ページ

読書メモ「光文社古典新訳」目次

    AJの感想
  • ★:お勧め!読む/読み直すべし
  • ☆:読んだ方がいいと思う
  • ○:読んで損はないが読み直さなくても
  • ▽:読まなくていい気がする
注1:表中では題名及び著者名が一部省略されています。
注2:光文社の著者別リスト順に並べましたが、何でこの順なのかAJには不明な箇所あり。

著者名順 ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行~  

著者名ア行

著者名 題名 AJ ひとこと
アチェベ 崩れゆく絆 アフリカ独立前夜の前夜
アラン 芸術論20講 全芸術で共通の美?
芸術の体系 どこが体系なんだ?
アリストテレス ニコマコス倫理学 幸福は中庸にある
詩学 古代劇について
イーブリン・ウォー ご遺体 ペット葬儀屋の完全犯罪
ヴィアン うたかたの日々 不幸でも華やか
ヴィトゲンシュタイン 論理哲学論考 論理的な思考とは
ヴィリエ・ド・リラダン 未来のイヴ AI時代の究極の恋愛とは
ウェブスター あしながおじさん なぜ気づかないかジュディ
ウェルズ 盗まれた細菌 科学味ショートショート
タイムマシン ウェルズデビュー作
ヴェルヌ 地底旅行 ドイツ人に見えん
八十日間世界一周 たった!80日で世界一周
ウォーカー 箱舟の航海日誌 無駄に暗い童話
ヴォルテール 寛容論 寛容は幸福に近い
カンディード 大人の青い鳥は肉体労働
ウルフ ダロウェイ夫人 主語が入替わる文体
内村鑑三 ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか オリジナルは英語だったのね
エリオット サイラス・マーナー 女性陣が魅力的
オーウェル あなたと原爆 概ねエッセイな感じ
オースティン 高慢と偏見 高慢男と偏見女のこじれ恋
オブライエン 不思議屋 米国的怪奇小説?
オルコット 若草物語 南北戦争(北)の銃後
オルダス・ハクスリー すばらしい新世界 最大多数の最大幸福って。2014AJベスト受賞作品

著者名カ行

著者名 題名 ひとこと
カフカ 訴訟 日常の中の不条理
変身/掟の前で 新訳の面目躍如
カント 実践理性批判 純粋理性批判よりは読めるけど
道徳形而上学の基礎づけ 善に向かう傾向を考えるのが哲学。。
純粋理性批判 難解すぎ。100分de名著が早い!
永遠平和のために 当時は新しかったのかな
鴨長明 方丈記 訳さなくても読める気が
キプリング プークが丘の妖精パック 童話で学ぶ英国史
スティーヴン・クレイン 勇気の赤い勲章 南北戦争の兵士
ギッシング ヘンリー・ライクロフトの私記 2016AJベスト受賞作品
クリスティ オリエント急行殺人事件 ダメ出しが親切
クラーク 幼年期の終わり 2009AJベスト受賞作品
ケイン 郵便配達は二度ベルを鳴らす 郵便配達されません
ケストナー 飛ぶ教室 小学生の読感文向き
後深草院二条 とはずがたり 理想は源氏物語
ゴーリキー 二十六人の男と一人の女 この人はいつも暗い
コナン・ドイル 失われた世界 映画LostWorld原作
コッローディ ピノッキオの冒険 懲りないピノッキオ
ゴーゴリ 鼻/外套/査察官 ロシアっぽい
コクトー スマホじゃ無理だ
恐るべき子供たち パリには似合う子供
コッパード 天来の美酒 SFじゃないショートショート
コルタサル 奪われた家/天国の扉 動物絡みの幻想小説
コレット シェリ 作者は更に美魔女
青い麦 16歳と15歳 幼馴染の恋
コンスタン アドルフ 仕掛けた筈の恋に落ちる
コンラッド シークレット・エージェント テロは虚しい
闇の奥 コンゴの象牙をめぐる暴虐
後白河法皇 梁塵秘抄 演歌調現代語訳
幸徳秋水 20世紀の怪物 帝国主義 大逆ってこういうことか

著者名サ行

著者名 題名 ひとこと
ザミャーチン われら ディストピア小説
サルトル×レヴィ いまこそ、希望を 老サルトルが素敵
サーバー 傍迷惑な人々 あててごらんといわれても
サローヤン ヒューマン・コメディー 健気な電報配達少年
サン=テグジュペリ 戦う操縦士 子守との話が印象的
人間の大地 夜間飛行視野拡大版
夜間飛行 命より大事な使命がある
ちいさな王子 星の王子さまです
シェイクスピア ハムレットQ1 短くてわかりやすい
十二夜 舞台でみると笑えそうだが
マクベス 実話ベースドラマ!
ジュリアス・シーザー 主人公はブルータスだよね
ヴェニスの商人 シャイロックは商人じゃない
リア王 これぞ読み直すべき1冊!
ジェイムズ ねじの回転 怖い話。題名の意図が?
シェリー フランケンシュタイン 怪物の名前じゃなかった
ジェローム ボートの三人男 新訳はこうでなくちゃね
ジッド ソヴィエト旅行記 がっかり旅行記
狭き門 恋に恋する乙女
ジュネ 薔薇の奇跡 同性愛付非行少年群
花のノートルダム 同性愛小説。Jean Genie
シュペルヴィエル ひとさらい 善意の人さらいが少女に恋して破滅
海にすむ少女 一風変わった童話
ショーペンハウエル 幸福について 人生訓で読みやすい
読書について ドイツ人ってドイツ人でありたいのな
ジロドゥ オンディーヌ 2010AJベスト受賞作品
バーナード・ショー ピグマリオン MyFairLady原作。映画と違う結末が好き
スタンダール 赤と黒 この時代のフランスだから
スティーヴンスン ジーキル博士とハイド氏 現代医学的には?
宝島 人物が皆イギリス人ぽい
新アラビア夜話 アラビア夜話風奇譚
スピノザ 神学・政治論 神学ってこんなのか
セネカ 人生の短さについて ストア派の人生訓
ソポクレス オイディプス王 解説充実!
ソル・ファナ 知への賛歌 美しい才女の詩と手紙
ゾラ オリヴィエ・ベカイユの死 良くも悪くもドラマチック

著者名タ行

著者名 題名 ひとこと
ダーウィン 種の起源 この発想はすごいと思う
チェーホフ 桜の園/プロポーズ/熊 熊が◎。喜劇のチェーホフ
ワーニャ伯父さん チェーホフは意地悪だ
チェスタトン 木曜日だった男 意外な展開に最後は脱力
張愛玲 傾城の恋/封鎖 戦時下だからの恋
ツァラ ムッシュー・アンチピリンの宣言 否定を否定するYesYesのダダ
アレクサンドル・デュマ 千霊一霊物語 ちょっと怖い百物語
ディケンズ 二都物語 ロンドンとパリは案外近い
クリスマス・キャロル スクルージ改心したのに。
デフォー ロビンソン・クルーソー サバイバルライフ!
デュマ・フィス 椿姫 実話を美化しすぎ
デュラス アガタ 禁じられた愛
デュレンマット 失脚/巫女の死 失脚がソ連ぽい
トウェイン ハックルベリー・フィンの冒険 登場人物殆どが困ったちゃん
トム・ソーヤーの冒険 男子には面白いのかな?
トゥルゲーネフ 初恋 恋が叶った父の方が不幸
ドストエフスキー 賭博者 ギャンブルあるある
白痴 誰も幸せにならない
白夜/おかしな人間の夢 白夜がロマンチックだー
死の家の記録 実録シベリア監獄記
カラマーゾフの兄弟 読みやすいです!!
罪と罰 読みやすい。救いもある
貧しき人々 貧しいことは哀しい
悪霊 面白いが、救いがないぞ
地下室の手記 読みにくすぎる
トルストイ コサック 若きトルストイの作品
アンナ・カレーニナ アンナの筋は面白い
イワン・イリイチの死 クロイツェル・ソナタが好き
トロツキー ニーチェからスターリンへ インテリの人物評伝
永続革命論 革命は永続すべきだった
レーニン 指導者=権力志向

著者名ナ行

著者名 題名 ひとこと
ナボコフ 偉業 旅が魅力的な自伝的小説
絶望 一人称の推理小説風
カメラ・オブスクーラ 運命の女に破滅する男
中江兆民 三酔人経綸問答 逃げる南海先生
一年有半 タイトルの勝利かも
ニーチェ この人を見よ 病人らしい発想かも
善悪の彼岸 読みやすいニーチェ
道徳の系譜学 どこが系譜学なの?
ツァラトゥストラ ノー!ノー!もう一度ノー!

著者名ハ行

著者名 題名 ひとこと
ハワード・パイル ロビン・フッドの愉快な冒険 子供向け英国水滸伝
バーネット 秘密の花園 メアリが嫌味だよ
バタイユ マダムエドワルダ 性的表現多すぎでは
ハメット ガラスの鍵 普通のハードボイルド
バリー ケンジントン公園のピーターパン 永遠の7日歳。解説も◎
バルザック ゴリオ爺さん ゴリオ可哀想過ぎ
グランド・ブルテーシュ奇譚 地で行く不倫短編集
バルバラ 赤い橋の殺人 なぜか死ねないのが哀れ
ハーン 怪談 訳文らしい訳
ビアス アウルクリーク橋の出来事 悪魔の辞典じゃないの?
ビランデッロ 月を見つけたチャウラ イタリアにも暗い作品が。
C・ブロンテ ジェイン・エア
玉の輿には向上心が必要
E・ブロンテ 嵐が丘 何度読んでも暗い
フィッツジェラルド グレート・ギャッビー アメリカでも身分差はある
若者はみな悲しい 若者短編集。NYぽい。
プーシキン 大尉の娘 瑞々しい新訳!
スペードのクイーン 素直に面白い。少し怖い。
フォークナー 八月の光 女はやっぱり強い
フーケ 水の精(ウンディーネ) ドイツでは誰も規律に従う
プッツァーティ 神を見た犬 社会派ショートショート
ブラックウッド 人間和声 君は変ホ長調だ
秘書奇譚 幻想怪奇短編集
プラトン パイドン ソクラテス処刑の日
テアイテトス 若き数学家との対話
饗宴 恋愛なのか愛なのか
メノン わからなくても進む感じ
ソクラテスの弁明 無知の知は矛盾だ
プロタゴラス 若い(30代)ソクラテス像
プリモ・レーヴィ 天使の蝶 科学味ショートショート
プルースト 消え去ったアルベルチーヌ これだけで読める「失われた時を求めて」最終章
ブルトン 狂気の愛 狂気というか、無分別な愛
プレヴォ マノン・レスコー なぜ破滅に向かう?
ブレヒト 暦物語 子供の十字軍が痛い
アンティゴネ 戦争と個人の話
三文オペラ なんだそれのドタバタ喜劇
ガリレオの生涯 科学と神学の戦い
母アンナの子連れ従軍記 全てを失っても戦争商人
フロイト ドストエフスキーと父親殺し 見方が偏ってる気がする
人はなぜ戦争をするのか 人は戦争するものなのか
幻想の未来 宗教の呪縛って重いのね
フローベール 感情教育 二月革命のパリが背景の恋物語
三つの物語 宗教繋がりの3つの中編
O・ヘンリー 一ドルの価値 オチ付きの洒落た短編集
ヘッセ ペーター・カーメンツィント アルプス生まれのペーター
デーミアン H009再読
車輪の下で 努力による秀才の限界
ベネディクト 菊と刀 素直に面白い
ヘミングウェイ 老人と海 新潮文庫と印象が違うの
武器よさらば 戦地の恋は多かったろう
ベルクソン 笑い 笑いは何故快楽なのか?
ベルナルダン・ド・サン=ピエール ポールとビルジニー 牧歌的な恋が遺産で暗転
ホイットニー おれにはアメリカの歌声が聞こえる 詩集。原語付きが嬉しい。I hear America singing
ポー アッシャー家の崩壊 大渦巻が鳴門ぽい(笑)
黒猫/モルグ街の殺人 元祖探偵小説。欧州ぽい。
ホーソーン 緋文字 女って強い!
ポーター そばかすの少年 孤児の成長物語
ホーフマンスタール チャンドス卿の手紙/アンドレアス 好みじゃないの
ホッブズ リヴァイアサン 主権が肝心
ホフマン くるみ割人形とねずみの王様 読み易いホフマン。お菓子満載
砂男/クレスペル顧問官 砂男怖くて好きー
黄金の壺 砂男の方が好き―
ポンテンベッリ 鏡の前のチェス盤 イタリア版アリス?

著者名マ行

著者名 題名 ひとこと
マキャヴェッリ 君主論 塩野訳もいいけどね
マシャード・ジ・アシス ドン・カズムッホ 死んだ友人は妻と不倫?
ブラス・クーバスの死後の回想 リオの不倫話。表現が面白い。なんで死後の回想?
マッケン 白魔 イギリスぽい怪奇な短編集
マルクス 資本論第一部草稿 これだけ読むと混乱します
ユダヤ人問題によせて 哲学者だった若きマルクス
賃労働と資本/賃金・価格・利潤 資本論前夜。概念からマルクスが定義したんだね
経済学・哲学草稿 社会主義と哲学が近い
マルサス 人口論 極論すぎるが一理ある?
マン トニオ・クレーガ― H030再読。解説◎
詐欺師フェーリクス・クルルの告白 このマンは好き!太陽がいっぱいの殺人なし版
だまされた女 このマンはいいと思わない
ヴェネツィアに死す ヴェネツィアらしくて好き
マンシェット 愚者が出て来る、城砦が見える 純粋暴力小説。映画向き
アンリ・ミュルジェール ラ・ボエーム オペラ原作
ミュッセ ロレンザッチョ 戯曲。政治味がいまいち
ミル 自由論 自由は正義ではなく必然
ムージル 寄宿生テルレスの混乱 男の子って大変なんだな
メリメ カルメン/タマンゴ タマンゴが好き
メルヴィル 書記バートルビー 定型作業しかしない書記
ビリー・バッド 天涯孤独の好青年の話
モーパッサン 宝石/遺産 脂肪の塊の方が好き
脂肪の塊/ロンドリ姉妹 フランス風味短編集
女の一生 これ面白いのか?
モーム マウントドレイゴ卿 あるあるだけど面白い
月と六ペンス ゴーギャンに見えないよ
モラヴィア 薔薇とハナムグリ キャベツ好きのハナムグリ

著者名ヤ行

著者名 題名 ひとこと
唯円 嘆異抄 関西弁訳が楽しい
ユゴー 死刑囚最後の日 死刑反対の弁

著者名ラ行

著者名 題名 ひとこと
ラディゲ ドルジェル伯の舞踏会 いきなり終わるー!
肉体の悪魔 恋とは身勝手な病気
ラファイエット夫人 クレーヴの奥方 恋より評判が大事
ジョン・リード 世界を揺るがした10日間 H016再読
リルケ マルテの手記 旅行者とパリの浮遊感。
ルゴーネス アラバスターの壺 ホフマンの方が好き
C・S・ルイス ナルニア国物語 子供の頃に読むべき
ガストン・ルルー オペラ座の怪人 この結末はヒドくないか?
ルソー 孤独な散歩者の夢想 迫害されても一人楽しもう
社会契約論 民約論。読みやすいです。
人間不平等起源論 社会主義でも不平等だぞ
ルナール にんじん 哀しい家庭の虐められっ子
レーニン 帝国主義論 当時は正しいと思えたろう
D・H・ロレンス チャタレー夫人の恋人 男と女。そううまく行くか?
ローリングズ 鹿と少年(仔鹿物語) 古き良きアメリカ?
ロスタン シラノ・ド・ベルジュラック クリスチャン可哀そうすぎ
ロダーリ 羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳 既存ベースの童話に結末案が3つ。
猫と共に去りぬ ローマぽい児童文学風短編集
ロック 市民政府論 元祖リバタリアン
ロブ=グリエ 消しゴム 推理小説?不条理小説?
ロンドン 白い牙 狼が犬になる話
野生の呼び声 番犬が橇犬を経て狼に
魯迅 故郷/阿Q正伝 狂人日記がいいかな
酒楼にて/非攻 変わるようで変わらぬ時代

著者名ワ行~

著者名 題名 ひとこと
ワイルド 幸福な王子/柘榴の家 幸福な王子の不幸
カンタヴィルの幽霊/スフィンクス あまり好みじゃない
サロメ 少女サロメが魅力的
ドリアン・グレイの肖像 意地悪く老いていく肖像画
作者未詳 虫めづる姫君 ラストが洒落てる表題作

0 件のコメント: