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2018年12月6日

高輪ゲートウェイ

虎ノ門ヒルズ駅は何の違和感もありませんが、高輪ゲートウェイ駅って。

朝日新聞の12/5朝刊では深沢JR東日本社長の説明として『この地は江戸時代の玄関口として栄え、明治期には国内初の鉄道が走った由緒あるエリア。過去と未来、日本と世界をつなぐ結節点としてふさわしい名だと考えた』と書いてあった。

「江戸時代の玄関口として栄えた」のも「国内初の鉄道が走った」のも品川駅にふさわしい名前だと思うんですけど。確かに高輪に関所的なもの(高輪大木戸)はあるけど、朱引で品川駅周辺まで/墨引なら大井町直前まで江戸に入ってしまうので、高輪が玄関口は苦しい。品川を含めてエリアだというなら、そもそも「エリア」に対して「ゲートウェイ」はおかしいよ。ゲートウェイは点じゃないと。

恐らくJRとしては前半は単なるゴタクで、実際には「日本と世界をつなぐ」=現在の浜松町駅経由モノレールではなく、新駅から羽田空港へのアクセスを主流としていきたい、と言いたいのだろう。
確かに浜松町駅からモノレール乗換は結構不便だもんね。モノレールがJR配下になって多少は改善したとはいえ、浜松町駅での改修には限界もある。新駅なら羽田空港へのアクセス専用として周辺含めた開発が可能な訳で、京急に追いつき追い越せの気持ちはよくわかる。

だからって、「高輪ゲートウェイ」って。

山手線と羽田空港を結ぶだけじゃ、せいぜい「高輪スイッチングハブ」じゃん。「ゲートウェイ」はおかしいよ。今からでもシンプルに「高輪」にするべきだと思うぞ。

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