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2017年5月9日

ベイクドチーズケーキ(食品番号:15134)

2010年版ではケーキらしいケーキはショートケーキしかなかったのに、2015年版ではチーズケーキが採用されました。「ケーキ」と言われて頭に浮かぶのはイチゴのショートケーキだとしても、実際にお店で食べるのはチーズケーキです、という人は多いのではないか。AJも時間つぶしに入ったような喫茶店でケーキを食べる羽目になったら、たぶんベイクドチーズケーキにしておく。だってショートケーキよりもハズレる率が低いもん(笑)。ショートケーキのある店には大概ベイクドチーズケーキはある。

食品成分表の定義は、「クリームチーズ、卵、砂糖、小麦粉、レモン汁を原料としオーブンで焼いた製品である」。
写真はスタバのNYチーズケーキ。

前からこの「ニューヨーク」が気になっていたのよね。ベイクドチーズケーキにNYという形容詞を付けているのは別にスタバだけではなく、ドトールでもしばらく扱っていたし、喫茶店でもよく見掛ける。
そして、日本で勝手に付けたわけじゃなく、現地でもNYチーズケーキ、という名前で売られている。現地で食べたことあるけど、普通のチーズケーキのような?と思った。ま、現地とはいっても空港で食べたんだから、NYの内には入らないかもしれない・・

日本語Wikiには、ベイクド・チーズケーキのことをニューヨーク・チーズケーキともいう、としれっと書いてあるが、GoogleするとNaverまとめの「ベイクドチーズケーキの一種で、クリームチーズの使用量が多い濃厚なもの」という定義が出て来る。
いまいち納得がいかない。「フィラデルフィア」チーズケーキがクリームチーズの使用量が多いなら納得するけど、なんでニューヨークなのか。お金持ちだから高価なクリームチーズを贅沢に使って、ということなのかな?ニューヨーカーって健康オタクでそんなものを喜んで食べるような気がしないんだけど。
英語版Wikiには各国のチーズケーキが紹介された中にNYチーズケーキ(New York-style cheese cake)もあって、「濃密でなめらかでクリーミー」なのはNaverまとめと同じだが、冒頭にサワークリームを使う場合がある、と書いてある。サワークリームを使うと冷凍しやすくなるんだと。
ははーん!冷凍のチーズケーキがお洒落に見えるように、NYチーズケーキって名前を付けたんだな、きっと。NYで食べられているかどうかは不問に違いない。

日本のスーパーやコンビニにはチルドコーナーがあって、デザートやお惣菜やお弁当が並んでいるけど、欧米では該当する場所がなくて、その代わり?冷凍食品の種類が多い。アメリカの大規模スーパーではこれでコース料理が組めちゃうな、という位の品ぞろえで、デザートも充実している。
大都市以外のホテルなら各部屋に絶対電子レンジがあるので、冷凍食品で晩ご飯も可能なのだが、いかんせん量がねー。ケーキも当然ホール売り。ちょっと買うということができないんだよな。日本は本当に便利でいいよね。

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