感染防止の目的で使用が推奨されるらしい接触確認アプリ。
電話番号他の個人情報は取らないので、セキュリティ上安心です!って言うけどさ、知らない端末と常時通信するってだけで十分怖いんですけど。
アプリ自体が安全なのは当然として、そもそもブルートゥースを開けっ放しにするところが既に怖いの。悪意のあるユーザーはどこにでもいるし、セキュリティーホールのない仕組みなんてないし。
ブルートゥースは今回の目的にうってつけのデバイスなのは認めるが・・・不特定多数とのP2Pをスマホで実践するのは怖すぎるように思う。使用しなさい!って強制されたらどうしよう。
って、スマホ持っていない私が強制されるわけないんだった(笑)。
2020年6月12日
2020年6月9日
光文社古典新訳シリーズ(23)
こちらもCOVID19のせいで棚上げになっていたのだった。出版は進んでいるのでとっとと追いつかなくちゃ。今回はGuardian’sとの重複が半分を占めています。
(221) 詩学(アリストテレス):先日読んだ「薔薇の名前」でキーワードになっていた詩学。詩についての本で、喜劇や笑い?と思ってたけど、詩じゃなくて、古代ギリシャ劇(悲劇と叙事詩)についての本だったのね。総合芸術としての劇。要は芸術論だったのだ。古代ギリシャでは、韻律が大事だったんだって。脚韻ではなく、強弱(英語)でも音の数(日本語)でもなく、タ・タンとタン・タ・・・ってわかったようなわからないような。
(222) 今こそ希望を(サルトル×レヴィ):老いたサルトルが若いコミュニストのレヴィと会話。雑誌のための対談だけど、どうみても自己批判を迫られているサルトル。バシッと断言する天才サルトルではないところが逆にカッコイイです。お友達がみんな掲載に反対したのよくわかる。そして、バシッとではないながらも、20世紀末に絶望しながらも、やっぱり希望だと言う所がいいなぁ。年寄りには年寄りのカッコよさがあるね。2020年の今こそ希望を!
(223) リヴァイアサン(ホッブズ): 1巻目の後書きによると、昔は民主主義の元祖として習ったけど、今は中学校ではスルーされているらしい。確かに民主主義の萌芽というより王政復古待望論に見えるもんな(笑)。出版はクロムウェルの共和制成立時、ルソーの民約論より100年も前。合議制(貴族制)も民主制も否定はしてないが、王政と並べた書き方になっている。必要なのは「主権」であり、それがない状態では「万人の万人に対する戦い」になってしまうと。例として各国入り乱れて開拓中のアメリカが挙げられている。デモを否定してたり、今見ると反共和制にしか見えないんだけど、教会の政治介入否定や、何より「主権」が必要なんだ!=王権を倒すだけじゃダメ、と定義したことで、結果的に民主主義の元祖になったんだろうね。混乱するので読まなくていいと思う(笑)
(224) 宝石/遺産 モーパッサン傑作選(モーパッサン):同じ短編集なら「脂肪の塊」の方が好きかな。でも模造品と思っていた妻の宝石が本物だったという「宝石」はラストが微妙なハッピーエンドで好き。「遺産」はありそうな話でちょっと。他の短編も結末が見えてあまり感心はしない。つまらないとまでは言わないけどさ。
(225) 死刑囚最後の日(ユゴー):死刑(特にギロチン)反対を主張するための創作。確かに死刑で犯罪が抑止されるとは思えないし悪趣味だよな、ギロチンは特に。死刑囚が何の犯罪を起こした(と思われている)のかが描かれていないので、ドラマとしてはどうなの?と思うが、死刑廃止論としては個々の事情に触れたくないのだろうね。まだ死刑がある日本でこそ読まれるべきなのかもだけど、読んでも死刑廃止に傾くとは思えないな。ギロチン廃止にはなっても。
(226) サイラス・マーナー(エリオット):Guardian’s1000で済。
(227) シェリ(コレット):Guardian’s1000で済。
(228) シークレット・エージェント(コンラッド):Guardian’s1000で済。
(229) われら(ザミャーチン):Guardian’s1000で済。
(230) 白痴(ドストエフスキー):Guardian’s1000で済。
2020年6月2日
Guardian’s 1000 (17)
図書館の再開を受けて大急ぎで読書も再開。いつまた自粛モードに入るかわからないので、リクエストも多めにしとかなくちゃ。ぶつぶつ。
今回からカテゴリーを気にせず、10冊ずつアップしていきます。
前に読んだブライトン・ロックが面白かったので、グレアム・グリーンを固め読み。なんで今まで読んでなかったんだろう?読みやすくて面白いのに。
今回からカテゴリーを気にせず、10冊ずつアップしていきます。
(161) シェリ(コレット/光文社古典新訳):
友達の息子と恋愛関係になってしまう元高級娼婦のアラフィフ美魔女レア。「危険なふたり」はシェリが若い女と結婚することで崩壊する。崩壊は必然だし、シェリの執着や迷いはよくある話なんだけど、思い切るレアがカッコイイ。強がりじゃなくて場数なんだよね。そして実話ベースなのがスゴイ。実際には友達の息子ではなく、義理の息子!さすが美魔女・・・
友達の息子と恋愛関係になってしまう元高級娼婦のアラフィフ美魔女レア。「危険なふたり」はシェリが若い女と結婚することで崩壊する。崩壊は必然だし、シェリの執着や迷いはよくある話なんだけど、思い切るレアがカッコイイ。強がりじゃなくて場数なんだよね。そして実話ベースなのがスゴイ。実際には友達の息子ではなく、義理の息子!さすが美魔女・・・
(162) LAコンフィデンシャル(ジェイムズ・エルロイ/文春文庫):
LA市警を舞台とした推理小説。犯人は何となくわかってしまうのだが、そういう背景だったか。敵味方入り乱れるのがスリリング。恋模様?もアメリカぽく映画化されて当然の作品。続き気になる―。
LA市警を舞台とした推理小説。犯人は何となくわかってしまうのだが、そういう背景だったか。敵味方入り乱れるのがスリリング。恋模様?もアメリカぽく映画化されて当然の作品。続き気になる―。
前に読んだブライトン・ロックが面白かったので、グレアム・グリーンを固め読み。なんで今まで読んでなかったんだろう?読みやすくて面白いのに。
(163) 拳銃売ります(グレアム・グリーン/早川書房):
犯罪小説。兎唇(って差別用語なのか!)のレイブンは子供のころから誰も信じられず冷酷な殺人者への道を歩んできた。が、自分を友達だと言ってくれる女性に出会い、迷いながらも信じたのに、彼女は刑事の恋人だった・・・レイブンに同情心を感じながらも結局、恋人との結婚話に幸福感に浸るアン。救いのない結末だけど、こんなだよなぁ。映画化したくなる気持ちわかるなぁ。
犯罪小説。兎唇(って差別用語なのか!)のレイブンは子供のころから誰も信じられず冷酷な殺人者への道を歩んできた。が、自分を友達だと言ってくれる女性に出会い、迷いながらも信じたのに、彼女は刑事の恋人だった・・・レイブンに同情心を感じながらも結局、恋人との結婚話に幸福感に浸るアン。救いのない結末だけど、こんなだよなぁ。映画化したくなる気持ちわかるなぁ。
(164) 恐怖省(グレアム・グリーン/早川書房):
犯罪小説というより不条理なんだけど、あり得る感じが怖い。第二次世界大戦中のロンドン。親ナチス派の暗躍?殺人犯とフツーの人は見わけが付くのか。フツーの人に潜む狂気っていうか。戦時中って明らかに非常時なんだが、日常と非常時の境なんてない。他人事じゃなく読みたい。
犯罪小説というより不条理なんだけど、あり得る感じが怖い。第二次世界大戦中のロンドン。親ナチス派の暗躍?殺人犯とフツーの人は見わけが付くのか。フツーの人に潜む狂気っていうか。戦時中って明らかに非常時なんだが、日常と非常時の境なんてない。他人事じゃなく読みたい。
(165) 第三の男(グレアム・グリーン/早川書房):
映画で有名だが、もともと映画のために書かれたのだそうだ。映画一応見たんだけど、音楽しか思い出せない。粗悪ペニシリンを密売していた友人とうっかり詐欺師となった作家。しかしウイーンってこんな状態だったのか。占領下だからの状況ってあるよね。と書いている間もチターの旋律が頭を離れない。
映画で有名だが、もともと映画のために書かれたのだそうだ。映画一応見たんだけど、音楽しか思い出せない。粗悪ペニシリンを密売していた友人とうっかり詐欺師となった作家。しかしウイーンってこんな状態だったのか。占領下だからの状況ってあるよね。と書いている間もチターの旋律が頭を離れない。
(166) 情事の終わり(グレアム・グリーン/新潮文庫):
これも映画化されたな。知人の妻と不倫。熱愛は過ぎたが終わったような終わってないような。次の恋愛疑惑を持ちながら再開して微妙に再燃するも彼女は突然病に倒れてしまい、残された夫と彼女を偲ぶことに。恋の終わりってこんなことあるよな。でもそれだけじゃないのは、宗教の存在。神を信じるかどうか、そしてカソリックなのかどうか。結婚とは、葬儀とは、どうあるべきなのかが宗派で違う。日本人にはピンと来なくても、欧米人には大事なことなんだろうね。
これも映画化されたな。知人の妻と不倫。熱愛は過ぎたが終わったような終わってないような。次の恋愛疑惑を持ちながら再開して微妙に再燃するも彼女は突然病に倒れてしまい、残された夫と彼女を偲ぶことに。恋の終わりってこんなことあるよな。でもそれだけじゃないのは、宗教の存在。神を信じるかどうか、そしてカソリックなのかどうか。結婚とは、葬儀とは、どうあるべきなのかが宗派で違う。日本人にはピンと来なくても、欧米人には大事なことなんだろうね。
(167) ハバナの男(グレアム・グリーン/早川書房):
ハバナ在住の英国人が諜報活動を無理やり気味に依頼されて、テキトーなレポートを書いて報酬を受け取る。掃除機をスケッチするのが秀逸。結末はセーフな感じだけど、被害者も出てるしComedyカテゴリでいいのか少し疑問。案外こういうフェイクなレポートってあるんだろうな。広告料欲しさにフェイクニュースを作るのもこの延長線上よね。騙される方も問題あるけど、笑ってていいのか。
ハバナ在住の英国人が諜報活動を無理やり気味に依頼されて、テキトーなレポートを書いて報酬を受け取る。掃除機をスケッチするのが秀逸。結末はセーフな感じだけど、被害者も出てるしComedyカテゴリでいいのか少し疑問。案外こういうフェイクなレポートってあるんだろうな。広告料欲しさにフェイクニュースを作るのもこの延長線上よね。騙される方も問題あるけど、笑ってていいのか。
(168) 叔母との旅(グレアム・グリーン/早川書房):
銀行を退職した面白みのない僕が、母の葬式にやってきた叔母に振り回される。突拍子もない話にうっそーと思いつつも案外本当だったりして仰天。ロマンチックで破天荒なオーガスタ叔母さん素敵。ラスト、黒人の元恋人は死ななくてもいいと思うが、概ねユーモア小説で読んで楽しい。
銀行を退職した面白みのない僕が、母の葬式にやってきた叔母に振り回される。突拍子もない話にうっそーと思いつつも案外本当だったりして仰天。ロマンチックで破天荒なオーガスタ叔母さん素敵。ラスト、黒人の元恋人は死ななくてもいいと思うが、概ねユーモア小説で読んで楽しい。
(169) 大転落(イーヴリン・ウォー/岩波文庫):
ウォーの初作品だそうな。素直にユーモア小説。牧師を目指す真面目な一青年ペニーフェザー君は、お貴族様クラブの悪戯に巻き込まれ、無実の素行不良で放校処分。教師として田舎の学校に就職するも、周りは変わったやつばかり。教え子とその母親に目を付けられ結婚寸前まで行くも、彼女の代わりに出掛けた港で奴隷貿易の罪で逮捕され服役。刑務所では案外心静かな生活を楽しむが、結局「死んだ」ことになって同姓同名の別人として最初の牧師学校に逆戻り。原題のFall and Declineはローマ帝国衰亡史をもじったものだそうで。「大転落」はどうかと思うけど、フツーの善人がお貴族様のご都合で転落してしまうってことかな。でも最後に戻れるし、ポール君に変わりがないのがAJ好み。身分の隔絶がイギリスっぽい。
ウォーの初作品だそうな。素直にユーモア小説。牧師を目指す真面目な一青年ペニーフェザー君は、お貴族様クラブの悪戯に巻き込まれ、無実の素行不良で放校処分。教師として田舎の学校に就職するも、周りは変わったやつばかり。教え子とその母親に目を付けられ結婚寸前まで行くも、彼女の代わりに出掛けた港で奴隷貿易の罪で逮捕され服役。刑務所では案外心静かな生活を楽しむが、結局「死んだ」ことになって同姓同名の別人として最初の牧師学校に逆戻り。原題のFall and Declineはローマ帝国衰亡史をもじったものだそうで。「大転落」はどうかと思うけど、フツーの善人がお貴族様のご都合で転落してしまうってことかな。でも最後に戻れるし、ポール君に変わりがないのがAJ好み。身分の隔絶がイギリスっぽい。
(170) われら(ザミャーチン/光文社古典新訳):
1984的なディストピア小説。スゴイのはスターリン独裁前のソ連で書かれたということ(出版はさすがに無理だったらしい)。その割にソ連ぽい感じは薄く(「恩人」はいるけど「党」はいない)中世ヨーロッパを映してるようにも見える。でも個人名全くないのは新しいかも。科学万能なのもらしい。今でいうと北朝鮮ぽいかも。
1984的なディストピア小説。スゴイのはスターリン独裁前のソ連で書かれたということ(出版はさすがに無理だったらしい)。その割にソ連ぽい感じは薄く(「恩人」はいるけど「党」はいない)中世ヨーロッパを映してるようにも見える。でも個人名全くないのは新しいかも。科学万能なのもらしい。今でいうと北朝鮮ぽいかも。
2020年5月22日
マフィン
緊急事態宣言からずっと閉まっていたスタバが開いてる!ウチの近所のスタバでは、テイクアウトのみでの再開です。再開初日に応援のつもりでチョコバナナマフィンを買って来ました。
上に乗っているバナナチップが変な硬さでイマイチだったが、あった方がインスタ映えはするな。極甘でアメリカンな味です。
AJが初めてマフィンを食べたのはいつどこでだったんだろう?今ではスーパーの菓子パン売り場でも見掛けるけど、昔はそんなことなかった。マフィンを食べたのはいい加減大人になってからで、もしかしたらアメリカで食べたのが初マフィンだったかも。そうだとしても、マフィンってこんな形の甘いもの、ということは食べる以前から知っていたな、これ何?と思った記憶ないもの。どこで知ってたんだろう??映画?TVドラマ?PEANUTSなのかな?お菓子というよりパンのような、ドーナツに近い存在のもの。
と書いてハタと気が付いた!たぶんミスドだ。
どれどれ、と検索してみる。やっぱりね。1984年にメニューに登場しています。実際に食べてみたのか、店頭で見て味の想像がついたのか、覚えてないけど、ま、見た目通りの味なんだよ(笑)。
前置きが長くなった。
子供の頃には見掛けた覚えのないマフィンなんだけど、「家庭でできる和洋菓子」にはちゃんと登場している。材料は、粉・砂糖・玉子・バタ又はクリスコ・牛乳・塩・ベーキングパウダー。
「クリスコ」って何??と思ったが、検索してみたらショートニングの商品名だった。ショートニングはちゃんと「ショートニング」と記載されている場所もあるので、マフィンのレシピを担当した人(どこにも書いてないけど、 書きっぷりから複数人が書いていることは確か)は恐らく、クリスコがショートニングであると認識しておらず、他の人達はクリスコが何だか知らなかったんだろう(笑)。今はネット検索すればなんでもわかるけどさ。
少量とはいえ塩が入るのがパンっぽい。スタバのも極甘だけどたぶん塩入ってると思う。レシピには「マフィンはホットケーキのようにパン代りにするので」と書いてある。こんな甘いものをパン代わりにしなくても!と思うけど、特にアメリカの朝食はこの傾向強いんだよね。ドーナツもそうだし、ワッフルも。朝からマックグリドルなんだよなー。
ちなみにマフィンには「イングリッシュ・マフィン」という平たくて甘くない仲間もある。wikiによると平たい方が歴史が古くて18世紀の本には出て来る。甘いマフィンは米国発祥で19世紀にはあった。たぶん最初は同じものだったのが、どんどん甘く重たくなったんじゃないか。コーンミールで作られることもあると書いてあるから、当初は小麦粉がなくてコーンミールでボロボロねっとりうっすら甘めに出来てしまったパンを、後から小麦粉で再現してオリジナルとは違うことになったのかもしれないね。
上に乗っているバナナチップが変な硬さでイマイチだったが、あった方がインスタ映えはするな。極甘でアメリカンな味です。
AJが初めてマフィンを食べたのはいつどこでだったんだろう?今ではスーパーの菓子パン売り場でも見掛けるけど、昔はそんなことなかった。マフィンを食べたのはいい加減大人になってからで、もしかしたらアメリカで食べたのが初マフィンだったかも。そうだとしても、マフィンってこんな形の甘いもの、ということは食べる以前から知っていたな、これ何?と思った記憶ないもの。どこで知ってたんだろう??映画?TVドラマ?PEANUTSなのかな?お菓子というよりパンのような、ドーナツに近い存在のもの。
と書いてハタと気が付いた!たぶんミスドだ。
どれどれ、と検索してみる。やっぱりね。1984年にメニューに登場しています。実際に食べてみたのか、店頭で見て味の想像がついたのか、覚えてないけど、ま、見た目通りの味なんだよ(笑)。
前置きが長くなった。
子供の頃には見掛けた覚えのないマフィンなんだけど、「家庭でできる和洋菓子」にはちゃんと登場している。材料は、粉・砂糖・玉子・バタ又はクリスコ・牛乳・塩・ベーキングパウダー。
「クリスコ」って何??と思ったが、検索してみたらショートニングの商品名だった。ショートニングはちゃんと「ショートニング」と記載されている場所もあるので、マフィンのレシピを担当した人(どこにも書いてないけど、 書きっぷりから複数人が書いていることは確か)は恐らく、クリスコがショートニングであると認識しておらず、他の人達はクリスコが何だか知らなかったんだろう(笑)。今はネット検索すればなんでもわかるけどさ。
少量とはいえ塩が入るのがパンっぽい。スタバのも極甘だけどたぶん塩入ってると思う。レシピには「マフィンはホットケーキのようにパン代りにするので」と書いてある。こんな甘いものをパン代わりにしなくても!と思うけど、特にアメリカの朝食はこの傾向強いんだよね。ドーナツもそうだし、ワッフルも。朝からマックグリドルなんだよなー。
ちなみにマフィンには「イングリッシュ・マフィン」という平たくて甘くない仲間もある。wikiによると平たい方が歴史が古くて18世紀の本には出て来る。甘いマフィンは米国発祥で19世紀にはあった。たぶん最初は同じものだったのが、どんどん甘く重たくなったんじゃないか。コーンミールで作られることもあると書いてあるから、当初は小麦粉がなくてコーンミールでボロボロねっとりうっすら甘めに出来てしまったパンを、後から小麦粉で再現してオリジナルとは違うことになったのかもしれないね。
2020年5月13日
ガリバルジ―
「家庭でできる和洋菓子」への投稿も久しぶりだな。
Guardian’s 1000で読書中の「恐怖省(G・グリーン)」にガリバルジーが登場して、あっそうそうこれ調べなくちゃと思い出したのだった。ちなみに登場シーンは以下のように、記憶喪失気味の主人公が、第二次世界大戦中の英国がイタリアと戦争中であることについてびっくりするくだり。
「イタリーが」思わず彼は大きな声を出した。 何ということだ、イタリーとは、彼の二人の独身の叔母が、毎年絵を描きにゆく所ではないか。それから、国立美術館にある、文芸復興期以前の絵のことも彼は覚えていた。それから、カポレトー(イタリーの村、一次大戦の時の古戦場)やガリバルジ―(イタリーの愛国者)。彼の名をとったビスケットもある。それから、旅行案内のトマス・クック社。
出典:「恐怖省」グレアム・グリーン全集9 訳:野崎 孝 ハヤカワ書房
和洋菓子に出ていたガリバルジ―はイタリアのお菓子だったのね、と読んだ時点では思った。でも調べてみたら違った。
和洋菓子の見出しは「ガリバルジ―(干しぶどうをはさんだもの)」となっている。載っている写真は東ハト オールレーズンに似てるし、卵やBPが入る材料もそれっぽい。検索してもそんな風に書いてある。
ってことで久しぶりに買ったオールレーズン。甘さは控えめで、パンみたいなやわらかさのあるビスケットです。
二つの名前から邪推できるのは、オリジナルは干し葡萄以外のものが入っていたのではないか、ということ。しかし、wikiのガリバルジ―には(曖昧検索の頁に項目だけ上がっている)、「レーズンを小麦粉の生地に挟んで焼いた、堅パンによく似たお菓子」とレーズン限定。英語版wikiには「Garibaldi biscuit」の項目もあって、こっちもレーズンだ。写真も堅パンぽいなー。でも項目内にはArnottのFull O’fruitも同じと書いてあるぞ。あれなら堅パンよりオールレーズンで大丈夫だな。
察するに、和洋菓子もオールレーズンもFull O’fruit経由でこのビスケットを知ったのではないか。それでいろんなフルーツが入るべきところだけど、これは干し葡萄だけなんだよね、な名前になったんじゃないかな。
ちなみに正確にいうと、オリジナルはsultana raisin(一般的なレーズン)ではなくcurrant raisinだそうな。干し葡萄には違いないけど。
材料の疑問は晴れた。次の疑問はなんでガリバルディ将軍がお菓子の名前になったのか。まぁお菓子の名前なんて割と適当に付けられるんだけどさ。
そもそもこのお菓子はイタリアのお菓子ではないのだ。イギリスのお菓子。ガリバルディ将軍の訪英を記念して作られたのが元祖であるらしい。wikiの記事を読んだだけなら、お菓子の考案者がたまたまイタリアに縁があったとか、ガリバルディ将軍の戦績に興味を持っていたとか思えるんだけど、冒頭のグリーンの小説を鑑みると、将軍の名は、社会情勢に特に興味のない子供にも知られていたとわかる。んー、イタリア国内ならわかるけどなんでイギリス?
ガリバルディ将軍はイタリア統一に功績のあった将軍だそうだ。wikiをよく読んでみる。が、イギリスが応援したくなる理由がやっぱりわからないなー。将軍は南仏出身だそうで、フランスはイタリア統一戦争に結構関わっていることがわかった。でもイギリスは影が薄いぞ。フランスが味方になったらイギリスは敵に回りそうなもんだよなぁ(笑)。イタリア統一の敵だったオーストリア帝国が嫌いだったのかなぁ?イタリア王朝がイギリス王家と血縁関係があるってこともなさそうだし。なんでなんだろ?統一王国仲間が増えたのが嬉しかったのかなあ??
謎は謎のままだが、ネットをさすらっている内に見覚えのある風景に出会った。それはミラノのスフォルツァ城を背景にしたガリバルディ将軍の銅像。ミラノ行った時に同じ構図で記念写真撮ったよ!あれってガリバルディ将軍だったのか。なんかご縁を感じるわ。
久しぶりに食べたオールレーズンにイタリアの面影・・は感じませんけどね。
Guardian’s 1000で読書中の「恐怖省(G・グリーン)」にガリバルジーが登場して、あっそうそうこれ調べなくちゃと思い出したのだった。ちなみに登場シーンは以下のように、記憶喪失気味の主人公が、第二次世界大戦中の英国がイタリアと戦争中であることについてびっくりするくだり。
「イタリーが」思わず彼は大きな声を出した。 何ということだ、イタリーとは、彼の二人の独身の叔母が、毎年絵を描きにゆく所ではないか。それから、国立美術館にある、文芸復興期以前の絵のことも彼は覚えていた。それから、カポレトー(イタリーの村、一次大戦の時の古戦場)やガリバルジ―(イタリーの愛国者)。彼の名をとったビスケットもある。それから、旅行案内のトマス・クック社。
出典:「恐怖省」グレアム・グリーン全集9 訳:野崎 孝 ハヤカワ書房
和洋菓子に出ていたガリバルジ―はイタリアのお菓子だったのね、と読んだ時点では思った。でも調べてみたら違った。
和洋菓子の見出しは「ガリバルジ―(干しぶどうをはさんだもの)」となっている。載っている写真は東ハト オールレーズンに似てるし、卵やBPが入る材料もそれっぽい。検索してもそんな風に書いてある。
ってことで久しぶりに買ったオールレーズン。甘さは控えめで、パンみたいなやわらかさのあるビスケットです。
二つの名前から邪推できるのは、オリジナルは干し葡萄以外のものが入っていたのではないか、ということ。しかし、wikiのガリバルジ―には(曖昧検索の頁に項目だけ上がっている)、「レーズンを小麦粉の生地に挟んで焼いた、堅パンによく似たお菓子」とレーズン限定。英語版wikiには「Garibaldi biscuit」の項目もあって、こっちもレーズンだ。写真も堅パンぽいなー。でも項目内にはArnottのFull O’fruitも同じと書いてあるぞ。あれなら堅パンよりオールレーズンで大丈夫だな。
察するに、和洋菓子もオールレーズンもFull O’fruit経由でこのビスケットを知ったのではないか。それでいろんなフルーツが入るべきところだけど、これは干し葡萄だけなんだよね、な名前になったんじゃないかな。
ちなみに正確にいうと、オリジナルはsultana raisin(一般的なレーズン)ではなくcurrant raisinだそうな。干し葡萄には違いないけど。
材料の疑問は晴れた。次の疑問はなんでガリバルディ将軍がお菓子の名前になったのか。まぁお菓子の名前なんて割と適当に付けられるんだけどさ。
そもそもこのお菓子はイタリアのお菓子ではないのだ。イギリスのお菓子。ガリバルディ将軍の訪英を記念して作られたのが元祖であるらしい。wikiの記事を読んだだけなら、お菓子の考案者がたまたまイタリアに縁があったとか、ガリバルディ将軍の戦績に興味を持っていたとか思えるんだけど、冒頭のグリーンの小説を鑑みると、将軍の名は、社会情勢に特に興味のない子供にも知られていたとわかる。んー、イタリア国内ならわかるけどなんでイギリス?
ガリバルディ将軍はイタリア統一に功績のあった将軍だそうだ。wikiをよく読んでみる。が、イギリスが応援したくなる理由がやっぱりわからないなー。将軍は南仏出身だそうで、フランスはイタリア統一戦争に結構関わっていることがわかった。でもイギリスは影が薄いぞ。フランスが味方になったらイギリスは敵に回りそうなもんだよなぁ(笑)。イタリア統一の敵だったオーストリア帝国が嫌いだったのかなぁ?イタリア王朝がイギリス王家と血縁関係があるってこともなさそうだし。なんでなんだろ?統一王国仲間が増えたのが嬉しかったのかなあ??
謎は謎のままだが、ネットをさすらっている内に見覚えのある風景に出会った。それはミラノのスフォルツァ城を背景にしたガリバルディ将軍の銅像。ミラノ行った時に同じ構図で記念写真撮ったよ!あれってガリバルディ将軍だったのか。なんかご縁を感じるわ。
久しぶりに食べたオールレーズンにイタリアの面影・・は感じませんけどね。
2020年5月6日
こんにゃくゼリー(食品番号 : 15142)
ずんだ餅を見つけてから、番号がひとつ飛んでいることに気づいた。調べてみると、2016年追補でこんにゃくゼリーが追加されているのだった。スーパーで普通に売るようになってからもうずいぶん経つけど、流行後に廃れる場合があるから採用には時間差があるんだろうな。
こんにゃくゼリーと言えば、マンナンライフの蒟蒻畑。でも今お店でよく見かけるのはオリヒロのチューブタイプなのよね。どうしようか迷った挙句に、マンナンライフのララ・クラッシュを購入(意味不明)。
写真ではわからないけど、蒟蒻が刻んだ形で入っていて、蒟蒻畑の喉詰まり事件を回避する改良品になっているのだった。久しぶりに食べたけどさっぱりして美味しい味。
食品成分表の定義は「異性化液糖、果汁等にこんにゃく粉(精粉)等を加えて製造したもので、ゼリーに比べて弾力と粘性に富むものである。市販品のぶどう味、リンゴ味、白桃味、パイナップル味、ピンクグレープフルーツ味、マンゴー味、トマト味等を試料とした」。なんか品揃えがオリヒロっぽいな。ま、いいか。
こんにゃくゼリーは、AJにとっては「お菓子」というより「健康食品」ですね。ダイエット食なイメージ。でも食品成分表では「菓子」の「デザート類」に属している。
「デザート類」に含まれる他のお菓子が、プリンやゼリー、ババロアなどいかにもデザートなのに比べて違和感があるんですけど。和生菓子・半生菓子の仲間に入れた方が良くないか?そう思うのはAJだけで食後デザートなのかなぁ。 確かに近所のヨーカドーでは、オリヒロは健食コーナーだけど、マンナンライフのはフルーチェとかと並んで売られているんだよなぁ。デザートなのかなぁ。
こんにゃくゼリーと言えば、マンナンライフの蒟蒻畑。でも今お店でよく見かけるのはオリヒロのチューブタイプなのよね。どうしようか迷った挙句に、マンナンライフのララ・クラッシュを購入(意味不明)。
写真ではわからないけど、蒟蒻が刻んだ形で入っていて、蒟蒻畑の喉詰まり事件を回避する改良品になっているのだった。久しぶりに食べたけどさっぱりして美味しい味。
食品成分表の定義は「異性化液糖、果汁等にこんにゃく粉(精粉)等を加えて製造したもので、ゼリーに比べて弾力と粘性に富むものである。市販品のぶどう味、リンゴ味、白桃味、パイナップル味、ピンクグレープフルーツ味、マンゴー味、トマト味等を試料とした」。なんか品揃えがオリヒロっぽいな。ま、いいか。
こんにゃくゼリーは、AJにとっては「お菓子」というより「健康食品」ですね。ダイエット食なイメージ。でも食品成分表では「菓子」の「デザート類」に属している。
「デザート類」に含まれる他のお菓子が、プリンやゼリー、ババロアなどいかにもデザートなのに比べて違和感があるんですけど。和生菓子・半生菓子の仲間に入れた方が良くないか?そう思うのはAJだけで食後デザートなのかなぁ。 確かに近所のヨーカドーでは、オリヒロは健食コーナーだけど、マンナンライフのはフルーチェとかと並んで売られているんだよなぁ。デザートなのかなぁ。
2020年5月4日
ずんだ、ずんだ餅(食品番号:15143, 15144)
食品成分表への投稿は2年ぶりだ!
緊急事態宣言のせいで読書メモが進まなくなったので、何か違うのでも書けないかしら。そういえば、食品成分表は2020年版が出る筈だったような、と検索してみたら、2018年追補でお菓子に追加が出ていた。それが「ずんだ」と「ずんだ餅」。
まずは定義から。「『ずんだ』は枝豆(未熟な大豆)をすりつぶして作る緑色のペーストである。ずんだという呼び方は、豆を打つ音(豆ん打)を表しているとの説もある。江戸時代には、餅などの和え衣として定着し、宮城県内では、郷土料理として古くから、お盆の時期等に『ずんだもち』として食されてきたが、近年では、各地で『スイーツ』等のフレーバーのひとつとして、和菓子に限らず洋菓子や料理にも用いられるようになってきている」。
なるほど。確かに今ではお土産じゃなくても近所の和菓子屋でも売ってるもんな。
というわけで近所の団子屋で、ずんだ団子を買って来ました。AJは嫌いではないが好きでもないようで、自分で買ったのはこれが初めてだったりする。でも枝豆って独特の美味しさがあっていいよね。
右はずんだのアップ。・・・意味不明な写真になっているけど。
緊急事態宣言のせいで読書メモが進まなくなったので、何か違うのでも書けないかしら。そういえば、食品成分表は2020年版が出る筈だったような、と検索してみたら、2018年追補でお菓子に追加が出ていた。それが「ずんだ」と「ずんだ餅」。
まずは定義から。「『ずんだ』は枝豆(未熟な大豆)をすりつぶして作る緑色のペーストである。ずんだという呼び方は、豆を打つ音(豆ん打)を表しているとの説もある。江戸時代には、餅などの和え衣として定着し、宮城県内では、郷土料理として古くから、お盆の時期等に『ずんだもち』として食されてきたが、近年では、各地で『スイーツ』等のフレーバーのひとつとして、和菓子に限らず洋菓子や料理にも用いられるようになってきている」。
なるほど。確かに今ではお土産じゃなくても近所の和菓子屋でも売ってるもんな。
というわけで近所の団子屋で、ずんだ団子を買って来ました。AJは嫌いではないが好きでもないようで、自分で買ったのはこれが初めてだったりする。でも枝豆って独特の美味しさがあっていいよね。
右はずんだのアップ。・・・意味不明な写真になっているけど。
そういえばアジアには豆のスイーツが多いけど、枝豆は見掛けない気がする。そもそも枝豆は食べないのかな?美味しいのにね。
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