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2019年7月2日

Guardian’s 1000(4)

Crimeカテゴリーは概ね推理小説の類。そうでないものもあるけど、犯罪を扱っているという点ではわかりやすい。既読が最も多い(31冊)のはこのカテゴリーですが、読書メモ収載済は僅か6冊。ま、このカテゴリーは光文社古典に入ることも少ないので、再読しても再再読になる可能性は低いだろう。わくわく読むぞー。

(31) 郵便配達は二度ベルを鳴らす(ジェームズ・M・ケイン/光文社古典新訳):
これは推理ではなくて犯罪小説かな。郵便は配達されないけど。

英国が誇るミステリーの女王クリスティから5冊がベスト千入り。
(32) そして誰もいなくなった(クリスティ/ハヤカワ文庫):
私はクリスティでは本作が一番好きだー。読んでない人はいないと思うが、もしいたら是非お読みくださいませ。

(33) スタイルズ荘の怪事件(クリスティ/ハヤカワ文庫):
クリスティのデビュー作。デビュー作でこれってやっぱりすごいよね。ポアロもヘイスティングスもらしさ全開。メインのトリックは薬局で学んだのだろうけど、それだけじゃないもんなー。ま、警察ちゃんと分析しろよって話はあるけど(笑)。読んだ筈なのに全く記憶なし。ポアロって第一次世界大戦中にドイツが侵攻したベルギーから亡命してきたのか。知らんかった・・・

(34) アクロイド殺し(クリスティ/ハヤカワ文庫):
5冊選ぶのにこれが入るんだ・・・と思った。ちょっと反則気味なんですけど。読み直しには向かない(トリックが強烈過ぎ)が、うまく書けてるとは思う。ポアロもの。

(35) 牧師館の殺人(クリスティ/ハヤカワ文庫):
読み直す1冊で済み。ミス・マープルの第1作。

(36) 秘密機関(クリスティ/ハヤカワ文庫):
トミー&タペンスの第1作。しかしこれがデビュー2作目だったのか、クリスティってすごすぎるな。ホームズの印象を引きずるポワロに比べて、めっちゃ独創的な二人組(当時)。こういうのが読みたかった!と思った読者が多かったのではないか。2回目だからか筋は読めちゃうんだけど。しかし最も大事な鍵が翻訳では意味ないよう。。。

(37) 罪と罰(ドストエフスキー/光文社古典新訳):
犯罪を扱ってはいるが、いわゆる犯罪小説とは違うような・・・いいけど。

(38) モンテ・クリスト伯(デュマ/岩波文庫):
犯罪を扱ってはいるが・・・復讐小説?いいけど。

(39) ガラスの鍵(ハメット/光文社古典新訳):
ハードボイルドの探偵小説。

(40) ゴッド・ファーザー(マリオ・プーズォ/ハヤカワ文庫):
犯罪はてんこもりだけど、これはFamilyに分類されるべきのような。いいけど。

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