以前光文社古典新訳であしながおじさんを再読した際に、「解説に『美味しそうなファッジと言うお菓子に云々』と書いてあるが、そこまで読んでやっとあれファッジだったのか!と気がついた。子供の頃からキャラメルだと思ってたし、今読んでもキャラメルにしか読めなかった。訳文も『あめ』になってるし。」と書いた。AJの早合点でした。「あめ」は「あめ」で正しくて、ファッジは別の箇所で触れられていたのだ。ごめんなさい!
「ファッジ」の方は、食堂調理の場面とは全く別の手紙で出てきている。本物のクリームとバターの塊を三個も使って作るので美味しく出来るだろうから、おじさんにお裾分けできないのが残念だ、とのこと。あと女子会ランチのメニューにも登場していた。読み直しても全然気づいてなかった(苦笑)。
こんな間違いをしたのはちょっと背景があってさ。作者のウェブスターはヴァッサー・カレッジの出身と解説に書いてあって、その名を冠したファッジ(Vassar fudge)があるのをAJは知っていたのだ。女子大毎に自慢のレシピがあると聞いた。それで、あーあれは大学レシピを学ぶ会でもあったのねと早合点したのだった。
前置きが長くなった。ファッジとはこんな食べ物です。
本格イギリス風、ハロゲート生まれと書いてある。KALDIで買った。パッケージ写真はキャラメルみたいだけど、実体はもっと粉っぽい。食べると口の中でほろほろ崩れて、やたらに甘い!キャラメル味だけど食感は全然違います。Wikiによると「砂糖の結晶が大きいから」だそうな。濃厚な甘さだけど、口の中はサッパリしているので何個でも食べられる。でも甘いことは甘い・・・ちなみにVassar fudgeはチョコレートが入って更にリッチなことになっています。ナッツを入れたりドライフルーツを入れたり、いろいろバリエーションがあるらしいです。どっちにしても濃密な甘さに変わりはなさそう。
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