白血球仲間の最後を飾る単球。単なる球ってずいぶんなネーミングな気もするが、そうでもないのさ。
単球は、血管の中では単球なんだけど、必要時には各器官(血管の外)でマクロファージや樹状細胞とかに変身して、免疫機能を発揮するのだ。
マクロファージ(=大食細胞)に代表されるように、細菌とかを捕食(自然免疫)もするけど、捕食した細胞の特徴をリンパ球に伝えるという点で、獲得免疫でも重要な役割を果たしている。
ちなみに、マクロファージ(大食細胞)があるということは、小食細胞もいるわけで、昔は好中球(とか)のことをミクロファージ(小食細胞)と呼んでたんだって。
単球の基準値については前回も書いたけど、白血球仲間内のパーセンテージで表され、1-10%程度。数としては100-900個位? 単球だけが増加したり減少したりすることは、あんまりないみたい。AJ自身も、好中球の激減により単球のパーセンテージが基準値を上回ることはしょっちゅうだけど、絶対数はそんなに変わらないです。
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