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2011年5月22日

団子(串団子)

「ダンゴ」というと皆様どんなダンゴを思い浮かべますかね?私は串に刺さった串団子。AJ母は団子とアンコが別々になっている柴又団子のようなもの、AJ父に至っては肉団子だそうで・・・ぶつぶつ。

昔みんなのうたで「だんご三兄弟」という歌がありました。AJ自身も絵を描けと言われたら、団子三つを串刺しにする気がするけれど、大方の串団子は団子4つなのよね。でも考えてみると「4つ」という数は日本人感覚からするといかにも中途半端だ。だからなんとなく3つにしてしまうのかな、とGoogleに聞いてみると、なんと、団子が4つなのは関東(江戸)の風習で、関西では5つなのだそうだ。元々は1つの串に5個の団子で一串5文だったのが、4文銭がメジャーになったために1串4団子で4文、に変わったのだそうだ。ふうむ、なるほど。中途半端な「4文銭」が鋳造される理由の方が良く判らないが、当時は金(銀?)本位制な部分もあるので、中途半端なこともあったのだろう・・・江戸ではワンコインで買えることを優先し、上方は「五」という数字を守った、という状況は理解できる。

串団子にもいろいろあるけど、AJのお気に入りはやっぱりこれ。→
これ私は「あまから」と呼んでいますが、近所の和菓子屋では「焼き団子」と書いてあった。確かにアンコを乗っける団子は焼かないからね。wikiによると「みたらし団子」が多数派のようだ。発祥の地、京都の下鴨神社門前では「みたらし団子」って名前なのは食べに行ったことがあったから知っていたけど、全国でみたらし団子と呼んでいるとは。東京ではあまりそう呼ばれてない気がする。
ちなみにスーパーで売っているヤマザキの串団子には「たれ」と書いてあった。んー意味は判るけど、焼き鳥じゃないんだから・・・

wikiの団子を読んでもうひとつびっくりしたのは、団子の原型は「団喜(だんき、「歓喜団」とも)が由来」と書いてあったこと。えええっ!歓喜団って清浄歓喜団のこと?全然団子に似てませんけど!!
でもよく読むと昔の「団喜」は今の団子に似ていたらしい。歓喜団の方が進化したんだろう。
清浄歓喜団って何?って方はこちらへどうぞ。

和菓子屋さんの焼き団子は、焼いている内にお餅が膨らむので、バーナーでこげ色をつけているだけ(たぶん)のスーパーの団子に較べて不揃いで写真に向かない。食べておいしいのはこっちなんだけどなー。
だんご三兄弟は、次に生まれてくる時はあん団子になりたいと言っていたが、それはあん団子の方がハンサムだからかな?でも私はあまからの方が好きだぞー。

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