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2018年9月20日

山口県代表:夏蜜柑の砂糖漬け

少し無理があってもいいから今日絶対何か買って帰る!と決意のもとに出掛けた山口県アンテナショップ。でもどこにでもありそうな、ういろうや羊羹や小麦粉煎餅じゃちょっとね。悩んだ挙句に、これでいいことにする!と買ってきたのが夏蜜柑の砂糖漬け。萩土産と書いてあった。萩は夏蜜柑の栽培で有名だったよね。ブラタモリで言ってた。

食品成分表では、砂糖漬けはお菓子じゃなくて果実類の項目に含まれているのだが、採用されているのは、文旦とパイナップルのみ。普通、砂糖漬けっていえばオレンジピールじゃないですかね。いいけど。

普通に黄色いオレンジピールぽいのもあったけど、あえて緑のものを選びました。酸っぱそうな感じが夏みかん!て感じするので。夏みかんの花は山口の県花だそうで、県代表にしても怒られないだろう。

東京(というか山口以外?)で「夏みかん」という名前で売られているのは、たいてい「甘夏」のことなのだそうだ。甘夏は夏みかんの変種で甘くなったもの。確かに昔の夏みかんってもっと酸っぱかった。ミカンという名前が付いているけど、そんなに美味しいものではなかったよな。

そして、夏みかんが「ミカン」になったのは明治以降で、元々は「夏ダイダイ」と呼ばれていたんだって。ダイダイかー。あれは甘くはないなー。鏡餅のために買ってもミカンのようには食べないな。
「夏ダイダイ」は、ダイダイと同じく長期間木にくっついていられる。柑橘酢として使われてきたけど、いつまでも木にくっつけておいたのを夏になって食べてみたら、生食出来る範囲まで酸味が落ち着くことを発見したのだそうだ。スーパーに出て来るのは、「夏」っていうか「春」の気がするけど、初夏と言えなくはないか。

山口も行ったことない。新幹線で通ったことはあるけど。
行ってみたいとは思っている。お魚美味しそうだし。錦帯橋も歩いてみたいです。

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