ボーロと言ったらコレでしょ、と言う人も多いのかもしれないな。乳幼児向けお菓子の印象が強い「たまごボーロ」。
私自身は「たまごボーロ」(「たまご」は平仮名!)と思っていますが、「衛生ボーロ」とも言いますね。「衛生」は今でいう「ヘルシー」ですかね。栄養があってしかも食べやすくて、子供が食べるのに向いていますよーとアピールしたネーミングだった模様です。
「衛生」はいいんだけど、なんでこれが「ボーロ」なのか。これが「ボーロ」ならあらゆるビスケットがみんな「ボーロ」でいい気がするのに、これだけ「ボーロ」なのは何でなのかね・・・
ネットで見てみると、どうも「衛生ボーロ」を扱っている店の多くは蕎麦ぼうろも扱っていて、たまごボーロは蕎麦ぼうろのバリエなのらしい・・・(そうは見えませんけど・・・)。
ビスケットだと洋菓子屋さんの範疇になるので、和菓子屋が売るには「ボーロ」の名前が必要だったということでしょうか。或いは何だかわからない「ビスケット」なんて新語よりも「ボーロ」の方がお客さんも安心して買えたのかな。京都が発祥の地ということを考えるとそうかもしれない。東京(或いは神戸)だったら同じものでもミルクビスケットとかベビービスケットとか言って売ったのかも。
私がたまごボーロを食べたのはいったい何年ぶりでしょう? 乳幼児の時以来ってことはないけど、でも20年以上は確実に食べてないと思う。自分で買ったのはこれが初めてだったりするかも。でもそんな久しぶりに食べても、うんうん、この味、この食感、変わらないねーと思いました。懐かしい、やさしい甘さでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿