カステラも前に書いた。
「写真で見ると、カステラはスポンジケーキと区別が付かない。ま、材料も作り方もほぼ一緒なんだけど、水飴や蜂蜜でベタベタ&甘みを強くしたのがカステラ、ですかね。」
と前に書いたんだけど、食品成分表で見ると、カステラとスポンジケージの成分は結構違う。
100gあたりで、カステラは319Kcal/タンパク質6.2g/脂質4.6g/炭水化物63.2gに対して、スポンジケーキは、298kcal/8.1g/5.6g/53.8g。似たような材料なんだけど、タンパク質=卵、の粉や砂糖に対する割合が、スポンジケーキの方が多いということかな。
区別の付け方としては、四角く切ってあって上下に紙が付いているのがカステラ、という定義が正しそうだ。
(2017/07/11付記:食品成分表の定義は微妙に違った。「砂糖と鶏卵で作った起泡生地に小麦粉を加え、木枠に入れてスポンジ状に焼いたものである」。木枠かー!!確かにスポンジケーキは木枠では焼かないもんな。木枠で焼いたかどうかはお店に並んでしまうとわかんないけど。)
で、食品成分表に戻ると、備考欄に「長崎カステラ」と書いてあることに気がついた。
そりゃカステラって言ったら長崎だが、長崎カステラのようじゃないカステラって何があるんだ?とwikiを覗いてみる・・・「この他に釜カステラ(東京式釜カステラ・東京カステラ)、蒸しカステラ、カステラ饅頭、ロールカステラ、人形焼などがある。」
後半の3つは、それを普通「カステラ」というかどうかはともかく、モノはわかる。カステラ生地を使っていることもわかる。しかし、釜カステラ(東京カステラ!)と蒸しカステラがわからない・・・
何だそれと思いながら読んでいると、カステラの歴史の中に「蒸しカステラ」の記述があって例としてマーラーカオが挙がっていました。ははぁ、あれを蒸しカステラっていうのか。そう言われてみると似てるかな。しかしマーラーカオのことを蒸しカステラとは、言わない気がするけど。まいっか。
むしろ問題は釜カステラだ。東京カステラって書いてあるけど、聞いたことないぞ?文明堂に壺入りのがあるのを見たことあるけど、あれのこと?でもwikiには「水飴を用いないからさっぱり」と書いてある。壺焼きカステラってさっぱりしてるのか?とGoogleしてみたら、さっぱりどころかバターが入ったこってりバターカステラではないか。おかしいなぁ・・・
素直に「東京カステラ」で検索してみたらあっさり出てきた。上野風月堂の商品名だった。へーこんなのあるんだー、買ったことない。確かにさっぱりしてそう。パウンドケーキに見える。
「カステラ」としては、東京カステラよりも、ベビーカステラとか鈴カステラの方が知名度高いと思うけどね→wiki様。しかし東京にご当地カステラがあるとは勉強になった。
100gあたりの熱量でみると、和生菓子40種の中で4番目に高いカステラですが、1切れは50g位なので、2切れ食べられます。でも319Kcalていうとご飯軽く2杯分です。うーむ。
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