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2008年10月11日

芥屋の大門の遊覧船

福岡に行こう!と思った理由はいくつかあるんだけど、そのうちの一つが子供の頃に集めていた国定公園切手。街歩き好きの私は国内外を問わずこの手の所は全然行かないんだけど、「玄海国定公園」というのは地図で見る限り福岡から近い。金印で有名な志賀島って海の中道の近所だ。これなら楽勝で行けるぞ、と思ったのでした。

これがその切手。ネット検索で国定公園切手の出自を調べているサイトを見つけ、島ではなく糸島半島にある「芥屋の大門」と判明。私の写真とは構図が違うのか同じものには見えないかもだけど、同じモノのはず。

まず行き方。ガイドブックには「JR筑前前原駅からタクシーで20分」と書いてあったけど、同じ駅からバスが出ているとネットに書いてあったので、軽い気持ちでバスを選択しましたが・・・どうも普通は車で行く場所のようです(笑)。というか「どこに行くのも車」地域なのでしょう。 1時間に1本程度のローカルバスは高齢者ばかり。観光客どころか若い人皆無。終点の芥屋で降りたのは私一人だったので、誰もいないのかなと思いましたが、近所の海水浴場目的か結構若者も来ていました。マイカー或いはレンタカーで来てるのだと思う。

さて芥屋の大門とは何かというと、私の写真ではちょっと判りにくいのですが、岬の端っこの岩(というか石?)に侵食洞がある。日本三大玄武洞のひとつなのだそうです。玄武岩はマグマが冷えて出来た火山岩なんだけど、まるで四角い柱みたいな形に割れる。この洞穴を遊覧船で見に行ったのでした。芥屋漁港から30分弱の遊覧旅。

10人ほど乗れるモーターボートは、すいすいと海上を走り洞穴に向かいます。玄武岩が柱みたいなのが良く判るでしょう?
さほど広くない洞穴なのですが船はどんどん中に入り、もう出口があんなに遠くに・・・。洞窟の中は少しひんやりしていました。
同乗した女性は、3回来たけど奥まで入れたのは初めて!と喜んでいました。カプリ島の青の洞窟みたいなもの?で、潮や風の状況でどこまで入れるか違うのだそうです。時刻表はなくお客が集まると出る方式なのに、ぷらっと行って楽しめてラッキーだった。機嫌よく雲丹丼を食べて市内に戻った。

金印の志賀島

「漢委奴国王」の金印で有名な志賀島。志賀島自体に金印が置いてないのは、事前の調査でわかっていました。本物はヤフードーム近所の福岡市博物館にある。せっかくだから本物も見てきた。思ったより小ちゃかった。金印はなくても何かあるだろう、と軽い気持ちで出掛けたのだが・・・何もなかった(笑)。

志賀島はマリンワールドがある海ノ中道のちょっと先にある。地図で見た時に線が繋がっていたので、てっきり電車で行けるのかと思ってJR香椎線に乗ったのだったが、終点の西戸崎は志賀島より手前だった。しまった・・・と思ったのだが駅の近くにフェリー港があり志賀島に行けることが判明。よしよしと切符を買うとどこに行くのか?と聞かれた。桟橋に出た時にもフェリーに乗り込む時にも聞かれた。その度に志賀島と答えたのだが。これって芥屋の時と一緒でフェリーで行く人なんかいないってこと?・・・その通り。西戸崎から志賀島に向かうフェリーは貸切でした。
さて無事に志賀島に着いたが、どこに行けばいいんだ?。金印が見つかった場所が「金印塚」ってところで、そこに行くと記念碑があるらしい。他に蒙古襲来の蒙古塚ってのもあるらしい。でも路線バスでそこまで行っても記念碑しかなくて傍にお店の一軒もなかったら、この暑いのにやってらんないし。というわけで港の近所をうろうろ歩く。誰もいない・・・。
海沿いに適当に歩いていたら自動車がたくさん見えて、人の声がすると思ったら海水浴場だった。どこか懐かしい感じの海の家。浜辺ではビーチバレーならぬビーチドッジボールをする若者たち。青い海、白い砂浜。いいなぁ。何にもなくても来た甲斐があったじゃないか。機嫌良くさざえ丼を食べて市内に戻った。

ラーメンでしょ、やっぱり

福岡に行こうと思った別の理由は、春に台北の夜市で牡蠣麺を食べながら、 日本だって福岡に食べ物屋台が並んでいるのに、ココと全然違う気がする。いったい何が違うんだろう? しばらく行ってないから行って確かめてみよう!と思ったのだった。

中洲に行ってみてすぐにああそうかと納得した。客層が違うんだ。 博多の屋台に限らず、日本の外食文化って「飲み」を前提にしているんだけど、 台北の夜市はそうじゃなかった。もちろん夜市でも飲んでる人いたし、中洲にも飲んでない人はいるけど。 でもラーメンが売りの屋台でもチャーシューを肴に飲んでる人が結構いるし、屋台で飲んでいなくても、 他で飲んで「〆」に来ている人も多い。屋台とお酒は切り離せない。

と言いながら私自身はラーメンだけ食べて来たけど。 たまたまカウンターが空いた屋台に適当に入ったのだったが、すっごくおいしかった。 胡麻がたっぷり乗った豚骨味。と書くとこってり重たそうだけど、意外にあっさり。 ラーメンは醤油味が好きなサッパリ派のAJですが、やっぱり本場の豚骨ラーメンっておいしいんだわ、 と翌日は一風堂の本店に出掛けてみました。おいしかったけどこちらは東京と同じ味かも(笑)。

さて右写真は、判りにくいかもだけど「ラーメン缶の自動販売機」!!ラーメンの缶詰は東京でも買えるけど、 こんなにたくさん自動販売機に入ってるのはやっぱり博多だけじゃないですかね。
上の一段は普通に飲み物。下2段が食べ物。良く見るとおでん缶も混ざっている。この暑いのに誰が買うのかと思ったけど、 温かいラーメンばかりではなく、冷たいラーメン缶もある!! もっとも、写真を撮ってから暫く様子を見てたけど、通り掛かりの誰も買いそうもなかったので、観光客ウケを狙っただけかもだけど。

日本一の海浜タワー

全面ミラーガラス張りでビルディングかと思ってしまう福岡タワー。 東京タワーと同じようにテレビ塔として使われているそうで、高さは234メートルある。 日本一の「海浜タワー」だそうですが・・・「海浜タワー」って何? 東京タワー(333m)は「海浜」タワーとは言えないけど(建設当時なら言えたかも)、 横浜ランドマークタワー(298.5m)は?・・・アレはビル(関係者)。

確かに福岡タワーは海っぺりに立っている。2分も歩けば海岸に出る。展望台から博多湾方向を見下ろすと、足元にマリゾン(海に浮かぶ結婚式場+α)が見える。その隣は海水浴場。写真に写っている島影は、左は能古島、右は海ノ中道~志賀島です。条件の良い日には、韓国はもちろん中国も見えるらしい。ま、滅多に見えない気がしますが。


展望台は高さ123m。海側は絶景ですが街側は・・・福岡市内を一望の元には出来るんだけど、なんだかありがたみがないと思ったら、123mって全然高くないじゃん。ビルで言うと50階以下。某社本社ビルの方が高い(笑)。でも海側は絶景です。東京タワーよりずっとイイ! と恐らく東京から来たのであろう二人連れが喜んでいました。私もそう思う。 でも、タワー足元にちまちまと小規模な駐車場がたくさんあるけど、どれもガラガラで勿体無いから 違う商売をすればいいのにと言っていたのには同感できないぞ。だってお嬢さん、それらの駐車場はそれぞれの企業ビルに自動車通勤するためのものであって、観光用じゃないんだもん。

タワーから歩いて5分位の近所に福岡市博物館があります。件の金印がある。金印以外でも説明動画を駆使した展示は結構面白かった。観覧料200円だしオススメ。

大濠公園:福岡市民の憩いの場

NHKの朝のニュースでいつも「福岡市民の憩いの場」と紹介されている大濠公園。 気持ちの良さそうな公園だなぁと思っていたのだった。大きな池があり、 その周りにベンチとジョギングコースがあることも、映像で知っていた。 地図で見ると最寄のバス停の名前は大手門。ということは?そうです。福岡城址なんですね、ここ。 大濠というのは大堀ということらしい。確かに大きすぎる堀・・・元は干潟だったらしい。

江戸城も建築当時は海城だったそうだけど、市中を埋め立てていく中で堀は小さくなった。 福岡城の場合は大きすぎる堀を中国風庭園としてそのまま残したのですね。スケールが大きくてカッコイイ。 正確には、大濠公園と、隣接する舞鶴公園の二つを合わせて福岡城址というべきものだそうで。 今はお城の痕跡しかないけど、天守閣だかなんだか再建する予定があるみたい。 この小高い丘の上に天守閣が立てば、福岡タワー以上に市中を一望のもとに出来るんじゃないかな。 ま、見晴らしはなくても気持ちの良い公園には違いありません。

水辺を歩いて公園の外に出る。するとそこにはNHKが。あーここから写る範囲にあるのが 「市民の憩いの場」だったのか。渋谷のNHKが代々木公園を写しているのと同じだったわけなのね。