ページ

2011年3月13日

政府の様子

どんどん支持率が落ちまくっていた現政権だけど、地震のせいで持ち直すかもね。特に枝野官房長官の記者会見は「・・・でございます!」と言い切りがしっかりしていて、菅さんが喋るよりイイと思う。それに、節電広報係に蓮舫/ボランティア連携係に辻元って、なかなかの人事。これがうまく機能すれば、支持率持ち直しの可能性は高い。
それに引き換え、自民党。国会を休会にして政府は地震対策に注力してください、って、この国難に国会は何の役にも立ちませんと表明してるようなもので。事実としてはそうなんだろうけど、自分で言っちゃまずいでしょやっぱり。国会ってこういう場合にはお休みになるバラエティ番組みたいなものなんだーと思ったのは私だけではないはずだ。

とはいえ政府の対応に感心する一方というわけでは別にない。原発対応なんか全然まずいと思う。東京電力の肩を持つ必要もないんだけど、東電は良く頑張ってると思うよ。隠し事をしているわけでもないんだと思う。報告が遅れるのは「正確な事実を伝えよ」といわれているからだと思う。
問題は「正確な事実の報告」を元にしてしか、対策が決められないこと。そりゃ正確な事実が然るべき範囲内に報告できる状況ならそれでいいんだけど、そうでない場合は報告を待たずに最悪のことを考えて手を打っていくべきで、それを「リスク管理」と言うんじゃないのか。東電から報告が来ないので、というのは、部下から報告が来なかったから、と言い訳する社長のようなもの。報告が来ない時に判断するのがアンタの仕事だろ!とラジオに突っ込みを入れる私でした。

対策を規定した一昔前なら、「正確な事実」が待てたのかもだけどね、今はtwitterの時代。判断は速くしないと、国内は勿論、世界中から余計な突っ込みが入る。ボヤボヤしてる暇はないぞ、日本政府さん!

0 件のコメント: