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2018年6月29日

和歌山県代表:那智黒

和歌山県の食べ物というと、梅干しとミカン。鯨にイルカ。でもお菓子となるとねぇ。名門紀州のお殿様はお金持ちだったろうに、甘いものには興味なかったんだろうか。

AJは高野山に行ったことはあるが、高野山は高野山であって和歌山代表ではないような気がする。まだ行ってないけど、ツアーでは良く高野山とセットにされている熊野の方なら和歌山っぽいかな。そうだ、高島屋に那智黒飴って売っていた。 あれって那智の滝と関係あるのか?→あった。Wikiにも和歌山を代表する観光土産って書いてあるのでこれでいいことにする。

写真は那智黒総本舗のもの・・・ただの黒飴じゃないかー?
そうなのよ。奄美産の黒砂糖から作られた黒飴と書いてある。でも飴自体にちゃんと「なち」「ぐろ」って書いてあるでしょ。
那智黒はもともとは石の名前で、那智黒から作られた碁石に似せた飴なので那智黒という名前なのだが、ネットで見る限り今では那智黒=飴という認識の方が多いのらしく、石の方は「那智黒石」と呼ばれている。

那智黒石は那智で取れる石、と思いきや。
碁石や硯に使われる岩石としての那智黒石は、三重県熊野市神川町で取れる・・・あれ?熊野って和歌山じゃないの??地図で確認すると、和歌山県と三重県、及び奈良県と三重県の県境あたりが「熊野」であるらしい。那智の滝を擁する熊野那智大社はじめ、熊野三山(神社)は全部和歌山にあるんだけどね。そうして今気が付いたけど、奈良と三重の間に和歌山県の飛び地がある!熊野の山はやっぱり和歌山県に愛着があるらしい。和歌山県新宮市(三重県との境にある)との結びつきだとWikiには書いてある。
ちなみに「那智黒石」は碁石や硯に使われる岩石の他に、玉砂利を意味する場合もある。Googleすると検索結果は飴ばっかりなのに、右横のGoogleショッピングは砂利石を出してくる。AJには碁石の石と大して区別付きませんが、ピカピカきれいな玉砂利。こちらは和歌山県及び三重県の海浜で取れるのだそうだ。

和歌山県ショップは銀座交通会館の中にあって、高野山に行く前にチェックに行ったのだが、なんだかあまり商売っ気を感じないんだよね。紀州といえば紀伊国屋文左衛門、紀文様以外でも紀伊国屋は本屋に高級スーパーに現代でも健在だ。商人魂が強い筈なんだがなぁ。いかにもな銘菓を作っておけよ。

2018年6月20日

窓枠修理+α

数年前から南向きの窓の窓枠がボロボロ剥がれてきた。
しばらくは上になんか敷いたりしていたのだが、南向きの窓全部が剥けてきて、しかもどんどんひどくなるので、諦めてプチリフォすることにした。
馴染みのリフォーム会社さんにお願いしたけど、あまり見ない症状らしい。結露の影響?とも言われたけど、どの窓も片方の側だけ。問題無い側には網戸を付けてある。外からの雨風が理由なら、むしろ反対側が傷むはずなのよね。日光の当たり過ぎが原因なんだと思う。なんでウチだけに出るのかはわかんないんだけどさ。ぶつぶつ。

リフォーム自体は数時間で終わった。早く終わり過ぎて、お昼に渡す筈だったペットボトルのお茶を出すの忘れた。
ボロボロになったのを剥がして、やすり?みたいので更に平らにならしてから新しいシートを貼る。器用な人なら自分で出来るのかもしれない。不器用な私には無理ですがね。3か所お願いして3万円ほど。すっかりキレイになって大満足。心配していたシートの匂いも数日でなくなった。こんなに簡単にキレイになるなら、もっと早く頼んでも良かったなー。

リフォームについては以上。

で、同じことを繰り返さないように、窓枠の内側にもレースのカーテンを追加することにしたのだ。
こんな感じ。左側に掛かっているのが前からあるレースのカーテン。転落防止用の横棒の向こうに掛かっているのが追加したもの。
カーテンレールは今までのと共用で、レールランナー(カーテンをぶら下げる器具)を100円ショップで買ってきて追加。窓側(通常と反対側)から交互になるようにぶら下げています。
こんな半端な長さのカーテンは売ってないので、市販のカーテンをちょん切って作成。適当に縫ったので一部曲がってるけど、通常のカーテンに隠れて見えないので気にしない(笑)。日差しはうまく遮られそうです。

福岡県代表:鶏卵素麺

鶏卵素麺は食べたことがない人が案外多いのではないか。これが福岡県代表なのか!?と抗議の声が聞こえそうな気もする。はい、他にも銘菓はたくさんあります。でもこれが一番福岡っぽいというか博多っぽいというか九州っぽいとAJは思うのですよ。

Wikiの写真は細く切りそろえられていて、素麺というかモンブランみたいだ。同じお店の商品の筈だが、AJが撮るとこんな感じ。黄色くてツヤツヤのベタベタ。卵黄と砂糖の味がする(当たり前)。
昔食べた時には、もっと卵臭くてもっと激甘で、和菓子とは思えない感じだったが、今回のはお上品な気がする。味が変わったのか或いは前に食べたのが別のお店のものだったのか不明。
ま、とはいえかなり甘いお菓子であることには変わりありません。カステラを煮詰めたような甘さ(わかりにくいよ!)。甘過ぎでたくさんは食べられません。

見た目で想像できるように南蛮菓子。Wikiにも書いてあるように、まんまのお菓子が元祖ポルトガルにもあるし、マカオやブラジルにもある。原料や作り方が単純なのか、アレンジもされずにそのまま残ったんだね。

オリジナルの名前はfios de ovos=卵の糸で、各国での名称もこれに準ずるのだが、日本ではなんで「素麺」になったんだろう? 松屋利右衛門の商品説明には「このお菓子は形が素麺に似ておりますが、湯水を掛けられないようにご注意ください」とまで書いてあるが、この色と光沢感では素麺には見えないと思う。「鶏卵素麺」って書いてあるから勘違いする人がいるかもだけど。素直に卵の糸にしておけば・・・あっそうか、「卵の糸」では錦糸玉子と混乱しちゃうのか。光沢のある鶏卵素麺の方がむしろ、「錦糸玉子」の名にふさわしいのにね。

長崎に比べて南蛮貿易な感じはしない博多ですが、鎖国前は大貿易港だったんだよう。今は韓国中国向けの港として、他の港町とは一味違う華やかさがある博多。「錦糸卵」こと鶏卵素麺のイメージにぴったり!とAJは思っています。

福岡は出張も含めて何度も行ったことある。ほとんど博多周辺だけだけど、志賀島や芥屋の大門にも行ったし、太宰府天満宮も行ったことある。ラーメンも美味しいがお魚も美味しい。空港から地下鉄ですぐに市内に出られるところも好き。何度でも行きたいです。

2018年6月18日

岐阜県代表:穀煎

都道府県お菓子も残り半分を過ぎて、だんだん困り度が高まりつつある。

岐阜県ってお菓子以外でも何も食べ物思いつかない。ネット検索するもそれっぽい銘菓が出てこない。いくら美味しそうでも、どこにもあるようなものじゃねぇ。頼りのアンテナショップも岐阜県のって見掛けない。前にはあったけど東京から撤退したらしい。うーむ困った。

でも、日本橋高島屋の諸国お菓子売り場で、「こくせん」という飛騨のお菓子を売っていた。これで行けるかな?「穀煎」と書くらしい。Wikiにも飛騨の伝統的な駄菓子って書いてある。黄な粉ねじりに見えるんだけど、他に思いつからないからこれでいいや!と買ってきた。

こんなの→。胡麻がいっぱい付いている。私は白胡麻のを買ったけど、黒胡麻のもあった。原材料は、白胡麻・水飴・砂糖・大豆。味は概ね黄な粉ねじりだけど、薄くてパリパリした硬さと胡麻の香ばしさがとても美味しい。でも駄菓子感は否めず、やっぱりこれ黄な粉ねじりだわ(笑)。

穀煎の名は、穀物を煎って作るから、とWikiに書いてある。
でもこのお菓子は黄な粉ねじりと同じで、黄な粉に水飴と胡麻を混ぜて平たく伸ばして作るんだと思う。「穀物を煎って作る」では、麦焦がしに聞こえるんですけど。何が穀物で何が煎るなんだよ。
ま、黄な粉は大豆(豆だから五穀に入る)を煎って作ったものだから「穀煎」だ、と言われればそうなんだけどさ。なんか納得がいかないよ。

ちなみに2018年上期の朝ドラは岐阜県が舞台で、五平餅がキーワードとして登場してるけど、五平餅って岐阜にもあるんだ、長野のものかと思ってた!という人が多いのではないか。私も五平餅について書くまではそう思っていた。中部地方山間部に共通する郷土菓子なんですよー。
朝ドラのロケは恵那でやってるのだそうだ。あれ?恵那って長野県だと思ってた。だって伊那は長野県だよね?(勝手に一緒にするな by関係者)

岐阜県は行ったことがない。通ったこともないと思っていたら、東海道線は岐阜県をかすめているのだった。そういえば岐阜羽島って聞いたことあるね。地図で見ると思ってたより岐阜(岐阜市)って名古屋に近いんだな。県境はもっと北の方にあるのかと思ってた。
とはいえ海なし県には基本的に興味の薄いAJ、岐阜県には行く予定ないかも。我儘ですまん。

2018年6月8日

若人のための100冊(8)

前回の反省を取り入れ、「読書の時間」を毎日割り振ることにして(時間割が決まっているわけじゃないけど)サクサク進んだ。ま、半分は他で済んでいたし、全部分冊ナシだったことが大きいね。あと20タイトルまで来たけど、次回はいきなり8分冊があるので結構時間かかりそう。

(71) 蘭学事始(杉田玄白/講談社学術文庫):読み始めてすぐに気が付いた。正月に見た三谷ドラマの原作(正確には、ドラマの原作となった漫画の原作)だ。ドラマの方が面白かった。原作は読み物として書いたわけじゃないそうだから無理もないけど。おじいさんの思い出話は要らんところに飛んでしまう。聞き書きならそこのところをもっと詳しく、と面白く出来るんだろうけどな。

(72) 阿Q正伝・狂人日記(魯迅):光文社古典で済み

(73) にごりえ・たけくらべ(樋口一葉):読み直す1冊で済み

(74) 永遠平和のために(カント):光文社古典で済み

(75) 実践論・矛盾論(毛沢東/角川文庫):時代のせいかサヨクな本が多い若人の100冊。期待せずに読み始めたらこれが案外面白い。中国文化への翻訳が実に上手い。頭のいい人だったんだな。活動の矛盾と変化。本人にも当てはまり過ぎで、出版後を踏まえた解説付きのを読みたいと思った。

(76) 人形の家(イプセン):読み直す1冊で済み

(77) 或る女(有島武郎/新潮文庫):ドラマチックというかスキャンダラスな話。恋多き美女が粗野な男に本当の恋をする。堕ちていく二人。殆どの登場人物にモデルと思われる人がいるけど粗野な男のモデルは見つかってないというのが笑える。

(78) 善の研究(西田幾多郎/講談社学術文庫):学生の頃読んだはずだけど全く記憶なし。善というより、実在とか意思に対する考察の方が多い。「科学的」に整理しようとすると医学寄りになってくるね。古代は分ける必要なかったし、未来も分ける必要なくなるのかもだけど。そんなこと考える必要あるのかと言ってしまえばミもフタもないよな。

(79) 歎異抄(唯円):光文社古典で済み

(80) タルチュフ(モリエール/岩波文庫):タルチュフの敬虔な信者ぶりにすっかり敬服してお金も家族も渡してしまおうとする旦那様と、わざとらしい偽信者だと糾弾する家族の皆さん。最後はペテン師だったことがばれて王様の裁きによりお金も家族も名誉も無事で良かったねとなる。ペテン師のような宗教家/宗教団体への揶揄。いつの時代にでもいるのね。

2018年6月6日

梅雨に入ったね

諦めかけていた布団の洗濯は先週末に決行しました。で、結局ひざ掛けを出してきて重ね着で乗り切ることにした。ひざ掛けなら、かさばらずにすぐ乾くし。
梅雨入りを受けて今日は扇風機をスタンバイ。クーラーも今週中には用意して、ドライモードで試運転だな。

先日、井筒八ッ橋が聖護院八ッ橋を訴えるというのがニュースになっていた。創業1689年はウソだということらしいが、西尾八ッ橋はいいのか?ニュースを読んでも西尾については何もコメントされていないから西尾は正しい(とみなされる)ってことなんだろうね。
だったら、1689年を創業年として主張出来るのは西尾八ッ橋だけだ、って書いてくれてもいいのに。ていうか、西尾八ッ橋が訴えるべきなんじゃないのか?なんで1805年創業の井筒八ッ橋が訴えるんだ?

ま、聖護院八ッ橋は創業年はともかくとして確かに怪しいよね。パッケージに杜若が描いてあって、AJも聖護院(というお寺)に八つ橋(短い板を組み合わせる橋の八つ橋)があって、そこから八ッ橋が出来たんだと思っていたもん。関係ない絵を描いてくるあたりが元祖にふさわしくないよ。
といいながら、聖護院八ッ橋の写真を使ってるんだよな。西尾に変えとこうかしら・・・

滋賀県代表:丁稚羊羹

滋賀県の食べ物って鮒ずし以外思いつかない。そもそも滋賀って琵琶湖しか思いつかないし。
日本橋に滋賀県アンテナショップが出来たので覗いてみたけど、いまいち「名物」らしいものがわからない。しばらく悩んでいたのだが、先日開催された高島屋の「大近江展」で、近江を代表するいいとこどりの近江弁当に、「丁稚羊羹」が一切れ入っていると書いてあったので、たぶん「丁稚羊羹」が滋賀県代表なんだろうと考えることにした。正確には滋賀県近江八幡市の銘菓になるらしい。

実は「でっちようかん」と呼ばれるものは大きく分けて2種類ある。ひとつは蒸し羊羹タイプで滋賀県はこちらのタイプ。もう一つは水羊羹タイプで福井県が代表選手らしい。 そして蒸し羊羹タイプも、滋賀県の専売特許ではなく、京都など他でも「銘菓」となっているところがある。実にややこしいお菓子である。

さて近江風の丁稚羊羹。写真は近江三方庵のもの。
竹の皮にくるまれている。本当は竹の皮ごと切って食べるものらしい。知らずに剥がしちゃったよ。味はね、蒸し羊羹の味(笑)。
丁稚羊羹=丁稚でも買える羊羹、だからどこか「なんちゃって」な羊羹なのかと思ってたけど、単なる薄い(味じゃなくて厚みが)蒸し羊羹、だと思う。「薄さ」がなんちゃってなんだろうか。食品成分表に蒸し羊羹は既に収載されているし、厚さの差だけではとりあげてもらえそうもないなぁ・・・いいけど。
商品説明には「丁稚奉公に出ていた子供たちが里帰りをして再び戻る際、主人や番頭へのお土産として持ち帰った」と書いてある。この場合、羊羹を売る側が丁稚羊羹を名乗る意味が良くわからない(もらった側が丁稚羊羹と呼ぶのはわかるけど)。
一方、丁稚さんが里に帰る際のお土産として買ったという説もある。これなら丁稚羊羹として売るよね。お手軽だから丁稚じゃないけどおやつに買うて食べよう、というニーズもあっただろう。すると丁稚さんが少ない近江八幡が元祖になるのはちょっと・・・商都大阪を発祥の地としたいところである。
ま、実際はもらった側が勝手に丁稚羊羹と呼んでたのを、「これ丁稚羊羹って名前なんだって」と近江に逆輸入されたネーミングなのかもしれない。

滋賀県は、ずいぶん昔に京都経由で琵琶湖に行ったことある。琵琶湖クルーズに乗った。今でもやってるんだね、ミシガンクルーズ。何がミシガンなんだか。ハンパなディズニーランドにしないで、琵琶湖らしい和風なところを売りにした方がいいんじゃないかなぁと思った。よく見るとミシガンじゃないコースも別にあるのね。時間がなかったからミシガンにしたのかな?よく覚えていない。

滋賀県ってAJにはなんだか地味な印象。海なし県だから興味が湧かないのかなぁ。行きたいのは琵琶湖の他には草津温泉くらい?お城はあんまり興味ないし。
しかし「大近江展」のチラシで気が付いたのだが、実は、デパートの常連和菓子屋、叶匠寿庵は大津市、たねやは近江八幡市の出身なのだった。どちらも上品な見た目の割に値頃感がある和菓子。さすが近江商人のお店。ちなみに、大近江展を開催する高島屋も元祖は近江商人なんだよ。