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2018年4月28日

静岡県代表:安倍川餅

先日無理やり山梨代表にした信玄餅は、安倍川餅がルーツになっている。ていうか、安倍川餅に「信玄餅」ていう商品名を付けた、というのが正しいんだろうね。

安倍川餅は以前にも書いたけど、本来、お餅に黄な粉と白砂糖をかけて食べるもの。外ではなかなか見つからなかったので、おうちで作ってみました。ま、作るって程のもんじゃないけど・・・ それに、お餅と黄な粉とお砂糖ってそれぞれ食品成分表に収載されているので、「安倍川餅」として別に記載する意味がどこにあるのか、って話はあるけど・・・

以前にも書いた通り、安倍川で取れた砂金をイメージした黄な粉と、江戸時代は贅沢品だった静岡名産白砂糖をふりかけた、豪華な餅菓子だったのだ。黒蜜を使う信玄餅は一段下がる感じがする。今となっては黒蜜ある方が素直に美味しい気がするけど(笑)

お土産の安倍川餅は、そんな気持ちを反映してか、あんころ餅とのセットで売られています。この方が黄な粉餅だけよりも有難みがあるというか、正しい選択だと思う。

安倍川餅は正確には静岡県というより静岡市(駿河)のお菓子。同じ静岡でも伊豆とか浜松(遠江)ではあまり見かけませんね。
だいたい静岡の食べ物っていうと、お茶と蜜柑と干物のイメージ。蜜柑と干物は別として、お茶を使った郷土菓子があっても良さそうなものだが、お茶味お菓子=京都、な感じなんだよな。お茶はともかく抹茶となるとやっぱり宇治茶が有名だからなんだろうか。いいけど。

静岡は好きな旅行先のひとつ。前から伊豆がお気に入りだったのだが、浜名湖も良かった。今度は静岡とか清水とかに行きたいと思っている。お魚が美味しいし、お茶も美味しい。海山の自然の風景もいいけど、整然としたお茶畑や蜜柑畑もキレイ。温泉も多いし、とにかく近いから大好き。

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