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2016年10月10日

もう10月も1/3が終わり・・・

もう30度超えは心配しなくていいだろう、と最後まで残しておいた扇風機を片付けて、夏のお帽子もサンダルも洗った。代わりに、もこもこベストと冬のお帽子をスタンバイ。もうすぐ冬だねぇ(違うって)。

あとは麦茶が1パックと、素麺が一把。今週末までには片付けられるだろう。麦茶が終わったらココアを買ってこよう。素麺が終わったら冷蔵庫の氷も捨てちゃっていいな。

でも・・・編み物を始める前に、縫いかけのあれとこれを終わらせなくちゃ。月掃除もたまる一方だし、あああ、あれもこれも終わらないうちにまた1年が過ぎていくよう・・・!!

プレッツェル(食品番号:15099)

プレッツェルって知ってる。欧米で見たことあるよ、ハートというか8の字を変形したみたいなパンみたいなやつでしょ?あれってビスケットとは言わんだろ?日本ではあまりメジャーでもないし?と思う人が多いような気がする。でも日本でもメジャーなプレッツェルがあるんだよー。

グリコのプリッツ!
プリッツがプレッツェルだと私が気が付いたのは10年位前。当時の仕事仲間の米国人から、お土産にあげたご当地プリッツについて「プレッツ美味しかった!」と言われた時だった。
プレッツってプリッツのこと?そういえばPRETZって綴りだった。あれってプレッツェルの仲間なのか?
プリッツの箱を良く見てみたら「プレッツェル類」と書いてある!
プリッツならビスケットの仲間でもおかしくないよね。

 と、思ったのだが、食品成分表の定義を読んで驚愕。
「新たに収載した『プレッツェル』は、生地を押しだして紐を結んだ形や棒状に成型し、アルカリ浴に浸漬した後、食塩を振りかけて、焼いたものである」。あれー!元祖プリッツじゃ食塩がふりかけてないよー、サラダプリッツにしとけばよかったー!!
 
プレッツェルはドイツ生まれ。上の写真に写ってる(プリッツの後方)のもドイツ製で、成城石井で買った。塩味が強くてビールが進みそうだ。甘味は薄くて塩味を除けば、ほとんど乾パンみたいな味。このタイプはWikiによると「スナック菓子タイプ」。アメリカのやつを最近日本のスーパーでも時々見かけるようになった。チョコ掛けのとかもある。ドイツでは甘いのはないんだろうと思いきや、Salz-Brezelnと書いてあるから、甘くないのも売っているらしい(ドイツでは「プ」レッツェルではなく「ブ」レッツェルなんだね)。
英語表記もSalted Prezel。でもイタリア語表記はBrezelだからイタリアでは甘いのが売られてないのかな・・
ちなみにプリッツみたいな棒状のプレッツェルもドイツが発祥の地だとwikiに書いてあるけど、ドイツ語サイトに写真は出ていない。本文は・・読んでない(笑)。

冒頭に書いたように、パン型のプレッツェルもある。こちらも塩味が標準だと思うけど、甘いのもある。アンティ・アンズのシナモンシュガーが好きだったんだけど、大手町から撤退してしまってその後食べてない。噛みごたえはあるけど、硬くはなくて美味しかった。焼き立てが美味しいので、イートインがあるところで食べるのがお勧めだよん。

抗不安薬 (1)不安障害

睡眠薬は不眠症のお薬、これはわかりやすい。イメージもしやすい。
でも抗不安薬は不安障害の薬って言われても、わかったようなわからないような・・・

まず不安障害とは何か。英語ではAnxiety disorder。直訳だね。
中国語は焦慮症。うまい!!うまく不安になれない、不安にうまく対応できない、過剰に対応してしまう感じが表現できている気がする。

不安障害にはいろんな種類がある。
恐怖症:特定の事象や状況に対する著しい恐怖。AJは蛇が苦手で「蛇」と考えただけでドキドキしてしまうのだが、あれがもっと「著しく」なると、ヘビ恐怖症として認めてもらえるんだろう。
パニック障害:動悸、息苦しさや吐き気、眩暈などの身体的症状(パニック発作)を伴うもの。
強迫性障害:不合理な考え(強迫)が繰り返し頭に浮かんで不安になるもの。不安を解消しようと繰り返し同じ行動(強迫行動)をとることがある。AJは鍵を閉めたか不安になりやすいのだが、でも1回確かめに戻れば気が済むから、「不合理」には入れてもらえないな。
外傷後ストレス障害(PTSD)、急性ストレス障害:大変な経験をした後で、長くイラついたり、怖い思いを再体験したり、人格解離すること。
厚生省サイトの分類には他にもいくつかあるけど、分類方法は複数あって、まだ変わるようだから覚えても意味ないんだろう(おいおい)。だいたいこんなのが入る、というところで。

大事なのは、不安や恐怖を感じること自体は「正常」なのであり、それが高じて日常生活に支障をきたすようになるのが「病気」ということだな。
蛇の何が怖いんだろう?と自分でも思ってるけど、怖いものは怖いんだから、「怖くないよ!」なんて言われても何にもならんのだ。日常生活に支障が出るほど怖かったら、それは困るだろうなぁ。「怖い」センサーの感度が高すぎるんだな。

とにかく、そういう不安障害に使われるのが、抗不安薬、と思うではないか。
間違ってはいないのだがしかし。
次回に続く。

2016年10月7日

睡眠薬(3) その他

その昔、睡眠薬といったらバルビタールを代表格とするバルビツール酸系を指したものだった。今はほとんど使われてないと思う。
推理小説や映画その他で、いつも飲んでいる睡眠薬をまとめ飲みして自殺を図るとか、いつも飲んでない配偶者に飲ませて昏睡させるとか、に用いられていたのがこの類。飲んだらやめられなくなる(依存性がある)危険性もあって、使い方が難しい薬だったのだね。
睡眠薬=怖い、というイメージは、バルビツール酸系の薬によって育てられたのだった。今よく使われている睡眠薬は、そんな怖さはありません。もちろん副作用がないわけじゃないけど、普通の薬並み(笑)。

逆に新しいタイプの睡眠薬もある。神経刺激全般を抑制してぼんやりさせる感じが今までの睡眠薬だったわけだけど、睡眠のメカニズムに着目して、眠くなる/起きにくくなるもの。

ひとつはメラトニン受容体アゴニストのラメルテオン(ロゼレム)。人間には体内時計なるものがあって、だいたい24時間のリズムを刻んでいるんだけど、「眠りましょう」のチャイムとなるのがメラトニン。メラトニンを出やすくすれば、もっと眠くなるわけだ、というわけで開発されました。お薬をやめてもリバウンドが出にくいという特徴を持ちます。
個人的にはロゼレムの箱が好きー。いかにも不眠症の薬、というパッケージなんだよー。医療用医薬品は一般消費者の目に触れるものじゃないから、製品名と会社名を書いとけばいいんだろ、的な箱がほとんどなのだが、ロゼレムは絵入りで覚えやすいんだよー。(絵がなくても覚えろって)

もうひとつが数年前に登場したオレキシン受容体アンタゴニストのスボレキサント(ベルソムラ)。こちらは「起きましょう」チャイムのオレキシンが出にくくなるようにすることで眠れるようにする。中途覚醒型不眠に向いていますね。

従来型の睡眠薬に比べると、効きが弱い!と言ってる患者さんが多いように感じるが、これで効けばこっちの方がいいのかもしれない。純粋に「睡眠薬」と言えるのは新しいタイプのようにも思う。とはいえもちろん、新しい薬がいつも優れているとはいえないわけだけど。

さて、睡眠薬はとりあえず終わり。問題は次だよな・・まずは睡眠薬に近い抗不安薬から。ううう。

2016年10月5日

睡眠薬(2) BZと非BZ

2016年現在、睡眠薬として使われているのはおそらく、「ベンゾジアゼピン系」と「非ベンゾジアゼピン系」で9割以上を占めるんじゃないかな。

と書くと、「ベンゾジアゼピン系」と「ベンゾジアゼピン系じゃないもの」 を足したら10割になるんじゃないのか、と思いませんか?
私もそう思ったんだよ。でもね、「非ベンゾジアゼピン系」というのは、「ベンゾジアゼピン系じゃないもの全て」ではなく、「ベンゾジアゼピンに似た効き方をするのに、構造的にはベンゾジアゼピン系じゃないもの」を指すんだよ。
なんてわかりにくい名前なんだ!日本語に限らず英語でもnon-benzodiazepinとそのままです。何か違う名前つけるべきじゃないかな、ぶつぶつ。

覚えやすいのは3つしかない非ベンゾジアゼピン系の方。ゾルピデム酒石酸塩(製品名:マイスリー)とゾピクロン(アモバン)、 エスゾピクロン(ルネスタ)。3つとも超短時間型。副作用も少なく、単に眠れないというとこの薬が処方される筈。特に半減期が2時間程度と短いゾルピデム。内科とか他科からでも良く処方されてる。使いやすいんだろうね。副作用や依存性・耐性も少ない。ま、他の睡眠薬と比べて、ってことだけど。
ポイントは眠る直前に飲むこと。超短時間型ですぐ効くんだから、お薬飲んでからお風呂に入って、あれしてこれして・・は良くない(記憶してないことがある)。お布団に入ってお薬を飲む、位の気構えで飲むこと。

ベンゾジアゼピン系の方は、「ゼパム」で終わるやつと「ゾラム」で終わるやつがあって、名前だけでは短時間なのか長時間なのかわからない・・・一つ一つ覚えるしか(泣)

 トリアゾラム(ハルシオン)は非BZと同じ超短時間型。
短時間型がブロチゾラム(レンドルミン)、エチゾラム(デパス)、ロルメタゼパム(エバミール・ロラメット)とリルマザホン(リスミー)。あれ、リルマザホンはゼパムもゾラムもつかないぞ・・・
(注:エチゾラムは「ゾラム」がつくけど、ベンゾジアゼピン系じゃなかったー!似たようなものだけど、チエノジアゼピン系。BZ系とは言えないけど、非BZとも言わない。わかりにくすぎだ!!)
中間時間型は、ニトラゼパム(ベンザリン・ネルボン)、フルニトラゼパム(ロヒプノール・サイレース)、エスタゾラム(ユーロジン)。
長時間型は、クアゼパム(ドラール)、ハロキサゾラム(ソメリン)、フルラゼパム(ベノジール・ダルメート)。

ベンゾジアゼピン系は睡眠薬じゃないやつもいるので、余計にごっちゃになりやすいんだよ、ぶつぶつ。でも地道に覚えるしかないよな、ぶつぶつ・・・

薬理作用的には、GABA-A受容体に作用して・・・ええと要するに、中枢神経の働きを邪魔するんだな。ソワソワわくわく/ドキドキくよくよ、といった脳の働きをぼんやりしたものにすることで、もともとある(ハズの)眠いようという傾向に拍車がかかる。

旅行に行くと、枕が変わるし、旅の友の鼾で眠れないことがあるから、睡眠薬を持っていくの、せっかく旅行に行くのに昼間に爆睡してたらつまんないじゃない?と言っていた方がいた。 その使い方は理想的だな、と思った。AJ自身はいつでもどこでも眠いので、睡眠薬は飲んだことないんだけどさ(笑)。

2016年10月2日

睡眠薬(1)

 メンタル関係の薬でとっつきやすいのは睡眠薬と思ったんだけど、これがねぇ。。。ま、とにかく始めてみるか。

睡眠薬。英語ではhypnotic。これもギリシャ語由来の言葉なので、欧州どこでも通じそう。中国語は安眠薬。うまい!睡眠薬よりも安眠薬の方が、正しい表現だと思う。もっとも、hypnoticの方は、眠りを意味するhypnosから来ているので、同じように訳そうとするなら睡眠薬の方が素直ではある。


で、睡眠薬を必要とするのは、眠れない=不眠症の人たち、ですね。
不眠症の方は、英語ではinsomnia、中国語では失眠。これも中国語の方がうまい。「不眠」ていうと全然眠ってない=完全徹夜って感じするけど、実際の不眠症は必ずしもそうではない。あるべき眠りが出来てないので、「失眠」は正しい表現だと思う。

不眠症にはいくつかパターンがあって(というか、いくつかパターンに分けることになっていて)、それに応じたお薬を飲むことになる。

1) 入眠困難型:寝つきが悪いタイプ。寝付いてさえしまえば朝までちゃんと眠れる。明日の遠足に興奮して眠れない子供、みたいなやつ。
2) 中途覚醒型:寝つきはそれなりにいいのだが、何時間か眠ると目が覚めてしまうタイプ。また眠ることはできるんだけど、また起きてしまう。朝までぐっすり眠ることができない。
3) 早朝覚醒型:寝つきは良いのだが、朝早く起きてしまうタイプ。目が覚めたらもう眠れない。ただし睡眠時間が足りているわけではないので昼間に眠い。年寄りはこれが普通(笑)。

入眠困難型は、飲んですぐ眠くなればそれでいいので、短時間(あるいは超短時間)効くタイプの睡眠薬を、中途覚醒と早朝覚醒は短時間効いても意味ないので、長時間(あるいは中間)作用型の睡眠薬を処方することになる。ここまでは考える余地もないんだけどさ。

何が短時間で何が長時間かは、お薬ごとに覚えるしかない・・・同じような名前(=同じような化学構造)でも、超短時間だったり長時間だったりする。やだー!。そして同じような名前でも、適用も禁忌も微妙に違う。やだー!! でも文句を言わずに地道に覚えるしかないんだなこれが・・・

睡眠薬は、怖い薬と思っている人もいるけど、昔に比べれば依存症や中毒も減って、そう怖い薬ではなくなってきています。ま、飲まずに済めばその方がいいとは思うけどね。睡眠がなぜ必要なのか、まだ正確にはわかっていないけど、必要なのは間違いない。「食べない」よりも「眠らない」の方が、生命の危険は大きいことが分かっている。良い眠りというのは大事なことではあるのだ。

とはいえあまり拘りすぎるのもねー。特に年を取ってくると、若い時のようにはぐっすり眠れないのが当たり前なのであって、それを眠れない!眠れない!お薬飲まなきゃ!!となるのは、良くないと思うよ。朝っぱらからラジオ深夜便でも聞いて、午後には日向ぼっこしながらウトウト・・・というのが正しい年寄りの在り方でしょう。

第1回は愚痴と説教で終わってしまった。次回は真面目にお薬の分類と代表選手について書きたいと思います。

クッキーはクッキーでも

クッキーと言われて思い浮かべるのは、httpクッキー!ていう人多いんだろうね(笑)
知り合いのDさんから、httpクッキーはなぜクッキーというのか?とご質問をいただきました。

結論を先に言うと「理由はない」らしい。

httpクッキーの権威であるRFCには何も書いてなくて、いきなり「クッキー」で始まってしまうけど、出典とされているネットスケープ社(懐かしいなぁ!)のクッキー仕様にはこう書いてある。
 The state object is called a cookie, for no compelling reason.
理由がないって言われてもねぇ。付けた当初は何か理由があった筈で、あー、この仕組にクッキーっていい名前だよね、と思ったから採用された筈でしょ。単にカワイイとか甘いもの好きだからという理由ではなかったはず。

wiki(英語サイト)には、httpクッキーの原型はUNIXの"magic cookie"であると書いてある。ここまでは事実なのだろうが、"magic cookie"の由来がフォーチュンクッキーみたいにメッセージが埋め込んであるから、という説明には、要出典マークが付けられており、疑問の余地がある。

フォーチュンクッキーはアメリカ以外では通用しないでしょ。ま、当時のUNIX/インタネットはアメリカ主導だったからそこはいいとしても、フォーチュンクッキーを原型にしていたら、httpクッキーは最初からもっとセキュアなものとしてスタートしてたんじゃないか。メッセージがクッキーに「埋め込まれて」なくて、トッピングされてるものをフォーチュンクッキーとは言わないだろ、たぶん。

食べ物好きのAJが、httpクッキーに出会った時(既にメジャーな技術でしたが)に思っていたのは(ついさっきまでそれが事実だと思い込んでたんだけど)、httpクッキーは、簡易な認証鍵として使えるので、「鍵(キー)は鍵でもクッキー!なんちって」というダジャレだと思っていました。
違うらしい。誰もそんなこと書いてない・・・orz