いろんな和菓子を取り上げているけど、「和菓子中の和菓子」である上生菓子は何で取り上げないのか?と聞かれて。そういえば確かに(笑)。私自身も「和菓子」と言われて思い浮かぶのは上生菓子なんだけど、「上生菓子」と言う名前が何だか取り上げる気がしなかったのかな。
秋の上生菓子を鶴屋吉信さんで。柿が割れているのは持ち運びの途中で壊したわけではなく、元々こういうのなので念のため。
「上生菓子」というのは、「上等な生菓子」の略なんだから、洋菓子に適用されてもおかしくはないのかもだけど、実際にはお茶席(お濃茶)で出される和菓子、を指すよね。和菓子の種類としては練りきりだったり羊羹だったりお饅頭だったり。今回の柿(落柿舎と言う名前)は先週取り上げた黄身しぐれで、お花(まさり草と言う名前。菊のことらしい。野菊かね?)は外郎です。
和菓子のイメージは上生菓子だとは思うし、文化としてなくなっては困ると思うけれどでも私は滅多に買いません。なんだかとっても敷居が高い(値段も高い)。私はやっぱり「並」が好き(笑)。
でも最近スーパーとかに「並」値段で上生菓子(風)が売っているのよね。ずっと売っているから誰か買っているのだろうな。並値段になると今度は有難味が足りなくてやっぱり買う気がしない・・・
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