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2018年4月11日

カリニ肺炎だって

薬剤性のものかと思ってたけど、カリニ肺炎だって。
白血球は十分あるのに!と思ったが、こういう場合はリンパ球が問題なのだそうだ。確かにリンパ球は少ない。しかしカリニ肺炎って。そんなに免疫力落ちてたのかあ…

原因がわかったので、減量していたバクタ配合錠を以前の大容量に戻し。しっかり治すまで続けることに。でも退院は、予定通り明日。

なんか意味不明かな。ちょっと解説。

肺炎は細菌(バクテリアの類)が原因であることが多い。だから抗生物質を飲む。でもカリニ肺炎の原因は真菌(カビの類)なのでいわゆる抗生物質は効かない。だから思ったようには熱が下がんなかったのね。抗がん剤の効果が薄れてリンパ球が増えて来ることで少し良くなって、でもまた抗がん剤打つからまたリンパ球が下がって再発…って繰り返してたんだ。
今は、細菌と真菌の両方に効く配合錠を飲んでる。抗がん剤もやめたから、リンパ球もだんだん上がって来るはず。もうちょっとの辛抱。
カリニ肺炎の原因菌はありふれた非力な菌で、普通これでは肺炎にならない。ところがAIDS患者が大量にカリニ肺炎になって一躍有名になったのだった。カリニ肺炎の可能性もある、と今回入院時に説明されたけど、まさかそんなに免疫力落ちてないでしょ、薬剤性じゃないのと思ってた。いやー、今思うと結構危なかったな…

(2018/09/07付記:「カリニ肺炎」と書いてたけど、今はニューモシスチス肺炎と呼ぶのが正しいのだそうだ。ニューモシスチス菌ではあるが、カリニではなくイロベチイというやつが原因だと判明したんだって。でも医師もみんなカリニ肺炎って言ってたぞ)

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