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2018年9月3日

白血球

白血球は英語だとWhite Blood CellでWBCと記載される場合もある。
赤血球の方は赤い細胞だけど、白血球は白いっていうかー、白いことは白いのだが、「赤くない」の方が正しいような気もする。そして、赤血球の方は一種類の細胞だけど、白血球の方は「赤血球じゃないやつ」な感じで複数種類ある。更にWikiによると、「白血球」が何を指すかは文脈によって異なるのだそうで。あらら。しかしここでもWikiと同じく、血液検査項目であるところの白血球について述べる。
ラテン語(ギリシャ語)寄りの英語としてはLeukocyte。白い細胞という意味。

白血球は免疫機能を担っている。体内に悪い(と思われる)ものが入ってきた時にそれをやっつける機能。 やっつけ方の詳細は、白血球の種類によって異なる。

白血球の種類は、好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球の5種類。
好中球・好酸球・好塩基球の3つは名前から想像つくように仲間で「顆粒球」とも言う。細胞の中に顆粒が入っている。「中・酸・塩基」はそれぞれ、中性・酸性・アルカリ性の色素で染色されるという違いに着目したネーミング。もうちょっと役割に応じた名前にすればいいのに・・・とも思うが、現時点では不明なことも多いので、客観的な名前の方が無難なんだろう。各成分の詳細については別途書く。

白血球(=白血球数)の基準値は、大雑把に3000~9000個/μL位が正常値。男女による差はない。赤血球の基準値は400-500万個だから千倍も違う。血液の中は赤血球でいっぱいで、だから血は赤く見えるんだね。
AJの場合、通常値はだいたい4-5000位。抗がん剤の治療で白血球数は覿面に減る。減り方はモノによるけど。お薬をやめると復調し、2-3か月で基準値ギリギリ位までには戻る。点滴から2週間目位が底であるようだ。次回の点滴までに戻りそうもないと皮下注射を打たれる。
逆に、風邪を引いたり、抗がん剤の点滴のあとには一時的に白血球数が上がる。基準値を上回る程の数値は出したことないけど。

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