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2012年7月29日

ロンドンオリンピック開幕

始まりましたロンドン五輪。

開会式フリークの私は、早朝眠い目をこすりながら見ましたよ開会式。開会式を見たら満足してしまって、その後の競技はサッパリ見てないんだけど(笑)。

総評:2008北京を超えるのは難しいだろうと思ったけど、やっぱり越えられはしなかったと思うなー。予算も人海戦術面でも中国に勝つのは無理だよね。でも、イギリスって自分で自分のことをこう思っている(こう思って欲しい)んだ、と言うのを確認する意味では面白かった。
演出もイギリス風というか、誰にでもわかるというより、わかる人にはわかってくすっと笑える、というところを狙っていたと思う。小道具が次の場面の伏線になっていたのも良くできている。

一番びっくりしたこと:wwwの創始者がイギリス人だということ。えーっ!と思わず声が出てしまったくらいびっくりした(失礼な)。インターネット同様、アメリカの発明だと思ってました。そうなんだーと思ってwikiを確認してもっとびっくりしたのは、wwwの元が出来たのは1990年と書いてあること。 えええええっ!!1995年頃には当たり前に使っていたような・・・気がするんだけど・・・20年ちょっと前にはなかったものなのか。いやー技術の進歩って恐ろしい。

一番納得したこと:「鐘」と「緑の丘」がイギリスの象徴なんだな、っていうこと。「鐘」はイギリス国教だよね。丘は芝生ではなく、畑でもなく、雑草が混ざるように作られていたのがいかにもイギリスらしい。ロンドンから1時間も車で行くと、確かにあんな感じの丘が続く。あまり豊かではない牧草地な風景。ま、畑(水田含む)が豊かで、牧草地は豊かではない、というのは日本人の偏見かもしれないけど。

イギリスは日本と同様、海に囲まれた島なのに、あんまり海な感じしないんだよね。産業革命の後に艦隊かクリッパーが出るかと思ったらそれすら出なかった。戦争とか植民地とかに繋がってしまうので、オリンピックみたいな場所では言いにくいものなのかもだけど。アテネもシドニーもバルセロナももっと全然海っぽかったと思う。ロンドンは港町とは言えないからなのかな。

一番「キター」と思ったこと:イギリス=ファンタジーの幕で、ピーターパンとかハリポタとかアリスとか出てくる中、最後に子供たちを救ったのは蝙蝠傘を片手に降りてきたメアリー・ポピンズだったこと。イギリス人もメアリー・ポピンズ好きなんだー、と思った。 でも、メアリー・ポピンズは悪と戦うキャラクターじゃないんだけど。また、登場の仕方も空から降りてくるだけだったのが惜しい。やっぱりメアリー・ポピンズは風にのって来るべきでしょ。悪役いないけど、くまのプーさんも見たかったな。

一番感心したこと:2008北京ではCG花火が非難の的になったが、今回は「バーチャル」を意図的に使ったSNS風の演出があったこと。もう何年も前から、会場にいても画面を見ないと意味が分からないだろう演出が増えてはいますが、今回はその最たるものではあるなー。どうせ画面を通してみるのに「リアル」と「バーチャル」にどれだけの意味があるだろう。面白いならバーチャルでもいいのでは、と思ってしまうよなー。

一番笑ったこと:運ばれてきた聖火が会場内で「7人の若者」に分けられて、えー?ここから7人に分けてどうするんだ?と思っていたら、結局7人で点火したこと。見ていた時点ではどんどん火が増えたから、最後に中央の一つから誰かが本物の聖火に点火するのか?と思ってたら、たくさんの火が一つになって終わってしまった。
何で7人で点火??複数人にするとしたら普通は2012=12人か五輪=5人でしょ?五輪=五大陸ではイギリス(ていうかブリテン島)が入らないから7人?でもブリテン島は9位なので7人では入らないよ。何でだろう?と思っていたのだが、最終聖火ランナーの賭けをしていたブックメーカー各社が、予測不可能として掛け金を返すことにした、というニュースを聞いて、あーそれでかと笑ってしまいました。
 

一番寂しかったこと:ポール年を取ったなぁ(みんな年は取るんだけど)。声もだいぶ変わっちゃったなぁ。途中で若者バンドがComeTogetherを歌っていたので、なんだポール来ないのかと思っていました。トリだったのね。ジョンが生きていたら来たのかなぁ。来なかったかもなぁ。最後はヘイ・ジュードってのも何だかなぁ。サビ部分だけなら誰でも歌える歌ではあるけど、All you need is loveの方がハマると思うな。でもジョンがいたらImagineを歌って欲しいかも・・・Imagineじゃアメリカぽいかな。

入場行進時のユニフォーム ベスト3/ワースト3:
ベスト1位:ブルガリアの夏ジャケット。カッコいい。欲しいかも。でも着る場所限られるんだよね。
ベスト2位:メキシコ。カラフルだけど何だかメキシコな感じ。似合っている。
ベスト3位:ベルギー。女性陣の国旗色ミニワンピがカワイイ。欲しくはないけど。ミニワンピは他にもいくつかあったけど、短すぎるとレースクイーンみたいになっちゃうのよね。


ワースト3位:ドイツ。男性は水色、女性はピンク。幼稚園生みたいな色。
ワースト2位:アメリカ。変なベレー帽。上着がダブルジャケットだからか何だか海軍ぽくない?あまり似合っている人がいない
ワースト1位:イギリス。白地に金の飾り付きジャージー。変に派手。どうみても安上がり。開催国なのにー。発祥の地なんだから背広くらい作れよー。

その他:
・コロンビアの探検家風ルックカワイイ。オマーンの一人参加女子選手のドレスゴージャス。

・サンマリノは、女性陣が無駄に大きいハンドバッグを持っていた。あれは何だろう?売り込み?
・セルビアの赤いセーターは丈が短すぎる。ポーランドは白スーツに靴が赤くて唐突だ。
・オランダのチューリップ飾りは大きすぎる。ニュージーランドは半袖のポロで寒そう。

日本は白+赤のいつものパターンだけど、今回はそう悪くないと思った。赤の選び方が良かったかね。ネクタイを止めたのも良かったかも。白+赤は中国とカ ブってしまったが、中国のはネクタイに黄色が入っていることもあってちょっと・・・スペインも赤+黄が派手すぎで似合ってない。ブラジルの緑+黄もあまり似合うと思わなかったなー。

 一番不満だったこと:音のバランスが悪すぎ。ミキサーが悪いのか放送設備なのかわかんないけど、目立つべきボーカルよりバンドの方が強かったりして、全くイギリス人はメカ苦手なんだからよ、とぶつぶつ言っていたAJでした。

以上、2012ロンドンオリンピック開会式からでした。

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