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2011年11月13日

鹿が来た春日大社

奈良公園に鹿がいるのは、鹿島神宮から春日大社のために鹿が来たからだ(ということになっている)。では春日大社は何のために建ったかというと、公式サイトには「平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建された」と書いてある。そうだったらこれこそ平城京が遷都された時に京都に付いていくべきだと思う。

春日大社の神紋は下がり藤です。ということはすぐ想像がつくように、藤原氏の神社(氏神)なんですね。藤原氏はお寺(興福寺)を建てた後に、神社も建てることにしたんだな。明治時代に神仏分離令が出るまで、神も仏も一緒くただったせいなんだろうけど、廃仏毀釈運動の中、興福寺も東大寺も土地を手放さずに済んだ(手放したかもだけど)のは、春日大社のおかげのような気がする。仏像の類がないためか交通の便が一番悪いせいか、今一つ影が薄い春日大社ですが、緑が濃くて気持ちがいいです。


いかにも神社、て感じの南門。
そんなに古いものには見えませんけど、14世紀の再建だそうで・・・朱塗りだけ繰り返しているのかな。

下の写真は門を入ったところ。南門同様の鮮やかな朱塗りの建物が殆どなんだけど、地味な建物もあってこれはこれで神社っぽい。

朝早く行ったので、あちこちでお掃除の最中だった。水を撒いていた巫女さんは、頭に下がり藤を付けていて大層カワイイ。
というか、巫女さんが藤を付けているのを見てなんてカワイイんだろう、ウチの近所の神社でもああすればいいのに、とまず感動して、その後であちこちに藤のマークが付いているのに気付いた。前日興福寺に行ったので、藤=藤原氏だなとピンと来たのだった。


神社のがらーんとした空間と、周りの森というか山というか鬱蒼とした気配との対比がとても神秘的で神々しくて、何だか神社っていいなぁ、と素直に思ってしまう場所でした。どこから行ってもちょっと歩くんだけど行く価値はあるので、奈良公園に行ったら東大寺と興福寺で終わらずに、鹿のパトロン春日大社にも是非寄るように。

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