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2018年3月1日

2020Tokyoへの提言(17)-2

開会式では、その国/都市の歴史とか特徴とかを紹介するプログラムが必ず入る。

自分の国をそう考えてるんだな、とかそう見て欲しいんだな、とか考えることが多くて面白い。最近ではアテネ五輪のが面白かった。古代ギリシャの華やかな文化を紹介していきなり終わり。東ローマ帝国はギリシャじゃないんだ・・とびっくり。今回の平昌のはなんかイマイチだったなぁ。ソウル五輪の繰り返しは出来ないし、言いたいこともあまりなかったのかもしれない。

東京も2回目。冬季を入れると日本としては4回目。 何を特徴として取り上げるか。

そこで提言。

日本の歴史や特徴を紹介する代わりに、日本列島の特徴をプレートテクトニクスの観点から紹介するプログラムにしてはどうか。これなら東日本大震災にも話が繋げやすい。

一つの超大陸からプレートの移動で今の世界地図が出来上がっていく様子。
世界には15枚程のプレートがあって、プレートの境界では衝突(沈み込みとか)が起こる。この衝突により地震が起こる。地震の起こる場所・数とプレート境界を重ねるとこんなにキレイに重なるね。さて東京はどこだっけ。なんと4つのプレートが重なるあたりに日本列島があるわけさ。
例えばここで地震が起きると地震波がこんな風に広がっていく。
ていうようなことを、マスゲーム+3Dマッピングで表現。
専門の学者からは上手く表現できていると思われる必要があるが、一般人からは理論はよくわかんなくてもいい。見た目がなんかキレイであれば。

ここで注意すべきことは、「日本の領土」について主張しないこと!
日本の領土(と日本が考えている土地)だけ色を変えたり、線を引いたり、「領土」じゃないところを省いたりしない。 つまり、国後・択捉には隣のウルップも描く。竹島を描きたいならウルルン島も入れる。尖閣諸島を入れたいなら・・近くに島ないな・・・台湾の小さい島も描く。
逆に沖縄等の南西諸島や伊豆諸島が「日本列島」に含まれるかは定義によるのだが、入ってないと寂しいので深く考えないで入れとく。
地名は表記の問題を含んで面倒になりがちだから一切入れないことにして、開催地の東京だけを示す。

日本周辺に特化して描くと、なんか大日本帝国の範囲になってしまいそうだから、世界地図にしといた方が無難そうだなぁ。

世界地図にしとけば、遠くの地震の津波が来る様子も再現できるしね。 

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