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2019年7月22日

Guardian’s 1000(7)

既読が僅か2冊のcomedyカテゴリは手つかずのままスルーして、今回はLoveカテゴリをもう10冊。これでLoveカテゴリの既読はあと8冊(内6冊は収載済)となりました。
今まで週1のペースでアップして来たけど、収載済が残り少なくなってきたので来月以降は月1-2回になると思う。がんがん読むぞー。

(61) クレーヴの奥方(ラファイエット夫人/光文社古典新訳):
恋を知らずに結婚し、恋を知る前に諦める貴族の奥方。ありそうとは思うけど、名作なのかなぁ。

(62) レベッカ(デュ・モーリア/新潮文庫):
読み直す1冊で済み。これは文句なく面白いです。

(63) 愛人(マルグリット・デュラス/河出書房):
デュラスは好きで一時期固め読みした。同じような主題の本がたくさんあるんだけど、これやっぱり好き。何度読んでも好き。ファムファタルな美少女、カッコイイ。こうはなれなくても、少女にはこういうところあるんだよね。

(64) グレート・ギャッビー(フィッツジェラルド/光文社古典新訳):
映画も有名な名作。ベスト千入りも当然と思う。

(65) ボヴァリー夫人(フローベール/新潮文庫):
若人の100冊で済み。何をしても満たされないボヴァリー夫人。ありそうとは思うけど、名作なのかなぁ。 地方の暮らしが活き活き描かれている点ではクレーブの奥方よりは面白いと思う。

(66) 狭き門(ジッド/光文社古典新訳):
恋に恋する乙女の物語。英語題名は"Strait is the Gate"だが、原文(フランス語題名)は"La Porte Étroite"で日本語と同じ「狭き門」。聖書の『狭き門より入れ』から取っているそうなので、英語でもStrait gateで良かった筈なのに、なんで「狭いのは門」にしたんだろ。謎。

(67) 若きウェルテルの悩み(ゲーテ/新潮文庫):
若人の100冊で済み。婚約者がいる娘に横恋慕するウェルテル。お友達と言われてもつらいが、横恋慕される方もつらい。

(68) テス(トーマス・ハーディ/ちくま文庫):
前に読んだのは映画が話題になった後で学生時代だと思う。その時も思ったが、テスは馬鹿な女だよ。デュラスとは違う形のファムファタル。男たちも自業自得の面はあるが不運ではある。

(69) 緋文字(ホーソーン/光文社古典新訳):
不倫を乗り越える若妻とうじうじする男たち。これはおすすめ。

(70) 武器よさらば(ヘミングウェイ/光文社古典新訳):
看護婦さんとアメリカ人志願兵の戦地での恋@第一次世界大戦。

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