丸くて黄色い黄身しぐれ。「黄身」は黄身餡(白餡に卵の黄身を混ぜる)で作るからですが、「しぐれ」は何?
本日調べてみるまで、根拠なく「ボロボロしているから」 だと思っていました。「しぐれ」という語感とボロボロと壊れる感じが似合っているから。
京都の和菓子というサイトに「餡に新粉を入れてそぼろにする」と書いてあるところまではホラやっぱりね、と思ったのだがしかし、黄身しぐれに関しては「表面に入ったヒビが、雨の後の光差し込む雲を想像させる」と書いてある。へええ。なんと風流な。そういわれてみると、私の買った黄身しぐれ(近所の和菓子屋のです)も、割れ目からうっすらと赤色が覗くように色付けされていました。これ空だったのか。全くそうは見えませんが・・・
「時雨」ということは、本来はもう少し秋が深まった頃のお菓子なのかね。近所の和菓子屋には通年置いてあります。個人的には黄色くて丸くてお月見気分のお菓子なのだった。台風で窓も開けられないけど、雲の向こうに今夜も輝いているお月様のことを思いながら食べる。♪十五夜お月様雲の上♪
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