北京旅行報告の集大成は北京という街について。
北京が大都会なのは知ってたつもりだった。マラソン中継で、選手より風景を楽しみに見る私としては、広い道路や高いビルについてもよく把握していると思っていた。だから空港からホテルまでバスの車窓に驚くことは別になかったんだけど・・・あちこちに点在する世界遺産をパタパタとバスで回りながら、ちょっとこういう大都会は他国にはないかも、と思い始めました。
東京で言うと西新宿に似ている。いわゆる「新都心」な感じ。一定の距離を置いて並ぶ超高層ビル、広い道路、それらを囲む緑。「新都心」は西新宿に限らず、お台場でも幕張でも、日本中/世界中のどこにでもあるのだが、北京のすごさはその広さだ。山手線どころか東京二十三区分全部西新宿な感じ。中国4千年の歴史から見れば古都とは言わないだろうけど、北京が都になったのは15世紀。室町時代の頃からの都である。それが見渡す限り西新宿なんだよう!
北京五輪でも確かにそういう風景は見えていたんだけど、あれはマラソンルートだけだろうと思っていました。だって東京五輪がそうだったもの。街中が西新宿だなんて・・・
都会というのは、いい意味でも悪い意味でも、どこかゴチャゴチャと混沌というか猥雑なものを含み、それが都市の魅力でありエネルギーだと思っていたのだけど、北京には当てはまりません。社会主義国家の都会ってのはこんな風になってしまうのか、と思った。計画的に作るとどうしてもこうなっちゃうよな。日本でも、地方都市の駅前がみんな同じ風景になってしまったのは寂しいなと思っていたけど、中国に較べるとまだ個性は残っていると思える。社会主義の国だからこそ計画が行き届いちゃうんだろうなぁ。計画に沿った都市づくりは望ましいのだけど、沿いすぎちゃうとなぁ・・・
それでも北京にはたくさんの文化遺産があるから、「北京らしさ」はあると言える。昔の住宅も意識的に残そうということになっているそうだ。だけど他の地方都市は全部ああいうのっぺらぼうのキレイな都市になっているか、これからなってしまうのだろう。ううむ。それは政府として「正しい」ことだと思うけれど、香港があんなになったらちょっとイヤだなぁ。。。
2010年10月25日
2010年9月26日
オプショナル2:カンフーショー
3泊4日だったのでオプショナルは3つ用意されていて、京劇と雑技団とカンフーショー。雑技団はやっぱり上海で見るべきでしょ(笑)とパス。カンフー・ショーというのに出掛けました。
紅劇場の「功夫傳奇」というもの。カンフー・ショーって筋肉モリモリの青年達がヌンチャクを振り回して、素手で瓦割りまくり!みたいなショーだろうと思ったら、伝奇、というだけあって物語仕立てになっていました。
一番驚いたのは、開幕早々登場した子供と老人がキレイな英語で会話を始めたこと(口パクだと思いますが)。これ中国人はあまり見に来ないってこと?京劇同様、舞台横の電光掲示板に中国語/英語の訳が出ます。ま、訳は必要ないレベルの物語なんだけどさ。主人公は純一君という名前。どうしても石田純一を思い浮かべてしまい、だから女性に弱いんだよと余計な突っ込みを入れている私。
カンフー(少林寺拳法)に興味がある方は是非。興味のない場合でも、子供が結構出てきてカワイイです。女性も少し(母と夢の恋人の2人)出てきますが、女性は拳法はやりません。何でかね。女性もいた方がカッコイイと思うのだけど、女人禁制という想定のようでした。
外国人向けに実は東京ではカラテ・ショーとかやってたりして、と思ったんだけどやってなそう。殺陣とかあってもいいよね、と「サムライ」「ショー」で検索すると「Samurai Cooking Show」なるYoutubeがある。中身はなんとマグロの解体ショー・・・どこがサムライなんだか。ぶつぶつ。
紅劇場の「功夫傳奇」というもの。カンフー・ショーって筋肉モリモリの青年達がヌンチャクを振り回して、素手で瓦割りまくり!みたいなショーだろうと思ったら、伝奇、というだけあって物語仕立てになっていました。
一番驚いたのは、開幕早々登場した子供と老人がキレイな英語で会話を始めたこと(口パクだと思いますが)。これ中国人はあまり見に来ないってこと?京劇同様、舞台横の電光掲示板に中国語/英語の訳が出ます。ま、訳は必要ないレベルの物語なんだけどさ。主人公は純一君という名前。どうしても石田純一を思い浮かべてしまい、だから女性に弱いんだよと余計な突っ込みを入れている私。
カンフー(少林寺拳法)に興味がある方は是非。興味のない場合でも、子供が結構出てきてカワイイです。女性も少し(母と夢の恋人の2人)出てきますが、女性は拳法はやりません。何でかね。女性もいた方がカッコイイと思うのだけど、女人禁制という想定のようでした。
外国人向けに実は東京ではカラテ・ショーとかやってたりして、と思ったんだけどやってなそう。殺陣とかあってもいいよね、と「サムライ」「ショー」で検索すると「Samurai Cooking Show」なるYoutubeがある。中身はなんとマグロの解体ショー・・・どこがサムライなんだか。ぶつぶつ。
2010年9月20日
オプショナル1:京劇
北京に来たら京劇でしょう!と言うほど演劇好きでもない私。劇場に行くのは誰かに連れられていった時だけ。能も狂言も学校行事で見に行っただけ。京劇の良さもわかるとは思えないけど、そこはオプショナルツアー、何も知らない人でも愉しめる劇場に連れて行ってくれました。
私が連れて行かれたのはその名も「梨園劇場」。ホテルの中にあって、舞台手前は飲茶付き席という観光客向けの場所。日本語のイヤホンガイドを借りたんだけど、これが無線で繋がっていると思しき割には、舞台とあまり一致してない。舞台の右上の電光掲示板に中国語と英語で台詞が表示されるので、そっちの方がわかりやすかったです。
とはいえ、台詞さっぱり判らなくてもそれなりに面白い演目だったんだけど。ひとつめは、たぶん「挂画」ってやつじゃないかな。お嬢さんが椅子に登って釘を打つもの。釘を打つ動作に合わせて鳴る音楽を覚えちゃった。ストーリーがあるのかないのか良くわかんなかったけど。あちこちにエア釘を打つ(時々指も打つ)動作がカワイイ。もうひとつはたぶん「盗庫銀」。こちらは白蛇伝の外伝?らしく。義賊の女性が悪徳役人から銀を盗む話。ストーリーも判りやすいけど、剣やら旗やらが飛び交う立ち回りがとてもかっこよかった。
私は京劇って能や狂言のような伝統劇だと思ってましたが(なんか普通じゃない喋り方するし)、むしろ歌舞伎の仲間なんだなと思った。西太后がお気に入りだったのは彼女が庶民の出だからかも。高尚な文化人向けではなく大衆向けな感じ。ま、特に判りやすい演目を見たからそう思うのかもだけど。じゃんじゃか派手な音楽に、ビラビラ華麗な衣装、真っ白に隈取のお化粧、華麗な所作に独特の節回し。雑技団風な立ち回りは歌舞伎にはないけど、似てるんじゃないかな、たぶん。
でも歌舞伎ちゃんと見たことないから良く判らない。歌舞伎座が出来たら、見に行ってみようかな・・・その前にNHKの劇場中継で勉強しないとかなぁ(笑)
私が連れて行かれたのはその名も「梨園劇場」。ホテルの中にあって、舞台手前は飲茶付き席という観光客向けの場所。日本語のイヤホンガイドを借りたんだけど、これが無線で繋がっていると思しき割には、舞台とあまり一致してない。舞台の右上の電光掲示板に中国語と英語で台詞が表示されるので、そっちの方がわかりやすかったです。
とはいえ、台詞さっぱり判らなくてもそれなりに面白い演目だったんだけど。ひとつめは、たぶん「挂画」ってやつじゃないかな。お嬢さんが椅子に登って釘を打つもの。釘を打つ動作に合わせて鳴る音楽を覚えちゃった。ストーリーがあるのかないのか良くわかんなかったけど。あちこちにエア釘を打つ(時々指も打つ)動作がカワイイ。もうひとつはたぶん「盗庫銀」。こちらは白蛇伝の外伝?らしく。義賊の女性が悪徳役人から銀を盗む話。ストーリーも判りやすいけど、剣やら旗やらが飛び交う立ち回りがとてもかっこよかった。
私は京劇って能や狂言のような伝統劇だと思ってましたが(なんか普通じゃない喋り方するし)、むしろ歌舞伎の仲間なんだなと思った。西太后がお気に入りだったのは彼女が庶民の出だからかも。高尚な文化人向けではなく大衆向けな感じ。ま、特に判りやすい演目を見たからそう思うのかもだけど。じゃんじゃか派手な音楽に、ビラビラ華麗な衣装、真っ白に隈取のお化粧、華麗な所作に独特の節回し。雑技団風な立ち回りは歌舞伎にはないけど、似てるんじゃないかな、たぶん。
でも歌舞伎ちゃんと見たことないから良く判らない。歌舞伎座が出来たら、見に行ってみようかな・・・その前にNHKの劇場中継で勉強しないとかなぁ(笑)
2010年9月6日
駆け足天壇
今回のツアーでは現地ガイドさんが北京出身の女性だったのだけど、彼女に言わせると「故宮や万里の長城は『中国の』宝物だけど、天壇公園は『北京の』宝物」なのだそうで。天壇は明清時代の皇帝が国家の安寧を祈るための場所。私から見ると故宮と同じ扱いなんだけど、なんで「北京の」?
行ってみて判った。「天壇が」じゃなくて、「天壇公園が」北京市民にとって身近な場所だと言う意味なんだ。天安門広場は政治的な場所で今でも警備が厳しいけど、天壇公園は確かに市民の憩いの場になっていました。明治神宮と神宮外苑のようなものかな。「憩いの場」の雰囲気としては外苑より、往時の代々木公園の方が近い気もするけど。
様々なダンス集団、軽い球技、二胡をはじめとする楽器練習組、単なる散歩の家族連れ。たくさんの人がいるのに、柵で囲われた芝生には誰一人入らないお行儀の良さ。代々木公園では考えにくいですねー。神宮外苑なら入らないかな?とにかく人が多いので、遠くからスナップを撮るのが大変難しい(笑) 。ランニングも難しい気がする。どこかに専用コースがあるのかもだけど。日本の公園とちょっと違うのは、建物が長廊形式になっていて、麻雀やカード集団がたむろしていること。
ま、天壇「公園」はそういう憩いの場なんだけど、「天壇」の方は有料なので「公園」ほど人はいません。観光客のみ。(それでも多いけどさ)
追記:天壇公園も有料だそうです。北京市民の皆様には格安定期券のようなものがあるらしい。そして世界遺産の「天壇」は更に別料金が正しいです。失礼しました。
駆け足だったので当然のように一番有名な「祈念殿」しか見られなかった・・・。五穀豊穣を祈念する場所だそうです。丸くてカワイイ。日本ではこんな丸い神社(と括っていいのか判らないが)は見かけないので、中国っぽい!と思ってしまうが、中国でも丸い建物は珍しいのだそうだ。瓦は瑠璃色。黄色い瓦(皇帝のシンボル)より更にエライのは、神様を表す青の瑠璃瓦なのだそうだ。
記念写真時間に、ちょろちょろと回りをみていたら、「古希門」を見つけた。参拝がつらくなった乾隆帝が、「古希をすぎた皇帝(自分含む)はここまで乗り物に乗ってよし!」と作った門。その後、古希まで生きた皇帝はいなかったんですけどね。
乾隆帝サマに限って、古希まで生きてえらいだろ!と堂々と華麗な門を作ったのかと思ったら、どうみても裏口の可愛らしい門でした。乾隆帝でも神様には気を使うのね(笑)。
ここも、もっと見たいものがたくさんあるので、もう1回見に行きたいなぁ。。。
行ってみて判った。「天壇が」じゃなくて、「天壇公園が」北京市民にとって身近な場所だと言う意味なんだ。天安門広場は政治的な場所で今でも警備が厳しいけど、天壇公園は確かに市民の憩いの場になっていました。明治神宮と神宮外苑のようなものかな。「憩いの場」の雰囲気としては外苑より、往時の代々木公園の方が近い気もするけど。
様々なダンス集団、軽い球技、二胡をはじめとする楽器練習組、単なる散歩の家族連れ。たくさんの人がいるのに、柵で囲われた芝生には誰一人入らないお行儀の良さ。代々木公園では考えにくいですねー。神宮外苑なら入らないかな?とにかく人が多いので、遠くからスナップを撮るのが大変難しい(笑) 。ランニングも難しい気がする。どこかに専用コースがあるのかもだけど。日本の公園とちょっと違うのは、建物が長廊形式になっていて、麻雀やカード集団がたむろしていること。
ま、天壇「公園」はそういう憩いの場なんだけど、「天壇」の方は有料なので「公園」ほど人はいません。観光客のみ。(それでも多いけどさ)
追記:天壇公園も有料だそうです。北京市民の皆様には格安定期券のようなものがあるらしい。そして世界遺産の「天壇」は更に別料金が正しいです。失礼しました。
駆け足だったので当然のように一番有名な「祈念殿」しか見られなかった・・・。五穀豊穣を祈念する場所だそうです。丸くてカワイイ。日本ではこんな丸い神社(と括っていいのか判らないが)は見かけないので、中国っぽい!と思ってしまうが、中国でも丸い建物は珍しいのだそうだ。瓦は瑠璃色。黄色い瓦(皇帝のシンボル)より更にエライのは、神様を表す青の瑠璃瓦なのだそうだ。
記念写真時間に、ちょろちょろと回りをみていたら、「古希門」を見つけた。参拝がつらくなった乾隆帝が、「古希をすぎた皇帝(自分含む)はここまで乗り物に乗ってよし!」と作った門。その後、古希まで生きた皇帝はいなかったんですけどね。
乾隆帝サマに限って、古希まで生きてえらいだろ!と堂々と華麗な門を作ったのかと思ったら、どうみても裏口の可愛らしい門でした。乾隆帝でも神様には気を使うのね(笑)。
ここも、もっと見たいものがたくさんあるので、もう1回見に行きたいなぁ。。。
2010年8月16日
駆け足頤和園
故宮や万里の長城と違って、「頤和園」と言われてもピンと来ない人の方が多いでしょうね。西太后の夏の離宮。前身となる離宮(避暑地)を作ったのがAJのお気に入りの乾隆帝で、アヘン戦争で壊されちゃったのを西太后が海軍の費用を横取りして作り直したために、日清戦争に負けたと言われています。
頤和園は絶対行きたいと思っていたので、「下車して観光」になっているツアーを選んだのですが、確かに下車して観光はしたけど・・・かすめただけでした。えーん。
しかしとても広いので観光が大変なのも想像できる。全部見切れない観光客のためにか、入口には「こんなものがある」写真パネルが用意されていた。紫禁城の黄昏に書いてあった、煉瓦で塞がれた光緒帝のおうち(たぶん)の写真もあったので、行ったつもりで記念写真。というわけで人影がうっすらと写りこんでますが、心霊写真じゃありませんので念のため。
次に機会があったら、ここだけ1日コースでゆっくり回りたいですね。階段が多いことがわかったので、ウォーキングシューズで。船で湖から入園できるルートがあるそうなので、中国語勉強してその船に乗りたいなぁ・・・
頤和園は絶対行きたいと思っていたので、「下車して観光」になっているツアーを選んだのですが、確かに下車して観光はしたけど・・・かすめただけでした。えーん。
この旅行会社からすれば記念写真スポットらしい、昆明湖のはずれにて(上左写真)。遥か遠くに建物が見える。紅楼夢を模したと言われる庭園も、蘇州を再現したという擬似街も回らないかなと思っていたけど、乾隆帝が作った石の船くらいは見せてもらえるかと思った。しかし船影すら拝めず。えーん・・・長廊は少し眺めた(上右)。
しかしとても広いので観光が大変なのも想像できる。全部見切れない観光客のためにか、入口には「こんなものがある」写真パネルが用意されていた。紫禁城の黄昏に書いてあった、煉瓦で塞がれた光緒帝のおうち(たぶん)の写真もあったので、行ったつもりで記念写真。というわけで人影がうっすらと写りこんでますが、心霊写真じゃありませんので念のため。次に機会があったら、ここだけ1日コースでゆっくり回りたいですね。階段が多いことがわかったので、ウォーキングシューズで。船で湖から入園できるルートがあるそうなので、中国語勉強してその船に乗りたいなぁ・・・
2010年8月8日
駆け足故宮
北京全体に言えることだけどとにかく広い。そして北京の観光地全体に言えることだけど人が多い。さすが中国。故宮博物院=紫禁城って、がらーんとした場所を想像していたので、人がいっぱいいると何かイメージ違う・・・(そんな身勝手な)
ぱたぱたツアーなので正面の門(午門)から太和殿・中和殿・保和殿を覗いて、お手洗いに寄りがてら後宮を通って、御花園を抜けて神武門を出て終わり。駆け抜けたというよりかすめた感じなんだけど、それでも2時間位掛かったと思う。とにかくでかい。
写真上の太和殿の屋根。台北の中正記念堂に行った時にこんな飾りがあるのを見て、可愛いけど乗りすぎじゃない?と思った。そのときは全部で4匹(4人?)だったのだが、ここはさすがに本家の最重要建物、全部で12個の何かが乗っている。しかも2階建て。
中は入れず、狭い入口から覗き込むだけ。がらーんとした暗い室内に玉座が鎮座していた。レプリカに変えていいから、室内に通路を作って誘導した方が、人も流れるし満足感も上がると思うな。警備員の皆さんは清代のお着物を着てもらって。で、レプリカ展示品のレプリカを売店でカタログ販売してほしい。私は実物大は買わないが、手のひら大なら買うかも(笑)。台北の故宮博物院にあった清代の家具、素敵だったもん。御金持ちはみんな興味持つと思うよ。
なんとなく南国を想像してしまう(私だけかね)黄色の瑠璃瓦は、皇室関係にしか使えなかったのだそうだ。中国だから赤もエライ印だけど、ただし赤は壁の色なのだった。「赤い壁」の方は皇室限定ではなく、高官レベルでも使えたとのこと。そういえば台南で孔廟がピンクぽい赤壁だったが、あれもエライ建物の壁という意味だったのかな。
ちなみに「紫禁城」とは、紫「が」禁じられている城という意味ではなく、禁じられた城(=一般人は入れない場所)に最高を意味する形容詞として「紫」が付いているのだそうだ。つまり結局、紫が一番エライ色。日本と同じなのね・・・
この辺は後宮。お仕事の場所はだだっ広いのに、生活の場所は普通の広さなのが何だかおかしい。ま、ひとつひとつの道は普通でも、後宮全体ではやっぱりでかいんだけど。宝物館?で金の置物とかをちらっと眺めた。台北にあるものの残りものなのは仕方ないとしても、展示/説明の仕方には難があるね。もっと良いものに見せられると思う。価値のあるものは台北に置いてあって正解なんじゃないという気が(笑)。
次回チャンスがあったら、1日かけて迷子になりながら歩きたい。きっと皇帝もお忍びでどこかに行こうとして迷子になったことがあると思うよ。
ぱたぱたツアーなので正面の門(午門)から太和殿・中和殿・保和殿を覗いて、お手洗いに寄りがてら後宮を通って、御花園を抜けて神武門を出て終わり。駆け抜けたというよりかすめた感じなんだけど、それでも2時間位掛かったと思う。とにかくでかい。
写真上の太和殿の屋根。台北の中正記念堂に行った時にこんな飾りがあるのを見て、可愛いけど乗りすぎじゃない?と思った。そのときは全部で4匹(4人?)だったのだが、ここはさすがに本家の最重要建物、全部で12個の何かが乗っている。しかも2階建て。
中は入れず、狭い入口から覗き込むだけ。がらーんとした暗い室内に玉座が鎮座していた。レプリカに変えていいから、室内に通路を作って誘導した方が、人も流れるし満足感も上がると思うな。警備員の皆さんは清代のお着物を着てもらって。で、レプリカ展示品のレプリカを売店でカタログ販売してほしい。私は実物大は買わないが、手のひら大なら買うかも(笑)。台北の故宮博物院にあった清代の家具、素敵だったもん。御金持ちはみんな興味持つと思うよ。
なんとなく南国を想像してしまう(私だけかね)黄色の瑠璃瓦は、皇室関係にしか使えなかったのだそうだ。中国だから赤もエライ印だけど、ただし赤は壁の色なのだった。「赤い壁」の方は皇室限定ではなく、高官レベルでも使えたとのこと。そういえば台南で孔廟がピンクぽい赤壁だったが、あれもエライ建物の壁という意味だったのかな。
ちなみに「紫禁城」とは、紫「が」禁じられている城という意味ではなく、禁じられた城(=一般人は入れない場所)に最高を意味する形容詞として「紫」が付いているのだそうだ。つまり結局、紫が一番エライ色。日本と同じなのね・・・
この辺は後宮。お仕事の場所はだだっ広いのに、生活の場所は普通の広さなのが何だかおかしい。ま、ひとつひとつの道は普通でも、後宮全体ではやっぱりでかいんだけど。宝物館?で金の置物とかをちらっと眺めた。台北にあるものの残りものなのは仕方ないとしても、展示/説明の仕方には難があるね。もっと良いものに見せられると思う。価値のあるものは台北に置いてあって正解なんじゃないという気が(笑)。
次回チャンスがあったら、1日かけて迷子になりながら歩きたい。きっと皇帝もお忍びでどこかに行こうとして迷子になったことがあると思うよ。
2010年7月26日
北京と言えば (2)
北京原人でしょ、と思う人はあまりいないかもしれませんが(笑)。今回のツアーでは北京原人が発掘されたところ(周口店)も見てきました。北京市が誇る世界遺産のひとつですが、ま、想定の範囲内の観光地です。いろんな骨が展示されている博物館があって、骨を掘り出した跡地がある。
私が学生の頃は、シナントロプス(北京猿人)と習ったと思うのですが、今は北京原人(ヒトと同じ、ホモ・エレクトス)という説が有望であるよし。
見難いですが、左上から斜めに赤い文字で「猿人洞」と書いてある。たぶん有名な人の筆によるものでしょうね。猿人じゃなくて原人だってばよ。そもそも世界遺産に字なんか書いていいのか。反対側にあった洞窟だけが世界遺産でこの壁は対象外なのかな。この辺の中国人感覚にはわからないものがあります。
ちなみに、上海人、四川人等は大阪人、東京人と同じように使えますが、「北京人」は北京原人の意味になってしまうので、「あなたは北京人だよね」みたいな言い方はせず、「北京の人」と言うようにとツアーガイドさん(北京出身者)が言っていました。
さて、北京と言えば万里の長城を外すわけには行きません。夏休み渋滞の中、ツアーバスに揺られてやって来ました八達嶺長城。ここにも何か説明が書いてある・・と思いきや、"One World, One Dream"って北京五輪の標語じゃん。何で万里の長城に?あっていけない理由はありませんが、ある意味がわからない・・・。ま、長城自身の方がどんな看板より目立つのでここに「万里の長城」とあってもどうかと思うけどさ。
通路は1車線或いは田舎の2車線(徐行しながらすれ違う道幅)。一見、馬車が使えそうに見えますが、途中の望楼はそういう作りではない。通路から弓矢(或いは鉄砲?)が使えるような構造になっていますが、穴ごとにずらっと兵を並べたら、その人たちの兵糧はどこに置いておくんだよ?軍団維持にいくら掛かるんだよという感じ。実戦的な城とは言えないと思う。でも、山の稜線にずらっと壁があるのは、それだけで十分威圧的だし、何よりお金持ちな感じ。精神的な戦術としては正しいのかも。
北京は、その名の通り北の都。中国四千年の歴史から見ると、北方の「蛮族」に怯え続けてきた年月が長い(「蛮族」の都だった時代もかなりあるけど)。万里の長城こそが北京を代表する建物かも。
私が学生の頃は、シナントロプス(北京猿人)と習ったと思うのですが、今は北京原人(ヒトと同じ、ホモ・エレクトス)という説が有望であるよし。
見難いですが、左上から斜めに赤い文字で「猿人洞」と書いてある。たぶん有名な人の筆によるものでしょうね。猿人じゃなくて原人だってばよ。そもそも世界遺産に字なんか書いていいのか。反対側にあった洞窟だけが世界遺産でこの壁は対象外なのかな。この辺の中国人感覚にはわからないものがあります。
ちなみに、上海人、四川人等は大阪人、東京人と同じように使えますが、「北京人」は北京原人の意味になってしまうので、「あなたは北京人だよね」みたいな言い方はせず、「北京の人」と言うようにとツアーガイドさん(北京出身者)が言っていました。
さて、北京と言えば万里の長城を外すわけには行きません。夏休み渋滞の中、ツアーバスに揺られてやって来ました八達嶺長城。ここにも何か説明が書いてある・・と思いきや、"One World, One Dream"って北京五輪の標語じゃん。何で万里の長城に?あっていけない理由はありませんが、ある意味がわからない・・・。ま、長城自身の方がどんな看板より目立つのでここに「万里の長城」とあってもどうかと思うけどさ。
万里の長城をよくよくみると、何だかいろんな色の点々が見えませんか?もうちょっとだけズーム。
うわぁぁ、人がたくさんいる・・・ 散策時間が30分だけだったこともあり、物見櫓(?)一個分の距離を往復しただけですが、満喫しました(笑)。通路は1車線或いは田舎の2車線(徐行しながらすれ違う道幅)。一見、馬車が使えそうに見えますが、途中の望楼はそういう作りではない。通路から弓矢(或いは鉄砲?)が使えるような構造になっていますが、穴ごとにずらっと兵を並べたら、その人たちの兵糧はどこに置いておくんだよ?軍団維持にいくら掛かるんだよという感じ。実戦的な城とは言えないと思う。でも、山の稜線にずらっと壁があるのは、それだけで十分威圧的だし、何よりお金持ちな感じ。精神的な戦術としては正しいのかも。
北京は、その名の通り北の都。中国四千年の歴史から見ると、北方の「蛮族」に怯え続けてきた年月が長い(「蛮族」の都だった時代もかなりあるけど)。万里の長城こそが北京を代表する建物かも。
2010年7月25日
北京と言えば
北京ダックでしょ、やっぱり。「全聚徳」という有名店で食べた。おいしかった!
前に香港で食べた北京ダックは皮部分だけで、肉はどこに行くの?と納得の行かない想いだったが、ここの北京ダックは皮に肉がくっついていて、ちゃんとおいしかった。皮だけをパリパリ食べる方が贅沢なのかもだけど、私はお肉も一緒に食べた方がおいしいと思うなー。
今回の旅行はお手軽なフルパッケージでご飯も全部付き。過大な期待はしてなかったですが、これはおいしいと思った。あちこちにお店があるので、中国にご旅行の際は是非お試しください。
と書いてから、チェーン店なら日本に来ててもおかしくないのになーと念のためにGoogleしてみると、来てるじゃん、やっぱり(笑)。東京は銀座と新宿にある。なんだかだいぶお洒落なことになっているけど味が一緒かどうかは不明。「北京ダック1巻」(一口ってことね)付きのランチがあるからそのうち行ってみようかな。
北京名物といえばもうひとつ、「羊のしゃぶしゃぶ」。小肥羊というファミレス風のお店で食べた。
・・・ビールの方が大きく写っているけど、ビール瓶の奥にみえるのが鍋です。ここに大量のお野菜とお肉(羊肉と牛肉)を入れて食べる。いくら薄く切ったとしても、「しゃぶ、しゃぶ」のタイミングで羊肉を食べるのは無理と言うもので、薄切り羊肉の鍋もの、と言う方が正しい名前だと思う。かなり煮込んでから食べます。
マトン苦手と言っていた人たちも、あれ?おいしいじゃん、と言いながら食べていました。たぶんお出汁が味の決め手。中華香辛料が苦手だとちょっとツライかな。でも、お肉と野菜の後には蕎麦とうどん(すごくモチモチしてたので米粉うどんかも?)が入って日本人好みと思う。
ちなみに、ビールは「燕京ビール」というブランドで、燕京って北京のことです。やっぱ地元のビールよねと美味しく飲んでいたけど、地元ではあまり美味しいということになっていないようで(笑)、青島ビールやアサヒビール(スーパードライ)が人気なのだそうです。さっぱりしていておいしいと思うけどな。ちなみに白いのは陶器のカップで紙コップじゃありません、念のため。
前に香港で食べた北京ダックは皮部分だけで、肉はどこに行くの?と納得の行かない想いだったが、ここの北京ダックは皮に肉がくっついていて、ちゃんとおいしかった。皮だけをパリパリ食べる方が贅沢なのかもだけど、私はお肉も一緒に食べた方がおいしいと思うなー。
今回の旅行はお手軽なフルパッケージでご飯も全部付き。過大な期待はしてなかったですが、これはおいしいと思った。あちこちにお店があるので、中国にご旅行の際は是非お試しください。
と書いてから、チェーン店なら日本に来ててもおかしくないのになーと念のためにGoogleしてみると、来てるじゃん、やっぱり(笑)。東京は銀座と新宿にある。なんだかだいぶお洒落なことになっているけど味が一緒かどうかは不明。「北京ダック1巻」(一口ってことね)付きのランチがあるからそのうち行ってみようかな。
北京名物といえばもうひとつ、「羊のしゃぶしゃぶ」。小肥羊というファミレス風のお店で食べた。
・・・ビールの方が大きく写っているけど、ビール瓶の奥にみえるのが鍋です。ここに大量のお野菜とお肉(羊肉と牛肉)を入れて食べる。いくら薄く切ったとしても、「しゃぶ、しゃぶ」のタイミングで羊肉を食べるのは無理と言うもので、薄切り羊肉の鍋もの、と言う方が正しい名前だと思う。かなり煮込んでから食べます。
マトン苦手と言っていた人たちも、あれ?おいしいじゃん、と言いながら食べていました。たぶんお出汁が味の決め手。中華香辛料が苦手だとちょっとツライかな。でも、お肉と野菜の後には蕎麦とうどん(すごくモチモチしてたので米粉うどんかも?)が入って日本人好みと思う。
ちなみに、ビールは「燕京ビール」というブランドで、燕京って北京のことです。やっぱ地元のビールよねと美味しく飲んでいたけど、地元ではあまり美味しいということになっていないようで(笑)、青島ビールやアサヒビール(スーパードライ)が人気なのだそうです。さっぱりしていておいしいと思うけどな。ちなみに白いのは陶器のカップで紙コップじゃありません、念のため。
油麦菜
羊肉しゃぶしゃぶを食べた時に、いろんな菜っ葉が鍋に入った。青梗菜と春菊とネギと白菜とレタス風野菜はわかったのだが、ひとつだけ見たことのない菜っ葉があった。
写真の右側に白いボウルの中に写っているのがその菜っ葉です。鍋の中にも入っています。細長くてすらっとした軟らかそうな菜っ葉。生では食べてないけど、特に癖もなく、生食できそうな感じだった。
これは何?と聞いてもどうせ判らないので(笑)、この辞書にピンインで入力してみてくださいとお願いしたら、youmai→油麦という項目を指差して、これ、と言われた。アブラムギ??ムギには見えませんけど???帰ってからwikiに聞いてみよ、と納得のしない思いで帰国したのだった。
で、中文wikiに聞いてみたら、油麦(莜麦)はいかにもそれらしいイネ科の植物が出てくる。でも油麦菜は別項目になっていて、写真はないけど、なんとレタスの仲間だと書いてあるではありませんの。そういわれてみれば、形を別にすればサラダ菜みたいな葉っぱだった(サラダ菜もレタスの仲間です)。しかしなんで油麦菜?どこがアブラムギぽいわけ?意味わかんない、と思ったのだが。
中文wikiでは油麦菜でもうひとつ項目がヒットする。それは法國共和曆。フランス革命暦に「油麦菜日」があるということは、中国野菜ではなくヨーロッパ野菜ということ?ヨーマイ・レタス・・・
ここで閃いた方も多いのではないでしょうかね。油麦菜日はフランス語でRomaine。ロメイン・レタス日です。恐らく音の類似からRomaine→youmaiになったのでしょう。油麦菜のページに書いてあった学名(Lactuca sativa var. longifolia)も確かにロメイン・レタスのものでした。
が。あれはロメイン・レタスではないと思うぞ・・・ロメイン・レタスは普通のレタスみたいに丸くはならないけど、白菜程度には巻く。独特の苦味がおいしいものであって、あんなサラダ菜みたいな頼りない味じゃないと思う。ロメイン・レタスの中国変種なのかなぁ、とwebをうろうろしているうちに、あれ?これじゃない?と思えるレタスを見つけた。それは茎レタス(珍獣様の博物誌・ステムレタス) 。これこれこんな感じ!
そう思って中文wikiの油麦菜をよく読むと、「茎も食べられる」と書いてある(たぶん)。名前の由来はロメイン・レタスだと思うし、ロメインレタスも「油麦菜」と呼ばれているのだろうけど、この記述も私が食べたのも、茎レタス(Lactuca sativa var. angustana)じゃないかね。
さて「茎レタス」ですが、日本語wikiによると、「中国では茎を炒め物に使う」はいいとして、「日本では乾燥したものを水で戻して漬け物に加工した「山クラゲ」の名前の方が有名である。」
・・・クラゲ・・・orz。こちらは食べた時のコリコリした感じからだそうですが、レタスにクラゲって・・・ムギよりも遠い。
写真の右側に白いボウルの中に写っているのがその菜っ葉です。鍋の中にも入っています。細長くてすらっとした軟らかそうな菜っ葉。生では食べてないけど、特に癖もなく、生食できそうな感じだった。
これは何?と聞いてもどうせ判らないので(笑)、この辞書にピンインで入力してみてくださいとお願いしたら、youmai→油麦という項目を指差して、これ、と言われた。アブラムギ??ムギには見えませんけど???帰ってからwikiに聞いてみよ、と納得のしない思いで帰国したのだった。
で、中文wikiに聞いてみたら、油麦(莜麦)はいかにもそれらしいイネ科の植物が出てくる。でも油麦菜は別項目になっていて、写真はないけど、なんとレタスの仲間だと書いてあるではありませんの。そういわれてみれば、形を別にすればサラダ菜みたいな葉っぱだった(サラダ菜もレタスの仲間です)。しかしなんで油麦菜?どこがアブラムギぽいわけ?意味わかんない、と思ったのだが。
中文wikiでは油麦菜でもうひとつ項目がヒットする。それは法國共和曆。フランス革命暦に「油麦菜日」があるということは、中国野菜ではなくヨーロッパ野菜ということ?ヨーマイ・レタス・・・
ここで閃いた方も多いのではないでしょうかね。油麦菜日はフランス語でRomaine。ロメイン・レタス日です。恐らく音の類似からRomaine→youmaiになったのでしょう。油麦菜のページに書いてあった学名(Lactuca sativa var. longifolia)も確かにロメイン・レタスのものでした。
が。あれはロメイン・レタスではないと思うぞ・・・ロメイン・レタスは普通のレタスみたいに丸くはならないけど、白菜程度には巻く。独特の苦味がおいしいものであって、あんなサラダ菜みたいな頼りない味じゃないと思う。ロメイン・レタスの中国変種なのかなぁ、とwebをうろうろしているうちに、あれ?これじゃない?と思えるレタスを見つけた。それは茎レタス(珍獣様の博物誌・ステムレタス) 。これこれこんな感じ!
そう思って中文wikiの油麦菜をよく読むと、「茎も食べられる」と書いてある(たぶん)。名前の由来はロメイン・レタスだと思うし、ロメインレタスも「油麦菜」と呼ばれているのだろうけど、この記述も私が食べたのも、茎レタス(Lactuca sativa var. angustana)じゃないかね。
さて「茎レタス」ですが、日本語wikiによると、「中国では茎を炒め物に使う」はいいとして、「日本では乾燥したものを水で戻して漬け物に加工した「山クラゲ」の名前の方が有名である。」
・・・クラゲ・・・orz。こちらは食べた時のコリコリした感じからだそうですが、レタスにクラゲって・・・ムギよりも遠い。
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