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2010年5月30日

光文社古典新訳シリーズ(5)

全体の半分を読破しました。図書館の本にも限りがあるけど、どこにもないなら買ってでも全冊読むぞー。

(41) 菊と刀 (ベネディクト):こういう本があるのは知っていたけどこんなに面白い本とは知らなかった。来日せずに、日本人からの聞き取りと日本メディアから書いたそうですが、なかなか当たっていて興味深い。もちろん戦中当時と今では日本文化も変わったところがあるんだけど。一番驚いたのは、日本人がいつでもどこでも眠るのは、子供の頃に子守(兄とか姉とか)背負われて眠るからだという説。えええっ!外国人が乗り物の中で眠らないのは、日本ほど治安が良くないからだと思い込んでいました。そういう問題ではなく、ベッドじゃないところでは普通眠らないものなのか。唖然。

(42) アンナ・カレーニナ(トルストイ):二度目か三度目。アンナの方の筋は大体覚えていたのだが、リョーヴィン君の方の筋はサッパリ。こんなやついたっけ?な感じ。何度もリョーヴィン君の章を飛ばしたくなったので、たぶん前に読んだ時は飛ばしたんだろう。二つの筋を重ねて書いているから意味があるのは理解するが、アンナの筋の方が全然面白いんですけど。

(43) 嵐が丘(E・ブロンテ):これも二度目か三度目。何度読んでも暗い。ヒースクリフは何でそこまで暗いのかなぁ。恋愛物としてはもう少し幸せな描写がほしい。

(44) 黄金の壷/マドモワゼル・ド・スキャデリ(ホフマン):黄金の壷は2回目。前に読んだのと同じ翻訳者らしく、印象も同じ。砂男とかくるみ割り人形の方が好きだなぁ。何で選に漏れたのかなぁ・・

(45) 寄宿生テルレスの困惑(ムージル):どういうわけか「寄生虫テルレス」で検索しておりなかなか借りられなかった。「テルレス」で検索して「寄宿生」であることに気付く。いやーSFだとばかり(笑)。後書きにトーマの心臓が上げられていた。寄宿舎における不純同性交友には違いないが、こういうのボーイズ・ラブとは言わないと思うぞ。性はあっても愛がないもの。少年てのは悩ましいものなのだね。

(46) 車輪の下で(ヘッセ):同じ寄宿生ものでもこちらは理解できる。不純まで行かないが同性交友を含む。子供の頃に読んだ時にはハンス君がひたすら可哀想だったが、今読むと周りの大人として何か出来なかったのかなと思う。でも案外何も出来ないだろうなぁ。エリートというのは悩ましいものだ。

(47) 鹿と少年(ローリングス):大草原の小さな家の少年版、アメリカ開拓物語。と思いきや、既に南北戦争が過去のものになった頃に、古きよき開拓時代と同じような生活をしている南部の貧しい白人たちを描いたものなのだそうで。ほんとはここにもいた筈のもっと貧しい黒人はどこにも登場しない。ペットの仔鹿が大鹿になり、生活のために撃ち殺す羽目になる少年と父を中心にした男っぽい物語だが作者は女性。狩の名人で人格者だが苦労を背負い込んでばかりの父に対し、美人ではなく優しくもなくいつも不機嫌な母の描写が、夢がなくてイイと思った(笑)。
(2018/8/29付記)いつの間にか通りの良い「仔鹿物語」に改題されていた。何があったのか・・・

(48) 木曜日だった男(チェスタトン):作者名に覚えがあると思ったらブラウン神父の人だった。推理小説だけ書いてたわけじゃないのか。これは推理というか冒険小説? 最初のスパイが追放された時点で犯人というか大筋は想像が付いてしまうのだが、月曜から金曜まで揃ってから後が、えっ?そっちの方向に行くかな普通?という展開で、更にえっ?これで終わるの!?的な終わり方。結局何を言いたかったんだ、おい。でもロンドンの街での追い駆けっこはなかなか面白かった。ロンドンぽい。

(49) 故郷/阿Q正伝(魯迅):二度目か三度目。後書きを読んでなるほどと思ったのだが、確かに狂人日記って芥川っぽい。でも阿Qは坊ちゃんには似てないと思う。明治大正の時代にも日本語で書ける中国語作家がいたんだね。でも楊逸の方が全然日本語上手(そんな失礼な)。

(50) ジーキル博士とハイド氏(スティーブンスン):これも二度目か三度目。二重人格の代名詞として使ってしまうが、元々はむしろ別人なんだね。後書きを読まないと、ハイド氏の方が小柄で、背広がダブダブになる、という描写を見落としてしまう。多重人格障害が病気として認知された今では、顔つきは変わっても体つきは変わらないほうが納得できるし、署名は変わっても驚かないんだけど。

ミルキーソフトクリームチョコレート(不二家)

白をバックに紙カップに入ったソフトクリーム(ストロベリーとバニラ)の絵が夏らしいミルキーソフトクリームチョコレート。「ミルキーソフトクリームがチョコin」と怪しい日本語もカワイイ(おいおい)。
食べてみると、見た目どおりミルキーの味がする。味がするけど・・・これって普通のミルキーチョコと何が違うんだろう?ま、ミルキーチョコはストロベリー味はなかったと思うけど。ストロベリー味の方がジャムソースが効いていて、LOOKチョコ風な味わいがある。「ミルキー・ソフトクリーム」は食べたことないから、同じ味かどうか判らない・・・パッケージを丹念に読むと、「ミルキーソフト味クリーム」の他に「練乳ソース」も入っているのだそうだ。半分に切ってみると確かに何か入っているのは判るんだけど、ミルキーって元々練乳ぽい味なので、パクリと食べると気がつきません、、、
不二家得意のお子様味。冷蔵庫でよく冷やして、ミルクか麦茶をお供にどうぞ。

2010年5月23日

気分は初夏

Wさん、アマリリス咲いたよー。
一時は高騰していた野菜もすっかり落ち着き、室内に置いてある観葉植物も元気に葉っぱを広げている今日この頃。25度を超す日もそろそろ出てきて、AJ家では麦茶と素麺がスタンバイとなりました。そろそろ夏だねぇ。マフラーの代わりに出していたストールやスカーフを洗って、スプリングコートもクリーニングに出しちゃっていいかな。問題は冬から編み始めたサマーセーターの進捗が遅れていること。6月には編み上げないと今期着損ねちゃうよ、ぶつぶつ・・・

ココナッツ ポッキー(グリコ)

プールのような青い水面に二つ割にしたココナッツの実が浮かぶ夏らしいパッケージの「夏のココナッツ ココナッツポッキー」。ココナツポッキーって前にも書いたような・・・と思いながら買ってきた。細かく砕かれたココナツの破片がポッキーのチョコレート部にたくさんしがみついていて見た目も美味しそうなのだが、食べてみると美味しい!
「チョコ感・ココナッツ感アップ(従来品比)」と書いてあるけど、その通りだと思う。「感」と付けた所をみると、ココナッツを増量したわけではないのだろうが、増量したよね、と思える「ココナッツ感アップ」です。チョコレート部はとろりと甘く、ポッキー得意のお子様味なのだが、ココナッツがお洒落に仕上がっていて、これならアルコールのお供にもOK。ポッキー久々の会心作かも。
本日の東京の気温では室温でも問題なく美味しいのだけど、夏に向かってはキンキンに冷やして食べるべきでしょう。

2010年5月16日

弥勒の月 (あさのあつこ)

以前、宮部みゆきのブレーブストーリーを読んだ時に、こういう話はあさのあつこに任せとけばいいのに、と思ったのだったが、先日「弥勒の月」を読んで、こういう話は宮部みゆきに任せとけばいいのにと思った(笑)。
宮部みゆきはストーリーテラーで、人物設定も少年の成長物語という主題も別に問題ないんだけど、ブレーブストーリーで描かれたファンタジーワールドに何だかリアリティがなかった。ファンタジーにリアリティは要らないだろうと言われそうだけど、ファンタジーこそリアリティが要るんだよ。異世界が今ひとつ遊園地みたいで、無理にファンタジーにせずにただのパラレルワールドにした方が良かったように思った。
「弥勒の月」の方は舞台が江戸なんだけど、登場人物が江戸弁を喋っていてもちっとも江戸には見えない(江戸を見たことがあるわけじゃないけど)。宮部みゆきや畠中恵の江戸ものには感じない違和感がある。別に時代考証が破綻している訳じゃないのに何でだろ?と読み返してみた。たぶんスピードかな。あさのあつこの主人公は大体いつも疾走している感じがある。この作品でも3人の主要人物がそれぞれに相当な速度で走っている。江戸時代の人間は走らないと決め付けちゃいけないけど、どことなくのんびりしたイメージがあって、それが違和感の元のような気がする。登場人物は魅力的なので、舞台を現代にして読みたかったなぁ・・・

続 えごま & ごま

先月エゴマの葉っぱを食べてエゴマの話を書いた。そうしたら先日、通販生活のカタログハウスから、お店で買い物したら「焙煎えごま」をもれなくプレゼントという葉書が届いた。これは絶対何かのご縁とお買い物をしてもらってきました、エゴマ。

左がエゴマ。右は普通のゴマ。予想通り形も違うが味も違う。でもプチプチした食感がゴマに似ている。味は・・・私には炒った味が強く感じられるようで、節分豆に似た感じがする。不味くはありませんが、ゴマの代わりは相当つらいと思うな。風味が全然ありません。でも、これはこれでヘルシーかも。こんな小さいプチから油取るの?と思ってしまったが、アブラナの種も小さいもんね。小さい方がある意味で皮が薄くて搾りやすいのかもしれない。でもやっぱりヤシ油の方が効率よさそう・・・

さて、エゴマは中国語では「荏」という話は前に書いたけど、「胡麻」の方は中国語では「芝麻」なのよね。すると「胡麻」って何語?
何のことはないもちろん中国語。中国では、昔は「胡麻」と言ってたのを油が取れるから「脂麻」と呼ぶようになり、同じ音のもっとお洒落な「芝麻」と呼ぶようになったとのこと。「芝」には特に意味はないらしい。日本には「胡麻」と呼ばれていた時代に入ってきて定着し、「脂麻」「芝麻」は覚えてもらえなかったのだね。

胡麻の「胡」を持つものとしては、胡椒を筆頭に胡瓜や胡桃。食べ物以外でも胡弓とか胡蝶(蘭)。「胡」は中華民族にとって西や北に住む異民族を指す蔑称だそうです。必ずしも特定の国や民族を指すとは限らず、何となく遠くの蛮族ということらしい。日本で言う「南蛮○○」な感じ?(時代が違う気がする)。ゴマはアフリカ由来と言われているので西域経由で中国に入ってきたのでしょう。最初は外国からきた草扱い。だんだんゴマ油好きになるにつれて外国扱いしたくなくなり、芝麻という名前をつけたのでは?中国人ゴマ油好きだもんなー。いや私も好きですけど。

英語版wikiには、日本人はゴマをサラダや焼き菓子にトッピングする。いろんな炒ったゴマがゴマシオ作りに用いられる、と書いてあるが・・・間違ってないけどごま塩ってお赤飯か幕の内位にしか使わないような。そういえば黒ゴマって欧米ではあんまり見ないかも。香りは黒ゴマの方がいいのよね。でも目立ちすぎちゃうこともあって、AJ家の常備はいつも茶ゴマなのだった。

2010年5月10日

下手の横好き

実は縫い物とか編み物とか好き、というと驚かれることが多いのだが、驚くほどのことはなくて、下手の横好きというヤツ。家庭科はずっと苦手科目で、ミシンなんか高校になってもキレイに縫えませんでした。でも学校のミシン(当時の)と違って、ウチのミシンは低速でゆっくり縫えるし、水平釜だから糸が絡まることもなし。単純な運針ならちゃんと出来るようになったもんねー。とはいえ、当時のミシンでも9割の皆さんは苦もなく使っていたわけで、はっきり言って私が極端に不器用なのである。そんな不器用なのに、手芸は子供の頃から大好き。まさに下手の横好き。

さてこれからが本題ですが、「下手の横好き」って何が「横」?

普通の人は縦にできる何かを下手な人は何だか横にしてしまうので横が好きに見える、蝶結びが縦結びになるようなこと?でもそれじゃ単に不器用なヤツという意味にしかなってないな。この「横」って何だろう。
そんなこと気にするのは私だけじゃないよね?とGoogleしてみると、やっぱりこの「横」を気にして質問している人がいる。よしよし。Yahoo!知恵袋によると、下手な人ほど横から口出ししたがるので、「横好き」とのこと。・・・ううむ。筋は通っているのだが、何だか利用シーンと違うなぁ。「下手の横好き」は、他人に対して使うこともあるけど、むしろ自分のことを「下手の横好きですが」と使う場面が多く、横から口出しする程、上手じゃないことを自覚した使い方だと思うけどなぁ・・・

そこで素直に「横」を引いてみる。手持ちの広辞苑の5つ目の意味として「正しくないこと。また無理にすること」とある。ふうむ、これだな。横車とか横恋慕とかの系統。下手なのを判っているんだから諦めるのが正しいあり方なのに、下手だと判っていても諦めずに好きでいるってことだ。

横が正しくないなら縦は正しいのかとついでに広辞苑を引いてみると、これがそうでもないのだよ。縦(じゅう)の意味の二つ目は「ほしいままにすること。」例として操縦、放縦が出ている。縦と横って対の言葉だけど、考えてみると反対の意味ではないもんな・・・(そういう問題?)

さて漢和辞典を引き始めると今度は「横」という字が気になる。木が黄色いと何で横?黄色い木ってイチョウ?キハダ? こちらの答えは単純でした。福武漢和辞典によると、横木(戸を閉めるかんぬき)をあらわす「オウ/コウ」という言葉が先にあって、それに対して木を表す木偏と音を表す「黄」の字を足しただけで、別に横木が黄色かったわけではないとのこと。そうかいくら中国でも最初にあったのは文字じゃなく言葉なんだった。

ついでに中国語辞典で「下手の横好き」を引いてみると「横」入ってない。下手だけどすごく好き、と書いてあるだけ。「横恋慕」も横入ってないが、「横車」は「蛮横」という訳があって横が入っている。横暴とか横行とかは漢語のようです。うーむ。言葉って面白い。

2010年5月9日

よい連休だった!

私は木曜から職場に復帰済ですが、今日までお休みの方も多いようです。皆様はどうでしょうかね。私にとっては、とにかくお天気が良くてよい連休でした。お洗濯がだいぶ進んだ。高尾山まで遠出(東京だけど)した以外はお買い物にお散歩、連休後半はあんまり暑いのでミシンを出して家の中で遊んだ。でも何だか予定よりお金使わなかったな・・・と、週末にまた買い物に行ったりして(笑)。
今時期ならともかく、冬物をしまい始めるのが早すぎるんじゃない?とこのサイト読んでいる人に時々言われるんだけど、冬物をしまわないと春物が出せないので、少しでも暖かい日があると冬物をしまう羽目になる。冬物と春物が、全部とは言えないまでも少し共存できるスペースがあればいいのよね・・・というわけで、衣類収納の再構築を検討中です。
AJ家には、今使っているクロゼットの他にもっと大きいクロゼットがあるんだけど、そこは単なる物置きと化していて、扇風機だの電気ストーブだのパソコンの空き箱だの、ダンボールがわらわらと入っている。お洋服は前のアパート時代に買った押入れ収納ケース(クロゼットに入らない)に入れて詰んである。この収納の面倒くささも、一回しまっちゃうと寒くても出す気がしない→風邪を引く、に一役買っているんだよなぁ。空き箱や季節家電はもっと出しにくい場所に移動して、お洋服はクロゼットに入れる、入らない分は処分してしまうぞ!という勢いで検討はしていますが。どうなることやら。

ミルク×パリパリ レガ(明治)

夏になると新製品がどんどん少なくなるチョコレート業界。ほんとはもっといろいろ出ているのだろうが、スーパーもコンビニも売れ線以外は置かないように管理が厳しくなっているようで、探すのが結構大変なのだった・・・と、言い訳が長くなったが、結構前から出ていた明治のレガ。「3枚に重ねた薄い焼き菓子に、ミルクチョコをコーティングしました。パリパリはずむ食感とミルクチョコのコクが広がるとまらないおいしさです。」
パクリと食べると確かにパリパリ砕ける。パリパリ噛んでいると、なんだかブルボンのルマンドを思い出す。でもルマンドより厚みがないので、よりサクサク感があるような。最近ルマンド食べてないから自信ないけど。パリパリを通り越して口の中に残った粒々を噛んでいると、今度は森永チョコフレークを思い出す。濃厚な甘さで後を引きます。
ミルクにベストマッチ。コーヒーや紅茶でも麦茶でもいいけど、天気の良い日に遠足に持っていくと、チョコフレークみたいに一固まりになっていそうだな。冷蔵庫の近所で食べるのがAJのオススメ。

2010年5月4日

高尾山登ってきた

手持ちの国定公園切手旅 シリーズ第3弾を高尾山に決めたのは、昨秋に箕面に行ったあとだった。箕面も高尾も「明治の森」という冠言葉が前に付く。同じ時に指定された国定公園なんだって。そういや絵の雰囲気も似ているかも。箕面を紅葉柄にした手前、高尾も紅葉柄には出来なかったようでたぶん桜。5月の連休では桜はとうに終わっていましたが、山桜が多いようだったから、こんな切手のように見えるかは疑問・・・
軽い気持ちで高尾山に登りに行ったら普通の格好じゃダメだと言われた、という話を職場で聞いたことがあったので、ケーブルカーで登ったらすぐにリフトで降りてくればいいやと思ってたんだけど、ネットで確認してみると「1号路」というヤツなら舗装した道で特に登山ぽくないらしい。では、少し早起きして山頂まで歩いてみるかということになった。
9時前に高尾に着く位なら連休でも人は少ないだろうと思ったが考えが甘く、8:30頃に高尾山口に到着した京王線車両は同じ考えの仲間でいっぱい。熟年ご夫婦が6割。その他の家族連れが2割というところか。満員電車のケーブルカーに乗って高尾山駅へ。でもケーブルカーを降りててれてれと歩き始めると、いつの間にか分散していい感じのハイキングに。こんな感じ→
前半はほぼ舗装された道で楽勝でした。途中の男坂(階段)/女坂(結構な勾配のだらだら坂) がちょっと苦しいくらいじゃん、と思ったのだが、薬王院の中に入った頃から、さあ大変。頂上までひたすら階段の連続・・・登山靴の必要はありませんが、健脚は必要でした。「もうやだー!!」と、しゃがんでゴネているお子様を何人か見掛けた。気持ち判る(笑)。箕面大滝よりは結構ハードでした。ま、普段から階段を歩いていれば何でもないのでしょうけど。
50分程で山頂に到着。わーい!富士山だー。私の写真では広角で撮ったせいか全然目立ちませんが、現地ではくっきりハッキリ、いつも東京で見ているのとは(高尾も東京だけど) 違う富士山。登った甲斐があるというものだ。山頂には複数の食堂/売店が営業しているのですが、観光地価格のせいか皆様お弁当を持参。敷地はいっぱいなのにお店は閑散。お昼には早いやと思いつつ、でも良く運動しておなか空いた気もするので、味噌田楽の軽食。何だか遠くに来た気持ち。帰り道では権現力オーレなるものも飲んだ。「権現力」というのは赤ワインを醗酵させて作った葡萄酢なのだそうで、要は寝かせすぎたワイン?これに牛乳を混ぜたのが権現力オーレ。牛乳にお酢?と思ったが葡萄ヨーグルト味で特に違和感なし。ご利益がありそうでいいやね。
行きはケーブルカーだったので帰りはリフトに乗りましたが、これが超お勧め。すごく気持ちいい!行きもリフトにすれば良かったかもなぁ。ただし座席にはストッパーとかないので高所恐怖症の人はやめておいた方がいいでしょう。酔っ払ってる人は危険だから乗せない、と書いてあった。10:30頃、高尾山口駅に着いてみると、リフトは20分待ちになっていました。どうも山頂でお昼ご飯を食べる計画の人が多いようですね。あの勢いじゃ場所確保するの大変そうだなぁ。私は新宿まで戻って、脈絡なくハンバーグ定食を食べて帰りました(笑)。

2010年5月2日

連休も半分終了

お天気もようやく安定して連休前半は洗濯三昧。唯一の平日はクリーニング屋に冬物スーツ他を出してきました。やっと春物全開だ、やれやれ。4月に入ってからは使っていなかったものの、怖くてしまえなかったストーブも湯たんぽも収納。「スプリングコート風」のライナーも取って、春仕立てとなりました。

夏に向かって食料品の棚卸も進んでおり、先日は強力粉を消化するためにピザを焼いた。というか焼こうとした。醗酵なしのレシピだから、モッツァレラチーズとバジルさえ買えば他の材料は家にあるから大丈夫、と作り始めたのだったが・・・
まず、強力粉カップ1と書いてあるのに、残っていた強力粉を考えなしにボウルにあける。たぶんこれでカップ1杯分くらいだよ、とオリーブオイル大匙2を入れようとしたら、あれ、大匙1杯分しかないや・・・今から買いに行くの面倒なのでAJ家にあるもうひとつの植物油=ごま油を大匙1入れる。なんか強烈にごま油の匂いするけど大丈夫かなぁ。まぁいいやと混ぜてみたけどとても粉っぽい。強力粉の分量が多過ぎたかも?でもこれ以上ごま油を入れたらイタリアンじゃなくなる気がする・・・そこでAJ家にあるもうひとつの油脂=バターを入れてみた。うむ、なんか生地っぽくなってきた気がする。ぬるま湯を入れてそれらしい形に練って、フライパンで焼く・・・雰囲気全然違うけど大丈夫かなぁ。結局、チーズとバジルで一見ピザっぽくはなりましたが、生地が全然違う。何だか出来損ないのスコーンに無理矢理ピザをトッピングしたような味。ううう悔しい。トマト缶もチーズもバジルも余ったので、翌日、強力粉とオリーブオイルを買って再チャレンジ。
 2回目はちゃんと粉を測ってオリーブオイルだけで作ったので、たぶん生地はお手本どおりに出来た。これで気が済んだので、余ったトマトソースとバジルを無理矢理気味に全部乗っけたため、見た目はいまいちですけど(笑)。
生地は冷凍の箱に入ったピザに似た仕上がりでした。サクサクはするけどパリパリはしない。トマトソースはともかく、モッツァレラとバジルは日持ちしないので短期間に同じ味を2回以上は食べないといけないし、箱ピザ(4割引価格)より高くつく。ミックスチーズとベーコンや輪切りピーマン、更に市販のピザソースを使えば、日持ちするしお安くなるけど、それじゃ箱ピザと変わんなくて作る意味ない・・・ということで、次回の強力粉消化の機会まで作ることはなさそう。
レシピはyummyさんの"3step cooking"に従っています。食べてくれる人がいる/続けて飽きずに食べられる/1回分のモッツァレラやバジルが手に入る方は挑戦してみてください。段取り苦手のAJでも1時間は掛からずに出来ました(標準時間は30分)ので、かなりカンタンな部類に入ると思います。レシピにちゃんと従えば失敗しないと思う(笑)。

チーズケーキコロン(グリコ)

ターコイズブルーを背景にした春のコロンはチーズケーキ味。今春、既に明治Fran、ロッテToppoも取り上げているのだけどチーズケーキって春の食べ物なんだろうか?あまり春っぽい感じしないんですけど。
Toppo同様「いわゆるチーズケーキ味」な味のチーズクリームがコロン皮の中に包まれているのですが、コロン皮部分は「ワッフル仕立て」だそうです。「さくさくのワッフル」と書いてあるけど、単にいつものコロンに格子柄の模様が入っているだけのような・・・気のせいでしょうか。
グリコ得意のお子様味で、春の行楽にはぴったり。お茶やコーヒー紅茶でも牛乳でも合うけど、ジュースの類も合いそう。お子様と一緒に是非。