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2014年1月26日

歓迎:野村証券ビル

終わりにしたつもりの日本橋小江戸でしたが、なんと野村証券さんが日本橋の本社ビルを提供してくれるそうじゃないの!(そんなことないって)

日本橋三越の方が面積としては広いと思うけど、考えてみると三越の地所じゃ三井色が強すぎちゃうかもしれないよね。日本橋のこっち側の方が却って三井色薄れていいかも。
野村証券ビルなら、日本橋河岸(っていうのか?観光ボート乗り場みたいなやつ)にも近いし、もう少し川べりがきれいになったら観光ルートとして打ってつけに思う。

野村証券様、美術館を検討中だそうですが、小さい美術館はもう要りませんぜ。三井美術館も三菱美術館も小さいのに入場料高くてつまんないもん。企画するのもお金かかるだろうし、そんなものよりコエドランドやりましょうよ。野村証券としては・・・売るものないけど(笑)。

串団子(食品番号:15018-15019)

串団子についても、前に今週の和菓子として書いた。

食品成分表は「あん」(食品番号:15018)と「しょうゆ」(同:15019)の2味。「しょうゆ」は、砂糖醤油のみたらしのこと。醤油味のお餅っていうと磯辺?と言う感じがしちゃうけどね。昔は団子に磯辺はなかったと思う。お餅の食べ方としてはあったけどさ。

 (2017/8/6付記):食品成分表の項目名が「しょうゆ」から「みたらし」に変更になりました。「しょうゆ団子とも呼ばれる」と説明が残っている。 今は甘くない醤油味の団子があるので、「みたらし」の方が正確に伝わると思う。個人的には「甘辛」を推すけど。

カロリーは餡子の方が僅かに高め。餡子に含まれるビタミン類はあまから(醤油)には皆無。逆にあまからはナトリウム=醤油の塩分が多い。 ま、想像できる結果だけどさ。和菓子としてはカロリーが低い方に入る。ま、ほとんど餅だもんね。

部分割合は、あん=団子8:あん3。しょうゆ=団子9:たれ2。おかしいのは「くしを除いたもの」と書いてあること。そりゃ串は食べられませんからね、可食部として数える人はいないよね・・・。


2014年1月19日

草もち(食品番号:15017)

草餅/蓬餅についてはにも書いた。ここで使った写真は蓬餅(餡なし)だったけど、食品成分表には「皮6、あん4」と書いてあるので、餡入りの草餅の写真を新たに撮ろう、と思った。
町の和菓子屋さんを2,3軒廻れば・・・と思ったんだけど、草餅にはちょっと早すぎるようで、どこにもおいてない。ていうか「町の和菓子屋さん」自体がいつのまにか激減している。うーむ。

困った時のスーパーの和菓子・・・
「合わせ草餅」と書いてあった。何が「合わせ」なのか。餃子みたいに「合わせて」あるから?

画像検索してみると、こういう餃子型(似てないって)と、合わせ目が上に来ているシューマイ型(更に似てない)と、真ん中がへこんでいるもの(餡子なしかも)、大福型のもの、、、といろいろ。


草餅と言われて私の頭の中に浮かぶものはもう少し平たいんだけどな・・・そういえば奈良に行った時に夕飯を食べ損ねて草餅買ったことがあった。あの写真は撮ったっけ?
→あったー(右写真)。でもこれだとちょっと平たすぎかな。

葉っぱぽいものが見えても全体にテラテラしているスーパーの草餅に較べて、 全然おいしそうだよね。実際美味しかったし。

スーパーのはしばらく置いても硬くならない。お餅じゃなくて大福なんじゃないかな。(大福も餅だろって?いやまぁそうなんだけどさ)

草餅は「草」が入っている分、カロチンが多い。ていうか草餅以外の和菓子にはカロチン入ってませんね。当たり前か。。。その他のビタミンは特に多いとはいえない。食物繊維も大して多くない(金つばにも負ける)。カロリーは平均的。
カロチン取りたい方にお勧め!とは言え、草餅より野菜を食べなよ、という気が・・・(笑)

2014年1月14日

歓迎:細川元首相

どうすんのか都知事選、と2013年総括に書いたけど、ちょっと面白くなってきたではないか、良かった良かった。
細川さんは、あんな形で終わってしまって残念だと思っていたんだ。もう一花咲かすにはずいぶん時間が経ってしまったけどさ。五輪まで持つかどうかは別にして、東京への注目度が増す時期であるのは確実なんだから、カッコイイ人がいいよ、やっぱり。

細川さんの政治力というのはよくわかんないけど(特に都知事としては)、文章がしっかりしてる人なのは知っているし、なんたって細川家のお殿様なんだから、日本文化に対する造詣も深い。年齢が高いのは残念だけど、そこも含めて「日本ぽい」と思う。

ま、とにかく都知事選が面白くなってきたことは間違いない。それだけでも歓迎!

お茶の水の穂高

先日、知り合いにコーヒーの美味しいお店がお茶の水にある、と言われて、行ってきました「穂高」。JRお茶の水駅からすぐ。

昔からあるお店だと思う。AJは高校時代をこの近所で過ごしたのだが、このお店に当時行ったことあるかどうか自信ない。行ったことないかもだけど、お店に入った瞬間に、「あー、この店は昔からこうだったよー!」と思ってしまいました。

モーニングセットを食べた→
コーヒーもトーストも美味しかったんだけどさ。それより、深緑色のソファやグラニュー糖が入った砂糖壺に注目してほしいの。カウンター前にはスツール、入り口には新聞や雑誌、BGM何もなし。メニューは飲み物とトースト位。喫茶店ってこうだったよねー。

お店全体は「穂高」の名の通り山小屋風。古い木材をふんだんに使った床や柱。山関連の読み物も置いてあったけど、少なくとも今は山男(或いは山ギャル)が集まってくる気配なし。昔はそういう店だったんだろうなぁ。

時が止まっている感じのお店というものは、東京にも結構存在するけど、このお店は時を止めている感じ。時を止めるために相当の散財をしていると思う。そこがエライ。
お茶の水は、他の街に較べて昔の雰囲気を良く残している方なんだけど、それでもやっぱり変わってしまったお店の方が多い。こんなことだったら昔にこの店に来ておくんだったよーと思いました。

もし、若い頃に行ったよ、という方あれば、ぜひ再訪してみてください。感動すると思う。

きんつば(食品番号:15016)

きんつばは餡子に薄ーく小麦粉をまぶして焼いたお菓子。

 「きんつば」を漢字で書くと「金鍔」なのを知っているのは、お気に入り金鍔=榮太樓 名代金鍔の説明文にそう書いてあるからだな、たぶん。「鍔」と言う感じは難しいから、普通は「金つば」と書くのだろうと思って「金つば」でwikiを検索したら「このページで『金つば』を作成する」と言われてびっくり。えーっ。一般的な和菓子じゃないんですかー。びっくりしながら「金鍔」で引いてみたら、ちゃんとページがあった。ああ驚いた・・・

榮太樓の名代金鍔
榮太樓の名代金鍔。きんつばは、アンコに小麦粉生地をうすーくまぶして焼くもので、AJ実家では本を見ながらホットプレートで作ってみたことがあります。その時のは四角い形でした。wikiにも書いてあるけど、お店でも四角い金鍔が多い。全部の面を焼かないといけないので、四角い方が側面を焼きやすいのよね。ホットプレートの場合は、丸いと回転しながら焼くことになって無理!でした。

金鍔の「鍔」は刀の鍔から取られていて、だから円柱形がオリジナルに近い。金鍔の「金」は、金時の金で小豆のことだろ、と思っていたのですが。。。どうも元々は「剣鍔」だったのを、縁起がいいから「金鍔」にして、さらに丸から四角にしてしまったらしい。wikiには「剣鍔文様付き円形きんつば」のページもある。なるほどー。確かに丸い以外の所もに似てる。

金鍔はほとんどが餡子なので、餡子の味が命(そりゃそうだ)。でも甘すぎても甘くなさすぎても美味しくなくなるので、結構難しい。作り方が簡単な割に金つば専門店が多いのは、そういう理由によるものではないか。

(以下 2017/8/23追記)
AJ実家で作れた位だから簡単だと思ったんだけどね。

食品成分表の定義は「小麦粉に砂糖を加え、水を加えてこねた生地でつぶしあんを包み、平鍋で両面及び側面を焼き上げたもの(包みきんつば)と、あんに水どきした小麦粉をつけて焼き上げたもの(衣掛けきんつば、角きんつば)がある。あんは、小豆つぶしあん、こしあん、白いんげんあん、さつまいもあん等がある」。
AJ実家で作ったのは水どきした小麦粉を付けて・・・の方。これなら難しくない。でも本来の作り方は、「生地でつぶしあんを包み」の包み金鍔の方なのだそうだ。
「家庭でできる和洋菓子」でも、「粉のお団子でうすくうすく包み」が昔ながらのきんつばだけど、家庭で作るには難しいので、と衣掛けきんつばの作り方が書いてある。

榮太樓の金鍔はさすがに「昔ながら」の方。「小指の先ほどの小麦粉生地で箔のように薄く包む」だって。おみそれしました・・・


2014年1月5日

2014年スタート

皆様あけましておめでとうございました。

東京の今年のお正月は天気も良く、初詣ではいつも以上の人出、だった気がする。

箱根駅伝を見よう、と久々にテレビを点けたら・・・リモコンが見当たらない。本体でも操作できるので、駅伝は見ることができたけど、リモコンどこに置いたんだろう??この前テレビを見たのはいつのことだったか?
考えてみるとずいぶん見てない。もしかして10月位から見てないかも。10月にはエアコンのリモコンをしまった。もしかして・・・
と、思った通りで、エアコンのリモコンと一緒に、電池を抜いてしまってあったのだった。もー。

さて、毎年恒例の今年の抱負。
2年前とほぼ同じなんだけど「無駄にニコニコする」に決定。
お客様の前に立つことが多くなったので、無駄に(無駄ってことないか)ニコニコできるようになる気がする。逆の立場で、無駄にニコニコするお客様だとどんなに嬉しいかも実感できるようになったし。

あとねー、運動は何かしないといかんな。通勤で歩く距離が激減したので、何か足さないと絶対マズイ。マズイとは思いながら既に5日が過ぎている・・・

干錦玉/きんぎょく糖

切山椒と違って、和菓子以外のコーナーに連れて行かれる可能性は低いと思うが、それって何だっけ?と思う人が多い気がする錦玉糖。AJ自身もGoogleしてみて、あーあれかーと思った位です。


こんなの(右写真)。一見、氷砂糖のように見えますが、中は寒天。シャリシャリして独特の食感の夏のお菓子です。

これ食べたことない人多いんじゃない?

私は、何年か前に海外から出張でやってきた知り合いのお土産として買ったことがあります。生菓子よりは日持ちするし、ゼリーのようなものだから抵抗ないんじゃないかと思って(小豆餡は嫌いな人いるんだよー)。
なので、Googleで画像が出てきた時に、あれかーと思ったのだった。

だが。

wikiには「錦玉糖」という記載は全くないのだが、同様のお菓子である「琥珀糖」ならある。正確には「琥珀羹」という項目があって、琥珀糖とも錦玉糖とも言う、と書いてある。
・・・えっ。錦玉糖って錦玉羹とは違うものだと思っていたが・・・同じなの!?

私の理解では、錦玉羹というのは棹物或いは棹物を切った形をしていて、良く金魚が浮かんでいる夏の生菓子で、錦玉糖というのは写真のように周りが砂糖で固められたやつのことだから、別のお菓子だと思ってたんだけど。Googleすると、どうみても錦玉羹なものが、「錦玉糖」「琥珀糖」として売られているのだった。

んー。食品成分表で取り上げられているのはどっちなんだ?成分を見ても、ほぼ砂糖と寒天由来と思われる若干のミネラルのみ。これじゃどっちだかわからないよう・・・(泣)

(以下、2017/08/31付記)
結局、食品成分表で取り上げられているのは錦玉「羹」のようなので、こちらは食品成分表からは外して、タイトル名も「干錦玉/きんぎょく糖」に変えることにしました。

材料も作り方もほとんど同じなのだった。
干錦玉は、砂糖の分量が多めで、見るからに生菓子っぽい錦玉羹に比べて干菓子っぽく見える(実際にはそれなりの水分量があるので半生菓子ですね)。商品にもよるけど、概ね寒天ゼリーです。
羊羹みたいに「型に入れて固めた」後に、小さく切ったり型抜きしたりして、風に当てて(=干して)乾かす。風に当てることで砂糖が再結晶して氷菓子みたいな薄い砂糖膜が出来るのだそうだ。

「家庭でできる和洋菓子」では、 シンプルにグラニュー糖を振りかけています。これじゃ寒天ゼリー(ゼリーキャンデー)なんですけど。ううむ。食べ物の定義は難しいぞ。