ケーキ・ペストリー類の最後を飾るのはワッフル。
当然のようにマネケンのワッフルを思い浮かべたのですが、食品番号15084はクリーム入り、15085はジャム入り・・・「入り」って何?と混乱したけど、コンビニですぐ謎が解けた。ふわふわワッフルだ。
食品成分表の定義は、「小麦粉、砂糖、バター(又はショートニング)、牛乳、鶏卵からなる生地を型に入れて焼き、カスタードクリーム又はジャムをはさみ込んだものである。収載食品は、カスタードクリーム及びジャムを用いた製品である」。
写真はコンビニで買ったふわふわワッフル(カスタードクリーム味)。後ろに1枚あるのが、マネケンのワッフルです。
考えてみると、マネケンのベルギーワッフルが来るまでは(?)、ワッフルって「ふわふわ」のしかなかった気がする。どこで買ったものだったのか覚えてないけど、私もこんなワッフルを昔食べたことがある。ベルギーのワッフルじゃないなら、ふわふわワッフルはどこのだったんだろう?アメリカの朝食会場で良くワッフルを見掛けたけど、あれもベルギーぽい感じだった。
すると、まさかの日本風?
そうなのだった!
日本風ワッフルの元祖がどこなのかはわからないけど、中にクリームを入れたのは、又も新宿中村屋。ま、クリームパンよりはこっちの方が柏餅に似ているよね。クリームが外から見えるところはむしろ、関東桜餅に似てる気もするが。
クリームを入れたのは中村屋だとして、先行者はクリームではなくて何ジャムを入れていたのか?餡子じゃないよね。餡子だとほとんどどら焼きになってしまうもんな。
食品成分表は、いちごジャムをジャム代表としているが、「家庭でできる和洋菓子」は、りんごジャムを勧めている。鉄板みたいな焼き型(ワッフル型)をコンロの上に置いて焼いている。ワッフルメーカーがないとこうするしかないよね。うーむ。こうしてまで作った人がいるんだろうか・・・
ジャム入りも写真を撮りたかったのだけど、コンビニにはなくて断念。
Google先生によると、 岡埜栄泉ではジャム入りのワッフルを売っているそうです。こちらは杏ジャムだそうな。
同じ分量でジャムが入っていたら甘すぎの気がするけどな。酸っぱめのジャムなんだろうね。
2016年2月28日
2016年2月21日
高血圧の薬(3):ACE阻害薬
ARBと並んで覚える都合からか、ついACEと書いてしまうんだけど、ACEというのはAngiotensin Converting Enzymeの略で、アンジオテンシンⅠからアンジオテンシンⅡ(AII)に変換する酵素のこと。もしこの酵素を増やしたら、AIIがたくさん出来ちゃって血圧が上がってしまうよ。高血圧のお薬になるのは、ACEではなくて、ACEの邪魔をする「ACE阻害薬」です。
ACEの邪魔をするからAIIが少なくなる。出来ちゃったAIIの邪魔をするARBよりも前段階で対応するということだね。上流工程で対応するこっちの方がARBよりいいのでは?と考えたくなるのだが、あまりそうとも言えないのだ。生体というものはそんなに単純にできてないのだよ。
ACEはAIをAIIに分解する酵素だけど、他の物質(ブラジキニンとかサブスタンスPとか)の分解にも関係していることがわかっている。他の物質が分解されなくて多くなっちゃうために、空咳等の副作用がでる場合がある。透析(正確にはAN69膜を使った透析)も危ない。まだ知られていないだけで、他にもダメなことがあるのかもしれない。医療の世界では、「元から断つ」よりも、なるべく端っこに効くものの方が安全と考えられるのだった。
ARBは一般名にみんな「サルタン」が付くのでsartansと呼ばれることがあると前回書いた。ACE阻害薬はみんな「プリル」が付くので、prilsと呼ばれてもいい気がするのだが、呼ばれてないらしい。少なくともwikiにはそう書いていない。書いてないけどみんなプリルが付く。商品名では、レニベース(エナラプリル)、タナトリル(イミダプリル)あたりが一般的かな。
ACEの邪魔をするからAIIが少なくなる。出来ちゃったAIIの邪魔をするARBよりも前段階で対応するということだね。上流工程で対応するこっちの方がARBよりいいのでは?と考えたくなるのだが、あまりそうとも言えないのだ。生体というものはそんなに単純にできてないのだよ。
ACEはAIをAIIに分解する酵素だけど、他の物質(ブラジキニンとかサブスタンスPとか)の分解にも関係していることがわかっている。他の物質が分解されなくて多くなっちゃうために、空咳等の副作用がでる場合がある。透析(正確にはAN69膜を使った透析)も危ない。まだ知られていないだけで、他にもダメなことがあるのかもしれない。医療の世界では、「元から断つ」よりも、なるべく端っこに効くものの方が安全と考えられるのだった。
ARBは一般名にみんな「サルタン」が付くのでsartansと呼ばれることがあると前回書いた。ACE阻害薬はみんな「プリル」が付くので、prilsと呼ばれてもいい気がするのだが、呼ばれてないらしい。少なくともwikiにはそう書いていない。書いてないけどみんなプリルが付く。商品名では、レニベース(エナラプリル)、タナトリル(イミダプリル)あたりが一般的かな。
ホットケーキとパンケーキ
婦人之友社の「家庭でできる和洋菓子」(以下「和洋菓子」)には、ホットケーキもパンケーキも収載されている。ホットケーキについては、2段重ねのホットケーキにバターが乗っかりシロップが掛かって、概ねAJの考えるホットケーキの形であるが、異なるのが2点。
その1:ホットケーキミックスではなく、ちゃんと小麦粉から作る(そりゃそうだ)。小麦粉と砂糖と卵と牛乳に、ベーキングパウダーが入っている。
その2:メープルシロップではなく、赤砂糖を溶かしてシロップを作る!
ま、昔はメープルシロップってその辺で売ってるもんじゃなかったもんね。でも蜂蜜なら売ってたと思うのに、砂糖から作らないといけないのか。面倒だな。
面倒なので、出来合いのホットケーキでいいことにする。ま、出来上がりはこんな感じで。
パンケーキの方は、「ジャムケーキ(パンケーキ利用)」と言う形で載っている。パンケーキを利用して、ジャムケーキなるケーキを作るのである。
生地は、小麦粉、砂糖、卵に牛乳までは一緒で、ただしベーキングパウダーが入らない。
なるほど、すると膨らまないもんね。厚みがなくて平たい、という点ではAJの考えるパンケーキなのだが、しかし。
「両面が焼けたら、お皿の上に出し、大匙一杯くらいのジャムを一面に塗りつけ、くるくると丸めて」・・・それってクレープではないですか?写真は、くるくる丸めた後に端を折ってある和菓子風と、シンプルに4つに折ったどうみてもクレープにしか見えないものと2種類。
そういえばクレープってパンケーキに似ているような気がしてきた。Wikiを開いてみると、あっさり「クレープはパンケーキの一種」と書いてある。んーー。一種ではあるかもだけど、イコールではないと思う・・・
実は、AJが考えるパンケーキに相当するお菓子は、「和洋菓子」には違う名前で収載されているのだった。さてなんというお菓子でしょうか。次回に続く。
その1:ホットケーキミックスではなく、ちゃんと小麦粉から作る(そりゃそうだ)。小麦粉と砂糖と卵と牛乳に、ベーキングパウダーが入っている。
その2:メープルシロップではなく、赤砂糖を溶かしてシロップを作る!
ま、昔はメープルシロップってその辺で売ってるもんじゃなかったもんね。でも蜂蜜なら売ってたと思うのに、砂糖から作らないといけないのか。面倒だな。
面倒なので、出来合いのホットケーキでいいことにする。ま、出来上がりはこんな感じで。
パンケーキの方は、「ジャムケーキ(パンケーキ利用)」と言う形で載っている。パンケーキを利用して、ジャムケーキなるケーキを作るのである。
生地は、小麦粉、砂糖、卵に牛乳までは一緒で、ただしベーキングパウダーが入らない。
なるほど、すると膨らまないもんね。厚みがなくて平たい、という点ではAJの考えるパンケーキなのだが、しかし。
「両面が焼けたら、お皿の上に出し、大匙一杯くらいのジャムを一面に塗りつけ、くるくると丸めて」・・・それってクレープではないですか?写真は、くるくる丸めた後に端を折ってある和菓子風と、シンプルに4つに折ったどうみてもクレープにしか見えないものと2種類。
そういえばクレープってパンケーキに似ているような気がしてきた。Wikiを開いてみると、あっさり「クレープはパンケーキの一種」と書いてある。んーー。一種ではあるかもだけど、イコールではないと思う・・・
実は、AJが考えるパンケーキに相当するお菓子は、「和洋菓子」には違う名前で収載されているのだった。さてなんというお菓子でしょうか。次回に続く。
2016年2月16日
灯台もとくらし
実家で探し物をしていたら、たまたま出てきた古いお菓子の本。白黒でさっぱり美味しそうに見えず、作る気もしなそうなのだが、食品成分表に出ていたお菓子があれもこれも載っているではないか!なんだよ、こんなところに回答があったのか。
本の名前は「家庭でできる和洋菓子」婦人之友社発行で、、初版はなんと昭和35年!!実家にあったのは、昭和54年刊行の35刷。こんなの(Amazon)
この頃今のおうちに越してきて、オーブンが初めて導入されたのだった。私もお菓子の本を買ってクッキーとかケーキとか焼いたんだったなー。私が買った本は普通にカラーだった。従って、母が買った当時でも既にクラシックな風格の本だったろうと思う。これが作りやすいと誰かに推薦されたらしい。でも写真がなさすぎ。パウンドケーキは作った形跡があるが、それだけ。
和菓子の部は当時作られていた/食べられていたお菓子なんだと思うが、洋菓子の部は昭和35年にその辺に売っていた筈もなく、限られた都会のホテルとか、いっそ洋書のレシピから訳したのかもしれない。カタカナ表記が今とは違うものもちらほら。こんなの見たことない?なお菓子も結構ある。
食品成分表のお菓子が終わっちゃったらこれやろうかなぁ。でも実物が見つかるのか不安。自分で作るという解は考えてない。AJ母なら作ってくれるだろうが、食べるのが大変だしなぁ・・・
本の名前は「家庭でできる和洋菓子」婦人之友社発行で、、初版はなんと昭和35年!!実家にあったのは、昭和54年刊行の35刷。こんなの(Amazon)
この頃今のおうちに越してきて、オーブンが初めて導入されたのだった。私もお菓子の本を買ってクッキーとかケーキとか焼いたんだったなー。私が買った本は普通にカラーだった。従って、母が買った当時でも既にクラシックな風格の本だったろうと思う。これが作りやすいと誰かに推薦されたらしい。でも写真がなさすぎ。パウンドケーキは作った形跡があるが、それだけ。
和菓子の部は当時作られていた/食べられていたお菓子なんだと思うが、洋菓子の部は昭和35年にその辺に売っていた筈もなく、限られた都会のホテルとか、いっそ洋書のレシピから訳したのかもしれない。カタカナ表記が今とは違うものもちらほら。こんなの見たことない?なお菓子も結構ある。
食品成分表のお菓子が終わっちゃったらこれやろうかなぁ。でも実物が見つかるのか不安。自分で作るという解は考えてない。AJ母なら作ってくれるだろうが、食べるのが大変だしなぁ・・・
2016年2月14日
ホットケーキ(食品番号:15083)
AJにとってホットケーキはおうちで母が焼いてくれたのが基本だな。もちろんホットケーキミックスで。もうずいぶん母の(というかホットケーキミックスの)ホットケーキは食べてない。どこの家でもそうではないかな。今はお店のスイーツが安くておいしいからね。
食品成分表の定義は、「ホットケーキ用プレミックス粉で作ったゆるめの生地を円形に焼き上げたものである」・・・他に言い方はないんかい!
さて、おうちで焼いたホットケーキのせいか、AJのイメージするホットケーキはフライパン大で二段重ねで、バターとメープルシロップが掛かってるもの。
お気に入りは、神田の万惣のホットケーキ・・・の写真を撮ろうと思ったら、なんと万惣はとっくに閉店していた!えーん、気に入ってたのに!!
他にホットケーキが食べられるお店が近所にあるのか?Google先生に聞いてみたら、珈琲館にあるという。珈琲館ならすぐ近所に1軒あるぞ。よしよし。
お休みの日にいそいそと出掛ける。11時頃で他に客もなく、電話していたマスターは慌てて電話を切り上げて、メニューを渡してくれた。
が、、、ホットケーキは当店ではやってませんと書いてある・・・orz
気が小さいAJはホットケーキないので帰ります、とも言えずに、パンケーキを頼むことにした。
パンケーキとホットケーキって概ね似ているよね。wikiをパンケーキで検索するとホットケーキにリダイレクトされる。はっきりした定義はないものらしい。AJの定義では、パンケーキとは小ぶりで薄べったくて甘みの薄いもの。珈琲館のパンケーキは、見た目(小ぶりで薄べったい)はAJの定義通りだけど、甘みは結構ある。バターとシロップで食べる、ほぼホットケーキと同じ味。これが出せるんならホットケーキも出せるんじゃないのか?と思うんだけど。いいけど。
Googleでホットケーキとパンケーキの違いについて聞いてみると、外国ではホットケーキとは言わない、と書いているページがいくつかある。確かに私もpancakeという表記しか見たことない。でも英語版wikiにはhotcakeと言う言葉が存在するから(ちなみに、英語版でhotcakeと検索するとpancakeのページにリダイレクトされる。日本語と逆だね)、言わないわけではないらしい。
英語版パンケーキのページには、各国のパンケーキの類が紹介されていて、日本はお好み焼きが代表選手になっている。お好み焼きかー。確かに平たいけどさ・・・
更に、pancakemachineとして、冒頭に紹介されているのは、「清水焼」と焼き印が入っているどう見ても焼き饅頭。これはパンケーキマシンとは言えないと思うんですけど。大丈夫かwiki。
もっとホットケーキらしい写真が撮りたかったな、と思っていた別の休日に、ふらっと入ったデニーズでもう少しホットケーキらしい「パンケーキ」を見つけた。
全体に小型と言う点を除けば、十分にホットケーキ。結構甘い。三段重ねにして生クリームやらキャラメルソースやらを掛けたデザートもあった。・・・甘そう。
AJの感覚ではこの位の厚さがあれば、パンケーキではなく、「小ぶりのホットケーキ」なんだがな。
ま、名前はどっちでもいいんだけど。
いいんだけど、と言いながら、せっかく書くのだから、私の頭に浮かぶのと同じホットケーキを撮りたい・・・万惣のが無理なら、いっそ自分で焼いてしまうか。ドーナツ揚げるのは論外だがホットケーキならそんなに大変じゃないしな。
というわけで、結局自分で焼きました。お店のように綺麗には焼けなかったけど。
昔はホットケーキミックスの箱になんちゃってメープルシロップが付いてきた気がするんだけど、この間買ったのにはなかったので、蜂蜜で代用。
この箱の感じもなんだかなつかしいよね。別にホットケーキミックスじゃなくても出来るんだろうけど、おうちで作るならホットケーキミックスで作るのが、正統派ホットケーキのような気がする。(どういう正統派なんだか)
懐かしい味でそれなりに美味しかった。1枚でお腹いっぱいになった。
作るのは簡単なんだが、たくさんできてしまうのが厄介。森永さんもそこは考慮したらしく、ミックスは2袋に分かれていました。1袋で2人なら1回に食べきれる量です。たまにはいいよね。
食品成分表の定義は、「ホットケーキ用プレミックス粉で作ったゆるめの生地を円形に焼き上げたものである」・・・他に言い方はないんかい!
さて、おうちで焼いたホットケーキのせいか、AJのイメージするホットケーキはフライパン大で二段重ねで、バターとメープルシロップが掛かってるもの。
お気に入りは、神田の万惣のホットケーキ・・・の写真を撮ろうと思ったら、なんと万惣はとっくに閉店していた!えーん、気に入ってたのに!!
他にホットケーキが食べられるお店が近所にあるのか?Google先生に聞いてみたら、珈琲館にあるという。珈琲館ならすぐ近所に1軒あるぞ。よしよし。
お休みの日にいそいそと出掛ける。11時頃で他に客もなく、電話していたマスターは慌てて電話を切り上げて、メニューを渡してくれた。
が、、、ホットケーキは当店ではやってませんと書いてある・・・orz
気が小さいAJはホットケーキないので帰ります、とも言えずに、パンケーキを頼むことにした。
パンケーキとホットケーキって概ね似ているよね。wikiをパンケーキで検索するとホットケーキにリダイレクトされる。はっきりした定義はないものらしい。AJの定義では、パンケーキとは小ぶりで薄べったくて甘みの薄いもの。珈琲館のパンケーキは、見た目(小ぶりで薄べったい)はAJの定義通りだけど、甘みは結構ある。バターとシロップで食べる、ほぼホットケーキと同じ味。これが出せるんならホットケーキも出せるんじゃないのか?と思うんだけど。いいけど。
Googleでホットケーキとパンケーキの違いについて聞いてみると、外国ではホットケーキとは言わない、と書いているページがいくつかある。確かに私もpancakeという表記しか見たことない。でも英語版wikiにはhotcakeと言う言葉が存在するから(ちなみに、英語版でhotcakeと検索するとpancakeのページにリダイレクトされる。日本語と逆だね)、言わないわけではないらしい。
英語版パンケーキのページには、各国のパンケーキの類が紹介されていて、日本はお好み焼きが代表選手になっている。お好み焼きかー。確かに平たいけどさ・・・
更に、pancakemachineとして、冒頭に紹介されているのは、「清水焼」と焼き印が入っているどう見ても焼き饅頭。これはパンケーキマシンとは言えないと思うんですけど。大丈夫かwiki。
もっとホットケーキらしい写真が撮りたかったな、と思っていた別の休日に、ふらっと入ったデニーズでもう少しホットケーキらしい「パンケーキ」を見つけた。
全体に小型と言う点を除けば、十分にホットケーキ。結構甘い。三段重ねにして生クリームやらキャラメルソースやらを掛けたデザートもあった。・・・甘そう。
AJの感覚ではこの位の厚さがあれば、パンケーキではなく、「小ぶりのホットケーキ」なんだがな。
ま、名前はどっちでもいいんだけど。
いいんだけど、と言いながら、せっかく書くのだから、私の頭に浮かぶのと同じホットケーキを撮りたい・・・万惣のが無理なら、いっそ自分で焼いてしまうか。ドーナツ揚げるのは論外だがホットケーキならそんなに大変じゃないしな。
というわけで、結局自分で焼きました。お店のように綺麗には焼けなかったけど。
昔はホットケーキミックスの箱になんちゃってメープルシロップが付いてきた気がするんだけど、この間買ったのにはなかったので、蜂蜜で代用。
この箱の感じもなんだかなつかしいよね。別にホットケーキミックスじゃなくても出来るんだろうけど、おうちで作るならホットケーキミックスで作るのが、正統派ホットケーキのような気がする。(どういう正統派なんだか)
懐かしい味でそれなりに美味しかった。1枚でお腹いっぱいになった。
作るのは簡単なんだが、たくさんできてしまうのが厄介。森永さんもそこは考慮したらしく、ミックスは2袋に分かれていました。1袋で2人なら1回に食べきれる量です。たまにはいいよね。
2016年2月8日
久々に
医療用語の不思議をアップしました。
なんか最近「整腸剤」がアクセスされてるんだよ。なんでかな。何かのブーム?いいけど。
ついでに高血圧の薬もチェックする人がいるらしく。読んでくれる人がいるんだから書かなきゃ!と思う。
ま、実際はちらっと読んで、そんなんじゃなくて、と通り過ぎていくのだろうけど(笑)。
それでも興味を持ってくれる人がいると嬉しいなぁ。
さて今日は旧正月でした。水餃子を食べた。AJ母によるとこの時期、餃子の材料が多めに売り出されているとのこと。中華系住民が増えたのか、私のように「旧正月は餃子でしょ!」という日本人がいるのか。食イベント好きなAJとしては後者を期待したい。
旧正月のもうひとつのマイルール、豆花は先週フライイングで食べた。先週は打ち豆も恵方巻きもイワシも食べた。来週はチョコレートの日だ。忙しいなぁ。(笑)
なんか最近「整腸剤」がアクセスされてるんだよ。なんでかな。何かのブーム?いいけど。
ついでに高血圧の薬もチェックする人がいるらしく。読んでくれる人がいるんだから書かなきゃ!と思う。
ま、実際はちらっと読んで、そんなんじゃなくて、と通り過ぎていくのだろうけど(笑)。
それでも興味を持ってくれる人がいると嬉しいなぁ。
さて今日は旧正月でした。水餃子を食べた。AJ母によるとこの時期、餃子の材料が多めに売り出されているとのこと。中華系住民が増えたのか、私のように「旧正月は餃子でしょ!」という日本人がいるのか。食イベント好きなAJとしては後者を期待したい。
旧正月のもうひとつのマイルール、豆花は先週フライイングで食べた。先週は打ち豆も恵方巻きもイワシも食べた。来週はチョコレートの日だ。忙しいなぁ。(笑)
高血圧の薬(2) ARB
「次回はニュースで見掛ける薬」と書いてほぼ一年。ニュースは全く見掛けなくなりました(笑)。
まずARB、次にACEについて書くつもりだが、まずRASから始めないとね。
・・・何でそんなに三文字略語なんだよう。略語のままだと覚えにくいけど、一個一個何の略だか覚えれば怖くない。別にスペリングを試験されるわけじゃないしさ。
RASは「レニン-アンジオテンシン系」の略。アルドステロンも入れてRAASと言われることもある。
最初に見つかったのはレニンだった。renはラテン語で腎臓を指す。腎臓から分泌されるのでreninという名前をまずは付けたんだと思う。そいつが分泌されると血圧が上がる。こいつが原因だ!と思いきや。
そうじゃなかった。レニンはアンジオテンシノーゲン(=アンジオテンシンの元)を分解してアンジオテンシンに変換する。この変換によって血圧が上がる。アンジオテンシンこそが昇圧物質だ、ということで、「血圧」を意味する「テンシン」(→テンション)と命名されたんだと思う。
ところが、レニンが作ったアンジオテンシンは、正確にはアンジオテンシンⅠ(AI)で、このままでは血圧が上がらない。これを更に変換する酵素がいて、アンジオテンシンⅡ(AII)という形になってようやく血圧が上がるのだった。
どうやって?AII自体にも血管収縮作用(前回書いたようにカルシウムイオンを細胞内に入れやすくする)があるんだけど、それよりもアルドステロンを分泌させることで腎臓でのナトリウム再吸収を促進させる。普通は過剰なナトリウムは排泄されるんだけど、それを体に戻すわけだ。すると体がしょっぱくなる・・・わけではなくて、しょっぱくならないように水分が増える=血液が増える=血圧が高くなる。
もうひとつは、バソプレッシン(抗利尿ホルモンADH)を分泌させることで、水分が尿として出て行きにくくする=水分が増える=以下同文。
昇圧ホルモンAIIの働きをブロックしよう!と登場したのが、ARBとACEなのだった。
ARBはアンジオテンシン受容体ブロッカーの略。英語ではsartansと呼ばれることもある。みんな名前に「サルタン」 と付くからね。こいつらはAIIに形が似ていて、AIIがくっつくべき受容体(より正確にはタイプ1受容体)にくっついてAIIがくっつけなくする=アルドステロンやバソプレッシンが分泌されない=血圧があがらなくなる。
製品名でいうと、ニューロタン(ロサルタン)、ブロプレス(カンデサルタン)、ミカルディス(テルミサルタン)、ディオバン(バルサルタン)、オルメテック(オルメサルタン)、アバプロ(イルベサルタン)あたりが有名どころかな。割と最近出てきた薬なので高い。ジェネリック薬がそろそろ出てきているものもまだないものもある。
2013年から2014年にかけて騒がれていたのがディオバンだったのだが。さっぱり皆さん忘れましたね(笑)。ディオバンは今でも人気だよ。あの騒ぎももともと、誇大広告しようとしただけで、効かなかったというわけじゃないから、お飲みの方もご安心下されませ。
まずARB、次にACEについて書くつもりだが、まずRASから始めないとね。
・・・何でそんなに三文字略語なんだよう。略語のままだと覚えにくいけど、一個一個何の略だか覚えれば怖くない。別にスペリングを試験されるわけじゃないしさ。
RASは「レニン-アンジオテンシン系」の略。アルドステロンも入れてRAASと言われることもある。
最初に見つかったのはレニンだった。renはラテン語で腎臓を指す。腎臓から分泌されるのでreninという名前をまずは付けたんだと思う。そいつが分泌されると血圧が上がる。こいつが原因だ!と思いきや。
そうじゃなかった。レニンはアンジオテンシノーゲン(=アンジオテンシンの元)を分解してアンジオテンシンに変換する。この変換によって血圧が上がる。アンジオテンシンこそが昇圧物質だ、ということで、「血圧」を意味する「テンシン」(→テンション)と命名されたんだと思う。
ところが、レニンが作ったアンジオテンシンは、正確にはアンジオテンシンⅠ(AI)で、このままでは血圧が上がらない。これを更に変換する酵素がいて、アンジオテンシンⅡ(AII)という形になってようやく血圧が上がるのだった。
どうやって?AII自体にも血管収縮作用(前回書いたようにカルシウムイオンを細胞内に入れやすくする)があるんだけど、それよりもアルドステロンを分泌させることで腎臓でのナトリウム再吸収を促進させる。普通は過剰なナトリウムは排泄されるんだけど、それを体に戻すわけだ。すると体がしょっぱくなる・・・わけではなくて、しょっぱくならないように水分が増える=血液が増える=血圧が高くなる。
もうひとつは、バソプレッシン(抗利尿ホルモンADH)を分泌させることで、水分が尿として出て行きにくくする=水分が増える=以下同文。
昇圧ホルモンAIIの働きをブロックしよう!と登場したのが、ARBとACEなのだった。
ARBはアンジオテンシン受容体ブロッカーの略。英語ではsartansと呼ばれることもある。みんな名前に「サルタン」 と付くからね。こいつらはAIIに形が似ていて、AIIがくっつくべき受容体(より正確にはタイプ1受容体)にくっついてAIIがくっつけなくする=アルドステロンやバソプレッシンが分泌されない=血圧があがらなくなる。
製品名でいうと、ニューロタン(ロサルタン)、ブロプレス(カンデサルタン)、ミカルディス(テルミサルタン)、ディオバン(バルサルタン)、オルメテック(オルメサルタン)、アバプロ(イルベサルタン)あたりが有名どころかな。割と最近出てきた薬なので高い。ジェネリック薬がそろそろ出てきているものもまだないものもある。
2013年から2014年にかけて騒がれていたのがディオバンだったのだが。さっぱり皆さん忘れましたね(笑)。ディオバンは今でも人気だよ。あの騒ぎももともと、誇大広告しようとしただけで、効かなかったというわけじゃないから、お飲みの方もご安心下されませ。
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