連休の中日に家でパイを焼いた。というとスゴイ感じだけど、冷凍パイシートだから大したことはない。でも私にとっては結構大したことだ。だって自分で焼くより買ったほうがおいしいに決まってるもん(笑)。
にも拘らずなんで自分で作ったかと言うと、先日読んだ小説の中に、バナナクリームパイが出てきて、すごくおいしそうだったのだ。主人公が挫けている時に、主夫のお父さんがアツアツのバナナクリームパイを食べさせる。落ち込んでいる理由も言えずに黙って味も判らず一個食べると、もうひとつ食べなさい、と言われる。2つ目で味が判ってきて、ほんとにおいしいと思いながら食べていると、よしよし「大丈夫」とお父さんが声を掛けるという感動のストーリーなのだが、とにかくそのバナナクリームパイがおいしそうで忘れられない。
近所のケーキ屋やデパートも回ったのだが、バナナクリームパイって置いてないのよ。遠くまで行くのは面倒だけど食べたいなぁ・・・と思っていたら近所のヨーカドーで冷凍食品4割引になっていた。そうだ。冷凍パイシートがあれば、あとはカスタードクリームだけ作ればいいんだと思いついたのだった。でも無塩バターを買うのが面倒になり、製菓コーナーでティラミス風の元(牛乳と混ぜるとティラミス風になる)を見つけて、これならカンタン。冷凍パイシートが焼きあがったところにバナナを置いてティラミス風を乗っけて、その上に溶かしチョコレート。
・・・ティラミス風が冷たいのでチョコレートを掛けてもアツアツにはならず、なんかグシャグシャなデザートになった・・・。ま、食べられないことはなかったが、やっぱり面倒くさがらずにカスタードクリームを作って焼くべきだったよなぁ。
冷やせばおいしいかも、と半分残して冷蔵庫に入れたら、溶かしチョコレートが固まって余計にヘンなデザートになっただけだった。才能のない人がテキトーにやっちゃダメね・・・
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