「ジェーン・オースティンの読書会」と言う映画を見て、それ私も読みたいと思ったんだけど、図書館に唯一あった文庫本のエマが厚かったので即挫けたのだった。冬休みにようやくどれどれと借りてきました。なるほどこういう話か、という感じ(どういう話だよ!)。
映画の「読書会」は、ジェーン・オースティンの著作を毎月1冊決めて、みんな(殆ど女性)がそれを読んできて感想を語り合う、というようなものだったんだけど、たぶん「エマ」がストーリーの鍵になっているのだな。自分に向けられた好意に気づかず(或いは気付いても)女友達に押し付けようとするとか。何でも知っているつもりででもやっぱり男性に教えられるところがあるとか、エマと同じだ。もちろん、映画はずっと今風の恋愛ドラマになってたけど。
読書会では確か、こいつはやなヤツだとか何かそんな話をしてた気がする(忘れた)。登場人物はみんなある程度はイイ人で、ある程度は困ったチャン。自分なら誰が許せるというような感想は話し合えると思うけど、「読書感想文」には向かないと思うね。もし書かないといけないなら、お貴族様というのはどうしてこんなに優雅な生活が出来ていたのか、世界史的社会派視点で書くかな。
ともあれ、思ったより面白かったので、他のも見つけたら読んでみようと思っています。
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