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2018年7月6日

三重県代表:かた焼き

三重県の有名和菓子と言ったら、伊勢名物「赤福」が定番。ほぼ同じもので「御福餅」ていうのも伊勢にはあって、すると「福餅」は一般名称なのかと期待したのだけど、そんなことはなかった。御福餅は赤福を真似してできたものらしい。パッケージまで似てるもんね。
他に何も思いつかないし、伊勢/三重県らしい要素が何かあれば、知名度の高さを鑑みて赤福でもいいかなぁと思ったんだけどさ。赤福って単なるあんころ餅以上のものではないんだよなぁ。静岡代表:安倍川餅だって実体は単なる黄な粉餅だけど、「安倍川」って地名が付いてるし、静岡名産(当時)白砂糖を使っているし。そういうエピソードが赤福には足りない。ぶつぶつ。

困りながら三重県のアンテナショップに行って、見つけたのが左の「かたやき」。Wikiでも三重県伊賀地方の名物と書いてある。よしよし。
名前から想像できるように、堅い小麦粉煎餅。やたらに堅い!高知名物ケンピも堅かったが、堅焼きの方が堅い気がする。そしてケンピと違ってこの大きさ(直径7cm位)なので、何も考えずに食べようとすると、歯が立たずにくわえたまま途方に暮れることになる。
伊賀名物で想像できる通り、忍者の携行食。堅い=水分が少ない=軽いし日持ちする。忍者らしい感じでいいよね。Wikiには刀の鍔に打ちつけて割って食べたと書いてある。手裏剣みたいに投げて割れば更に忍者ぽいのに(食べにくいって)。一般人はそうはいかないので、付属の木槌で割って食べる・・・ええっ!!私が買ったやつには木槌は付いてなかったぞ。察するに、伊賀で売られるお土産用には木槌が付いているけど、三重県アンテナショップでかた焼きを買うのは概ね県民だけなので、木槌なし製品が売られているんだな。
とにかく堅い。口に入れる前に割ろうとしても簡単に割れない。ウチに木槌はないので、包丁でギシギシ切れ目を入れてからエイヤっと手で折ったらやっと割れた。味は素朴な小麦粉煎餅。私の買ったのは胡麻と青海苔がトッピングされていたが、他にもバリエがあるそうだ。

「三重県」と言われると反射的に「四日市コンビナート」が出て来るのは私だけでしょうか。たぶん学校で習ったんだと思うけど。だからAJにとって三重県=愛知の隣の工業地帯って感じ。伊勢って言われるともう少し観光地っぽく感じる。志摩になると真珠とか高級ホテルとかおしゃれリゾートな雰囲気。
日本橋にある三重県アンテナショップは「三重テラス」って名前なんだけど、「伊勢志摩テラス」の方が何か買えそうな雰囲気出て良いのではないか。外国人観光客を狙うなら直球で「真珠県」とかがいいかもしれないね。

三重県は、修学旅行で志摩に行った気がするのだが何も覚えていない。何しに行ったんだろう?通っただけだったのかな。ちなみにセットで行った岡山も、大原美術館しか覚えていない。せっかく行ったのに何考えてたんだか。伊勢志摩は行きたいと思っています。お魚も美味しそうだし。松阪牛はあんまり興味ないけど、桑名の焼き蛤は絶対食べたーい。

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