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2010年9月26日

すっかり秋だ!

もう大丈夫と安心して、今日はクーラーをしまいました。夏物もすっかりお洗濯終了。ウールのセーター(半袖だけど)も登場してすっかり秋模様。残るは扇風機と日傘ですが、10月半ば位まで様子見の予定。
しかし突然秋になったので着るものがない!と思う人が多いのでしょう、週末の衣料品売り場は結構混んでいました。ここぞとばかりにストールやら帽子やらが売られていた。今、秋物をしっかり売っておかないと、このままいきなり冬になったら困るもんねー(笑)。

すっかり話は違うけど、中国船の船長さん、解放されてよかったよかった。弱腰だと非難する声も多いが、確かに弱腰だと私も思うけど、日本はどうせこの手の外交調整は苦手なので、これ以上泥沼化しなくて良かった、と思うよ。 中国もあまり外交調整が得意な国ではないので、二国で押し合っても解決しないもの。世界中に弱腰な国!と言われても、その分したたかに生きればいいじゃんか。突っ張るだけが勇気ではないと思うぞ。

エアーズ オン ココアサブレ風(ロッテ)

秋の新製品が目白押しのチョコレート界。どれを取り上げようか毎週悩みどころ。
「ほくっ・・・と、まるで焼菓子の食感。」との謳い文句に惹かれて買って来たロッテ エアインチョコの新作。エアインチョコの上に「サブレパウダー練り込みチョコ」を乗せたので、「エアーズ オン」になるらしい。
サブレというほどサクサクしているかは微妙な気がするけど、確かに「ほくっ」とはする。後味はチョコレートをどっぷり掛けたビスケットに似ている。「焼菓子の食感」はうーん。「焼菓子」って言ってもいろいろあるので焼き菓子の食感て何?という気が(笑)。「焼きチョコ」の方がシンプルな説明だが、あ、「焼きチョコ」ってロッテじゃないのか。
チョコレート味はかなり濃いです。甘みは普通。お子様でも問題ない味だけど、大人でもOK。アルコール類でも大丈夫と思う。秋の夜長に是非。

オプショナル2:カンフーショー

3泊4日だったのでオプショナルは3つ用意されていて、京劇と雑技団とカンフーショー。雑技団はやっぱり上海で見るべきでしょ(笑)とパス。カンフー・ショーというのに出掛けました。
紅劇場の「功夫傳奇」というもの。カンフー・ショーって筋肉モリモリの青年達がヌンチャクを振り回して、素手で瓦割りまくり!みたいなショーだろうと思ったら、伝奇、というだけあって物語仕立てになっていました。
一番驚いたのは、開幕早々登場した子供と老人がキレイな英語で会話を始めたこと(口パクだと思いますが)。これ中国人はあまり見に来ないってこと?京劇同様、舞台横の電光掲示板に中国語/英語の訳が出ます。ま、訳は必要ないレベルの物語なんだけどさ。主人公は純一君という名前。どうしても石田純一を思い浮かべてしまい、だから女性に弱いんだよと余計な突っ込みを入れている私。
カンフー(少林寺拳法)に興味がある方は是非。興味のない場合でも、子供が結構出てきてカワイイです。女性も少し(母と夢の恋人の2人)出てきますが、女性は拳法はやりません。何でかね。女性もいた方がカッコイイと思うのだけど、女人禁制という想定のようでした。

外国人向けに実は東京ではカラテ・ショーとかやってたりして、と思ったんだけどやってなそう。殺陣とかあってもいいよね、と「サムライ」「ショー」で検索すると「Samurai Cooking Show」なるYoutubeがある。中身はなんとマグロの解体ショー・・・どこがサムライなんだか。ぶつぶつ。

光文社古典新訳シリーズ(7)

だんだん出版のペースに追いつきつつある古典新訳シリーズ。読み終わっちゃったらどうしよう・・・

(61) 夜間飛行(サン=テグジュペリ):2回目。でも前に読んだ時とずいぶん印象が違う。命より大事な使命がある筈、愛するだけでは行き詰る、という説に若い頃はそうだそうだ!と思ったのだろうが、今読むとそんなに大事なものがあるか?という気も。一般市民にはないものなのかも。

(62) マクベス(シェイクスピア):何度目か。橋爪功の後書きが一番面白かった(おいおい)。マクベスってスコットランドの史実がベースなんだね。年表にマクベスの王様の名前を見つけて、こいつかーと納得。玉座というのはどうしても血に染まるものだ。それでも平気でないと王様は勤まらないのだろう。

(63) ハムレットQ1(シェイクスピア):Q1はQuote1バージョン、と言う意味なのだそうで。とても短く判りやすいハムレット。人物描写が浅いと言えば浅いのかもだけど、すっきり判ることは舞台脚本として一番大事なのではないかな。

(64) 罪と罰(ドストエフスキー):2度目。新訳全然読みやすい!昔読んだ時よりしみじみと頭に入るのは、日本も貧富の差が進んだせいなのか、神経症への理解のせいか。最後に希望が見えるのも良いですな。

(65) 貧しき人々(ドストエフスキー):往復書簡で描くおじさんと娘さんの交流と破綻。貧しいと言うことは哀しいことだなぁ。金持ちの求愛を受け入れてからの豹変が見事。こういうものなんだろうなぁ。

(66) 闇の奥(コンラッド):ベルギー領コンゴの象牙を巡る暴虐。人間はここまでになってしまえる、ていうか闇の奥だからなぁ・・・

(67) シラノ・ド・ベルジュラック(ロスタン):何度目かの筈なんだけど、脚本だったんだっけ?シラノよりクリスチャンが可哀想だ。美男で口下手なだけなのに。悪いのはロクサーヌなのだが、ロクサーヌの気持ちも良く判る・・・

(68) 月と6ペンス(モーム):読んだはずだがサッパリ記憶なし。月と6ペンスとは月とすっぽん、というような意味らしい。ゴーギャンがモデルだそうだが、ゴーギャンには見えない気がするんですけど。破滅的芸術家とイギリス人、という取り合わせが今ひとつしっくり来ない。

(69) 天使の蝶(プリーモ・レーヴィ):初めて。アウシュビッツ経験者によるSFというか科学味ショートショート。米国会社のセールスマン、シンプソン氏が売り込みに来るシリーズがすごく面白い。最後の擬似感覚装置は昨今のアバター症候群を彷彿とさせます。

(70) 天来の美酒/消えちゃった(コッパード):これもショートショート風。は?それで?と思うオチもあるけど、「消えちゃった」は面白い。とても印象的。

2010年9月20日

オプショナル1:京劇

北京に来たら京劇でしょう!と言うほど演劇好きでもない私。劇場に行くのは誰かに連れられていった時だけ。能も狂言も学校行事で見に行っただけ。京劇の良さもわかるとは思えないけど、そこはオプショナルツアー、何も知らない人でも愉しめる劇場に連れて行ってくれました。
私が連れて行かれたのはその名も「梨園劇場」。ホテルの中にあって、舞台手前は飲茶付き席という観光客向けの場所。日本語のイヤホンガイドを借りたんだけど、これが無線で繋がっていると思しき割には、舞台とあまり一致してない。舞台の右上の電光掲示板に中国語と英語で台詞が表示されるので、そっちの方がわかりやすかったです。
とはいえ、台詞さっぱり判らなくてもそれなりに面白い演目だったんだけど。ひとつめは、たぶん「挂画」ってやつじゃないかな。お嬢さんが椅子に登って釘を打つもの。釘を打つ動作に合わせて鳴る音楽を覚えちゃった。ストーリーがあるのかないのか良くわかんなかったけど。あちこちにエア釘を打つ(時々指も打つ)動作がカワイイ。もうひとつはたぶん「盗庫銀」。こちらは白蛇伝の外伝?らしく。義賊の女性が悪徳役人から銀を盗む話。ストーリーも判りやすいけど、剣やら旗やらが飛び交う立ち回りがとてもかっこよかった。
私は京劇って能や狂言のような伝統劇だと思ってましたが(なんか普通じゃない喋り方するし)、むしろ歌舞伎の仲間なんだなと思った。西太后がお気に入りだったのは彼女が庶民の出だからかも。高尚な文化人向けではなく大衆向けな感じ。ま、特に判りやすい演目を見たからそう思うのかもだけど。じゃんじゃか派手な音楽に、ビラビラ華麗な衣装、真っ白に隈取のお化粧、華麗な所作に独特の節回し。雑技団風な立ち回りは歌舞伎にはないけど、似てるんじゃないかな、たぶん。
でも歌舞伎ちゃんと見たことないから良く判らない。歌舞伎座が出来たら、見に行ってみようかな・・・その前にNHKの劇場中継で勉強しないとかなぁ(笑)

今はもう秋?

朝晩の東京はめっきり涼しくなってきました。もう大丈夫かなぁ、と秋服へのシフトを開始しました。あと10日で10月なんだから大丈夫のはずだけど・・・今年に限って不安。夏バーゲンの最初に買ったツインがすぐ着られなくなっていきなりしまいこんでましたが、今になって重宝しています。今年は秋服を買うタイミングが難しかったので、今頃買っている人が多いのではないかな。
夏用のお帽子をしまって、でもクーラーは様子見。もう少し涼しくなったら、結局間に合わなかったサマーセーターを編み終えなくては。大量に残っている麦茶はどうしよう・・・

小枝 ゴールデンチョコレート(森永)

先週に引き続いてミスドねた。森永小枝40周年記念キャンペーンとして、ミスタードーナツのゴールデンチョコレート味が登場!わざわざドーナツも買って来て食べ較べてみました。
ゴールデンチョコレートドーナツにまぶしてある黄色いツブツブが小枝に練りこまれているものだろう、と思ったのですが、 その予想は正しかったけどそれだけじゃなかった。小枝のチョコレート自体が「ドーナツ風味のチョコレート」なんですよ・・・チョコレートドーナツの方は、「ミルクチョコレート風味のドーナツ」なので、結局チョコレートじゃん!という気もするけど、とにかく確かにいつもの小枝と味が違う。チョコレートドーナツと同じ味とは思わないけど、いつもの小枝より近いのだろうな。
結論:いつもの小枝の方がおいしい・・・(涙)。小枝のバリエはハズレが少ないのですが、これは小枝のバリエというより小枝型チョコ、だな。オリジナルが食べたくなりました。
ゴールデン粒々が甘いせいか、いつもの小枝より更に甘いです。お供は濃い目に入れたコーヒーかほうじ茶ってとこかな。私は紅茶をお供に食べましたが、甘みがいつまでも口に残る。

2010年9月13日

ジャーマンココナッツチョコレート

ミスドことミスタードーナツで大復刻祭なるものが開催中で、復刻されるなつかしのドーナツのひとつに、「ジャーマンココナツチョコレート」がある。ドイツとココナツ??なんかピンと来ないんですけど。ミスドのサイトには「ジャーマン」に対する説明が何も書いてない。チラシを見ると不思議なことに「”German’s” Toasted Coconut  Chocolate」と書いてある。単なるドイツ風なら、Germanでsはイラナイし、わざわざ引用符で囲む意味も判らない。もしかしてGermanて人名・・・?

ドイツ、ココナツ、で検索してみると、どうも出典は「マカルーン(wiki)」ぽいね。ココナッツ・マカルーンなる北米のお菓子があって、それはドイツ/オランダ出身ということになっている。Wikiの冒頭にもかいてあるけど、マカロンmacaronじゃないですよ。マカルーンmacaroon。oが一個多い。写真から察するに、ココナッツフレークをかけて焼くから結果的にtoasted coconutになるだけで、toasted coconutを上からふりかけた、ミスドのドーナツとは違うんだけど。トーストしてない普通のココナツ版が「ココナツチョコレート(ミスド)」でトーストココナツ版が「ジャーマンココナツチョコレート」になるのはココナツマカルーンが念頭にあれば理解できる。

でも「トーステッドココナツ」=「ジャーマン」だとすると、ココナツレイズドのトーストココナツ版が「トーステッドココナツレイズド(ミスド)」で「ジャーマンココナツレイズド」にならないのが納得行かない。レイズドとはトーストの仕方が違うわけ?とわざわざ買ってきて食べ比べてみましたが・・・同じココナッツだと思うけどなぁ・・・「トーステッドココナッツレイズド」はクリスピー・クリーム風の砂糖塗りほわほわパン型で、「ジャーマン」の方はホームメード風のどっしりボロボロのチョコレート味だから、ドーナツとしては全く違う味なんだけど、ココナッツは同じような・・・

何が「ジャーマン」なのか誰か説明してくれよー!とぼやきながら。
手前から時計回りに、ジャーマンココナツチョコレート、トーステッドココナツレイズド、右はゴールデンチョコレート。ひとりで一度にこんなに食べたら体に悪いって・・・

2010年9月12日

ポッキー ショコラonショコラ プラリネ(グリコ)

そろそろ秋、ということで新製品が出始めたチョコレート業界。深紅のストール?を背景にポッキーを配置した「ポッキー ショコラonショコラ プラリネ」を買ってきました。が、まだまだ秋とはいいがたい東京。室温ではチョコレートがべたーっと内袋に張り付いてしまいます。しばらくは冷蔵庫でよく冷やして食べないといけない。
パッケージも味もなんだか秋っぽいのですが、「プラリネ」な感じしない、ていうか私が想像したプラリネと違う。製品説明をちゃんと読むと「アーモンドプラリネペーストが醸し出す」と書いてあり、確かにポッキーの基盤部分はアーモンド味がするので間違ってないんだけど。一粒チョコの中に良く入ってるペーストとしてのプラリネなんだよね。私が想像したのは、ペーストになる前のアーモンドの粒々。グリコアーモンドチョコのアーモンド(今確認したらあれは「フライ」でカラメリゼじゃないから、「プラリネ」とはいえないらしい)の粒々が混ざってるのかと思った・・・。勝手にがっかり。
味はいつものグリコ味で甘いです。ミルクにベストマッチ。ナッツの匂いが強いけど、香りが気にならない/相性の良いものを選べばアルコールのお供も勤まります。ただし気温にはご注意を。

2010年9月6日

暑いよう・・・

素麺は食べ終わったのに、いつになったら涼しくなるのやら。毎日暑いよう・・・
「パタパタ北京」は、まだ書きたいことがいっぱいあるんだけど、どうも暑いと長時間PCの前に座っていられず、まぁいいか・・・とサボること2週。さっさと書かないと忘れてしまうよな。今回のツアーでは北京市内にある6つの世界遺産を全部回りました。あと「明の十三陵」を書いてない。夜のオプショナルツアーも2つ申し込んだからそれも書きたいし(写真ないけど)、北京という街についてのまとめも書きたい。王府井はつまんなかったけど、おまけで回ってもらった盧溝橋はキレイで良かったからあれも書きたいしな・・・と言っている間に確実に秋になりそうだ。

小枝の実(森永)

「小枝の実」という製品はコンビニでは前から見かけたことあったんだけど、小枝40周年を記念して(たぶん)箱入りが出ました。
んん。コンビニで売ってたのもこんなだったっけ?なんか細くなってないか?パッケージには、小枝チョコにアーモンドの実がなっていて、それが「小枝の実」だよ、と思わせるような絵が付いているんだけど、チョコ本体は細長目で「実」には見えないんですけど。太さとしては、小枝3-4本分で長さが小枝の半分くらい。枝の切れっぱしには見えるが「実」には見えません・・・
味は小枝味なんだけど(当たり前)、オリジナルよりパフが多いような気がする。軽めの味わい。アルコールでもダメなことはないけど、甘くないソフトドリンクがお勧めかな。私は冷たい麦茶と共に食べながらこれを書いています。

駆け足天壇

今回のツアーでは現地ガイドさんが北京出身の女性だったのだけど、彼女に言わせると「故宮や万里の長城は『中国の』宝物だけど、天壇公園は『北京の』宝物」なのだそうで。天壇は明清時代の皇帝が国家の安寧を祈るための場所。私から見ると故宮と同じ扱いなんだけど、なんで「北京の」?
行ってみて判った。「天壇が」じゃなくて、「天壇公園が」北京市民にとって身近な場所だと言う意味なんだ。天安門広場は政治的な場所で今でも警備が厳しいけど、天壇公園は確かに市民の憩いの場になっていました。明治神宮と神宮外苑のようなものかな。「憩いの場」の雰囲気としては外苑より、往時の代々木公園の方が近い気もするけど。
様々なダンス集団、軽い球技、二胡をはじめとする楽器練習組、単なる散歩の家族連れ。たくさんの人がいるのに、柵で囲われた芝生には誰一人入らないお行儀の良さ。代々木公園では考えにくいですねー。神宮外苑なら入らないかな?とにかく人が多いので、遠くからスナップを撮るのが大変難しい(笑) 。ランニングも難しい気がする。どこかに専用コースがあるのかもだけど。日本の公園とちょっと違うのは、建物が長廊形式になっていて、麻雀やカード集団がたむろしていること。
ま、天壇「公園」はそういう憩いの場なんだけど、「天壇」の方は有料なので「公園」ほど人はいません。観光客のみ。(それでも多いけどさ)
追記:天壇公園も有料だそうです。北京市民の皆様には格安定期券のようなものがあるらしい。そして世界遺産の「天壇」は更に別料金が正しいです。失礼しました。
駆け足だったので当然のように一番有名な「祈念殿」しか見られなかった・・・。五穀豊穣を祈念する場所だそうです。丸くてカワイイ。日本ではこんな丸い神社(と括っていいのか判らないが)は見かけないので、中国っぽい!と思ってしまうが、中国でも丸い建物は珍しいのだそうだ。瓦は瑠璃色。黄色い瓦(皇帝のシンボル)より更にエライのは、神様を表す青の瑠璃瓦なのだそうだ。
記念写真時間に、ちょろちょろと回りをみていたら、「古希門」を見つけた。参拝がつらくなった乾隆帝が、「古希をすぎた皇帝(自分含む)はここまで乗り物に乗ってよし!」と作った門。その後、古希まで生きた皇帝はいなかったんですけどね。
乾隆帝サマに限って、古希まで生きてえらいだろ!と堂々と華麗な門を作ったのかと思ったら、どうみても裏口の可愛らしい門でした。乾隆帝でも神様には気を使うのね(笑)。
ここも、もっと見たいものがたくさんあるので、もう1回見に行きたいなぁ。。。