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2010年11月28日

もうすぐ師走

カレンダも残り僅か。AJ家にもクリスマス飾りが出てきて、すっかり年末。
去年職場の同僚から、大掃除は年末じゃなくてもっと気候のいい頃に分担してやっていると聞き、それは頭いいなぁ、私も真似しようと思ったんだけど。カーテンの洗濯だけは部屋ごとにシーズン分割したけど、それ以外は結局何も出来ず(笑)。今思うとせめて窓拭きはカーテンの洗濯と一緒にやるべきだったな・・・毎年より少し早めに大掃除月間をスタートはしました。天井と壁が全室終わり、今週は換気扇とグリルが終わった。台所さえ終わればだいぶ気分が楽になるんだよね・・・
今週は12月。セーターもオーバーもすっかりスタンバイです。あああ、師走は何だか忙しい気分。

光文社古典新訳シリーズ(8)

現時点でまだ読んでないのが20冊位あるんだけど、とりあえず近所の図書館で手に入るものを読み終わってしまったので、今後は休み休みになると思う光文社古典新訳シリーズ。

(71) ダロウェイ夫人(ウルフ):これがバージニア・ウルフか。初めて読んだ。いつの間にか主語が入れ替わる今風な文章。英語で読んでみたいかも(読んだら意味不明だろう)。俗物的でどこにもいそうで、でも不思議な魅力を持つダロウェイ夫人が最後に勝ち、負け犬は遠吠え。ううむ。現実的。

(72) 道徳の系譜学(ニーチェ):最近流行のニーチェ。カントに較べると読みやすいがしかし。どこが系譜学なのか良くわかんない・・・欧州人にとってキリスト教から離れるのはとても大変なんだと思った。

(73) レーニン(トロツキー):前にトロツキーって頭いい人なんだな、と書いたんだけど、これを読んで立ち位置が判った気がする。マルクス主義を唱えていたインテリゲンチャさん達は基本政治「学者」で、でもレーニンは最初から指導者を目指してたんだね。誰もが農民や労働者より100倍も右だった、というくだりが秀逸。たぶん指導者としてだけのレーニンを受け継いだのがスターリンで、だからトロツキーはスターリン嫌いなんだ。。

(74) 経済学・哲学草稿(マルクス):若きマルクスの中途半端原稿。社会主義と哲学って近かったのだな。私有財産をなくせば不平等がなくなると思っていたことが良く判るが、今思えばそうではないのだった。妻帯については私有財産とは違う、上手くいえないけど違うんだもん!と生来は保守的なところも見せる。確かにその後を考えると「100倍も右」な人物だと思う。

(75) 盗まれた細菌/初めての飛行機(ウェルズ):SFに近いショートショート。みんなちゃんとオチがある。中でも「初めての飛行機」は笑える。でもウェルズって言ったらタイムマシンでしょ普通。何でこれ?

(76) 白魔(マッケン):妖精の国イギリス(ていうかウェールズ?)な短編集。少し怪奇小説ぽい感じも。どれも終わりがふわっと謎に包まれている。

(77) ガラスの鍵(ハメット):これって古典??今発表されても違和感ない、いわゆるハードボイルドな推理小説。ガラスで出来た鍵が壊れてしまって、という夢の話が暗示的でうまい。

(78) 若者はみな悲しい(フィッツジェラルド):若者短編集。NYぽい。短い分グレートギャッビー程の深さはない。アメリカのお金持ちとはこういうものなのかな。「お坊ちゃん」と「冬の夢」「常識」良かった。人は変わるし愛も変わる。恋愛って賞味期限あるんだよなー。

(79) ワーニャ伯父さん/三人姉妹(チェーホフ):かもめと桜の園は読んだことあるけどこれは初めて。確かにどちらも夢がない。閉塞感でいっぱい。生きていくことの悲哀は極貧より貴族の方がより感じるものなのかも。ふと太宰を思い出す。

読むべきシリーズを持っていると図書館で悩む時間が少ない割に当たりが多いと判ったので、他にもシリーズ準備中。読書は楽しい!

メルティキッス ホイップス(明治)

ベビーブルーに雪柄のパッケージがAJ好みの今期のメルティキッス。もともと「melty」という位で口どけの良いチョコなんだけど「ホイップス」は「やさしくほどける淡雪のようなくちどけ・・・」だそうで。
食べてみる。確かにふわっととろける感じ。エアインチョコの類なのかな。淡雪という形容詞は言いえて妙。通常の濃厚にとろけるメルティとは、また違ったおいしさです。ふわふわに泡立てたココアみたい。甘いことは甘いんだけど、口当たりが軽いのでパクパクいくつでも食べられてしまう(笑)。
とは言え相当甘いので、甘くない飲み物でないとつらいですね。アルコール系にも甘すぎる気がする。ホットミルクだとホントにココアになっちゃうと思うし、何がいいのかな・・・私は粉茶(緑茶)をお供に食べましたが。大人にもお子様にも美味しいので、冬のパーティーに是非。

2010年11月21日

お買い物日和

そろそろ冬のボーナス商戦が始まり、お買い物気分の今日この頃。

今期はこたつを買うつもりなんだけど、なかなか決まりません。昨日は無印良品で楕円形のカワイイのをみつけて、これだ!と買う気満々だったんだけど、さっきネットストアで確認したら、重量が28.5kgもあることが判明・・・重すぎる。あまり軽いのは安っちいことが多いので、多少は重くてもいいやと思い始めてはいたんだけど、30kg近いとなるとなー。掃除の度に大変じゃないか。現在のところ一番近いのは、ビックカメラで売っていたコイズミのコタツ(17kg)。ドライヤーのコイズミならコタツも安心かなぁ(意味不明)。もうしばらく探してから決める・・・

ボーナス商戦とは関係ないけど、先日暇つぶしに入った100円ショップのダイソーでずっと探していた温度計を発見!しかも複数種類があった!
アメリカ行く度に天気予報で「明日の気温は80度」とか言われてうーん・・・と思っていたので、華氏と摂氏の両方が表示される温度計を探していたのだった。当初はデジタル式の温度計なら切替機能がついているんだろうと思っていたんだけど、そんなことないことが判明し(表示すること自体はカンタンだと思うんだけど、そういうニーズはないのかしらね)、webで探しても学校で使うようなクラシックな大きいのしか出てこなくて、 ちょっとこれじゃね、と悩んでいたのだった。なんだこんなところにあったのか。
裏にマグネットが付いたタイプを購入し、冷蔵庫に貼り付けて使っています。AJ家の気温は現在摂氏21度/華氏70度。いやー便利だ。これ今年のベストお買い物かも。(我ながら安上がりなヤツ・・・。)

ワインショコラ(ロッテ)

ボジョレー・ヌーボーが解禁になったところで、「フランス産のフルーティな赤ワインをたっぷり包んだ一粒タイプのチョコレート」。パッと見は不二家ルックチョコですが、ぱくっと食べるとアラ大変。アルコール分3.3%だそうですが、結構きつめに感じます。薄赤色のとろっとした液体が入っていますが、あまりワインな感じしない。ぶどうの味は確かにするんだけど、ラムとかブランデーとかちょっときつめの感じ。
アルコール苦手の方はやめときましょう。これで酔っ払うとは思えないけど、アルコール!という味なので気持ち的にやめておいた方が無難と思う。逆にリキュールボンボン好きの方はどうぞ。モノクロならぬモノピンク写真のブドウ畑を背景に、透き通った赤ワインの入ったグラスを描いたパッケージは何となくロマンチックで、バレンタイン・シーズンに売り出せば大当たりしそう。

2010年11月14日

風邪引きました

前回10/31に書いていた頃、既に風邪薬を飲み始めてたんだけど。喉から来て咳に来る風邪。11/3の祝日前日に微熱が出てきたので、薬を止めてプリンを2パック買い込み、一日しっかり熱を出して寝込んでいたら、目論見どおり快方に向かい、今週には咳止めも卒業。最近にしては短く終わった。よしよし。
子供の頃はよく熱を出す子で、微熱では全然気が付かなかったのだが、歳をとるに従ってあまり熱を出すことがなくなり、微熱でもすぐ気がつくようになりました。私の場合、熱が出ると味覚が変わるのですよ。お茶の類(特にコーヒー)を飲みたくなくなる。いつもより苦く感じるせいだと思うんだけど、職場で飲んでいるコーヒーや紅茶が全然減らないまま冷たくなる。すると熱が出てきたんだなと判るわけで、とても便利です。(そういう問題か?)
食欲がなくても冷たくて甘いものなら食べられるので、熱が出ると食事はプリンと決めている。なんだそれと言われそうだが、プリンは卵だから栄養もあると思うし。苦いものだけじゃなく、酸っぱいのも塩辛いのも苦手になるが、甘いのはなぜか平気。いつもはモソモソしたものが好きなのに、熱が出るとつるんとしたものが好きになる。考えてみると胃にやさしいものなんだよな。体って良く出来ているものだ。とはいえプリンは消化よくないな。あまり関係ないか・・・(笑)

とろけるトリュフ(ブルボン)

クリーム色をバックに、ミルクパンでチョコレートを溶かしているパッケージが何だか庶民的なブルボンのとろけるトリュフ なめらかカカオ。先日のアーモンドラッシュが当たりだったので、これもおいしいかもと買ってみたのだったが。
えーと、おいしいですよ。おいしいんだけど、これって前からある袋に入ってた「トリュフ」のシリーズを箱に入れただけのような・・・。袋入りも買ったことはあるけど、味の割にあまりおいしそうに見えないパッケージで買う気しないなと思っていたのだった。箱入りになったことでパッと見はだいぶおいしそうになった。なったんだけど、味は変わっていないような。いや外見だけ変えるのはいけない、という筋合いはありませんが。
冬季限定と書いてあるとおり、冷蔵庫ではなく冬の室温で食べるべきもの。この値段でとろりとろけるチョコ。数も少なくないのでお手頃感十分。アルコールのお供にもどうぞ。