ページ

2020年12月5日

アリメット デ ポム

 「アリメットデポム」では「家庭でできる和洋菓子」しかヒットしない謎の名前(笑)。検索結果からすると日本語では「アリュメット・オ・ポンム」が標準名称であるらしい。概ねヤマザキのアップルパイのような形のもの。

久々にパイシートを買って作ってみました。ちょっとひしゃげてしまったけど。「アリュメット」allumetteというのはマッチ棒のことで、細かく入れた切り目をマッチ棒に見立てているのですな。せっかく作るんだからと張り切って山パンよりも細かく切れ目を入れたのに、くっついてしまって意味なし。 

さて先の段落で「日本語では」と書いたのは、フランス語でもこう呼ばれているのか疑問符が付くからだ。allumette (マッチ)とpomme(リンゴ)の組み合わせでは、間に入るのがdeだろうがauxだろうが、フランス語記述は圧倒的にフレンチフライばっかり!

フランス語でpommeはリンゴで、ジャガイモはpomme de terre(大地のリンゴ)なのだが、大抵はどっちもpommeと呼ばれるのよね。マッチ切りにしたリンゴもしくはジャガイモて言ったら、そりゃフレンチフライを思い浮かべるのは当然な気がする。もっとも菓子パンのallumetteもフランス語wikiに記述があるので存在しないわけではないらしい。

ちなみにフレンチフライも菓子パンも「マッチ」には太すぎる気がする。でも日本語の「拍子木切」も拍子木ほどデカいわけじゃないしな。角棒型というだけでサイズは気にすべきじゃなかったんだな。

0 件のコメント: