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2018年2月12日

平昌オリンピック開幕

とにかく時差がないのがありがたい。開会式をリアルタイムで見られたの久しぶり。

冬季五輪は夏に比べてどうしても地味になるんだけど、地味なりに良かったと思う。
なんといっても光の使い方が上手い!あれってプロジェクションマッピングなのかな。技術的にはよくわからないけど、光+人(アナログ)のシンクロも上手だった。客席の四角いLED(テレビモニターかと思った)も効果的だった。後半で火を持ってきたのも良かった。もっとも、あれは会場周辺が十分に暗いから映える演出で、東京でマネするのは難しいだろうけど。

開会式では、開催地が考えるその国らしさ/その地域らしさがアピールされるものだけど、その点ではちょっと寂しかったかも。子供5人の探検もなんか中国ぽい感じに見えちゃったし。アピールしようとすると韓国じゃなくて朝鮮の歴史になって厄介なのかしら。或いは平昌があまりにも山岳地帯で、最近まで人住んでなかったとか。
イマジンが歌われたのもちょっとびっくり。でも下手に韓国発の歌に拘るより、世界中に通じるイマジンの方が言いたいことがストレートに伝わるもんね。いい割り切りだと思う。

マスゲームは中国(或いは北朝鮮)ほど、「一糸乱れぬ」感じではない。でもそこが個性を尊重(ていうか主張)する韓国らしくて良かった気もする。チマチョゴリってマスゲームに向く衣装なんだなーと思った。 白に裏地の鮮やかな色が映える。

アナログな演出が多い中で、IT先進国らしかったのは、多数のドローンで作った立体映像。
でもビデオじゃねぇ。CG使っても(使ってないだろうけど)同じになっちゃうし。東京五輪では是非リアルタイムで挑戦したいところだが・・・でも東京明るすぎるからなぁ。各家庭も企業も一斉に照明を落とす!位のことが出来ると面白いんだけど。せめて湾岸地域だけでも。

選手入場はハングル順なのは当然として、最初(いつも先頭のギリシャは除く)がガーナ、次がナイジェリアってどういう順番だ?さっぱり予測できないのが面白かった。アメリカは「マ行」に入ってるんだな、とか、イギリスは「エ」 で始まるらしいぞ、とか発見があった。北朝鮮はどうするんだろうと思ってたら統一旗での入場。とりあえずよかったよかった。

聖火リレーはキム・ヨナだろうと容易に推測が付いた。冬の五輪で出ないわけないもん。単に点火するだけじゃなく、小さいスケートリンクがあったのが良かった。キム・ヨナきれいだったけど、寒かったろうな。

ま、総じて良い開会式だった。屋根がない会場に、雪も雨も降らず、気温もそこそこだったのも良かった。でも競技の方は見てるだけでも寒そうだ。東京も暑すぎたりゲリラ豪雨が来たりすることを念頭にいれないとね。

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