タルトって洋菓子では?と思う方もいるかもですね。洋菓子のタルトではなく、和菓子のタルト。「一六タルト」という呼び方が有名、と思ってましたが、これって商品名だったのね。
(2017/06/06付記)
2015年版で洋菓子のタルトも収載され、和菓子のタルトは「タルト(和菓子)」と項目名変更されました。食品成分表の定義は、「柚子(ゆず)の香りのするあんをカステラ生地で巻いたもの(あんロールカステラ)である。愛媛県の郷土菓子であり、洋菓子のタルトとは異なる」。なんで郷土菓子を収載するかね。いいけど。
四国銘菓の印象はあったのだが、高知のお菓子だと思っていた。ごめん。一六タルトの一六本舗は愛媛県松山にあるのだそうで。松山行ったことあるんだけどなー?坊ちゃん団子は覚えているのだが、これは覚えていないです。高知だと思ったのは多分、柚子=高知という思い込みからだと思う。ふんわりと柚子の香りがする餡が上品な雰囲気なのだった。
wikiには「愛媛県外では一六タルトの名称でよばれる」と書いてあるので、愛媛県内では一六タルトとは呼ばれてないらしい。商品名なのに。何て呼ばれているんだろう?単にタルト?愛媛県には洋菓子のタルトは存在しないのだろうか。
ちなみに、これは新橋の瀬戸内アンテナショップで購入しました。 棹の一六タルトはデパートでも買えるんだけど、一切れだけ買える場所は多くないのだった。瀬戸内アンテナショップでは、「タルト」のキャラクターグッズが売っていました。ゆるキャラではない、とここに書いてあるが・・・何なんだろう。まいっか。
和菓子のタルトは、見ればわかると思うけど、餡子をカステラ生地で巻いたもの。長崎で異人さんから作り方を教わって松山に持って帰ってきた・・・佐賀銘菓丸ぼうろの時にも同じような話だったな。何で長崎銘菓にはならなかったのか?異人さんが教えてくれた時点では餡子が入っていた筈はなく、最初はジャム=スイスロールのようなものだったそうだ。ジャムを作るのは大変(砂糖が大量に必要)なので長崎には根付かず、でも松山で苦し紛れに柚子入餡子をジャムの代わりにしたことで道が開けたのかもね。
wikiにも書いてあるけど、最近は近所のスーパーでも「あわしま堂」のタルトを見掛けます。あわしま堂てのも愛媛の会社なんだね。知らなかった。山崎パンの仲間かと思ってた。でも以前はタルト(一六タルト)は四国土産としてしか食べないお菓子だった。ま、四国地方では普段のお菓子なのかもしれないけど・・・どうなんだろ?棹で買うと食べるの大変な気がするんだけどな。羊羹程日持ちしないだろうし。
食品成分表上ちょっと面白いのは、「皮2:あん1」と書いてあること。比率的にはそれくらいだろうけど、「皮」とは言わないんじゃないか?おまんじゅうじゃないんだからさ。
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