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2017年5月4日

タブレット(=錠剤、ついでに鉄道用語も)

タブレット(tablet)は、テーブル"table"に、小さいを意味する指小辞の"et"が付いた形で、でも小机というよりは、机替わりの板、というイメージ。iPadみたいのをタブレット(端末)と呼ぶのは、このイメージにぴったり合うので、悩む余地はない。

問題は、お薬のタブレット(錠剤)。
錠剤は机替わりになるわけないし(でかすぎ)、そもそも基本的には四角くない。四角かったら飲みにくいじゃんか。
でももしかして、昔の錠剤はペッツみたいに四角かったのかなぁ・・・

wikiには語源については何も書いてない、しばらく悩んでいたのだが、なんと手持ちの電子辞書に答えが載っていた。昔の錠剤は、木型に入れて作ったからだって。なるほどね、本当は木型がtabletだったのに、型から作られた錠剤の方もtabletと呼ばれるようになったんだね。
作り方まで辞書には書いてないけどたぶん、木型の穴に粉を押し込んで、上から穴に合わせた槌でトントン叩いて固めたんだろう。

<ついでに鉄道用語も>
納得したところで、たまたま聞いていたラジオに鉄道用語のタブレットが出てきた。
ご存じない人も多いですかね、私も映画になった「鉄道員(ぽっぽや)」で見ただけ。高倉健が持っていた輪っかみたいなやつ。 詳しくはwikiへどうぞ。
・・・なんで輪っかが「タブレット」なんだ??調べてみると、あの輪っかが「タブレット」なのではなく、輪っかは「タブレット」が入ったバッグを速く確実に受け渡すためについているものなのだそうだ。
で、バッグの中にある「タブレット」は・・・金属の円盤。あれー?やっぱり四角くないんですけど。
なんでこれが「タブレット」なんだろう??「タブレット」を読み取る機械(タブレット閉塞機)の方も四角い板には見えないし。最終的には円盤型になったけど、最初は四角い板だったのかなぁ。誰か教えて。

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