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2018年5月14日

べっこうあめ

食品成分表の「飴玉」は「砂糖と水あめを主原料」となってたので、私は有平糖(ていうか榮太郎の梅干し飴)にしたけど、有平糖はお馴染みの飴ではちょっとないのよね。もっと気軽な飴ちゃんでかつ伝統的というとべっこう飴もあるよね。

AJが第一に思い浮かべるべっこう飴は、お祭りの屋台とかで売られていた棒付きのものだけど、最近全然見ない。やっと見つけて、今ではこちらが一般的な袋付めタイプや金毘羅土産の加美代飴も一緒にパチリ。
みんな「べっこう飴」なのにだいぶ色が違うね。袋詰めタイプの黄色(金色)が一番メジャーな色だと思うが、鼈甲自体もいろんな色があるからどれもべっこう飴でいいんじゃないか。煮詰め具合(焦がし具合?)で色が違うようだ。でも写真の棒付は醤油入ってるかも。カンロ飴みたいな味がする。

しかし今の若者には「鼈甲」がわかんないかな。カメ(正確にはタイマイ)の甲羅から作られるプラスチックみたいなやつ。私の子供の頃でも既に鼈甲は貴重品になっていて、その辺で売っているのはセルロイドだった。でも今の若者には「セルロイド」もわかんないか。和装売り場で、こんな風に黄色い簪や櫛を今でも売っていると思うんだけど、あれが昔は鼈甲で出来てたんだよー。今は普通のプラスチックだけど。 黄色い中に茶色が入っている場合が多い。黄色だけの方が高級品なのだそうだ。

べっこう飴は砂糖と水で作る、と思ってたしwikiにも基本はそうだと書いてあるけど、水あめを使うレシピも多いな。それにwikiは「平たい形状」と言い切ってるけど、今となっては平たくないヤツが多いんですけど。 ま、鼈甲色の飴ならべっこう飴、ってことで(笑)。

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