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読書メモ「ゼロ年代の50冊」目次

「朝日新聞 ゼロ年代の50冊」より

AJ評
  • ★:お勧め!読む/読み直すべし
  • ☆:読んだ方がいいと思う
  • ○:読んで損はないが読み直さなくても
  • ▽:読まなくていい気がする

 
題名 著者名 AJ ひとこと
1 銃・病原菌・鉄 ジャレド・ダイアモンド 面白くて、ためになる
2 海辺のカフカ 村上春樹 読みやすい春樹ワールド
3 告白 町田康 河内音頭の有名事件
4 磁力と重力の発見 山本義隆 中世~近代の科学史
5 遠い崖 萩原延壽 英国外交官からみた幕末
6 博士の愛した数式 小川洋子 人物も物語も魅力的
7 木村蒹葭堂のサロン 中村真一郎 幕末の大阪文化人
8 東京骨灰紀行 小沢信男 東京に眠る霊の碑
9 孤独なボウリング ロバート・D・パットナム 幸せは社会関係資本に
10 トランスクリティーク 柄谷行人 カント・マルクス・資本主義
11 釋迢空ノート 富岡多恵子 折口信夫考
12 シズコさん 佐野洋子 母親との確執
13 カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー 光文社古典新訳は読みやすくお勧め
14 PLUTO 浦沢直樹 もう喫緊の課題かも
15 本格小説 水村美苗 微妙な恋愛均衡が崩壊
16 江戸演劇史 渡辺保 歌舞伎ファン必読
17 敗北を抱きしめて ジョン・ダワー 日本にとって敗戦とは
18 アースダイバー 中沢新一 縄文地図で東京散歩
19 とげ抜き 伊藤比呂美 親も夫も自分も老いる
20 夫婦幽霊 辻原登 緻密な構成と文章
21 ナショナリズムの由来 大沢真幸 資本主義による普遍化がナショナリズムを生む
22 1968 小熊英二 学園紛争の時代。厚過ぎ。
23 「格差」の戦後史 橋本健二 格差拡大はバブル前から
24 母の声、川の匂い 川田順三 ご近所高橋の戦前の様子
25 輝く日の宮 丸谷才一 こんな会話に憧れました
26 ブーバーとショーレム 上山安敏 ユダヤ学の本。マニアックすぎる気が。
27 滝山コミューン一九七四 原武史 滝山団地の政治の季節
28 惡人 吉田修一 哀しい逃亡犯
29 ファーブル昆虫記 ファーブル 虫好きには断然★!
30 マオ 誰も知らなかった毛沢東 ユン・チアン 衝撃の毛沢東像
31 東西/南北考 赤坂憲雄 日本とは何か
32 道元禅師 立松和平 曹洞宗は只管打座
33 寺山修司・遊戯の人 杉山正樹 編集者による秘話
34 真鶴 川上弘美 失踪はせつないな
35 日本語が亡びる時 水村美苗 日本文学と日本語の危機
36 わたしの戦後出版史 松本正次 弱小社の名物編集者
37 白山の水 川村二郎 鏡花ファンには★
38 エクソフォニー 多和田葉子 複数文化の狭間で書く
39 わたしを離さないで カズオ・イシグロ 見る前に読むべき!
40 伊勢神宮 井上章一 伝統は後で作られる
41 アメリカのデモクラシー トクヴィル 19世紀の理想的米国
42 シンセミア 阿部和重 救いがないんだよ
43 建築家 安藤忠雄 安藤忠雄 安藤ファンには★
44 国家の罠 佐藤優 国策は国民が作る
45 日米交換船 鶴見俊輔 戦争は面倒だ
46 昭和精神史 桶谷秀昭 s22頃までが「昭和」
47 神は妄想である リチャード・ドーキンス 宗教はデメリットの方が大?
48 廣松渉 近代の超克 小林敏明 思想家の解説。
49 <帝国> アントニオ・ネグリ 帝国主義から新しい<帝国>へ
50 帝国以後 エマニュエル・トッド 今となっては古いかも?

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