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2013年8月4日

生八つ橋、餡入り (食品番号15004)

食品成分表2013には、和生菓子・和半生菓子類として40種類、和干菓子を入れても全部で68個の和菓子が掲載されている。ここに載っている=日本で良く食べられている食品、と考えてよいのだと思う。が・・・こんなの知らない人の方が多い気がする、というのも含まれている。

「餡入り生八ッ橋」はその点、知名度からいえば問題ないでしょうね。食べたことない日本人はあまりいないだろうと思う。
しかし。これ京都土産以外で食べるものではないような・・・気がするんだけど。 普通の和菓子屋さんには売っていないしね?ま、いいんだけどさ。他にもこの類の和菓子がいくつかある。

写真は「本家」西尾のニッキあんなま。「おたべ」を買いたかったんだけど、どうも「おたべ」は京都以外では売っていないようだね。5個入りで250円だった。
100gあたりのカロリーは279kcalと甘納豆よりは低いけど、和菓子の中ではちょいと高め。とはいえ、100gって3-4個分の重量なので、そう高くはないのかも。成分表としては、皮4餡6の割合を前提としているそうな。測っていないけどそんなものかな。

時々、「餡入り生八ッ橋」ということは餡入りでない生八ッ橋もあるのか?という質問を見掛ける。
あるよ。京都名産品コーナーで良く見かける。経緯としては、八つ橋→生八ッ橋(餡なし)→餡入り生八ッ橋の順で開発されたらしい。でも餡なしはマイナーなんだよね。食品成分表にも、八つ橋と餡入りはあるのに、餡なしだけ載っていない。 なんかちょっとかわいそう。。。

2014/12/23付記:食品成分表の定義は、「『あん入り生八つ橋』は、米粉を蒸し、砂糖を加えて練った八つ橋生地で、つぶしあんを包んだものである。」。潰し餡限定なんだね。そういわれてみると、漉し餡のはないかな。抹茶餡とかチョコ餡とかは、食品成分表的には餡入り生八つ橋を名乗っちゃいけないのね。

2017/07/09付記:2015年版では「あん入り生八つ橋」→「生八つ橋、餡入り」に名称変更されました。餡なし生八つ橋が採用される日も近い?そうは思えないか・・・

2013年8月2日

美食家判定器

先日ヨーロッパ旅行から帰ってきたDさんが、夕食時、レストランのボリュームに参ったと嘆いておられた。

私はちょうど松丸文庫の中から、サヴァランの「美味礼賛」を読んでいたところで、健啖家であることがグルメの前提条件と書いてある。確かに、美味しい料理を前にして、もう食べられない・・・というのは食材にも料理人にも失礼だとは思うけどね、しかし、欧米人のボリュームを前提に語られてもなぁ・・・

掲題の「美食家判定器」というのは、美味しいこと請け合いで、これを食べて感動できないようなら、味音痴だから美味しいものを食べるに値しない、という献立表なのですが、レベルが3つある。

=== 第一レベル(中産程度) ===
- 仔牛のフィレ肉(脂身をピケする)をそのだし汁の中で煮込んだもの
- リヨンの栗を詰めた七面鳥
- よく脂ののった鳩、ベーコンを巻いて、ちょうどよく焼いたもの
- ウッフ・ア・ラ・ネージュ(デザート)
- シュークルートにソーセージを添え、ストラスブールの燻製ベーコンをのせたもの

欧米ボリュームで出てきたら一皿も完食できませんが、懐石料理風に五寸皿に数切れずつ載って出てくるのだったら、付け合せのお野菜やスープも含めて美味しく食べられる気がする。のですが、

=== 第二レベル(有産程度) ===
- 牛フィレ肉(真中が桃色の)に脂身をピケ捨てだし汁で煮たもの
- コルニション(もろきゅうり)を細かく刻みこんだソースを添えた鹿肉
- ゆでたままのひらめ
- 海辺の牧場で飼育された羊のもも肉、プロバンス風
- トリュフを詰めた七面鳥
- はしりのえんどう

こうなると食べる前に見るだけでお腹いっぱい・・・懐石料理風だとしても、牛と鹿と羊と鳥をなんで一度の食事で食べなくちゃいけないんだ感が漂う。

=== 第三レベル(金持ち程度) ===
- まんまるになるほどペリゴール産トリュフを詰め込んだ飼鳥肉
- フォアグラ(ストラスブール産)の大型パテ、バスチヨン型
- ライン大鯉料理、シャンボール風豪華飾り付け
- トリュフ詰めのうずら料理(骨髄の入ったブラウンソースをかけて、バジリコ入りのバターを塗ったトーストの上に乗せる)
- ブロシェ(淡水魚)に詰め物をし、油を塗って焼いたものに、ザリガニのクリームをかけたもの
- 雉肉の蒸し焼き、脂身をピケしてサントアリアンス風トーストの上にのせたもの
- 直径約1.5cmの新アスパラガス100本のオスマゾームソースあえ
- ピラミッド型に盛り付けたメレンゲ

もうメニュー読むだけで既にお腹いっぱい・・・
数切れを食べるのだとしても、フランス料理らしく手が込んで重たそうなこのコースのどの皿よりも、第一/第二レベルの方から選択したい、と思う私はグルメからしみじみと遠い。


海外旅行先で日本料理を食べたいと思うことはさっぱりないので、日本料理の普及にも興味のない私ですが、「美味しいものをちょっとだけ食べる」という文化はもっと普及してほしいなぁ。旅行先でローカル料理を懐石ボリュームで食べられたらどんなに嬉しいだろう。

今後、中国人旅行者がどんどん増えれば、そういうレストランが増える気もするが、中国人に限って、どこに行っても中華料理しか食べないような気も・・・

2013年7月31日

ただいま!

いつもの治療もついでに受けて、本日退院しました。
三週間弱の入院で、自宅に帰るのはさぞかし嬉しいでしょうといろんな人に言われ、とりあえず、はい!と答えておいたが、そんなでもなかったりして。
春の入院時は、具合も悪かったからか、やっと家に帰れた!と真底ホッとしたけど、今回は普通。出張から帰ってきた位のやれやれ感です。

とはいえ、おうちはやっぱりイイけどね。
今週いっぱいはお休みして、のんびり家事の予定。元気にしてますよー。

2013年7月23日

元気だよ@病院

手術は一週間程前に、無事終わりました。一時的にだけどやっと点滴が取れました。

手術は予定より大分時間掛かったのだが、結果良好と言うことで。翌日朝から元気に歩き出し、看護師さん達に呆れられました。手術後、血圧が下がってふらふらする人が多いそうですが、普段が低血圧な私は術中に血圧を上げる薬を打たれ、いつもよりハイテンションで元気なのだった。
とはいえ、あれこれあって、まともな食事が取れたのは本日から。一週間で体重マイナス2kg、ウエスト マイナス4cmでお腹ぺったんこです。ま、食べ始めるとすぐ戻ると思うが。

私は基本的にお粥がキライなのですが、食べないと普通食に戻れないらしく。薬クスリと唱えながら懸命に食べてます。普通食に復帰したら、いつもの点滴治療を受けて退院の予定。とにかく元気にしてるので、ご心配なく。

2013年7月7日

ウィッグな日々

ウィッグって夏は暑いだろうと思っていたけど、予想通り暑い!!
でも、ウィッグを脱げばとても涼しい。シャワーのついでに頭も洗って、パスタオルでついでに拭いておしまい!なのも予想以上に楽ちん&快適。スポーツ刈にする少年の気持ちがよくわかるなー。

先日、検査のために病院に行ったら、初めて会う看護婦さんがカルテを見て「全然そんな年齢に見えない!」 というので、ウィッグを被っているせいで若く見えるんだと思う、と説明したところ、「えーっ。ウィッグなんですか。そうは見えない」と言われた。で、帰り際に「さっきから誰かに似てると思っていたけど、わかりました!ブラック・ジャックのピノコちゃんに似てる」。

髪の量が不自然に多いから確かにピノコに似てるかも。好きなキャラクターなので、似ていると言われて悪い気はしないのだが、しかし若く見えるにも程があるような気が・・・

しばらくお休みするかもです

来週からしばらく入院の予定です。
春の入院に比べるといろんな面で慣れたので、病院からアップするかもだけど、お休みするかも。書くことがないような気がするし。

本日は荷物準備中。前回使わなかったものを減らして、暇つぶし道具を強化。寒い心配をしなくていいから荷物は減るはずなのだが、総量はあんまり減らなそう。なんでだ?

スリッパはダメと言われて前はエスパドリーユを持って行ったんだけど、今一つ履きにくかったので、体育館履きを買おうかな・・・と見に行って、あ、こんなの持ってる!と気が付いた。ギョーカイの人にしかわからなくて済みませんが、静電靴。しっかりしててとても便利。買うと結構高いしその辺じゃ売ってないので、今持ってない人におすすめはしませんが、持っててしまいこんでいる人は、室内スリッパとして活用をお勧めします。

扇風機

梅雨明けと共にすっかり夏!というわけで、AJ家でも扇風機が活躍しています。もうクーラーもスタンバイ。懸案のお布団もやっと洗濯できて、真夏の準備完了。

先日、母が自慢げに「ダイソーの扇風機を買った!」というので、100円の扇風機って手のひらに乗るようなやつ?と思い「すごく小さいヤツ?」と聞いてみたら、「小さくないよ。羽根がないけど、風が出るんだよ!」とのこと。

羽根がない扇風機ってもしかして?はたしてダイソンの扇風機でした。一字違いで大違い。