再収載。
以前書いた時には悩んだ末に、「AJのイメージする『和菓子の飴』は、透明ではなくて白っぽいもの。わかりやすく言うと、金太郎飴みたいなやつ。 有平糖とかべっこう飴は透明だけど、これらは南蛮由来ていうかキャンディ由来な気がする。『和菓子の飴』に、こういうのを選んではいけないと思うのね」、と思って金太郎飴風を載せたんだけど。
食品成分表の定義は、「砂糖と水あめを主原材料として煮詰めたものである。使用する副原材料により、種類が多い。砂糖以外の甘味料を用いた製品も多い。本成分表では、砂糖と水あめを用いる最も基本的な配合割合のものを対象とした」。
ううう。砂糖と水あめだけって言ったら有平糖よね、有平糖で飴玉と言ったら榮太樓の梅ぼ志飴よね、というわけで買って来ました、梅ぼ志飴。
梅ぼし飴って梅干し入ってるじゃない?と思う人が多い気がする。
榮太樓の「梅ぼ志飴」は、「梅干し飴」ではありません。梅干し入ってないし、梅干し味でも梅味でもない。単なる砂糖味。
何で「梅ぼ志」かっていうとー、赤くて三角ぽい形が梅干しに似ているからって、江戸っ子が勝手に「梅ぼし飴」と名付けてしまったのだそうだ(by 榮太樓)。形が似てても、味は全然似てないよ!ってところが逆に江戸っ子のしゃれっ気というか悪戯心だったのかね。
有平糖は南蛮由来です。金平糖と同時期に日本に入ってきたと言われている。普通有平糖っていうと飴細工をイメージするけど、飴細工のことを「飴玉」とは言わないもんね、梅ぼ志飴なら飴玉でしょ?
AJは榮太樓の飴では、かつぶし飴が一番好き。鰹節の形をしている飴だけど、もちろん鰹節は入っていません。黒糖味だよ。昔は引き出物とかで良くもらったのだが、今は飴とか砂糖とか配らなくなったよね。
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