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2013年1月6日

伊達巻

いくら何でも、伊達巻は和菓子じゃないだろう!と抗議の声が聞こえてきそうだけど、wikiによると長崎では「カステラ蒲鉾」とも呼ばれるのだそうだ。カステラの仲間だったら和菓子の仲間だろう!(我ながら強引)

AJ実家のおせちは母がほとんど一人で用意しますが、伊達巻と花びら餅を買うのは私の役目。というか、私の好物なので自分で買ってきて責任もって松の内に食べ終えるのだった。
今年の伊達巻はちょっと奮発して扇屋さんのです。年末に「ゆんでめて」(しゃばけシリーズ)を読んだら、扇屋の卵焼きの話が出てきて、年末に卵焼きは買うの面倒だけど(並ぶんだもん)、せめて伊達巻買おうっと、と心に決めたのだ。

伊達巻は何で伊達巻というのか。着物の伊達巻に似てるからだろ、と思っていましたが、伊達正宗の好物だったとか、卵焼きの豪華版だから、「伊達な卵焼き」だとかいう説の方が上に載っている。えー、伊達正宗って甘党だったのか?こんなお菓子な食べ物似合わない気がするけどなー。そもそも時代考証的に苦しい気がする。伊達巻はおせち料理が一般化した時代に現れたんじゃないかね。おせち料理以外では見掛けないもの。
「着物の伊達巻」がわからない人もいるかな。平織の幅の短い帯で、帯の下に抑えのために巻くやつ。AJ母のは金地に茶色の献上柄ので、だから伊達巻=着物の伊達巻と思いこめたのかもしれない。

ともあれ美味しい伊達巻と共にまた一年が始まった。良い年になりますように。

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