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2014年3月30日

提言その13:交通インフラ-2

1だけ書いて、書いたことをすっかり忘れてたよー(笑)。

おさらいしておくと、近所の地下鉄駅まで行くだけの短距離バスを作る。ま、今のミニバスに近いかもしれないね。でも、車はマイクロバスじゃなくて、大きいけど座席数が少ない、低床の、空港で走ってるようなバス。

五輪期間中は関係者無料パス(関係者以外はお断り)とするだろうけど、その後は一日同じ路線なら乗り放題で100円位の価格にしたい。同じ路線では駅までしかいけないから、イメージとしては駅までの往復に使う感じ。

走行速度は停車時間も含めると歩くのと同じかちょっと遅い位。効率ではなく、バリアフリーを優先。これから年寄りが増えるんだからね。歩ける人には歩いてもらうが、歩けないから出不精になるのでは良くない。効率悪くてもちゃんと移動できる手段を準備して出歩いてもらう。

バスに乗ったら雨にも降られなくていいんだけど、問題は待っている間よね。熱中症対策も含めて、待合室をしっかり確保する。そしてもちろんそこで「ちゃりん」と小銭を落とさせる(笑)。
バス停の真ん前に、バス会社が運営するカフェ・スタンド+キオスクみたいのを必ず確保したい。飲み物は一杯30円~100円程度。自動販売機もあっていいけど、人も必要(買わなくちゃという無言のプレッシャーになる)。
で、その店員さんはバスが来たらバスの係員を兼ねる。車いすの乗降を手伝ったり、定員オーバーで無理やり乗ろうとする人をやめさせたりする。五輪期間中は語学堪能なボランティアもつけなきゃね。

ワンコイン(500円玉じゃなくて)で乗れて、待つ時間が快適に過ごせれば、ちょっと今日はバスに乗っちゃおうかなと思う人は多いと思うの。で、待っている間に、ついついコーヒーを飲んだりする。小銭も積もれば山となる~。
 

どら焼(食品番号:15027)

文明堂の三笠山
世界的には、ドラえもんの好物として最も有名な和菓子かもしれない「どら焼き」。
小豆餡をパンケーキ形のカステラで挟んだもの。餡がイマイチでもカステラがイマイチでも、どら焼きになってしまうとハズレが少ない。どら焼き嫌いな日本人は少ないんじゃないかな。小豆餡に不慣れな外国人の舌に合うかどうかは自信ないけど。

食品成分表の定義は、「鶏卵、砂糖を混ぜて泡立て、小麦粉を混ぜた生地を、平鍋で円形に焼いた皮2枚の間に、つぶしあんをはさみ込み、皮の周囲を合わせたものである」。
「家庭でできる和洋菓子」では、平鍋じゃなくてフライパンまたは鉄板で焼いている。「家庭でできる」だからね。きれいに焼くには厚い鉄板がお勧めだそうな。

カステラ生地に挟むという時点で、そんなに昔からある和菓子の筈がない。正統派の和菓子屋というより町の和菓子屋さんの領域だしね。どれどれとwikipedia(どら焼き)に聞いてみると、今のどら焼きを「どら焼き」の名前で売り出したのは、上野のうさぎやだと書いてある。ええっ!うさぎやのどら焼きは私も大好きだけど、「元祖どら焼き」の店だったのか・・・。wikiによると、どら焼きという名前の別の菓子は昔から存在していたそうだ。うさぎやはそれを知ってか知らずか、新しいお菓子にどら焼きという名前をつけて売り出したのだな。銅鑼のように丸くて茶色いからどら焼き、というネーミングはよく理解できる。

奈良の三笠山
しかしwikiを読んでもっとびっくりしたのは、文明堂のどら焼きの名前「三笠山」は、奈良の三笠山の形から取ったものだと書いてあったこと。えええええっ!あれって山の形なの??全然山に見えませんけど!!いくら三笠山(=若草山)が、なだらかな丘みたいな山だといっても、どら焼きは山には見えませんよね。山というからには、片面は平たく片面だけ盛り上がる形になってないとおかしいよ。こんな不安定な形を山とは言わんだろ、普通・・・・

では私は「三笠山」を何だと思っていたかと言うと、百人一首の「三笠の山にいでし月かも」だと思った。つまり「月」或いは「満月」と命名するところを風流に「三笠山」と付けたのだと思っていたのですね。ついでにいうと「うさぎや」も、どら焼きが月だから「うさぎ」なんだと思っていた。今うさぎやのサイトを確認すると、初代の主人が卯年生まれだからと書いてある。えええっ。自分ひとりの思い込みだったなんて・・・和菓子には不思議なことが多すぎる。(勝手に不思議がるなって)

食品成分表は、皮5:あん4の割合と書いてある。他の餡子ものに較べると、どら焼きの大きさとか餡子の割合ってばらつきが少ないんじゃないか。測ったことないけど。
もちろん、世の中には大きいどら焼き(奈良でも見た)も小ぶりのどら焼きもあるけどさ、どら焼きと言われて頭に浮かぶものの大きさや餡子の割合は全国的に結構統一されているのではないか。

ま、それもこれも、ドラえもん効果なのかもだけど。

ドラえもんは海外にも人気あるので、どら焼きも海外バージョンを考えるといいよね。小豆味ではたぶんアジアにしか通用しないので、クリーム味を作ればいいと思う。カスタードでは和菓子じゃなくなりそうなので、抹茶クリーム味でどうかな?

2014年3月23日

河津の桜・・・の木

今週末は3連休でどこかに出掛けた方も多かったでしょうか。私は土曜出勤なので飛び石でしたが、先週ちょこっと伊豆まで遊びに出掛けました。桜で有名な河津に行ってきた。

河津の葉桜(笑)。

桜祭りがあった3/10までは満開だったそうですが、もうほぼ終わり。 でも、いくつか日当たりの悪い木が残っていたので、ちょっとだけお花見気分は味わえました。もっと上流まで歩けば残っている所も多いと言われたけど、面倒だったのでパス。品種としての河津桜なら家の近所でも咲いてるしさー。

お昼に金目鯛の煮つけ、夜に金目鯛の刺身、翌朝は金目鯛の干物、帰りの電車で金目鯛の押しずし弁当を食べた。きんめ大好きー。

河津は桜の他には何もないようなところだけど、駅の近くにスーパー(アオキ)があって、ここが一番面白かったな。お魚はさすがに安くて新鮮(地物が多い)。野菜は東京とあんまり変わらない。
麦柏っていう和菓子を売っていた。どうみても中華まん(あんまん)なものがカシワの葉っぱの上にでん!と乗っているもの。味の想像がつくので買わなかったけど、食べてみるべきだったかなぁ・・・ちょっと後悔。

2014年3月9日

ちゃつう(食品番号:15026)

茶通は知らない人結構いるかもなー。昔は街の和菓子屋さんで売っていたと思うんだけど、さっぱり見かけなくなった。もしかしたら単に季節の問題かもだけど。ネット検索して、うさぎやなら通年置いていることを発見。先日買ってきました。

日本橋うさぎやの茶通
知らない方のために簡単に説明すると、緑茶を混ぜた小麦粉の皮で餡子を包んだもの。円筒形で、上下がこんがり焼けていて、上にお茶っぱが付いているのがお約束。
心もち小ぶりかな。でも茶通ってあまり大きい印象ない。餡子が黒っぽく見えますが、ここのは胡麻入り餡子です。私自身はそういう認識あまりなかったんだけど、茶通は胡麻餡が基本らしい。

頼りのwikiには茶通が載っていません(2014年当時)・・・茶通で引くと、中国茶道具の記載に飛んでいく。中国茶の茶道具で、詰まった茶葉を取り除くための棒を茶通と言うのだそうな。お茶を通すための棒だから、茶通。わかりやすいな。
日本の茶道具にはそういうものはなさそう。抹茶じゃ詰まる余地ないしね(笑)。
でも、茶通箱(さつうばこ)と言うものはある。収納とテーブルを兼ねたような箱。
でもでも、これは「茶通」の「箱」ではなくて、「茶」の「通箱(通い箱)」と考えるのが正しい気がする。

和菓子の茶通は・・・どうして茶通って言うんだろう?検索しても何も書いてない(泣)。これってもしかして関東の和菓子? そんなことないよねー。

食品成分表的にはカロリー高め。皮1:餡9なので、餡子が多めだからかも。脂肪分が多いのは胡麻餡だからかな?あとカルシウムが妙に多い。これは何だろう?お茶っ葉?その位しか思いつかないけど、こんなに多いか?

全く解説になっていないのだが、ま、茶通ってこういうものだよ、ってことで・・・(泣)。

(以下、2017/8/23追記)

食品成分表の定義は、「小麦粉、砂糖、卵白、ひき茶を混ぜてこねた生地であんを包み、平鍋で両面を焼いたものである。ひき茶を生地に混ぜずに、あんを包んだ生地を焼く際に、上部を湿らせて煎茶を付け、平鍋に押しつけ表裏の順に焼いたものもある」。
胡麻庵かどうかの記載は成分表にはありませんね。でも「和洋菓子」も、材料は同じで黒胡麻餡、上にお茶っぱなので上の写真で合っている筈。

そして頼りのWikiにも収載されてました。名前の由来も書いてあるぞ!!菓子皿である「楪子(ちゃつ)」から来ていると考えられるのだそうだ。これは何ですか?と聞いたらお皿の名前を答えられ、それがいつの間にかお菓子の名前になってしまったんだろうか。かわいそうな茶通・・・ともあれ、Wikiさんいつもありがとう!!

2014年3月2日

SONYさんに伝言

先日買ったSONY RDP-NWC11について。今の世の中、こういうとこに書いておくと誰か関係者がクロールしてくれて改善してくれるかもなので伝言してみることにした。SONYさん、よろしく(笑)。


1) これSONY的には「スピーカー」に分類されているのよね。製品名は「パーソナルオーディオシステム」。「スピーカー」や「システム」なのにモノラルって、なんか変じゃない?シンプルに「クロックラジオ」で良かったのではと思う。

2) スピーカーだからかもしれないけど、イヤホンが挿せない。十分に音が小さくなるし、私はなくても平気だけどさ、普通は出力端子あるよね。あった方がいいと思う。

3) iPodの充電は便利なんだけど、最初は充電できなかった。何か変・・・と良く見てみたら、カバーが邪魔でちゃんと挿せなかったのだった。カバーをカッターで切って充電できるようにしたけど、切らなくてもいいように端子を工夫してくれないかな。カバーがない人が充電すると安定しない、という気持ちは判るけど、そういう人用には取り外し可能な上げ底をセットしておけばよくない?大抵の日本人はカバーつけてると思うもん。

4) 充電したらアプリをダウンロードしろと言われたのでダウンロードしたけど・・・もうちょっと使えるアプリならいいのに。時刻同期はありがたいけど、あとはプリセットした局の周波数が見える位。時計の表示変更というのをやってみたらアプリの表示変更で、本体側は何も変わらない。本体の設定は全部アプリからも出来るようになってると判りやすいと思う。

5) あと、アプリからしか設定できなくていいので、もっと詳細にアラーム設定できるといいなぁ。土日と平日という指定があるけど、土曜出勤の私は日曜だけ起床時間を変えたいのだよ。ぶつぶつ。

6) リモコンが付いているのはとても便利。買う時点では使わないよと思ったのに、今では全部リモコンで操作してます。これの電池がすぐなくなりそうで不安なんだけどさー。

7) 本体にもバックアップ電池が入っていて、電気コードが抜けても大丈夫なのも便利。

8) 時間表示の明るさがボタン一つで変えられるのも便利。私は明るいの平気なので、いつでも時間が判るように明るいままにしてるけど、結構光るので気になる人もいると思う。本体をポンポンと叩くと明るさが変わるのはアラームクロックとして必要な機能と思う。

全体的には気に入っています。ラジオも良く入るし、小さい音もちゃんと出るし。場所を取らないのも丸っこい形もすきー。

ちまき(食品番号:15025)

ちまきについても前に書いた。私自身が「今週の和菓子」として取り上げといてなんだけど、ちまきって和菓子な感じしないね。柏餅は和菓子っぽいけどさ。中華粽の印象が強いからだろうか。でも和菓子屋さんで売っているんだから、和菓子には違いないやね。

前にも書いた通り、wikiには「現在の餅の材料は葛に変わっている」って書いてあるけど、食品成分表に載っているのは「上新粉製品」と備考欄に書いてあるので、右写真のような外郎タイプですね。
外郎に較べて100gあたりのカロリーが2割程少ないのは、たぶん水分量が2割程多いからじゃないかな。確かに外郎よりも更にベタベタしたし。

柏餅は「葉を除いたもの」、串団子には「串を除いたもの」と書いてあったのに、ちまきには何も書いてない。どうも食品成分表的には、葉っぱを除いたもののことを粽って言うんだよ、と思っているようだが、「ちまき」っていう名前なんだから葉っぱに巻かれた状態のものをいうと思うぞ。だから「葉を除いたもの」と書かないといかないよ。
・・・まさか、桜餅みたいに葉っぱも食べる人が・・・いないよね?硬くてたべられないもんね。

(以下2017/07/05付記)
2015食品成分表の定義は、「もち米、うるち米、米粉等で作ったもちを長円錐形又は三角錐形に形つくり、笹やマコモの葉で巻き、藺(い)草で縛り蒸す又はゆでたものである。砂糖入りきな粉を付けて食べることが多い。葛(くず)、羊羹(ようかん)、麩(ふ)まんじゅうを用いたものもちまきと呼ばれる」。
なんと。上新粉製品って書いてあったから、外郎(=甘いやつ)だと思ったら、甘くないやつだった・・・お餅みたいに砂糖入り黄粉を付けて食べるんだ。それはますます和菓子っぽくない。甘くないと更に兵糧っぽい感じだなぁ。どうせ甘くないなら中華粽の方がAJ好みだなぁ。