治してくれる「免疫」の役割を持つ。ただし、好中球よりも賢いというか複雑というか、やり方が違う。好中球とかの免疫は「自然免疫」、リンパ球とかのは「獲得免疫」(適応免疫とも)。
「免疫ができる」なんて使い方をするのは、獲得免疫をイメージしていますね。異物の特徴を覚えておいて、次に同じのに出会った時には、待ってました!と攻撃隊が出て来る。 ワクチンが有効なのも獲得免疫機能を利用しているから。

前回のドキシル治療で痛い目にあったのがこのリンパ球だったのだ。確かに1回目の点滴から、リンパ球の数値は下がっていた。でもいつも好中球のことばかり注意されてたし、リンパ球は下がっても何も言われたことなかったので気にしてもいなかった。医師も気にしてなかったと思うので、基準値より低いとは言ってもよくある値で問題ないと思ってたんだろう。過去の治療データも見てみたけど、やっぱり同じ位まで下がったことは何回もあるんだよなー。ぶつぶつ。

リンパ球の基準値については前回も書いたけど、白血球仲間内のパーセンテージで表され、20-50%程度。数でいうと、成人で1500-3500位。
・・・えっ!私は1500もあったことは一度もないんですけど。びっくり。パーセンテージでみると基準値内に入ってることが多いので全く気にしてなかったけど、そもそも常に足りてないんじゃん(泣)。
ちなみに、肺炎を起こして緊急入院した時のリンパ球数は380。好中球の方はG-CSF製剤の力を借りて3000弱の十分な値だった。

ニューモシスチス肺炎(「カリニ肺炎」と書いてたけど、今はニューモシスチス肺炎と呼ぶのが正しいのだそうだ。ニューモシスチス菌ではあるが、カリニではなくイロベチイというやつが原因だと判明したんだって。でも医師もみんなカリニ肺炎って言ってたぞ)を筆頭とする日和見感染は、好中球ではなくリンパ球の数が問題だ、と後になって言われた。なんで好中球はこいつをやっつけてくれないのだ?
検索してもどこにもそんなことは書いてない・・・でも、AIDSではHIVウイルスによるリンパ球の減少が日和見感染の原因とされている。好中球は足りてても、リンパ球が足りないとダメっていうことなのかな。そうなんだろうな。

さて、肺炎から退院した後にリンパ球は更に減って200まで落ちていた。これは恐らく多量のステロイド治療のせいだと思うね。最新値は900。今度のお薬もリンパ球は減っていくと思うが、あまり下げないように睡眠も栄養もしっかり取ろうっと。

若人のための100冊(10) 最終回

最後の10タイトルはなんかイマイチだったな。いいけど。

(91) ミル自伝(ミル/みすず書房):幼児の頃からの考える教育、そして素敵な奥様との出会いあってこそのミル。ミルのファンなら読んで面白いんだろうけど。みすず書房さん頼むから後書き入れてよ。年表位すぐに書けるでしょ。

(92) 息子と恋人たち(ロレンス/岩波文庫):愛する息子が女で失敗したり、結婚を決心できずにうじうじしたり。母は気苦労が絶えない。実話モチーフなのらしい。チャタレー夫人よりはあるある感。原題の"Sons and Lovers"は、息子かつ恋人とも読めるとの訳者指摘に納得。

(93) この人を見よ(ニーチェ/光文社古典文庫):読んだけど光文社古典として別途

(94) 女の一生(モーパッサン):光文社古典で済み

(95) 好色五人女(井原西鶴/岩波文庫):お夏清十郎とか八百屋お七とか。好色というより恋に生きる女だな。元になる事実はあるが脚色は多いのだそうだ。

(96) 職業としての学問(マックス・ウェーバー/岩波文庫):教職に就く人は読むべき。他の人はあんまり関係ないような・・・一方的に「教える」時に個人の主義主張は混ぜてはイケナイ。なるほど。

(97) 人権宣言集(高木八尺編/岩波文庫):世界各国の人権に関する法律をまとめたもの。マグナカルタから始まる。法律があっても守られてない場合もあるし。一覧性が今一つだな。昔は便利だったと思うけど、今となってはwikiの方が早い。

(98) 谷間の百合(バルザック/岩波文庫):読んだ筈だがこんな話だったか?谷間の百合のような清純な心をもつ伯爵夫人とのプラトニックラブ。だが青年に恋人が出来て破滅。巻末のナタリーの手紙が秀逸。こういう話は新しい恋人にしてはいかんよ。胴の平たい女の方が性格が女っぽい。これって、今流行りの骨格診断だな。性格はともかく、ヒラヒラ服が似合うから女っぽくは見えるだろうな。

(99) イーリアス(ホメーロス/岩波文庫):題名は知ってたけど初めて読んだ。トロイア戦争の話。要は戦記だな。神も戦う。人はボコボコ死ぬ。そして驚いたことに戦争の途中で話が終わってしまう!!有名なトロイの木馬も出ない。そんなー!!

(100) 文明論之概略(福沢諭吉/岩波文庫):福沢の本ってあまり好きじゃなかったんだけど、これは案外面白い。明治初期の遅れてる日本、洋学で追いつけ。のそのそしてると欧米の植民地になっちゃう。確かに。しかし高度成長期を経てそれなりの「文明国」になった筈だが、国民性はあまり変わってないような。日本文明の特長は権力偏重にあり。確かに。明治期には幕藩体制から解放されてのんびり休憩してたが、西洋文明を立ち上げる間もなく軍部独裁が始まる。敗戦で解放されたらまた、「金の向かうところ天下に敵なし」の休憩状態に入ってるな。人生には何か担うべきものがあるんじゃないのか。確かにそうかもなー。

2018年9月5日

好中球、好酸球、好塩基球

AJの場合、抗がん剤を投与されると白血球が下がるんだけど、ポイントは好中球だと言われていました。確かに減っているのは好中球だったんだよ。

血液検査の結果値としては、白血球の種類ごとにパーセンテージで示される。好中球/好酸球/好塩基球/リンパ球/単球のそれぞれ基準値は、40-70%/1-5%/0-1%/20-50%/0-10%。

例えばAJの最新データを点滴前/2週間後で比べると
・白血球数 4200個→2000個
・好中球 64%(2700個)→10%(200個)
・好酸球 5%(210個)→16%(320個)
・好塩基球 1%(42個)→2%(40個)
・リンパ球 20%(840個)→45%(900個)
・単球 8%(340個)→20%(400個)
白血球数全体としては半減だが、好中球でみると9割以上の激減!となっているのだった。
ちなみに赤血球や血小板については減ってはいるものの基準の範囲内。

好中球は、体に入ってきた細菌や真菌を捕食して退治してくれる。免疫の主要な役割を担っているのだ。好酸球は主に寄生虫への対応やアレルギー反応、好塩基球に至っては役割が良くわかってない(数も少ないし)けど、どうもアレルギー反応と関係あるようだ、ということになっている。
好中球激減の現在のAJは感染症にかかりやすい状態になっているわけで、マスク着用と手洗い励行、おうち生もの自粛にしています。白血球が1200を切ったら外でも生もの自粛。しくしく。

お薬が血液成分の産生を阻害してしまうことを「骨髄抑制」という。何が阻害されるかはお薬によっても違うんだけど、好中球が阻害される場合が多い。なんでかね?
Wikiの絵でみると、白血球の中では好中球の分化過程が格段に複雑なのがわかる。そのせいなのかな?でも赤血球も同じくらい複雑なんだけど。
赤血球の寿命(数か月レベル)と好中球の寿命(半日位)は違うから、好中球産生の方が忙しそうで影響を受けやすいのかな?でも赤血球は総数が1000倍違うんだから、寿命が200倍違ったところで、5倍の速度で作らないといけないよな。なんで好中球がやられやすいんだろ。わからん・・・

好中球が少ない状態で抗がん剤をまた打ったら、更に下がってどんどん危険な状態になってしまう。そこで「好中球を増やす」注射の登場。
G-CSF(Granulocyte Colony Stimulating Factor:顆粒球コロニー形成刺激因子)製剤。G-CSFとはサイトカインの1種で、感染などで炎症が起きた時に「好中球もっと作って!」な感じで産生される。G-CSF製剤はこれを注射することで、感染症にかかってないのに「好中球もっと作らなきゃ!」な状態を作り出してくれるわけだ。皮下注射でゆっくり効く。
「顆粒球コロニー」だから好酸球や好塩基球も刺激されそうなものだが、自分の結果からみてもそうは思えない。好中球だけ増える感じ。だったら「顆粒球コロニー形成刺激因子」じゃなくて「好中球形成刺激因子」の方が正しいんじゃないのか?わかりにくい名前を付けるのやめて欲しいんですけど。

2018年9月3日

9月になりました

2018年も残り1/3。平成最後の夏はやってらんない猛暑でしたなー。まだ終わってないけど。

こう暑いと、サマータイム導入論が出て来るのは理解できるが、サマータイムはいろいろ面倒なので、「なんちゃって」でいいのではないか。つまり、企業の出社/退社時間やお店の開店/閉店時間を1時間早めるだけで、「時計」は変えない。 それで十分だと思うぞ。

帯状疱疹はカサブタがだいぶ取れてきたところで、皮膚科の先生にはもう病院来なくて大丈夫と太鼓判をもらった。抗がん剤の方はこれから脱毛がピークに入る。9月いっぱいは掃除が大変なんだよ、ぶつぶつ。

月掃除は順調に推移、100冊シリーズも最後の1冊に入っております。次のシリーズももう一覧を作ってあるけど、暫くは光文社古典のキャッチアップに充てる予定。
編み物や縫い物はあまりの暑さにくじけ気味。全然進まない。涼しくなればもう少し進むだろう。別に急ぐ必要もないし(笑)。
問題は都道府県お菓子。残り7県なのだが、内5県が手つかず。アンテナショップに行ってもピンと来ない。 無理に全国制覇しなくてもいいかなぁ。でも無理にでも全国制覇したいよう・・・

神奈川県代表:大師飴

神奈川県については相当悩んだのだよ。有名お菓子はたくさんあるけど、登録商標系を除くと何も思いつかない・・シュウマイはどう考えてもお菓子じゃないし。
悩んでいる時にたまたま100円ショップで大師飴を見つけた。この手があったか!

川崎大師名物と書いてあったので安心して買ってきたが、本当はさらし飴(透明じゃないやつ。「とんとこ飴」とも)が正しい名物の模様です。Wikiには「川崎区」に特産品として「とんとこ飴」が入っている。でもまで買いに行くの面倒だからこれでいいことにする。

神奈川県の一般的なイメージは横浜だろうと思う。港・洋館・中華街。次点は鎌倉と湘南。お寺と海岸と江の島。
東京東部に住むAJにとって、神奈川はあまり近くはない。でも「旅行」に行くには近過ぎる場所。いつもよりちょっと気張ったデート或いは遠足って感じ。
でも先年、箱根+小田原に2泊3日で行ったな。近くても楽しかった。ちなみに、箱根はAJの中では静岡。逆に熱海は静岡なのに神奈川。なんでかね?

白血球

白血球は英語だとWhite Blood CellでWBCと記載される場合もある。
赤血球の方は赤い細胞だけど、白血球は白いっていうかー、白いことは白いのだが、「赤くない」の方が正しいような気もする。そして、赤血球の方は一種類の細胞だけど、白血球の方は「赤血球じゃないやつ」な感じで複数種類ある。更にWikiによると、「白血球」が何を指すかは文脈によって異なるのだそうで。あらら。しかしここでもWikiと同じく、血液検査項目であるところの白血球について述べる。
ラテン語(ギリシャ語)寄りの英語としてはLeukocyte。白い細胞という意味。

白血球は免疫機能を担っている。体内に悪い(と思われる)ものが入ってきた時にそれをやっつける機能。 やっつけ方の詳細は、白血球の種類によって異なる。

白血球の種類は、好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球の5種類。
好中球・好酸球・好塩基球の3つは名前から想像つくように仲間で「顆粒球」とも言う。細胞の中に顆粒が入っている。「中・酸・塩基」はそれぞれ、中性・酸性・アルカリ性の色素で染色されるという違いに着目したネーミング。もうちょっと役割に応じた名前にすればいいのに・・・とも思うが、現時点では不明なことも多いので、客観的な名前の方が無難なんだろう。各成分の詳細については別途書く。

白血球(=白血球数)の基準値は、大雑把に3000~9000個/μL位が正常値。男女による差はない。赤血球の基準値は400-500万個だから千倍も違う。血液の中は赤血球でいっぱいで、だから血は赤く見えるんだね。
AJの場合、通常値はだいたい4-5000位。抗がん剤の治療で白血球数は覿面に減る。減り方はモノによるけど。お薬をやめると復調し、2-3か月で基準値ギリギリ位までには戻る。点滴から2週間目位が底であるようだ。次回の点滴までに戻りそうもないと皮下注射を打たれる。
逆に、風邪を引いたり、抗がん剤の点滴のあとには一時的に白血球数が上がる。基準値を上回る程の数値は出したことないけど。

2018年8月31日

赤血球分布幅

前回で赤血球関連は全部終わったつもりでいたけど、「分布幅」ていうのがあるんだった。

略称はRDW(Red blood cell distribution width)。Mシリーズは赤血球がCだったのに、今度はRなんだな。統一してもらえると覚えやすいんだけど。ぶつぶつ。

赤血球の分布幅=あっちでは赤血球がたくさんあって、こっちでは薄かったりする分布の具合、に聞こえませんか?でも採血は一カ所でしかしてないし、採血終わると試験管を良く振って混ぜ混ぜしている。「あっち」「こっち」って何?

「分布幅」は、赤血球自体(=赤血球数)の分布ではないのだ。赤血球の大きさ(=容積)の分布の幅を意味する。もー!わかりにくいじゃないかー!!WikiではRDWを「赤血球粒度分布幅」という項目名にしていて少し親切だ。でもMCVと用語を揃えて「赤血球容積分布幅」の方がより親切だと思う。

そういえば、前回出てきた「ヘマトクリット」も言葉の意味としては「赤血球基準値」な感じで、容積比の意味はない。わかりにくいぞー。
察するに、今でこそ赤血球の数とか個々の容積をちゃちゃっと計測出来るようになったけど、昔はそうもいかなくて、血液5ml中の赤血球だけ取り出した容積が2mlだから40%と測る基準値で精いっぱいだったんだろうな。顕微鏡で1個1個測ってたら日が暮れちゃうもん。今となっては数や個々の容積を測るので、むしろヘマトクリットの方を計算値で出しているのだそうだ。

閑話休題。
RDWは赤血球容積分布幅。 同じ容積でもMCV(平均赤血球容積)は平均値でしかない。平均値は正常値でもバラつきが大きかったら問題があるのは想像できるよね。

RDWの基準値(というか表現方法)には2種類あって、RDW-SDとRDW-CVがある。検索結果の感じではCVの方がメジャーのようだ。私の行っている病院もCVで表示されている。

でも、まずはSDの方から。SDはStandard Deviation=標準偏差。
標準偏差は学校で習った、平均との差を二乗して・・・と思いきや。算出方法は「ピークの高さを100%としたときの20%度数レベルの分布幅」。えーっ!それって「標準偏差」なのか??
とにかく基準値としては40-50fL位。ちなみにMCVはだいたい80-100fL。平均値=ピーク値と仮定すると、ずいぶん幅の狭い=偏りの小さい分布が正常とみなされてるんだな。

CVの方はCoefficient of Variation=変動係数。
全分布の68.26%を占める部分の幅が、全体に対してどの程度なのか。うーん、これも普通の数学でいう変動係数と違うような気がするんだけど、これで合ってんのか?
とにかく基準値としては10-15%位。全体からみると10-15%の値幅の中に、70%が含まれちゃうんだから、やっぱり偏りが小さい分布ってことだな。

2018年8月27日

富山県代表:しろえびせんべい

しろえびせんべいの存在は前から知っていたけど、愛知代表としてえびせんを取り上げたので、エビが白くなっただけじゃねぇ・・・と二の足を踏んでいたのだ。伝統あるお菓子ってわけでもないし。
商標登録系お菓子では和三盆を使ったものが多い。隣の金沢の影響なんだろうか。でも金沢ならともかく、富山=和三盆てのもねぇ・・・。
しかし富山県ショップでしろえびせんべいを良く見てみたら、富山米を使っていると書いてある。普通のえびせんは小麦粉せんべいなのに、しろえびせんべいは米菓なのね。だったらえびせんとは別物と考えることにして、これでいいや。

塩味の薄い煎餅。しろえびパウダーが入っている。私には白エビかどうかはわからないけど、封を開けた時点でエビの匂いはする。お茶よりもビールに合いそうな感じの味。

しろえびせんべいはそうでもないけど、材料のしろえびは高級魚ですね。 AJは食べたことがない、と思う。味的には甘海老みたいなとろんとした感じらしいです。甘エビよりは一回り小さい。で、色が白い・・・ていうかうっすらピンクに見える。東京でも食べられるだろうけど、やっぱり現地で食べたいなー。あ、これ冬じゃなくて春から秋に獲れるものなのか。なんか意外。

今回検索していて知ったのですが、富山湾の宝石:しろえびの正しい名前は「シラエビ」と言うのだそうです。シロエビでもシラエビでもどっちでもいいんじゃないかと思ったら、「シロエビ」は別科の別の白いエビを指すのだそうで・・・ややこし。 知名度の低い「正しいシロエビ」に別の名前を付けてあげた方がお互いに幸せなのではないか。シロクルマエビとか。

富山は行ったことない。お魚が美味しいそうなので行きたい気はしている。水がいいのでコーヒーも美味しいと室井滋が言ってた。新幹線で行けば近いしね。

2018年8月26日

ヘモグロビン、ヘマトクリット

赤血細胞(=赤血球)が赤いのはヘモグロビンのせいだと前回書いた。ヘモグロビンは赤血細胞に含まれるタンパク質の一種で、酸素を運ぶという重要な役割は、実際にはこのヘモグロビンが担っている。英語表記はhemoglobin。検査値ではHb、或いはHg、Hgbと書かれる場合もある。血の色の元になるものだから、血色素という言い方をする場合もある。

酸素を運ぶ実体は赤血細胞という袋よりも、中身のヘモグロビンなので、抗がん剤の影響で赤血細胞の数が多少足りなくなっても、ヘモグロビンの量として足りていれば、まぁ大きな問題はない、と考えることが可能なんだろうね、たぶん。
ヘモグロビンの基準値は、女性で12-15g/dL位。男性はもう少し高い。


このヘモグロビンと混乱しがちな似たような検査値がヘマトクリット(Ht或いはHct)。
名前も似てるんだけど「ヘマト」は赤血球を意味する言葉として使われていて、具体的には、血液中の赤血球の割合。数ではなく容積比(%)で表す。これも基準値が男女で微妙に違うけど、だいたい40%位。

赤血細胞の数が足りてても、ヘモグロビンが少なければ容積も小さくなるだろうからヘマトクリットも下がる、というのは容易に推理できるが、なんで両方が要るんだろう?どっちかじゃダメなの?赤血球数もヘモグロビンも良好で、ヘマトクリットだけ異常値って考えにくい気がするんだけど・・
ま、他の血液成分(白血球とか)が多すぎてヘマトクリットが下がるてことはあるな。でも他の血液成分も大抵は測るんだけどな・・・Wikiを読んでみると、正常値よりも高い理由の一つに「赤血球の形が異常」と書いてある。なるほど。形が凹み白玉団子じゃなくなったら、細い血管を通れなくなったりして、ヘモグロビンが足りてても酸素が行き渡らなくなりうるな。そういうことなのかな?よくわかんないけど、とりあえずそういうことにしとくか。


更に厄介なのが、Mで始まる赤血球関連の検査値。

MCVは、Mean Corpuscular Volumeの略で、平均赤血球容積。・・・赤血球はRed Blood Cellって言ったよねー(泣)。corpuscularは一般的には「小体」で、血球という意味はあっても赤血球という意味はない。なんでこんな略にしたんだよー!
意味としては赤血球1個あたりの容積。ヘマトクリットが血液中の赤血球の容積の割合、赤血球数が血液中の数なんだから、ヘマトクリットを赤血球数で割れば(正確には単位調整があるけど)出て来る。

MCHは、Mean Corpuscular Hemoglobinの略で、平均赤血球血色素量。
こちらは赤血球1個あたりのヘモグロビンの量。ヘモグロビン量を赤血球数で割れば出て来る。

MCHCは、Mean Corpuscular Hematocritの略で、平均赤血球血色素濃度。
赤血球1個あたりのヘモグロビン濃度。ヘモグロビン量をヘマトクリットで割る。1個あたりというより、1個容積あたりの濃度って感じ。でもヘモグロビン量を容積で割って濃度を出すって何の意味あるんだろ。MCHの時点でヘモグロビンが多いか少ないか=濃度が高いか低いかはわかるような・・・

Mシリーズは貧血の種類を見分けるのに使われることになっている。貧血の種類は具体的には、大球性、正球性、小球性の3種類。おや、それは赤血球の大きさの話ではないですか?そうなのよ。であればMCVだけで分類出来ますけど。なんで3種類も要るんだろ。やっぱりよくわかんないなー。どうも普通より大きい/小さいと言っても偏差があるので、それによってMCHCに差が出てきて、貧血の細かい種類が推定できる、ということらしい。


私の場合はというと、赤血球数が格段に、ヘモグロビン/ヘマトクリットも低下。造血作用が阻害されたと考えれば納得だよね。ドキシルをやめたことで、ヘモグロビン/ヘマトクリットが先に回復、後から赤血球数が追い付いてきたために、治療中は正常値だったMシリーズが回復期に却って異常値になった。赤血球数の割にヘモグロビンが多すぎたわけね。途中から数値が「異常」になって不安に思ってたけど、気にしなくて良かったんだ。自分の検査値については納得できたのでとりあえずいいことにしとく。

2018年8月23日

赤血球

久々に書く医療用語編。しばらくは検査値について書くつもり。
検査値については、一通りは知ってたつもりだったんだけど、一歩踏み込むとうまく説明できないことに今更気が付いて、ちゃんと調べて知っておこうと思って。自分が気になるところから調べていくので、 他人様の役に立つかどうかはわかんないけど。

初回は赤血球。英語だとRed Blood CellでRBCと記載される場合もある。
ほぼ直訳ではあるけど、「球」はどうかなぁ。顕微鏡写真では丸に見えるけど球ではなくて、真ん中が凹んだ白玉団子状態。「赤血細胞」の方が無難だったかもしれない。中国語では紅血球或いは紅細胞というらしい。素直なネーミング。
 ラテン語(ギリシャ語)寄りの英語としてはEnthrocyte。これも赤い細胞という意味。

血液が赤く見えるのは赤血球の色。そして赤血球が赤いのは酸化鉄(酸素化ヘモグロビン)の色。赤血球は、肺に来た酸素を酸化鉄にして受け取って全身を巡る。要らなくなった二酸化炭素を受け取って酸素を渡して、二酸化炭素は肺に戻す。酸素を失ったヘモグロビンは赤味を失って青黒っぽくみえる。静脈の色だね。

赤血球(=赤血球数)の基準値は男女で異なり、大雑把に男性は500万個/μL、女性400万個/μL位が正常値。
この数字の書き方が病院によって違ってて、私の今の病院での値は"4.71”で単位は10^12/L。えーっとマイクロは10の-6倍だから、単位を合わせると4.71*10の6乗だから471万個ってわけね。

私は今までの治療では白血球は減っても赤血球が基準値を下回ったことはなかったんだけど、前回のドキシルでは300万台を低迷していた。抗ガン剤は細胞分裂が早い細胞を狙うので、造血管細胞も影響を受けやすいんだろうね。それでもあまり先生方は貧血を気にしてくれるようではなかった。恐らくヘモグロビン濃度はそこまで悪くない、と考えたのかな。つまりさ、赤血球の数が多少少なくても、リカバリの方法はあるってことなのさ。次回に続く。

奈良県代表:葛餅

葛粉は奈良県吉野の名物、てことで葛餅。Wikiには「吉野葛の産地に近い関西で良く食される」と書いてあり、奈良県名物とは書いてないんだけど、他に思いつかないんだもん・・・
三笠山(どら焼き)という案もあるけど、名前を付けた元祖と思われる文明堂は奈良と関係ないし。
ぶと饅頭も考えたんだけど、由来はともかく今となっては登録商標だし、 知名度の低さと和菓子っぽくない感じも難。奈良まほろば館(アンテナショップ)でさんざん迷った挙句に、吉野葛でいいことにした。

葛餅については前にも書いたんだけど、今回は由緒正しい?吉野葛の葛餅です。葛餅に黄な粉と黒蜜がセットで売られていました。写真の出来具合は箱根の方がきれいだったな(笑)。でも透明感のあるひんやりプルルンはわかっていただけるのではないか。

奈良は「てくてく奈良」でゆっくり出掛けた。海なし県には総じて点が辛いAJですが、奈良県はなんか地味。店が閉まるのも早い。ま、健康的ではあるような気がする。都っぽさや寺社で京都に勝つのは難しいし、お洒落なアーバンリゾートには神戸という大敵がいる。 むしろ南の吉野山地を活かしてスローライフとかマクロビとかそっち系統に集中した方がいいのかもしれないよ。
奈良の売りはやっぱり山だと思うぞ。

2018年8月16日

読書感想文について

お子様の長い夏休みも残り2週間となってまいりましたね。宿題は順調に進んでいるでしょうか。
私は、宿題は提出日ギリギリにやる派だったので偉そうなことは言えませんがね。図画工作系は苦手だけど、読書感想文は苦にならない方でした。ちゃちゃっと書いた。

だいたい「読書感想文」って名前がいけないんだよ。本を読んで感想を書けばいいだけなら、「面白かった」「つまんなかった」で十分だし、「意味不明だった」「難しくて最後まで読めなかった」なんてのも、十分、感想として成立すると思う。
でもさ、「読書感想文」ではそんなじゃいけないのだ。読書感想文に求められているのは、本を読んだ感想ではなく、本を読んで「考えたこと」を「伝える技術」なのだから。

なのでまずは、「考えさせられる本」を選ぶことが大事なのだ。
読んで面白いと思った本について、どこが面白かったのか、なぜ面白いと思ったのか、と深堀していくことも可能だけど、何故って言われてもねぇ・・・と行き詰まってしまうことが多い。それよりは、面白いと思わなくても、これってどうなの?とか何でこうなるの?とか突っ込みどころがある本の方が書きやすいことが多い。
私自身は読むことは得意だったので、たくさん読んだ本の中から書きやすいものを選んで感想文を書くことにしていました。

でも、読むのがそもそも苦手って子もいるよね。そんなアナタに有効かもしれない裏技。
私の場合は感想文じゃなくて、試験とかの小論文にこの手を使ってたんだけど。

それは、書く内容を先に決めてしまう!のだ。
どんなお題が来ても、その場で考えて書けるのが正しい形なんだろうけど、そんな才能はみんなが持っているわけじゃないし、みんなに必要な才能でもないと思う(笑)。
書きたいこと=伝えたいことを予め決めておいて、導入部と結論部は小論文のお題に合わせて多少のアレンジをする。このやり方でたいていは切り抜けられました。高得点は取れないとしても、どうしよう!何も書けない!!と0点になるよりはマシだし、悩む時間も少なくて済む。お題に振り回されて結局何を言いたいのだかわからなくなりがちな文章よりも、伝えたいことがハッキリしている方が、多少お題からズレていても伝わりやすく、オリジナル度の高い作品になってたりするのだ。
そして何より、伝えたいことを文章で伝える、という技術は誰でも持っていた方が良い技術だ。苦労してもその甲斐はあると思うの。

読書感想文向けでいうと、こんな内容が一般的かな。
①夏のテッパン:戦争はイヤだ
②私の夢は○○になること
③幸せってなんだろう

内容を決めたら、それに関係しそうな本を読んで、導入部を繋げる。本体部分は本と関係なくても自分の考えを書いて、結論部は本と同じなのか違うのかを表明して終わり(主人公の××みたいに/××とは違って、△△です)。

どうでしょう?書けそうな気がしますかね?

青森県代表:鶴子まんじゅう

南部せんべいを岩手県代表にしてしまったので、青森県をどうするかかなり悩んだのだった。案としてあったのは、①前に東北旅行した時に買った「うんぺい」、②青森県ショップで見つけた「昆布羊羹」、③wikiの日本全国の銘菓@青森県で見つけた「くじら餅」。でも、うんぺいは秋田にもあるし、昆布羊羹は北海道にもあるし、くじら餅は山形にもある。ま、郷土菓子ってのは、えてしてそういうものなんだけど・・・。

悩んでいたら「鶴子まんじゅう」というのを見つけた。wikiには青森県八戸市の銘菓と書いてある。もしかしてこれは、八戸市出身のお友達に昔もらったことのあるアレのことではないか?wikiには写真が付いてないけど、Google画像検索してみたら、やっぱりアレだ。いつか調べるつもりで写真だけは撮っておいた気がするんだけど・・・あったー!

wikiの定義では「こしあんに黒砂糖を使用した皮で包み焼き上げ、落雁粉のそぼろをまぶしたもの」。一見、表面に白砂糖がびっしり!!に見えますが、上の定義に書いたように砂糖ではなく落雁粉なので激甘ではないです。甘いことは甘いけど。
真ん中に餡子があるという意味では「饅頭」なんだけど、ポロポロする独特の食感。和菓子っぽくない。黒砂糖のせいか黒棒に似てる気がする。でも落雁粉のお化粧で黒棒よりハイカラというか高級感あるような。でも食べると粉がバラバラ散らかるし、味的には駄菓子に分類されるような・・・微妙。ま、とにかく美味しいよ。Googleによると八戸及び三戸で売られているそうです。

もらったのはこんなパッケージで、揚げる前のコロッケみたいだった(笑)。
「鶴子」の名は元祖である萬榮堂が付けたことはわかっているものの、鶴の夢とかお客さんの名前がツルさんとか、なんか根拠が薄弱。別にいいけどさ。
福岡銘菓の鶴乃子(卵型の焼きまんじゅう)とは関係なさそうだ。
ちなみに鶴の子供は、白くないんですけど。茶色で生まれて生え変わるようです。「鶴」饅頭の方が良かった気がするんですけど。なんで鶴子にしたのか。謎。

青森は、学生の時に北海道旅行に行く前に寄った(八戸出身の先輩が八甲田山をドライブしてくれた)のと、八戸出身のお友達の結婚式に呼ばれて行った(八戸駅に降りたら何にもなくてびっくりしたが、町と駅が離れているだけだと後で分かった)、あとはツアーで奥入瀬と十和田湖、弘前と十和田湖、という廻り方をした。どれもパタパタと行った感じなので、ゆっくり回ってみたいと思っている。お魚美味しいだろうし。

2018年8月9日

兵庫県代表:瓦煎餅

都道府県お菓子も7割方書けたんだけど、残りは結構苦しい。
兵庫県もアンテナショップに行ったけど、お菓子はいろいろあっても、郷土菓子と呼べそうなものがない。群馬県の磯部煎餅がなければ、有馬温泉煎餅を採用するところだけど、炭酸煎餅が二つもあるのはどうか・・・悩んだ挙句に瓦煎餅でいいことにした。Wikiにも神戸市(や高松市)の郷土菓子って書いてあるし。

写真は亀井堂のもの・・・人形町亀井堂だけど。神戸の亀井堂のは東京では売ってないんだよう。分家のだから勘弁してね。
注:人形町亀井堂は閉店してしまいました。すごく美味しかったのに残念。

瓦煎餅については以前にも書いた。AJにとっては瓦煎餅=亀井堂であり、亀井堂の本家は兵庫なのは知ってましたが、神戸土産に瓦煎餅って印象はないなー。神戸は美味しい洋菓子が多いけど、第一イメージはやっぱり風月堂のゴーフルかな。
でも瓦煎餅はwikiにも書いてあるように、材料(小麦粉、砂糖、卵)が洋菓子っぽくハイカラで、昔は港町神戸のお土産にぴったりな品だったんだろう。今となってはあまりハイカラに見えませんがね。

兵庫県は、神戸に何回か行ったことある。出張でも行ったが、個人旅行も複数回行っている。ほとんど神戸だけ(+京都とか大阪)だけど、明石までは行った。淡路島もフェリーでちょこっと渡っては見た。神戸牛のイメージが強いけど、お魚も美味しいんだよね。
城崎温泉とか北の方には行ってないので行ってみたい。有馬温泉もまだ行ってないし。

神戸ではハイウェイという老舗高級洋食屋があって、震災後に心配して行ってみたら、〇日から再開しますと書いてあって安心したのに、今見たら2011年に閉店してる・・・。どこでも代替わりの時期なのかな。昔からある店はずっとあると思い込んでいるので、なくなったと気付くのは寂しい。

帯状疱疹だって・・(泣)

台風のおかげで数日涼しいですね。また暑さは戻ってくるようですが。

さて私は相変わらずのんびり過ごしているのですが、なぜか帯状疱疹にかかってしまいました・・・なんでー。白血球もリンパ球の数値も回復して、毎日日曜日でストレスなんか全然ない生活を送ってるのに―。そろそろ次の治療を始めようとしてるのに、これでは始められないのではないか。不安。ま、でも治療始めてからかかるよりは良かったのかも。

月曜夜には赤くなってたんだけど汗疹だと思ってかゆみ止めなんかつけていた。火曜夜には広がってしまってて、しかもどうみても帯状疱疹。夜中には痛みも出てきた。水曜に慌てて皮膚科に行ってお薬もらってきた。最新のお薬が処方されてすごい高い・・・。
今から考えると先週チクチクする感じがあって、何だろう?と思ったのだった。月曜の時点で、先週のチクチクと赤みが結びついていれば、火曜日の歯医者の定期健診のついでに皮膚科を廻って、痛みが出る前に対処できたのになー。悔しー。

帯状疱疹はすごく久しぶり。20年ぶり位かな。前は痛みもなく結構広がってしまってから病院に出掛けたので、もっと早く来なさい!と怒られたんだった。その時も免疫の低下に思い当たる節がなく、なんでだ?と思っていた。
今回は更に思い当たらない。しいて言えばめちゃくちゃ暑い!ってこと位。せいぜい外出を控えてなるべくじっと過ごすように気をつけます・・・

2018年8月3日

8月になりました

世の中は夏休みですな。近所の盆踊りも済んだし、夏祭りももうすぐだ。しかし暑い。暑すぎでやってらんない。

毎年夏には、アイロンの要らないミニタオルを持って歩くのですが、今年は暑すぎでミニタオルがすぐ湿ってしまう。思いついて手ぬぐいを持つことにしたら、これが便利!
近所のお出掛けには、保冷剤を手ぬぐいでくるくる巻いて首から掛けて出掛ける。見るからに田舎のオバさんスタイルですがね、首が涼しいとだいぶ楽だし、額の汗も簡単に拭える。屋内では冷房除けにもなる。お風呂のついでに洗って干せば翌朝には乾いてる。あんまり便利なのでもう一枚買って来ちゃった。

本日も夕方頃には手ぬぐい片手にちょっと遠くのスーパーまで遠征予定です。
あー、でも早く涼しくならないかなー。暑すぎだよう。

千葉県代表:ぬれ煎餅

本当は、「鯛せんべい」を千葉県代表にしたかったのだ。昔からよく食べていたし。でも鯛せんべいがなかなか手に入らない・・・千葉県ってアンテナショップがないんだよ。千葉県に行く予定も経たず。東京で買えるぬれ煎餅でいいことにする。食品成分的には味が濃い米菓の煎餅でしかないけど、鯛せんべいだって、砂糖と卵白で白っぽい鯛の模様がついてるだけの小麦粉煎餅でしかないし・・・

「ぬれせん」にしてしまうと登録商標になってしまうぬれ煎餅。湿気た煎餅な感じだけど、そうではなくて、熱いうちに醤油にべっとりつけて焼き乾かさずに袋に入れる。いかにもな感じですが、最初は失敗作。
Wikiには千葉のお菓子とは書いてないけど、千葉県銚子で売り出したとは書いてある(鯛せんべいは項目もない・・)。銚子は醤油が名産だから、醤油煎餅も銘菓になるわけだが、有名になったのは、やっぱり銚子電鉄が赤字削減のためにぬれ煎餅を売り出したことによるよね。

鉄道会社が赤字削減のために煎餅を製造販売!というのも意外感があるけど、ぬれ煎餅ってところが、しけた感じっていうかー、涙をそそるっていうかー、なんだか応援したくなる。ちなみに写真は銚電のではなく師匠にあたるイシガミの製品です。

千葉県で育ったAJは、銚子はバス遠足で行ったことある。犬吠埼と醤油工場に行った。東映映画のオープニングに映る岩と波は犬吠埼のなんだよ。 銚子にはあれっきり行ってないけど、房総はお魚が美味しくて割と好き。潮来あやめまつりのついでに連れて行かれた佐原もいい町だったな。でも大人になって一番よく行ってる「千葉」は、新東京国際空港(成田空港)だったりなんかして。目的地としては東京ディズニーランド。どっちもあんまり「千葉」じゃないか。
とにかく千葉は、AJ家から距離的に一番近い県だし、育った場所だから心理的距離も近く、お魚も美味しいところ!・・・ではあるのだが、旅行となると何故かつい伊豆に向かってしまうのだった。ごめんよう。内房/外房線が京葉線ホームになったのがいけないんだよう。

2018年7月28日

若人のための100冊(9)

静かなドンの8分冊以降は、さくさく進んで残り10タイトル!冊数も少なそうなので、8月中に終わるかな?

(81) 奥の細道(松尾芭蕉):読み直す一冊で済み

(82) 静かなドン(ショーロホフ/岩波文庫):ロシア革命後の内戦をコサックの視点から。「世界をゆるがした10日間」から5年もかかった理由が良くわかるのだった。なかなかドラマチックで、長い割に飽きずに読めたんだけど救いがないのがちょっと。

(83) 蟹工船(小林多喜二/岩波文庫):初めて読んだかも。一緒に入っていた1928.3.15は党員逮捕を描いたドキュメント風。でも登場人物の殆どに名前がない蟹工船の方がプロレタリア文学らしい感じ。当時を知る上では有益だし、社会運動としては意味ある(あった)と思うけど、物語としてはどうか。カタカナの擬態語が多いのが気になる。

(84) 社会契約論(ルソー):光文社古典で済み

(85) 方法序説(デカルト/岩波文庫):難解すぎ、っていうか決めつけ過ぎ。良識(理性)は万人が等しく持っている、ってそんな。生物学的にも今となっては間違いが多い。そもそもキリスト教を当然の前提とする点でいろいろ厳しいんだよね。

(86) 舞姫/阿部一族(森鴎外/新潮文庫):舞姫は二度目だと思う。前は文章が難解で挫けたのだが、今回は問題なく読めた。古典をだいぶよんだからなー。 友達のせいにして本当は友達なんかいないのがずるい。「寒山拾得」のおまけで「パパアも文殊なのだが、まだ誰も拝みに来ないのだよ。」が秀逸。「鶏」も面白い。でも鴎外は面白く書こうとしたわけではないらしい。「阿部一族」は普通。

(87) 方丈記(鴨長明/笠間書店):ちゃんと読んだの初めて。田舎の小さい掘っ建て小屋で十分だ、地位もお金も要らないよ、と言いながら、子供の頃のおうちは大きかったのに、若い頃は希望に燃えてたのに、今は家族も家来もいなくてさ、だって出家するしかなくてさ、と何だか愚痴っぽく聞こえる。

(88) ボヴァリー夫人(フローベール/新潮文庫):恋に恋するエマ。医師と結婚しても、色男や年下と不倫しても、がんがん散財しても、満たされるのは一瞬だけ。それでも懲りずに同じことを繰り返し、結局自滅してしまう。粗筋だけ書くと単なる恋愛小説だけど、地方の生活が上手く書かれてて面白い。品評会の発表を聞きながら口説かれる場面なんか秀逸。新潮文庫の新訳(2015年出版)は、話法にも注意して翻訳したそうで、訳者あとがきも面白かったです。

(89) 嵐が丘(エミリー・ブロンテ):光文社古典で済み

(90) 土(長塚節):読み直す1冊で済み

2018年7月24日

宮崎県代表:鯨羊羹

ネット検索でやっと見つけた宮崎銘菓。新宿にある宮崎アンテナショップにあるというので、わざわざ出かけてきましたよ。こんなの。「鯨」は名前だけで、鯨成分は少しも入っていません。

白い部分が「米の粉を練ったもの」で、こしあんで挟んで蒸しあげてあるのだそうだ。羊羹というより、あんこの外郎サンドって感じ。後方の蓬入りはたぶんバリエで、白黒の方が正統派鯨なんだろうね。
同じ名前のお菓子が広島県尾道市にもある。こっちはローカルお菓子というより特定店舗の商標お菓子な感じだけど、見た目はずっとリアルな鯨肉(本皮)。宮崎銘菓はなんか中途半端だよねぇ?

wikiによると、「鯨のようにたくましく育って欲しい」と幼君の母君が作らせたのだそうです。だったら普通、鯨の形に作るのではないか。或いは鯨肉自体を食べればたくましく育つだろうけど、鯨肉に似せて作ったお菓子を食べてもたくましくはならんだろう。なんでそんな中途半端なことになったんだろ。いいけど。

(2018/09/11訂正:「グレーテルのかまど」に鯨羊羹が登場。鯨羊羹は鯨肉ではなくて、鯨が二頭並んで泳いでいるの図、なのだそうだ。えーっ、全然そうは見えませんけど!!)

AJは宮崎にも行ったことがない。高千穂峡とか行ってみたいと思っている。でも実はあまり宮崎って印象薄いのよね。宮崎マンゴーとかチキン南蛮とか割と新しいイメージ。海産物もあるはずだけど印象ないなー。薩摩の陰に隠れちゃってる?もっとPRするべきじゃないかな。がんばれ宮崎!

2018年7月22日

残念なビッグデータ?

AJ家から一番近いスーパーがイトーヨーカドーで、もう何年も食品/日用品のほとんどをヨーカドーで購入している。毎回ヨーカドーカードを提示しているので、購入履歴は10年は貯まっている筈だ。

でもお勤めやめて暇になったので、週に数回は運動のために遠くのスーパーまでてくてく遠征することにした。そうやって気が付いたんだけど、スーパーによって定価が微妙に違うものが稀にある。どうせ買うなら数十円でも安い方がありがたいので、これはあっちのスーパーで、あれはそっちのスーパーで買う、という決まりにしたものが数点あるのだった。

さて、先日ヨーカドーから「ふだんのお買い物に合わせて特選した商品」のクーポン葉書をもらった。確かに以前には週に1回くらい買っていたけど、今では買わなくなったものばかりが厳選されている!
と書くとさすがビッグデータ解析!と思うんだけどさ。前段に挙げた、他のスーパーで買うようになったものはなぜか一つも含まれていない。そして「以前」が古いんだよ。
たぶん(たぶんだけど)、1-3月期のお買い物データと、4-6月期のお買い物データを比べて、「最近」買ってないものをリストアップしてくれたのではないかな?おでんとかスープとか冬物食品が並んでいるのだ。リストを人が眺めればすぐ気が付くんだけど、そこまで分析はしなかったのね。この暑いのに誰が冬物食品買うんだよ!と思った顧客は多かったのではないか。せっかく葉書くれたのに残念だ。

残念だよなと思ったけど、元エンジニアとしては、この分析のために手間が掛かったと思うし、次の機会にもまた葉書が欲しいので、リストの中から一つ買ってきた。これに懲りずにまたやってね。

2018年7月21日

熊本県代表:朝鮮飴

「朝鮮飴」は知らなくても、「ボンタンアメ」なら知っている人が多いのではないか。朝鮮飴はボンタンは入っていないが、概ね同じようなもの。ていうか、朝鮮飴に文旦の果汁を入れて改良したのがボンタンアメです。(注:ボンタンアメの製造元は熊本ではなく鹿児島)

オブラートではなく、たっぷり敷き詰められた片栗粉に埋まっている。取り出す度に指が真っ白。大きさはボンタンアメ3個分位。「飴」という名前になっているが、モチモチ柔らかい。作り方や原料としては求肥の類になるのだそうです。

熊本+朝鮮といえば加藤清正。朝鮮出兵の時に朝鮮から持って帰ってきたんだろう、と思いきや。
もともと「長生飴」という名前だったのに、加藤清正が朝鮮出兵の折に兵糧として持って行って好評を博したら、「朝鮮飴」になってしまったのだそうだ。みんなが朝鮮飴と呼ぶので、ほんとは長生飴なのに・・・と思いながら改名したんだろう。本当は朝鮮から持って帰ったわけじゃないけど、そう誤解された方が熊本な感じ+高級そうで、まぁいいか、と思ったのかもしれない。

AJは熊本も行ったことがない。行きたいとは思っている。阿蘇山がもう少し静まって、熊本城も出来上がってからがいいかな。馬刺しも美味しいらしいが、本場の太平燕を食べてみたいです。
そういえば私はずいぶん長い間、太平燕を太平「楽」だと思い込んでいたのだった。ある日母に、タイピーエンって燕は入ってないんだよね、と言われて、ツバメ??と勘違いに気が付いたのだった。

2018年7月12日

石川県代表:柴舟

石川県は最初、輪島の丸柚餅子を取り上げようと思っていた。柚餅子はいろいろ悩んで調べてたからね。でもー。銀座の石川県ショップは「百万石ものがたり」で、県の観光キャラクターもひゃくまんさん。つまり石川県民としては、石川=加賀でありたいんだろう。能登を代表にしては石川県民が嘆くのではないか。更に加賀の中心=金沢市は和菓子の町でもある。柚餅子もイイけど、金沢のお菓子で商品名じゃないヤツ、何かないかな・・・

で、見つけたのが柴舟。
小麦粉煎餅に生姜味の砂糖をまぶしたもの。原材料も見た目も駄菓子なんだけど、名前も生姜が効いたお味もお洒落で、さすが百万石だけのことはある。見た目より高級な味がするよ。

柴舟とは本来、柴を積んで運ぶ川舟のことだそうな。クマを乗せてみたけど・・・ひっくり返りそうです。なんでこれが舟?
「芝を乗せた舟」だから、舟の形に決まりがあるわけではなさそうだけど、有名な浮世絵にあるやつだとこんな感じ。似てないよっ。
Wikiには、お菓子の柴舟は「うっすら雪をかぶった舟」と書いてある。白い砂糖が雪なのはわかるけど、やっぱり舟には見えない。柴舟そのものではなく、柴舟に乗った「雪をかぶった柴」なのかな。ま、見てすぐわかるようなネーミングを求めるのはAJの悪い癖で、少し遠目の連想ゲームの方が風流だろという気もする。
金沢は雪が多いし、素敵な川がある。柴舟はそういう意味でも金沢らしいお菓子だと思う。

AJは金沢経由で能登まで回ったことがある。学生時代だから遠い昔だけど。金沢はとにかく川が素敵だった。春休みに行ったので雪も残ってた。忍者屋敷がすごく面白かった。能登の方は「裏日本」ぽい侘しさだった。輪島の朝市はすごく楽しかった。
良い思い出なのだが、学生旅行だったので、美味しいものはろくに食べていない。金沢ではうどんが美味しかったし、輪島の朝市ではみりん干しが気に入って買って帰ってきた。でも加賀・能登にはもっと美味しいものがあるよね(泣)。新幹線が出来て便利になったし、リベンジに行きたい!

2018年7月11日

皿屋敷と近況あれこれ

いつも使っている小皿が一枚見当たらなくなった。
食器棚のどこにも、冷蔵庫にもレンジにもない。食事する場所は決まっているので、そんなとんでもない所に置くわけないんだけど。どこを探しても、1枚、2枚、3枚、4枚・・・1枚足らない。(全部で5枚)
小皿と言ってもうっかり捨ててしまうほど小さくはないので、そのうちどこかから出て来るだろう、と思っていたら、なんとピアノの上に乗っていた。盆菓子を買って乗せたのを忘れてた。

病院で医師が血液検査の結果を眺めながら「野菜とか果物とかたくさん食べていますか?」と聞くので、自信たっぷり「食べてます!」と答えたら、カリウムが高すぎるので程々に食べるようにと言われた・・・お菓子の代わりに食べていた果物をやめることにした。えーん。

先月から読み始めた8分冊の「静かなドン」をやっと読み終わった。コサックの物語。感想は別途書きますが、いろいろ発見の多い話だった。
①物静かなドンさんの話だと思ってたら、ドンは地名(川の名前)だった。「静かな」は枕詞みたいなものらしい。
②コサック、コーカサス、カフカス、カザフ・・たぶんみんな語源が一緒なんだな。
③ゴルバチョフみたいな名前の人が出てきた。もしかしてと検索するとやっぱりゴルビーもカフカスの出身だった。作中の表現では「クバン」に当たるらしい。
④「冷たいプリン(薄餅)」というお菓子が出てきて、プリンは薄餅じゃないだろう?とよくよく見たらブリンだった。パンケーキの仲間とのこと。
舞台のひとつであるロストフは、W杯ポーランド対日本戦があったロストフ・アリーナのあるところ。試合開始時刻のだいぶ前から「生中継」があったので、ロストフ市内を映してくれるんじゃないかと楽しみに見ていたのに、サッカーの話ばっかり。ちらりと映ったドン川は夜中で何も見えなかった。ハーフタイムに望みをかけたがやっぱり映らなくて諦めて眠った。不評のパス回しは朝のニュースで知りました。せっかくロシア各地でやってるんだから、サッカーの話ばっかりするなよ。(そんな見方をする人はいないんだってば)

2018年7月6日

三重県代表:かた焼き

三重県の有名和菓子と言ったら、伊勢名物「赤福」が定番。ほぼ同じもので「御福餅」ていうのも伊勢にはあって、すると「福餅」は一般名称なのかと期待したのだけど、そんなことはなかった。御福餅は赤福を真似してできたものらしい。パッケージまで似てるもんね。
他に何も思いつかないし、伊勢/三重県らしい要素が何かあれば、知名度の高さを鑑みて赤福でもいいかなぁと思ったんだけどさ。赤福って単なるあんころ餅以上のものではないんだよなぁ。静岡代表:安倍川餅だって実体は単なる黄な粉餅だけど、「安倍川」って地名が付いてるし、静岡名産(当時)白砂糖を使っているし。そういうエピソードが赤福には足りない。ぶつぶつ。

困りながら三重県のアンテナショップに行って、見つけたのが左の「かたやき」。Wikiでも三重県伊賀地方の名物と書いてある。よしよし。
名前から想像できるように、堅い小麦粉煎餅。やたらに堅い!高知名物ケンピも堅かったが、堅焼きの方が堅い気がする。そしてケンピと違ってこの大きさ(直径7cm位)なので、何も考えずに食べようとすると、歯が立たずにくわえたまま途方に暮れることになる。
伊賀名物で想像できる通り、忍者の携行食。堅い=水分が少ない=軽いし日持ちする。忍者らしい感じでいいよね。Wikiには刀の鍔に打ちつけて割って食べたと書いてある。手裏剣みたいに投げて割れば更に忍者ぽいのに(食べにくいって)。一般人はそうはいかないので、付属の木槌で割って食べる・・・ええっ!!私が買ったやつには木槌は付いてなかったぞ。察するに、伊賀で売られるお土産用には木槌が付いているけど、三重県アンテナショップでかた焼きを買うのは概ね県民だけなので、木槌なし製品が売られているんだな。
とにかく堅い。口に入れる前に割ろうとしても簡単に割れない。ウチに木槌はないので、包丁でギシギシ切れ目を入れてからエイヤっと手で折ったらやっと割れた。味は素朴な小麦粉煎餅。私の買ったのは胡麻と青海苔がトッピングされていたが、他にもバリエがあるそうだ。

「三重県」と言われると反射的に「四日市コンビナート」が出て来るのは私だけでしょうか。たぶん学校で習ったんだと思うけど。だからAJにとって三重県=愛知の隣の工業地帯って感じ。伊勢って言われるともう少し観光地っぽく感じる。志摩になると真珠とか高級ホテルとかおしゃれリゾートな雰囲気。
日本橋にある三重県アンテナショップは「三重テラス」って名前なんだけど、「伊勢志摩テラス」の方が何か買えそうな雰囲気出て良いのではないか。外国人観光客を狙うなら直球で「真珠県」とかがいいかもしれないね。

三重県は、修学旅行で志摩に行った気がするのだが何も覚えていない。何しに行ったんだろう?通っただけだったのかな。ちなみにセットで行った岡山も、大原美術館しか覚えていない。せっかく行ったのに何考えてたんだか。伊勢志摩は行きたいと思っています。お魚も美味しそうだし。松阪牛はあんまり興味ないけど、桑名の焼き蛤は絶対食べたーい。

2018年7月1日

7月になりました

早くも2018年が半分終わりました。毎年のことながらほんとに早いよ。そして今年はもう梅雨も明けてしまった。でも木曜以降に雨が降る予報に戻ったので、梅雨明けについては、やっぱり7月に入ってからでした・・と訂正される気がする。

本blogによると去年は真夏服への入れ替えがまだ終わってなかったんだな。今年は梅雨明けを受けて入れ替えを終わりました。そうそう、去年は8月の夏物最終バーゲンを楽しみにしていたのに、8月になったら急に寒くなって夏物はお店から消えていたんだった。今年もどうなるかわからないから、天気予報を見ながら早めにバーゲンチェックしておこうっと。もっともいつものお店が去年なくなっちゃったから、何をどこでチェックすればいいのかわからないんだけど(笑)

6月は月掃除の2月分も合わせて終了。7月には3月分もキャッチアップできる予定。若人の100冊も今読んでいる8分冊が終われば後は軽そうなので、夏の内には終わるような気がする。編み物も順調に捗っていて、7月中にはサマーセーターが編みあがる予定。大物編んだの久しぶりだが、飽きずに編めた。次は何を編もうかなぁ。でも真夏は編み物は休みかなやっぱり。
さて問題は都道府県お菓子だな。7月分までは既にネタ確保したけど、各ブロック毎に1-2県は何も見つからない・・・という県があるのだった。思い当たるものがある方はご教示願いますです。

2018年6月29日

和歌山県代表:那智黒

和歌山県の食べ物というと、梅干しとミカン。鯨にイルカ。でもお菓子となるとねぇ。名門紀州のお殿様はお金持ちだったろうに、甘いものには興味なかったんだろうか。

AJは高野山に行ったことはあるが、高野山は高野山であって和歌山代表ではないような気がする。まだ行ってないけど、ツアーでは良く高野山とセットにされている熊野の方なら和歌山っぽいかな。そうだ、高島屋に那智黒飴って売っていた。 あれって那智の滝と関係あるのか?→あった。Wikiにも和歌山を代表する観光土産って書いてあるのでこれでいいことにする。

写真は那智黒総本舗のもの・・・ただの黒飴じゃないかー?
そうなのよ。奄美産の黒砂糖から作られた黒飴と書いてある。でも飴自体にちゃんと「なち」「ぐろ」って書いてあるでしょ。
那智黒はもともとは石の名前で、那智黒から作られた碁石に似せた飴なので那智黒という名前なのだが、ネットで見る限り今では那智黒=飴という認識の方が多いのらしく、石の方は「那智黒石」と呼ばれている。

那智黒石は那智で取れる石、と思いきや。
碁石や硯に使われる岩石としての那智黒石は、三重県熊野市神川町で取れる・・・あれ?熊野って和歌山じゃないの??地図で確認すると、和歌山県と三重県、及び奈良県と三重県の県境あたりが「熊野」であるらしい。那智の滝を擁する熊野那智大社はじめ、熊野三山(神社)は全部和歌山にあるんだけどね。そうして今気が付いたけど、奈良と三重の間に和歌山県の飛び地がある!熊野の山はやっぱり和歌山県に愛着があるらしい。和歌山県新宮市(三重県との境にある)との結びつきだとWikiには書いてある。
ちなみに「那智黒石」は碁石や硯に使われる岩石の他に、玉砂利を意味する場合もある。Googleすると検索結果は飴ばっかりなのに、右横のGoogleショッピングは砂利石を出してくる。AJには碁石の石と大して区別付きませんが、ピカピカきれいな玉砂利。こちらは和歌山県及び三重県の海浜で取れるのだそうだ。

和歌山県ショップは銀座交通会館の中にあって、高野山に行く前にチェックに行ったのだが、なんだかあまり商売っ気を感じないんだよね。紀州といえば紀伊国屋文左衛門、紀文様以外でも紀伊国屋は本屋に高級スーパーに現代でも健在だ。商人魂が強い筈なんだがなぁ。いかにもな銘菓を作っておけよ。

2018年6月20日

窓枠修理+α

数年前から南向きの窓の窓枠がボロボロ剥がれてきた。
しばらくは上になんか敷いたりしていたのだが、南向きの窓全部が剥けてきて、しかもどんどんひどくなるので、諦めてプチリフォすることにした。
馴染みのリフォーム会社さんにお願いしたけど、あまり見ない症状らしい。結露の影響?とも言われたけど、どの窓も片方の側だけ。問題無い側には網戸を付けてある。外からの雨風が理由なら、むしろ反対側が傷むはずなのよね。日光の当たり過ぎが原因なんだと思う。なんでウチだけに出るのかはわかんないんだけどさ。ぶつぶつ。

リフォーム自体は数時間で終わった。早く終わり過ぎて、お昼に渡す筈だったペットボトルのお茶を出すの忘れた。
ボロボロになったのを剥がして、やすり?みたいので更に平らにならしてから新しいシートを貼る。器用な人なら自分で出来るのかもしれない。不器用な私には無理ですがね。3か所お願いして3万円ほど。すっかりキレイになって大満足。心配していたシートの匂いも数日でなくなった。こんなに簡単にキレイになるなら、もっと早く頼んでも良かったなー。

リフォームについては以上。

で、同じことを繰り返さないように、窓枠の内側にもレースのカーテンを追加することにしたのだ。
こんな感じ。左側に掛かっているのが前からあるレースのカーテン。転落防止用の横棒の向こうに掛かっているのが追加したもの。
カーテンレールは今までのと共用で、レールランナー(カーテンをぶら下げる器具)を100円ショップで買ってきて追加。窓側(通常と反対側)から交互になるようにぶら下げています。
こんな半端な長さのカーテンは売ってないので、市販のカーテンをちょん切って作成。適当に縫ったので一部曲がってるけど、通常のカーテンに隠れて見えないので気にしない(笑)。日差しはうまく遮られそうです。

福岡県代表:鶏卵素麺

鶏卵素麺は食べたことがない人が案外多いのではないか。これが福岡県代表なのか!?と抗議の声が聞こえそうな気もする。はい、他にも銘菓はたくさんあります。でもこれが一番福岡っぽいというか博多っぽいというか九州っぽいとAJは思うのですよ。

Wikiの写真は細く切りそろえられていて、素麺というかモンブランみたいだ。同じお店の商品の筈だが、AJが撮るとこんな感じ。黄色くてツヤツヤのベタベタ。卵黄と砂糖の味がする(当たり前)。
昔食べた時には、もっと卵臭くてもっと激甘で、和菓子とは思えない感じだったが、今回のはお上品な気がする。味が変わったのか或いは前に食べたのが別のお店のものだったのか不明。
ま、とはいえかなり甘いお菓子であることには変わりありません。カステラを煮詰めたような甘さ(わかりにくいよ!)。甘過ぎでたくさんは食べられません。

見た目で想像できるように南蛮菓子。Wikiにも書いてあるように、まんまのお菓子が元祖ポルトガルにもあるし、マカオやブラジルにもある。原料や作り方が単純なのか、アレンジもされずにそのまま残ったんだね。

オリジナルの名前はfios de ovos=卵の糸で、各国での名称もこれに準ずるのだが、日本ではなんで「素麺」になったんだろう? 松屋利右衛門の商品説明には「このお菓子は形が素麺に似ておりますが、湯水を掛けられないようにご注意ください」とまで書いてあるが、この色と光沢感では素麺には見えないと思う。「鶏卵素麺」って書いてあるから勘違いする人がいるかもだけど。素直に卵の糸にしておけば・・・あっそうか、「卵の糸」では錦糸玉子と混乱しちゃうのか。光沢のある鶏卵素麺の方がむしろ、「錦糸玉子」の名にふさわしいのにね。

長崎に比べて南蛮貿易な感じはしない博多ですが、鎖国前は大貿易港だったんだよう。今は韓国中国向けの港として、他の港町とは一味違う華やかさがある博多。「錦糸卵」こと鶏卵素麺のイメージにぴったり!とAJは思っています。

福岡は出張も含めて何度も行ったことある。ほとんど博多周辺だけだけど、志賀島や芥屋の大門にも行ったし、太宰府天満宮も行ったことある。ラーメンも美味しいがお魚も美味しい。空港から地下鉄ですぐに市内に出られるところも好き。何度でも行きたいです。

2018年6月18日

岐阜県代表:穀煎

都道府県お菓子も残り半分を過ぎて、だんだん困り度が高まりつつある。

岐阜県ってお菓子以外でも何も食べ物思いつかない。ネット検索するもそれっぽい銘菓が出てこない。いくら美味しそうでも、どこにもあるようなものじゃねぇ。頼りのアンテナショップも岐阜県のって見掛けない。前にはあったけど東京から撤退したらしい。うーむ困った。

でも、日本橋高島屋の諸国お菓子売り場で、「こくせん」という飛騨のお菓子を売っていた。これで行けるかな?「穀煎」と書くらしい。Wikiにも飛騨の伝統的な駄菓子って書いてある。黄な粉ねじりに見えるんだけど、他に思いつからないからこれでいいや!と買ってきた。

こんなの→。胡麻がいっぱい付いている。私は白胡麻のを買ったけど、黒胡麻のもあった。原材料は、白胡麻・水飴・砂糖・大豆。味は概ね黄な粉ねじりだけど、薄くてパリパリした硬さと胡麻の香ばしさがとても美味しい。でも駄菓子感は否めず、やっぱりこれ黄な粉ねじりだわ(笑)。

穀煎の名は、穀物を煎って作るから、とWikiに書いてある。
でもこのお菓子は黄な粉ねじりと同じで、黄な粉に水飴と胡麻を混ぜて平たく伸ばして作るんだと思う。「穀物を煎って作る」では、麦焦がしに聞こえるんですけど。何が穀物で何が煎るなんだよ。
ま、黄な粉は大豆(豆だから五穀に入る)を煎って作ったものだから「穀煎」だ、と言われればそうなんだけどさ。なんか納得がいかないよ。

ちなみに2018年上期の朝ドラは岐阜県が舞台で、五平餅がキーワードとして登場してるけど、五平餅って岐阜にもあるんだ、長野のものかと思ってた!という人が多いのではないか。私も五平餅について書くまではそう思っていた。中部地方山間部に共通する郷土菓子なんですよー。
朝ドラのロケは恵那でやってるのだそうだ。あれ?恵那って長野県だと思ってた。だって伊那は長野県だよね?(勝手に一緒にするな by関係者)

岐阜県は行ったことがない。通ったこともないと思っていたら、東海道線は岐阜県をかすめているのだった。そういえば岐阜羽島って聞いたことあるね。地図で見ると思ってたより岐阜(岐阜市)って名古屋に近いんだな。県境はもっと北の方にあるのかと思ってた。
とはいえ海なし県には基本的に興味の薄いAJ、岐阜県には行く予定ないかも。我儘ですまん。

2018年6月8日

若人のための100冊(8)

前回の反省を取り入れ、「読書の時間」を毎日割り振ることにして(時間割が決まっているわけじゃないけど)サクサク進んだ。ま、半分は他で済んでいたし、全部分冊ナシだったことが大きいね。あと20タイトルまで来たけど、次回はいきなり8分冊があるので結構時間かかりそう。

(71) 蘭学事始(杉田玄白/講談社学術文庫):読み始めてすぐに気が付いた。正月に見た三谷ドラマの原作(正確には、ドラマの原作となった漫画の原作)だ。ドラマの方が面白かった。原作は読み物として書いたわけじゃないそうだから無理もないけど。おじいさんの思い出話は要らんところに飛んでしまう。聞き書きならそこのところをもっと詳しく、と面白く出来るんだろうけどな。

(72) 阿Q正伝・狂人日記(魯迅):光文社古典で済み

(73) にごりえ・たけくらべ(樋口一葉):読み直す1冊で済み

(74) 永遠平和のために(カント):光文社古典で済み

(75) 実践論・矛盾論(毛沢東/角川文庫):時代のせいかサヨクな本が多い若人の100冊。期待せずに読み始めたらこれが案外面白い。中国文化への翻訳が実に上手い。頭のいい人だったんだな。活動の矛盾と変化。本人にも当てはまり過ぎで、出版後を踏まえた解説付きのを読みたいと思った。

(76) 人形の家(イプセン):読み直す1冊で済み

(77) 或る女(有島武郎/新潮文庫):ドラマチックというかスキャンダラスな話。恋多き美女が粗野な男に本当の恋をする。堕ちていく二人。殆どの登場人物にモデルと思われる人がいるけど粗野な男のモデルは見つかってないというのが笑える。

(78) 善の研究(西田幾多郎/講談社学術文庫):学生の頃読んだはずだけど全く記憶なし。善というより、実在とか意思に対する考察の方が多い。「科学的」に整理しようとすると医学寄りになってくるね。古代は分ける必要なかったし、未来も分ける必要なくなるのかもだけど。そんなこと考える必要あるのかと言ってしまえばミもフタもないよな。

(79) 歎異抄(唯円):光文社古典で済み

(80) タルチュフ(モリエール/岩波文庫):タルチュフの敬虔な信者ぶりにすっかり敬服してお金も家族も渡してしまおうとする旦那様と、わざとらしい偽信者だと糾弾する家族の皆さん。最後はペテン師だったことがばれて王様の裁きによりお金も家族も名誉も無事で良かったねとなる。ペテン師のような宗教家/宗教団体への揶揄。いつの時代にでもいるのね。

2018年6月6日

梅雨に入ったね

諦めかけていた布団の洗濯は先週末に決行しました。で、結局ひざ掛けを出してきて重ね着で乗り切ることにした。ひざ掛けなら、かさばらずにすぐ乾くし。
梅雨入りを受けて今日は扇風機をスタンバイ。クーラーも今週中には用意して、ドライモードで試運転だな。

先日、井筒八ッ橋が聖護院八ッ橋を訴えるというのがニュースになっていた。創業1689年はウソだということらしいが、西尾八ッ橋はいいのか?ニュースを読んでも西尾については何もコメントされていないから西尾は正しい(とみなされる)ってことなんだろうね。
だったら、1689年を創業年として主張出来るのは西尾八ッ橋だけだ、って書いてくれてもいいのに。ていうか、西尾八ッ橋が訴えるべきなんじゃないのか?なんで1805年創業の井筒八ッ橋が訴えるんだ?

ま、聖護院八ッ橋は創業年はともかくとして確かに怪しいよね。パッケージに杜若が描いてあって、AJも聖護院(というお寺)に八つ橋(短い板を組み合わせる橋の八つ橋)があって、そこから八ッ橋が出来たんだと思っていたもん。関係ない絵を描いてくるあたりが元祖にふさわしくないよ。
といいながら、聖護院八ッ橋の写真を使ってるんだよな。西尾に変えとこうかしら・・・

滋賀県代表:丁稚羊羹

滋賀県の食べ物って鮒ずし以外思いつかない。そもそも滋賀って琵琶湖しか思いつかないし。
日本橋に滋賀県アンテナショップが出来たので覗いてみたけど、いまいち「名物」らしいものがわからない。しばらく悩んでいたのだが、先日開催された高島屋の「大近江展」で、近江を代表するいいとこどりの近江弁当に、「丁稚羊羹」が一切れ入っていると書いてあったので、たぶん「丁稚羊羹」が滋賀県代表なんだろうと考えることにした。正確には滋賀県近江八幡市の銘菓になるらしい。

実は「でっちようかん」と呼ばれるものは大きく分けて2種類ある。ひとつは蒸し羊羹タイプで滋賀県はこちらのタイプ。もう一つは水羊羹タイプで福井県が代表選手らしい。 そして蒸し羊羹タイプも、滋賀県の専売特許ではなく、京都など他でも「銘菓」となっているところがある。実にややこしいお菓子である。

さて近江風の丁稚羊羹。写真は近江三方庵のもの。
竹の皮にくるまれている。本当は竹の皮ごと切って食べるものらしい。知らずに剥がしちゃったよ。味はね、蒸し羊羹の味(笑)。
丁稚羊羹=丁稚でも買える羊羹、だからどこか「なんちゃって」な羊羹なのかと思ってたけど、単なる薄い(味じゃなくて厚みが)蒸し羊羹、だと思う。「薄さ」がなんちゃってなんだろうか。食品成分表に蒸し羊羹は既に収載されているし、厚さの差だけではとりあげてもらえそうもないなぁ・・・いいけど。
商品説明には「丁稚奉公に出ていた子供たちが里帰りをして再び戻る際、主人や番頭へのお土産として持ち帰った」と書いてある。この場合、羊羹を売る側が丁稚羊羹を名乗る意味が良くわからない(もらった側が丁稚羊羹と呼ぶのはわかるけど)。
一方、丁稚さんが里に帰る際のお土産として買ったという説もある。これなら丁稚羊羹として売るよね。お手軽だから丁稚じゃないけどおやつに買うて食べよう、というニーズもあっただろう。すると丁稚さんが少ない近江八幡が元祖になるのはちょっと・・・商都大阪を発祥の地としたいところである。
ま、実際はもらった側が勝手に丁稚羊羹と呼んでたのを、「これ丁稚羊羹って名前なんだって」と近江に逆輸入されたネーミングなのかもしれない。

滋賀県は、ずいぶん昔に京都経由で琵琶湖に行ったことある。琵琶湖クルーズに乗った。今でもやってるんだね、ミシガンクルーズ。何がミシガンなんだか。ハンパなディズニーランドにしないで、琵琶湖らしい和風なところを売りにした方がいいんじゃないかなぁと思った。よく見るとミシガンじゃないコースも別にあるのね。時間がなかったからミシガンにしたのかな?よく覚えていない。

滋賀県ってAJにはなんだか地味な印象。海なし県だから興味が湧かないのかなぁ。行きたいのは琵琶湖の他には草津温泉くらい?お城はあんまり興味ないし。
しかし「大近江展」のチラシで気が付いたのだが、実は、デパートの常連和菓子屋、叶匠寿庵は大津市、たねやは近江八幡市の出身なのだった。どちらも上品な見た目の割に値頃感がある和菓子。さすが近江商人のお店。ちなみに、大近江展を開催する高島屋も元祖は近江商人なんだよ。

2018年5月30日

梅雨入り間近

お布団を洗濯する前にどんどん湿度が増してきてもう梅雨入り間近。でもまだ肌寒い朝方には使っているのでしまえないんだよ。お洋服みたいにお布団を重ね着する案もあるけど、それはそれで洗濯物が増えるから面倒なんだよ。もう夏まで出しっぱなしの覚悟だな。

昼は蒸し暑い日も増えてきたので、真夏もののお洋服をスタンバイ。この間こたつをしまったばかりだが、そろそろ扇風機やクーラーも準備した方がいいかなぁ。とりあえず団扇は出してみた。

5月分の月掃除は無事に終わったが、2,3月のフォローまで回らなかった。ダラダラしてるからなー、と思いながら今日も朝からダラダラしがちなAJなのだった。

島根県代表:源氏巻

京都市、金沢市に次いで和菓子店が多い松江市を擁する島根県。「山川」をはじめとして有名和菓子が多い。多いんだけど、個別商品を除いてしまうと思いつきません・・・

困って島根県ショップに行ってみた。ガラスケースに入った有名和菓子店の銘菓とは別に売られていたのが源氏巻。複数のお店のがあって津和野銘菓と書いてある。これでいいや。今時珍しく本物の経木を使っていた山田竹風軒本店のを購入。ずっしり重い。羊羹みたいなやつかな?「源氏」なんだから、光源氏で華やかな色彩なのか、或いは源氏=白なのかな。

開けてみた。・・・華やかでも白くもない。
しかも、これってかす巻(カステラ巻き) じゃんか。食品成分表的にはどら焼きと同じになっちゃうよ。なんでまた、かす巻に源氏巻なんて偉そうな名前を付けたんだよ!

wikiには答えが書いてある。餡子の紫がキレイだったので、紫→紫の上→源氏物語→源氏巻という連想らしい。命名者は藩のお殿様。
竹風軒のパッケージには、吉良上野介が勅使の接待方法についてバカにして松の廊下になりかけたけど、津和野藩家老が賄賂として源氏巻を贈ったりしてヨイショしたらうまくおさまった、というようなことが書いてある。カス巻が賄賂ねぇ・・・と思ったけど、wikiの説では、あんこではなく小判を巻いて、津和野銘菓源氏巻ですーと言って渡したとのこと。それなら賄賂として十分成立するし、ずっしり重い感じがいかにもだよね。
ま、賄賂説の方は事実かどうか。個人的には赤穂浪士にあやかって後から作った話のように思う。

島根は行ったことがない。通ったことすらない。行きたいと思ってはいるんだけど。まずは松江と出雲大社だな。隠岐にも行ってみたい。
津和野はしばらく山口県だと思っていて、島根県出身者に怒られたことがある。だって津和野は萩とセットで旅行するものじゃんか。でも調べてみると近いというだけで、大して接点はないのね。萩は行きたいけど津和野はセットじゃないとどうかな。街並はキレイだけど、山中では美味しいものが足らない気がする。源氏巻があるって?そおねぇ・・・

2018年5月22日

おこたしまった

やっとおこたをしまったよ。と言ってもテーブルは一年中出しっぱなしなので、こたつ布団をしまっただけだけど。ダウンのベストとジャケットも月曜日に洗濯して、お布団以外は夏物シフト完了。明日は少し寒いらしいが、重ね着で乗り切る。

体調はいいんだけど体重があと1kg戻らない。ま、無理に戻らなくてもいいんだけど。調子に乗ってついつい甘いものを食べ過ぎてしまい、ニキビが治んないよ。食べ過ぎはいかんよなぁ。毎食後に甘いものを食べる必要なんてないとわかってるんだけど。

おやつは一日一回にしよう・・・とりあえず来月から(笑)。

北海道代表:バター飴

北海道はバター飴と最初から決めていたんだ。その昔、木彫りの熊とバター飴がお土産の定番だったよね。先年北海道に行った時にも見かけたので、アンテナショップなら置いてるだろうと思いきや。・・・ないんですけど(泣)。
そう言えばバター飴をお土産にもらったのはいつだったか。今では誰も買わないのかなぁ。そういう自分も買ってないもんなぁ。アンテナショップにないとデパートの物産展にも来ないかなぁ。北海道まで行けば確実に売っているけど。そうまでしなくてもネットで買えるけど。困った。
と思ってたらなんと近所のスーパーの「北海道展」で売ってた!!大喜びで購入。買っておいてナンだけど、誰か買う人いるのかね(笑)。

バター味の白いハードキャンディ。AJの記憶ではもう少しクリーム色がかってた気がするんだけど、買ったやつは純白に近い白。表面にお砂糖(北海道らしくビーツのグラニュー糖)がまぶしてある。北海道の地図を描いた袋入り。160gで500円弱の強気なお土産値段。飴にしては高いな。お土産としては高くないけど。

シンプルな飴だけど他では見かけない。海外由来なんだろうか。butter candyで画像検索すると、バタースカッチがいっぱい出て来る。そうじゃなくて白くて、、buttermint candyというジャンルがあって見た目が似ている。でも作り方をみると、ソフトキャンディぽい。このタイプのバター飴って北海道オリジナルなのかなぁ。wiki経由でバター飴の歴史について書いてあるサイトに行ってみたけど、元祖の会社はわかってもそれ以上はわかんない。うーむ。
写真製品のパッケージは昔からのを使いまわしているらしく、地図から青函連絡船を消した跡がある。青函フェリーにしとけば今でもあるのに。でも青函フェリーにしちゃうと他の民間フェリーも描けよってことになるのか。それもそうだな。

北海道は旅行で何回か行った。美味しいものが多いし、風景もキレイで何度行っても楽しい。お魚もお肉も美味しいんだけど、スイーツも美味しいんだよ。特にアイスクリーム!東京で食べる「北海道アイスクリーム」より、北海道で食べるその辺のアイスクリームの方が美味しく感じる。湿度の関係なのかなぁ。でも冬でも断然美味しいと思うから単なる思い込みの結果かもしれないけど(笑)。

2018年5月19日

若人のための100冊(7)

スキップ対象が少なかったとはいえ、冊数が多くない割に時間が掛かったのは、お勤めをやめたら通勤電車もお昼休みもなくなって、読書時間をうまく割り振れていないせいなのだった。これから通院も減って病院の待ち時間もなくなるし、日常のスケジュールに入れていかないと進まないよな。困ったな。

(61) 帝国主義(レーニン):光文社古典で済み

(62) 折たく柴の記:(新井白石/岩波文庫):初めて読んだ。何が面白いんだこれ・・・。すごく勉強した秀才が上司に恵まれて良い仕事をするが、上司がいなくなって干される寸前までを老後に回想したもの。

(63) 桜の園(チェーホフ):光文社古典で済み

(64)  暗夜行路(志賀直哉/新潮文庫):学生の頃に読んだ筈だが記憶なし。自伝的だが自伝ではない。母と祖父の呪われた子かぁ。悩んでばかりで先がない。しかしそのくせ簡単に結婚するのなぁ・・

(65) 父と子(ツルゲーネフ/新潮文庫):初めて。結局パパと同じ道を歩く平凡でも幸せなアルカージーと、うっかり恋に落ちて失恋の挙句、更にうっかり感染で死んでしまうニヒリストのバザーロフ。対照的な二組の父と子。

(66) リンカーン演説集(岩波文庫):黒人は差別されるべき存在なのか。今では当たり前の常識でも常識って難しいね。リンカーンの主張はわかるが、歴史との関係がわかるように書かれていないのでいまいち面白くない。単なる出世物語としても読めるが、その用途ならフランクリンの方がお勧め。

(67)  徒然草(吉田兼好/岩波文庫):教科書とかで一部は読んだけど全部読むのは初めて。最初に借りた角川文庫が抜粋版で岩波で読み直した。逐語訳がなくても注釈だけで読めたよ。確かに読んでおくべき本だな。兼好は、女なんてどーしようもないと言いながら、女嫌いや恋を知らない男はダメだとのたまう風流の人。金や地位のために一生を使い切るのは間抜けだと言うが、既にある程度のお金や地位があるからそんなこと言えたりするんだよな。舶来品や無駄に貴重な品はカッコ悪い、上品でないとダメ。まぁそうありたいとは思うけどさ。

(68) こころ(夏目漱石/新潮文庫): 自分の本棚にあったものを再読。何度読んだか覚えてないくらい何度も読んだ。漱石の中ではこれが一番好き。でも、猫を書いていた頃の先生が好きだったという寺田寅彦の気持ちは分かるな。

(69) 破戒(島崎藤村/新潮文庫):学生の頃に読んだ。3回目くらい?部落問題を世に問うものだとしたら描き方に難あり。そういう背景を持った青春小説として読むのが素直なんだと思う。丑松悩み過ぎ。

(70) 告白(ルソー/岩波文庫):リスト上は「懺悔録」。告白という訳の方がいいと思う。だって告白はしてるが後悔はほぼしてないもん。これを読んで、古典新訳で読んだ孤独な散歩者の夢想社会契約論がやっとリンクした。ルソーってこうゆう人だったのね。本人も大変だが周りも大変だったろう。今なら治療の余地があるんだがなぁ。世界初の私小説風小説。なるほどー。こんな波乱万丈な人をお手本に小説家になるんじゃ大変だよ。

2018年5月17日

東京都代表:人形焼

今週の和菓子で既に取り上げたことのある人形焼なのに、なんで掲載に時間かかったのかというと、これを東京都代表にするかどうか、悩んでいたからなのだった。だって食品成分表には「今川焼」が収載されているし、広島代表にもみじ饅頭を選んだし、どれも形が違うだけで食品成分的には同じなんだもん・・・
他の候補としては「くず餅」が有力だった。関東以外では見かけないらしいし、小麦粉を発酵させるという作り方は他のお菓子にはない特徴。でもねぇ、亀戸名物(或いは池上名物)ではあっても東京代表かっていうとちょっと・・・川崎大師は東京都じゃないし。
同じく関東以外では見かけないという、すあまや甘食も検討してみたものの、これが東京代表?と思ってしまって。他県では「これが代表?」と思いつつも強引に決めてしまえたのだが、地元東京には思い入れがあるのか、そんなことできないの(苦笑)。

で結局、人形焼。
日本橋人形町が発祥の地(異説あり)だからってのもあるけど、東京土産に人形焼が多いのが代表選定の決め手。知人に聞いてみても、東京土産に人形焼を持って帰るという人が結構多いし。
人形焼のお店と言われると、右写真の重盛永信堂を思い浮かべるAJですが、他にも美味しいお店は多いよね。ていうか、激マズい人形焼には出会ったことない。人形焼はどう作ってもそこそこは美味しいものになるんだろうか。

AJ自身はお土産に人形焼を買ったことないんだけど(だって重いんだもん)、最近のおススメは、雷おこしで有名な常盤堂のスカイツリー人形焼。こんなの
人形焼じゃなくて何を東京土産にするのか?AJのテッパン土産はウエストのリーフパイ。だって軽いんだもん。って常に自分の都合が優先なのだった。

2018年5月14日

今度こそ初夏?

先週は急に寒くなって、連休中に洗濯しそこねていたダウンジャケットが活躍してしまった。もうしまいたいんだけど。こたつもそろそろしまいたいよう。

今日はえいやっと冬用の毛布をお洗濯。でもお布団がまだしまえない。まだ梅雨入りには1か月程度あると思うんだけど・・・今年は季節が早いから油断できない。梅雨に入っちゃうと明けるまでしまえなくなっちゃうからなー。今週中に洗っちゃおうかしら。

土曜日にはバラを見に神代植物公園に行ってきました。春のバラフェスタは先週5/8に始まったばかりですが既に満開。月末までもたないんじゃないかなー。都内のバラはかなり散りかけてるもんね。ご興味のある方はお早めに。香りのよいバラも多くて楽しかったよ。
バラ園にいる人数に比べてどうもお弁当を食べる人が少ないと思ったら、再入場が出来るので、隣の深大寺の門前蕎麦屋が大賑わいになっていたのだった。芝生でお弁当も楽しかったけど、紫外線を避けてお蕎麦も良かったかも。

植物公園では菖蒲も咲き始めていました。気が付くと紫陽花の季節になって、あっという間に夏になっちゃうんだよなー。それまでにあれもこれもやらないといけないんだけどなー。ダラダラ。

べっこうあめ

食品成分表の「飴玉」は「砂糖と水あめを主原料」となってたので、私は有平糖(ていうか榮太郎の梅干し飴)にしたけど、有平糖はお馴染みの飴ではちょっとないのよね。もっと気軽な飴ちゃんでかつ伝統的というとべっこう飴もあるよね。

AJが第一に思い浮かべるべっこう飴は、お祭りの屋台とかで売られていた棒付きのものだけど、最近全然見ない。やっと見つけて、今ではこちらが一般的な袋付めタイプや金毘羅土産の加美代飴も一緒にパチリ。
みんな「べっこう飴」なのにだいぶ色が違うね。袋詰めタイプの黄色(金色)が一番メジャーな色だと思うが、鼈甲自体もいろんな色があるからどれもべっこう飴でいいんじゃないか。煮詰め具合(焦がし具合?)で色が違うようだ。でも写真の棒付は醤油入ってるかも。カンロ飴みたいな味がする。

しかし今の若者には「鼈甲」がわかんないかな。カメ(正確にはタイマイ)の甲羅から作られるプラスチックみたいなやつ。私の子供の頃でも既に鼈甲は貴重品になっていて、その辺で売っているのはセルロイドだった。でも今の若者には「セルロイド」もわかんないか。和装売り場で、こんな風に黄色い簪や櫛を今でも売っていると思うんだけど、あれが昔は鼈甲で出来てたんだよー。今は普通のプラスチックだけど。 黄色い中に茶色が入っている場合が多い。黄色だけの方が高級品なのだそうだ。

べっこう飴は砂糖と水で作る、と思ってたしwikiにも基本はそうだと書いてあるけど、水あめを使うレシピも多いな。それにwikiは「平たい形状」と言い切ってるけど、今となっては平たくないヤツが多いんですけど。 ま、鼈甲色の飴ならべっこう飴、ってことで(笑)。

2018年5月8日

のんびりもまた良し

ステロイド卒業しても特に熱が上がる様子はなくて一安心。だんだんに完全平熱に近づいていくんだろう。週に5日は7000歩を目標に掲げたけど、雨が降ったりカンカン照りだと休んだりして。でも半分は歩けている。体力もだんだんについてきてると思う。

自分用帽子は連休中に編み終わって、次をどうするか検討中。縫物の方はファスナーポーチの予定で、型紙を作ったんだけどレースのカーテンを縫うことになって。ええと、普通には付いてるんだけどさ、窓枠が日焼けしてしまうので、日焼けするところだけレースカーテンを二重にしようと思ってるのさ。窓枠についてはプチリフォを予定している(現在見積取得中)ので、そのうちプチリフォ記録として掲載予定です。

そうそう連休にリビングのカーテンも新調したんだった。引っ越してきてからずっと使ってきたんだけど、この間洗濯した時に、フックをひとつ外し忘れて、それが引っ掛かって一部破けてしまったんだよ。応急処置はしたものの、このままでは恥ずかしいので(誰も見ないけど)ニトリまで行ってきた。リビングはサイズが特殊なのでオーダー。前のカーテンよりだいぶ濃い色を選んだつもりが、掛けてみると似たような色。本人は違いがわかるが、本人以外は気が付かないんじゃないかな。いいけど。

一日元気にあれこれ片付ける日もあれば、だらーんと本を読んで終わる一日もある。一日一日を大事にしなくちゃとは思うが、だからってだらーんとしちゃダメってこともないもん。

愛知県代表:えびせん

えびせんは食品成分表には記載されていない。まあ、なにをもって「えびせん」と定義するかが結構難しいよね、とは思うんだけど。

写真は坂角総本舗のゆかり。愛知県の会社なのは理解していたけど、登録商標系のお菓子だと思ってた。外郎も別に名古屋名物とは限らないし、うーん困ったぞと思ってたんだけどさ。

なんとえびせんは愛知県の名産品なのだった!

wikiにも国内シェア95%って書いてある(でも愛知銘菓とは書いてない)。 近所のヨーカドーのえびせん(みりん入りオレンジえびせんと、えび小丸こと白いえびせん。かっぱえびせんは除く)の製造者は「三河屋」製菓だった。所在地は大阪だが創業は愛知県。やっぱりね。

今週の和菓子ではえびせんを取り上げた時には坂角総本舗のえびせん(ゆかり)はスルーした(触れてはいるけど)。でも愛知県でえびせんっていうとやっぱり「ゆかり」の写真が要るよね、と買って来ました。
商品説明によると、尾張藩主の徳川光友(家康の孫)が、「漁師たちが浜辺でとりたての海老のすり身をあぶり焼きにして食べている『えびはんぺい』を極上の美味と絶賛され、以後徳川家献上品となったそうです」とのこと。・・・なんでそれが海老せんべいになるんだよ。はんぺんとせんべいじゃ全然違うじゃんかー。でもwikiをみても、海老はんぺん(或いは蒲鉾)から煎餅になったらしい。この地方で獲れるエビが食用として需要がなかったので、練製品や煎餅にして売り出したんだって。なんかしっかりしてて三河人ぽい。

愛知県はあまり真面目に旅行してない。香嵐渓は行ったけど紅葉時期だったので、静岡からちょろっと廻っていった感じだった。名古屋は出張で何度か行った。観光は全然してないけど、コンビニおでんが味噌味対応していて感動したなぁ。新幹線なら近いし、名古屋めしとセットであちこち行きたいと思っています。出張ではいつもホテルだったから名古屋モーニングも食べてないしさ。

柏餅(食品番号:15008)

(以前に書いた記事の再編集です)

餡入りお餅を「カシワ」(柏ではない!)の葉っぱでくるんだ端午の節句のお菓子、柏餅については既に今週の和菓子で取り上げました。

食品成分表では、柏餅は皮3:あん2の割合。葉を除いたものと書いてある。柏餅の葉っぱは食べられないからなー。カロリーは、100gあたり204Kcalと鶯餅の2割減。あんこの割合が少ないからなのかな?1個あたり100-120Kcal。

で、柏餅で問題になるのは、餡子が何餡なのかってこと。成分表には何の注釈もなく、悩む余地を感じませんけど?と言いたげ。ということは小豆こし餡の計算てことかな。

AJは柏餅は味噌餡が好きなんだけど、最も一般的なのは漉し餡、次が粒餡、最後に味噌餡だと思う。わかりやすいように半分こにして写真を撮ったんだけど・・・わかりにくいな(笑)。奥の白いのが漉し餡、時計回りに蓬入りの緑色が粒餡、ピンクが味噌餡。味噌餡はお店によっては黄色(味噌色)に染められている場合もある。
ちなみに、東京は生地に新粉を使うので白っぽくて何餡だかわからないからこうやって色で区別するんだけど、京都のは外郎生地(砂糖入り)なので餡子が透けて見えるのでどっちも白い。と虎屋に言われたんだけど、虎屋は漉し餡と味噌餡だけだから透ければわかるんだな。粒餡があったら透けてもわかんないじゃないか。

wikiにも書いてあるけど、味噌餡は存在しない地方が結構あるそうだ。味噌餡柏餅なんてカスタード入り今川焼みたいなものだと思っている人が多いのかもしれない。でもGoogleしてみると、江戸の柏餅は味噌餡だったことが文献上確認されているそうです。

で、検索していたら、個人ブログで、味噌餡和菓子って言ったら花びら餅だし、使われるのは白味噌だから、味噌餡柏餅は関西発祥ではと書いている人がいて(違った、と自己フォローが入っていた)。そういえば・・・と考えた。
柏餅が作られた背景として、粽=葉っぱで1個ずつ容器を作って蒸す?面倒くさいなぁ、要するに餅が葉っぱに包まっていればいいんだろ的な発想で出来たような、と以前推測したんだけど、これでは味噌餡が出てくる理由がない。ベースにあったのは花びら餅だったのかも。花びら餅の包む形と柏餅の包む形は似ているしさ。
縁起の良いカシワの葉っぱに、お団子(またはおにぎり?)を乗せてお供えする風習がどこかにあって、それと関西修行で習った縁起の良い花びら餅をうんと簡素化して組み合わせて、江戸の柏餅は誕生したんじゃないか。花びら餅はお雑煮ベースだから全然季節が違うんだけど、考案した和菓子職人さんは関東出身者で、味噌や牛蒡がお雑煮という認識は全くなく、春っぽいイメージだけを覚えていたのかも。

2018年4月28日

毎日が日曜日♪

世の中的には今日からゴールデンウイークだけど、私は月曜日あたりから毎週がゴールデンウイーク状態となっています。

まだ完全平熱には届いてないけど、36℃前半まで来た。ステロイドも来週水曜日には卒業できる予定。今週は毎日出歩いてたけど、疲労感も減って30分は余裕で歩けるようになった。横断歩道の先にあるコンビニがあんなに遠かったのが嘘のようです。幸せでついついあれもこれもお買い物してしまった。

体重もだいぶ戻ってきたし(全部お腹についた気はするけど)、食欲もしっかりある。調理する元気もあるのでたくさんあった期限切れ/期限切れ間近食品もだいぶ捌けてきた。

月掃除はとりあえず4月分の目途がついた。この調子なら2月3月分は5月中にはキャッチアップできるんじゃないかな。編み物も順調に進んで、お友達帽子(正確にはお友達の子供向け帽子)は終わって、自分用帽子もあと数日で編みあがる勢い。2か月くらいやりかけになっていたミニポーチも完了したし、次は何作ろうかなぁ♪これでこそ毎日が日曜日だ。

こんな幸せな毎日、1日1日を大事に暮らしていかなくちゃ、と思う今日この頃。

佐賀県代表:丸ぼうろ

丸ぼうろは以前に「ボーロ(1)」として書いた。
他のふたつのボーロは食品成分表に収載されているけど、丸ぼうろは収載されてないのよね。原料も作り方もカステラとクッキーの中間みたいなものなので、独立して収載する意味があるのかは自信ないんだけど、でも、佐賀県代表って他に思いつかないし。

wikiには語源の一説として「マルコポーロ」説が出ている。どうみても駄洒落(笑)。
カステラほどの高級感や満腹感には欠けるし、日持ちもしないんだけど、固くなっちゃうところも好き。硬いのをトースターで少し温めると焼きたて風の美味しさもあるんだよん。

佐賀県は父の出身地なので行ったことはあるのだが、ほとんど法事。小学生の頃に一通りは観光もしたんだけど、印象は案外薄い。美味しいものを食べた記憶もないし(すまん・・・)
今から行くとしたら武雄温泉かな。呼子のイカは福岡でも食べられるし。とか言ってると、別府とか湯布院とか他県の温泉に目が行ってしまうのだった。佐賀にはもう少し美味しいものが欲しいなぁ。個人的に牛肉はあまり興味ないので、海系のものでお願いしたいです。

静岡県代表:安倍川餅

先日無理やり山梨代表にした信玄餅は、安倍川餅がルーツになっている。ていうか、安倍川餅に「信玄餅」ていう商品名を付けた、というのが正しいんだろうね。

安倍川餅は以前にも書いたけど、本来、お餅に黄な粉と白砂糖をかけて食べるもの。外ではなかなか見つからなかったので、おうちで作ってみました。ま、作るって程のもんじゃないけど・・・ それに、お餅と黄な粉とお砂糖ってそれぞれ食品成分表に収載されているので、「安倍川餅」として別に記載する意味がどこにあるのか、って話はあるけど・・・

以前にも書いた通り、安倍川で取れた砂金をイメージした黄な粉と、江戸時代は贅沢品だった静岡名産白砂糖をふりかけた、豪華な餅菓子だったのだ。黒蜜を使う信玄餅は一段下がる感じがする。今となっては黒蜜ある方が素直に美味しい気がするけど(笑)

お土産の安倍川餅は、そんな気持ちを反映してか、あんころ餅とのセットで売られています。この方が黄な粉餅だけよりも有難みがあるというか、正しい選択だと思う。

安倍川餅は正確には静岡県というより静岡市(駿河)のお菓子。同じ静岡でも伊豆とか浜松(遠江)ではあまり見かけませんね。
だいたい静岡の食べ物っていうと、お茶と蜜柑と干物のイメージ。蜜柑と干物は別として、お茶を使った郷土菓子があっても良さそうなものだが、お茶味お菓子=京都、な感じなんだよな。お茶はともかく抹茶となるとやっぱり宇治茶が有名だからなんだろうか。いいけど。

静岡は好きな旅行先のひとつ。前から伊豆がお気に入りだったのだが、浜名湖も良かった。今度は静岡とか清水とかに行きたいと思っている。お魚が美味しいし、お茶も美味しい。海山の自然の風景もいいけど、整然としたお茶畑や蜜柑畑もキレイ。温泉も多いし、とにかく近いから大好き。

2018年4月20日

山梨県代表:信玄餅

皆様ご存知の信玄餅。
でも、信玄餅って登録商標じゃんか!と非難の声が聞こえそうです。
はい、登録商標でございますとも。で、登録商標は対象外と言っておりましたとも。でもさー、調べてみたら面白いことが分かったので、そして他に山梨県代表を思いつかないので、例外的に信玄餅を採用することにしたのさっ。

さてこれが山梨名物、登録商標 信玄餅です!
あれっ、なんかパッケージが違うような・・・気がしませんか?

でもこれが金精軒の登録商標「信玄餅」なんだよー。

よく見掛ける方は、信玄餅は信玄餅でも、桔梗屋「桔梗信玄餅」で「桔梗」が付いているのだった。
後から来た「桔梗」の方が有名になっちゃったわけね、と思うところだが、実は信玄餅を先に売り出したのは桔梗屋の方なのだ!

桔梗屋は1968年に信玄餅を作って売り出したものの、「信玄最中」という別のお菓子を売っていた金精軒に名前が似ている!と怒られるのを気にして、1971年に「信玄餅」から「桔梗屋信玄餅」に変更して商標登録した。
なんだそれなら!と1972年に金精軒が「信玄餅」を売り始めて、登録商標も取ってしまったのだった。

アイスだプリンだキャラメルだ!と、どんどん展開していく桔梗屋信玄餅に比べて、静かにただの信玄餅で居続ける金精軒の信玄餅。 これはこれで好感が持てる。
味はね、AJには全然区別が付きません。どっちも美味しいよ。

山梨は遊びに行くのにちょうどよい距離。ミステリーツアー(行ったことないけど)でもよく連れていかれてるね。富士五湖とブドウ狩りのイメージが強いのだが・・・あまりおいしい印象がなかったりする。海なし県だからかな、ごめんな。
そして数年前に気が付いたのだが、私は甲斐と信濃をよく混同している。信玄の「信」の字がいけないんだと思う。(人のせいにするな! by武田信玄)
だいたい山梨が小さいのもいけない気がする。 先年寸又峡に行った時に、静岡県と長野県が隣であることに気が付いてびっくりした。山梨はもう少し西側に広がっていてもいいのではないか。長野も静岡も、広いんだから少し分けてやれよ。(そういう問題じゃないか)