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2012年9月30日

黄身しぐれ

本日は台風で月見は不可能ですが、それでも十五夜ということで、AJ的にはお月見っぽいと思っている黄身しぐれを取り上げることにしました。念のためですが、私が勝手にそう思っているだけで、黄身しぐれを十五夜に食べる習慣はありません。

丸くて黄色い黄身しぐれ。「黄身」は黄身餡(白餡に卵の黄身を混ぜる)で作るからですが、「しぐれ」は何?

本日調べてみるまで、根拠なく「ボロボロしているから」 だと思っていました。「しぐれ」という語感とボロボロと壊れる感じが似合っているから。
京都の和菓子というサイトに「餡に新粉を入れてそぼろにする」と書いてあるところまではホラやっぱりね、と思ったのだがしかし、黄身しぐれに関しては「表面に入ったヒビが、雨の後の光差し込む雲を想像させる」と書いてある。へええ。なんと風流な。そういわれてみると、私の買った黄身しぐれ(近所の和菓子屋のです)も、割れ目からうっすらと赤色が覗くように色付けされていました。これ空だったのか。全くそうは見えませんが・・・

「時雨」ということは、本来はもう少し秋が深まった頃のお菓子なのかね。近所の和菓子屋には通年置いてあります。個人的には黄色くて丸くてお月見気分のお菓子なのだった。台風で窓も開けられないけど、雲の向こうに今夜も輝いているお月様のことを思いながら食べる。♪十五夜お月様雲の上♪
 

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