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2013年1月27日

椿餅みつけた

以前に椿餅について、「椿餅、一生懸命探しましたが東京ではごく一部のお店でしか扱ってないのです。」と書いたけど、先日、神楽坂の五十鈴で売っているのを見つけた!名前は「椿道明寺」。椿餅という由緒正しい名前があるのに、それでは何だかわからない、と言う人が多いんだろうね。

やっと買えた椿餅。私の写真では何だかお寿司みたいに見えるけど、和菓子ですので念のため(笑)。中はさっぱりめの漉し餡でした。お上品というかシンプルで古式ゆかしい感じ。椿のツヤツヤした緑がとてもキレイです。
ま、一言でいうと見た目通りの味なんだけどさー。1回食べて気が済みました。五十鈴さん、扱ってくれててありがとう!

2013年1月20日

こたつ布団やっと買った

月曜に買いに行く予定だったんだけど雪だったので、昨日買いに行ってきました。ついでに最終バーゲン会場も廻って、狙っていたコートを半額でゲット!従って嵩張る袋を両手に提げての帰宅となりました。で、さっそく炬燵をセットして・・・んー温かい。今も炬燵に入って書いています。とても離れられないよう。

全く話は変わるけど、今年はビッグアメリカやらないのかしら。確かに去年もネタ切れの雰囲気があったからなぁ。結構お高いので食べる人しか食べないのかもだし。ポッコリお腹に困っているAJとしてはお休みしてもらってちっとも構わないんだけど・・・ちょっと寂しい(笑)。

小松菜

自分が調理しやすいものを選ぶとつい菜っ葉だらけになってしまうなー。今週のお野菜は小松菜。一年中あるけど、やっぱりこれも冬のイメージが強いね。こうして写真に撮ってみると、青梗菜に良く似てるなーと思う。
お浸しになってしまうと、見た目、ほうれん草と混同してしまうが、小松菜は、白菜同様のアブラナ科で黄色い十字の花が咲きます。ほうれん草よりアクが少ないから料理もしやすいんだよね。

さて、小松菜の名前の由来が江戸川区小松川にあるというのは良く知られたことだけど(AJの近所だから知ってるだけ?)、その小松川というのはどこにあるのか?
いや地名としての小松川は今でもあって簡単に見つかるんだけどさ、普通、「小松川」なる川(或いは水路)があって、その近所を小松川と名付けると思うのよね。明治~昭和のどこかで埋め立てられたのだろうと軽い気持ちでGoogleしてみたのだが・・・出てこない。
この辺って、中川と荒川を整備した時にだいぶ地形を作ったらしいのだが、その時になくなったんだろうか。それとも元々地名としての「小松川」だけがあって川はなかったのかな。他県の小松川流域に住んでいた人が何かの理由でまとめて住んでいた、とかいうオチかもしれないね。

東京風の雑煮に欠かせないとWikiには書いてあるが、確かにAJ実家でも雑煮に小松菜が入っていた時期があったなー。小松菜を別にゆでる必要があるのが面倒なので、今は入れなくなりました。昔は冬に緑の野菜が少なかったから、常緑のイメージだけじゃなく必要だったんだろうね。
お浸しも炒め物も美味しいけど、AJは油揚げと煮浸しにするのが好きー。

2013年1月14日

雪だ!

本日1/14は天気予報が午後から雪だと言うので、銀座にお買い物に行く予定を変更して、近所のヨーカドーにお買い物に行くことにした。念のためのフル装備で小雨の中を出掛けたのが10時過ぎ。いつものように近所のカフェに寄って冷えた体を暖めながら読書に熱中。コーヒーを飲み終わって、さて、と本から目を上げると、なんと雪が降っているではないの!びっくり。わくわくとヨーカドーでお買い物をして、外に出ると5cm位は積もっていました。雨雪ブーツに毛糸のお帽子で外出した甲斐があるというものだ。サクサクとブーツの跡を付けながらご機嫌で帰宅。

ボタン雪を眺めながらお昼を食べようとしていると、台所のガスの表示板に赤いマークが付いている。あれ??お湯使ってないのに?床暖房入れたっけ?確認したけど入ってない。何これ壊れた?と思っている内にマークが消えた。こんな寒い日に壊れるとイヤだな、と思いながらマニュアルを確認したら、凍結防止用の機能が作動しているらしい。なるほどー。 そういえば寒い日にお湯を出すと何故か最初に気持ち温かい水が出ることがあって、どこの家のお湯が来てるんだろう??と思ってたけど、この機能のせいだったのか。理解。

私にとっては楽しい雪の休日でしたが、成人式だったり連休を利用して遊びに行っていた方は大変でしたね。 まだまだ寒い日が続く今日この頃、お体と給湯器にお気をつけてお過ごしくださいませ。

白菜

年中あるけどやっぱり冬に食べたい白菜。私は白菜好きなんだけど、1個買うと大変なので切ってあるのを買う。切ってあると、しなびるのが早いので、結局1-2回分(1/4切か1/8切)を買って使い切ることになり、好きな割には冷蔵庫に常備できないのだった。
でも、最近ミニ白菜とかベビー白菜とかの名前で小さい白菜あるんだよね。あれはどうだろう?と買ってきてみました。

お店で見た時は、ちっちゃ!と思ったんだけど、買ってみるとそんなに小さくなかった。食べてみると更にあまり小さくない。1/4切と同じか少し大きい位かな・・・。ほんのり甘いのでサラダにどうぞとか書いてあるけど、AJには普通の白菜と味の違いがさっぱり判りません(笑)。 サラダで食べられないとは言わないが、普通に白菜の味がします。
しかし丸のまま買えると、外っ葉から少しずつ食べることもできて、これは便利だ。当面はキャベツの代わりにミニ白菜が常備菜となりそうです。

白菜はほうれん草と違って野菜仲間の多いアブラナ科。青梗菜もキャベツも、ブロッコリーも大根も蕪も仲間。野菜としてみるとなんだか個性があるけど、みんな黄色か白の小さい十字型の花で、咲くと仲間なのが一目瞭然なんだよ。野菜とは言いにくいが、春の七草の「ナズナ」ことペンペン草もアブラナ科仲間です。
英語名はChinese Cabbageで、食べ物にしちゃ正しい命名。白菜は中国原産って言われてて、wikiによると、中国では「大白菜」と「小白菜」に分かれる、と書いてある。日本の白菜は「大白菜」の方なのだそうだ。ミニ白菜は小白菜かな、と思ったところで、あっそうだったのか!と気が付いた。台北の故宮博物館で見た白菜の置物、あれってああいう大きさの白菜だったのね!道理でバッタが大きいはずだよ。博物館のサイトで確認すると、高さ18.7cmとなっているのでミニ白菜より更に小さい。同じ漢字を使う国ってこういうところが時々厄介だ。

私にとっては、ミニでなければ丸ごと買えない白菜ですが、お店では2個セットのがあるよね。私が子供の頃には、白菜は2個セット売りがデフォルトだったように思う。そんなにたくさんどうやって食べていたのかとAJ母に聞いてみたら、どこの家でも白菜用の大容量漬物樽があったのだそうで。2個セットではなく4個セットもあったと言われた(重たそう・・・どうやって持って帰ったんだろう)。私は記憶にないので結構早い時期にAJ家では2個セットを買わなくなったのだと思うが、皆様のお宅ではどうでしょう?今でも2個セットを買う人は漬物(キムチ?)にしてるんですかね。

白菜はいろんな食べ方が出来るけど、AJは寄せ鍋でクタクタになった白菜が一番好き。でもさっと炒めた後でミルク煮にするのも美味しいんだよなー。シンプルな鱈ちりも美味しいし・・・んー。どうやって食べようかなぁ♪

2013年1月6日

ほうれんそう

「今週のお野菜」のトップを飾るのはほうれんそう。今が一番おいしい時期ですね。
AJ実家ではほぼお浸しにして食べていました。嫌いではなかったけどあまり美味しいとは思っていなかった。家庭科の授業でバター炒めを習って、こんなに美味しい野菜だったのか!と思った。以来、自分で作るのは断然バター炒めです。最近は「なんちゃってバター炒め」で、茹でたものにバターをからめてるんだけど(だってその方が洗い物が減るもの・・・)
さて、何でほうれんそうを一番にしたかというと、前から疑問に思っていたことがあったからなのでして。ほうれんそうと言えばポパイですが、ポパイが食べるのは「ほうれんそうの缶詰」ですよね。あれ見たことないんだけど。少なくとも日本では売っていないと思う。ほうれんそうじゃなくても青菜の水煮缶詰って見掛けないよね。あれってほんとにあるのか?・・・あるらしい。アメリカでは普通に売っているらしい。しかし買ってみようと思えないなー。ポパイでの描かれ方からして不味そうだったし(青汁みたいだった)、ポパイも美味しそうに食べてはいなかった。オリーブが困った時にだけ、仕方なく食べていたもんね。ポパイは船員だからビタミンが足りないのでほうれんそうを食べるのかと思ってたけど、鉄分が目当てなのだそうだ。確かに水煮缶詰ではビタミンは失われているもんね。鉄分かー。ポパイって貧血症だったのね。

ほうれんそうは、漢字で書くと「菠薐草」。中国から字と共にやってきた野菜です。中国の名前は「菠菜」。日本に来た後で本国では真ん中の「薐」が抜けたんですね。さて中国にはどこから来たのかと言うと、ペルシャからだそうで、「ペルシャ菜っ葉」というのがほうれんそうの語源なのだった。なるほど。「ペルシャ」と「ホーレンソー」は音が似ている気がする。(そうかー?)

植物学的にはアカザ科。孤高の菜っ葉かと思いきや、なんと甜菜がアカザ科なんですねー。知らなかったー。 もともとは菜っ葉として食べるもので、栽培するうちに甘くて太い根っこのが出来たらしい。確かにほうれんそうって甘みあるもんね。この時期出てくる縮みほうれんそうなんか特に甘い。甜菜の元祖もあんな甘さだったのかな・・・

と、しばらくお野菜をテーマに「不思議」を書いていこうと思っていますが、レシピや健康法は期待しないでくれたまえ。 よろしく。

2013年スタート

皆様あけましておめでとうございました。

東京のお正月は、おおむね晴れでポカポカの日もあったり、のんびりゆったり良いお正月でした。私は年明け早々また風邪をひきましたが、今度は38度の熱が出たので、プリンの代わりに伊達巻を食べ、一晩で快方に向かいました。

今年の目標は、まずはポッコリお腹をなんとかする!こと。見た目にこだわる年齢ではないが手持ちのお洋服が着られなくなるのはあまりに痛い。お正月休みも終わることだし、食生活を改善しなくては。まずはお菓子を1日1回にしようと思っている。え?今まで1日何回食べていたのかって?んー、お菓子が食事な日が多いからなぁ。毎食+αですかね・・・。お菓子ではなく野菜を食べないといけないよね。

というわけで、今年から「今週の野菜」コーナーを新設することにしました。週末にお野菜を買ってきて自分で料理すれば、ケーキやお菓子で夕食というような不健康な事態を避けられるだろうとの考えですが・・・いつまで続くことやら(笑)。
 

伊達巻

いくら何でも、伊達巻は和菓子じゃないだろう!と抗議の声が聞こえてきそうだけど、wikiによると長崎では「カステラ蒲鉾」とも呼ばれるのだそうだ。カステラの仲間だったら和菓子の仲間だろう!(我ながら強引)

AJ実家のおせちは母がほとんど一人で用意しますが、伊達巻と花びら餅を買うのは私の役目。というか、私の好物なので自分で買ってきて責任もって松の内に食べ終えるのだった。
今年の伊達巻はちょっと奮発して扇屋さんのです。年末に「ゆんでめて」(しゃばけシリーズ)を読んだら、扇屋の卵焼きの話が出てきて、年末に卵焼きは買うの面倒だけど(並ぶんだもん)、せめて伊達巻買おうっと、と心に決めたのだ。

伊達巻は何で伊達巻というのか。着物の伊達巻に似てるからだろ、と思っていましたが、伊達正宗の好物だったとか、卵焼きの豪華版だから、「伊達な卵焼き」だとかいう説の方が上に載っている。えー、伊達正宗って甘党だったのか?こんなお菓子な食べ物似合わない気がするけどなー。そもそも時代考証的に苦しい気がする。伊達巻はおせち料理が一般化した時代に現れたんじゃないかね。おせち料理以外では見掛けないもの。
「着物の伊達巻」がわからない人もいるかな。平織の幅の短い帯で、帯の下に抑えのために巻くやつ。AJ母のは金地に茶色の献上柄ので、だから伊達巻=着物の伊達巻と思いこめたのかもしれない。

ともあれ美味しい伊達巻と共にまた一年が始まった。良い年になりますように。