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2017年7月1日

あんパン、薄皮タイプ(食品番号:15126)

あんパンは前から収載されていますが、2015年で新たに「薄皮タイプ」が収載されました。

・・・へっ?と思うのは私だけでしょうか。「薄皮タイプ」は、あんパンだけじゃなくてクリームパンもチョコパンも収載された。ヤマザキの薄皮ミニパンシリーズを指しているとしか。こんな特定の会社のを取り上げていいのか、食品成分表さんよ。カレーパンみたいに、皮と具に分けて成分表示すれば薄皮タイプだろうがなんだろうが計算もできる筈だし。ぶつぶつ。

ぶつぶつ言いながら買って来ました。山崎製パンの薄皮つぶあんぱん。右側は同じ山崎の小倉ぱん。ミニパンの直径がだいたい半分位ですかね。
つぶあんぱんと小倉ぱんなら同じだろと思ったんだけど、半分にしてみたら色がだいぶ違う。味も違った。wikiによると、小倉あんと粒あんは本来別のもので、大納言(高級小豆)の蜜煮なるものが含まれているべきらしい。でもミニパンの方が色つやもいいし、小倉ぱんのパッケージには「自家製のつぶあんを包みました」と書いてあるし、ミニパンのサイトには「瑞々しい小倉あん」と書いてあり、もう山パンのすることはよくわかりません。

餡子の違いは置いといて、とりあえず断面図を見ていただくと、確かにミニパンはミニの割に餡子が多めなのは分かりますよね。大雑把に測ってみたが、ミニパンは全体40gに餡子25gで6割、小倉ぱんは全体115gに餡子60gで5割。1割くらい違うわけだ。

ミニパンの底の部分は薄くなって重たい感じがするけど、上の厚みは大して変わらない。こういうの「薄皮」っていうかなぁ。山崎製パンのサイトには「薄皮まんじゅうのように」って書いてあるけど、全然違うと思う。

正しい「薄皮あんぱん」をご覧に入れよう。江東区名物(またかよ)、メイカセブンのうすかわあんパン!
これでこそ、「薄皮まんじゅうのように薄い」あんパンでしょう!
もうほとんどあんパンではなく餡子を食べるようなものですがね(笑)。1/4に切ってやっと普通のあんぱん1個分な感じ。
山崎製パンさんには正直見習って欲しくないです。今のミニパンのままでいいよう。でも、「薄皮」という名前はやめていいんじゃないかな。「ミニパン」でいいと思う。食品成分表も、「薄皮タイプ」ではなく、「ミニタイプ」或いは「あん多め」で良かったのではないか。

山パンもそう思っているかどうかは知りませんが、コンビニのPBで出ているミニパンはみんな「薄皮」が取れていますね。セブンもローソンもファミマも同じようなパンを売っているが、作っているのはみんな山パン。このコンセプトだけで特許が取れたんだろうか。謎。

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