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2019年2月26日

花粉症の薬(3) 小青竜湯

漢方薬はどこかでまとめて、と思ってたんだけど、まとめると大きくなりすぎていつまで経っても書けない気もするので、書ける所から書くことにする。

花粉症用で漢方というと小青竜湯。正確な適応は製造会社にもよる(漢方薬は、同じ名前でも会社によって中身が違う→効能が違う場合があるのだ。まぁだいたい同じではあるんだけど)が、「水っぽい鼻水や痰を伴う咳」の症状がある風邪やアレルギー性鼻炎、気管支喘息など。

wikiには四神の一つである青龍を由来とする青龍湯の内、軽い方の処方(重い方は大青龍湯)と書いてある。麻黄の色の青さからとも書いてあるけど、麻黄は青くないと思う・・・青=緑だとしても、麻「黄」て位だから、黄色いんじゃないの??ま、四神の名前を付けるんだから、それだけメジャーな良く効く処方と考えていいんだろう。

配合されているのは、半夏(ハンゲ)、 甘草(カンゾウ)、 桂皮(ケイヒ)、 五味子(ゴミシ)、 細辛(サイシン)、 芍薬(シャクヤク)、 麻黄(マオウ)、 乾姜(カンキョウ)。
麻黄→エフェドリンがあるから、気管支喘息とか(むしろ咳?)に効くのは想像付く。甘草→グリチルリチンで去痰剤もわかるが、なにが水っぽい鼻水なのかなぁ。漢方薬は西洋薬のように単純じゃないから覚えにくいんだよ。ぶつぶつ。うろうろ検索していたら、青龍は春を司る神だから冷たい水を温めて治す、と書いてあるサイトがあった。おお、これなら覚えやすいよね。

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