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2014年1月14日

きんつば(食品番号:15016)

きんつばは餡子に薄ーく小麦粉をまぶして焼いたお菓子。

 「きんつば」を漢字で書くと「金鍔」なのを知っているのは、お気に入り金鍔=榮太樓 名代金鍔の説明文にそう書いてあるからだな、たぶん。「鍔」と言う感じは難しいから、普通は「金つば」と書くのだろうと思って「金つば」でwikiを検索したら「このページで『金つば』を作成する」と言われてびっくり。えーっ。一般的な和菓子じゃないんですかー。びっくりしながら「金鍔」で引いてみたら、ちゃんとページがあった。ああ驚いた・・・

榮太樓の名代金鍔
榮太樓の名代金鍔。きんつばは、アンコに小麦粉生地をうすーくまぶして焼くもので、AJ実家では本を見ながらホットプレートで作ってみたことがあります。その時のは四角い形でした。wikiにも書いてあるけど、お店でも四角い金鍔が多い。全部の面を焼かないといけないので、四角い方が側面を焼きやすいのよね。ホットプレートの場合は、丸いと回転しながら焼くことになって無理!でした。

金鍔の「鍔」は刀の鍔から取られていて、だから円柱形がオリジナルに近い。金鍔の「金」は、金時の金で小豆のことだろ、と思っていたのですが。。。どうも元々は「剣鍔」だったのを、縁起がいいから「金鍔」にして、さらに丸から四角にしてしまったらしい。wikiには「剣鍔文様付き円形きんつば」のページもある。なるほどー。確かに丸い以外の所もに似てる。

金鍔はほとんどが餡子なので、餡子の味が命(そりゃそうだ)。でも甘すぎても甘くなさすぎても美味しくなくなるので、結構難しい。作り方が簡単な割に金つば専門店が多いのは、そういう理由によるものではないか。

(以下 2017/8/23追記)
AJ実家で作れた位だから簡単だと思ったんだけどね。

食品成分表の定義は「小麦粉に砂糖を加え、水を加えてこねた生地でつぶしあんを包み、平鍋で両面及び側面を焼き上げたもの(包みきんつば)と、あんに水どきした小麦粉をつけて焼き上げたもの(衣掛けきんつば、角きんつば)がある。あんは、小豆つぶしあん、こしあん、白いんげんあん、さつまいもあん等がある」。
AJ実家で作ったのは水どきした小麦粉を付けて・・・の方。これなら難しくない。でも本来の作り方は、「生地でつぶしあんを包み」の包み金鍔の方なのだそうだ。
「家庭でできる和洋菓子」でも、「粉のお団子でうすくうすく包み」が昔ながらのきんつばだけど、家庭で作るには難しいので、と衣掛けきんつばの作り方が書いてある。

榮太樓の金鍔はさすがに「昔ながら」の方。「小指の先ほどの小麦粉生地で箔のように薄く包む」だって。おみそれしました・・・


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