大分県のお菓子も相当悩んでいたのだが、郷土料理で検索していて「やせうま」を見つけた。大分アンテナショップでも売っていると書いてある。何度か行ってみたんだけど気づかなかったな、と思いながら再訪。確かにあった。前に行った時にはお菓子だとは思わなかったんだな。
こんなの(左)。 これじゃ麺類に見えますよね?作ってみたのが右。
短いほうとうみたいな小麦粉麺に同封の砂糖入り黄粉をまぶして食べる。味としては、黄粉餅ならぬ黄粉うどん。これじゃたぶん食品成分表には載せてもらえないな(笑)
パッケージには「やせうま」の名前について、Wikiの由来欄に書いてあるのと同様、平安時代に乳母の八瀬が作ったおやつを気に入った若君が「やせ!!」「うま、うま!」と言ったのが語源と書いてある。が。
なんか怪しい(笑)。黄な粉も小麦粉も平安時代にはあったと思われるので、ありえない話とは言えないけれど、まだまだ一般的な食べ物ではない。大分県に雅な乳母と若君がいたのはいいとしても、「やせうま」が大分のおやつとして引き継がれたことには無理がある気がする。
Wikiには大分以外にも「やせうま」と呼ばれる食べ物があって、新潟・福島・長野では涅槃会で供えると書いてある。他の地方では単にある種の団子の名前だったりもする。たまたま似た名前になった可能性もあるけど、AJとしては元は同じものであった説に一票。こちらのやせうまは、形が痩せた馬に似ているから説をWikiは採用しているけど、わざわざ痩せた馬をお供えするのはどうだろう?何か別の意味だったのが、音が似ている「痩せ馬」になったのではないかな。
大分県も行ったことない。別府温泉とか行ってみたいと思ってはいる。お魚も美味しそうだし。
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