ページ

2008年11月3日

三国志 岩波文庫

4-5年前に職場仲間の一部で三国志(ゲーセンの)が流行ったことがあり、ゲームには参加しなかったがこれも良いタイミングだと三国志の本を読んだ。吉川英治文庫。おかげで話にはだいぶついていけるようになった。
お気に入りのキャラクターを聞かれると、迷わず周瑜と答えていました。だって頭良くて腕も立って性格も真っ直ぐ、そのうえハンサムなんて言うことナシ。他のキャラを選ぶ女子の気が知れん、と思っていたのだった。

で、この度の「三国志完全映画化」レッドクリフ。完全に映画化したら何話にもなって中だるみするんじゃない?と思っていたけど、三国志の全部を完全映画化するわけではなく、一部を細部まで(ロケとかのことだと思うが)完全映画化ということのようですね。赤壁って言ったら、周瑜サマと孔明(こっちは呼び捨て(笑))よね。トニー・レオンと金城武と聞いて、えーーっ、周瑜サマは金城武なのか。確かにハンサムだけど日本人じゃんか。何だか納得行かないなーぶつぶつ。でもトニー・レオンの孔明はちょっと見たいかも、と思ったのだった。ところがところが、逆じゃないのよ。うーむ。トニー・レオンは好きな俳優の一人だし、何やっても上手な人なので別にイヤじゃないけど、金城武の諸葛孔明はちょっと性格違うと思う・・・

でももしかして本来の三国志は吉川英治版から受ける印象と違うのかも?と考え直し、岩波文庫の「完訳三国志」を読み始めました。なるほど、周瑜がハンサムとは書いてない。でも真っ直ぐでイイヤツだ。孔明は策士で性格がフクザツだ。なんで金城武が孔明なんだろう・・・と思っていたら、ちゃんとWikiに書いてあるじゃないのよ。Wikiによると当初はトニー・レオンが孔明役の筈だったそうです。そうだよねー、絶対ハマリ役になったと思う。残念だ。
更にWikiに寄ると、当初目論見では、チョウ・ユンファが劉備役だったそうで。劉備ってそんなにカッコ良かったか??と思ってしまうが、やっぱり漢民族的には劉備に一番見栄えのする俳優を当てたいものなんでしょうかね。どういう「完全映画化」なんだかなー。ま、違う物語だと思ってみればいいのか。

と、いいながら映画館に行く予定はないAJ。台湾で1000円で売られるのを待ってDVDを買うつもり。(何年後だよっ!)

0 件のコメント: